岡部宏之のレビュー一覧
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「ゲームオブスローンズ」原作。次シーズン待ちの気晴らしに読んでみた。
ロマンシングサガ的に、章ごとにメインで心情や視点が表現される主要人物が切り替わっていくのはドラマと同じく、というか、ドラマが原作の構成を再現している。
ドラマは筋書きや建物、風土は原作通りで、壁や城の細部など描写にないところもしっかり映像化しててリアリティ持たせてるのはすごい。(下巻開いたら“月の扉”は全然別もんになってた。)
年齢や外見、性格、服装など人物については原作と違うとこ多数。時間の流れが早いのかな。
地図とそれぞれの家の紹介とターガリエン王朝年表は役に立つ。 -
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ネタバレ剣嵐の大地の文庫、中。
前巻があまり動きがなくて飽き気味だったけれど、この巻はなかなか面白かった。間に読んだベルガリアード物語が思いの外ぬるくて退屈だったので、七王国の冷徹なストーリー展開が恋しかったのも一因かと。
相変わらずストーリーと登場人物がこみいっていて、あらすじは追えないので、気になったところの覚書。
注目のサンサ結婚。この組み合わせは結構いいな!と思って楽しみにしていたのに、当人にとってはそうでもないらしい。残念。サンサいい子だし頭からっぽって訳ではないけど、少女趣味のロマンチックな理想に引きずられていることも多くてもどかしい。
デナーリスは戦になると生まれもっての女王の才能を -
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ネタバレ再読したが、恐ろしいほど覚えておらず新鮮な気持ちで読めた。1章は、前書の続編で登場人物もほぼ同じまま、ミュールによる第二ファウンデーションの探索とその結果を描いている。2章は、第二ファウンデーションによる心理学的な支配を危惧する第一ファウンデーションによる探索を描いている。アシモフらしくどんでん返しがある訳だが、なんと精神を操られて全てのことが第二ファウンデーションの手のひらで転がされていた!っていうのはご都合主義的やしないかと感じた.続編発表まで、長い時間かかったのはアシモフもご都合主義の塊のような第二ファウンデーションの扱いに苦労したからではと邪推した.
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ネタバレ10年ぶりくらいの再読
アシモフらしくミステリとして読むことができ読みやすい。
第一部は,負けるはずのないファウンデーションの絶体絶命のピンチがどのように回避されるかというハウダニット。ベルリオーズが好感の持てる人物だけに哀れ。
第二部は,セルダンプランを脅かすミュールというミュータントの正体を巡るフーダニット。訳者あとがきにあるように,若き日のコンプレックス,感情操作という点でミュールはヒトラーを下敷きにしていると思われるが,ミュールは平和的な統治を進めているように読める。この状況で,トランやベイタたちがセルダンプランを盲信し,ミュールの登場がより良い道ではないかと疑問を抱かないところに -
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ネタバレ・第一部 ミュールによる探索
第一ファウンデーションを降伏させたミュールは、自らの銀河帝国設立の妨げとなるであろう第二ファウンデーションの探索を開始した。ミュールによって精神をコントロールされたハン・プリッチャー大尉とコントロールを受けていないベイル・チャニスが探索の任を受けた。チャニスは第二ファウンデーションの場所をタゼンダという星だと推理し、そこへ向かう。タゼンダ近くのロッセムという星で調査を開始したが、そこでプリッチャーはチャニスが第二ファウンデーションのスパイだとして逮捕しようとした。しかし、チャニスはプリッチャーが第二ファウンデーションによって干渉を受けていると言った。そこにミュール -
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ネタバレ『ミュールによる探索』
第二ファウンデーションの場所を探すミュール。ミュール配下の将軍プリッチャーとチャニスの探索。惑星ロッセンでプリッチャーが第二ファウンデーションの干渉を受けていると話すチャニス。二人の前に現れたミュール。第二ファウンデーションの第一発言者の登場。精神制御戦。
『ファウンデーションによる探索』
ミュールの死後独立を果たしたファウンデーション。第二ファウンデーションに対する反感。第二ファウンデーションの場所を特定する為に反対派のダレルがカルガンへ送ったホマー・マン。彼に勝手に着いていってしまったダレルの娘アーカディア。カルガンの第一市民ステッティン卿の野望。銀河帝国の皇帝に -
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ネタバレ全銀河はトランターを首都とする銀河帝国に支配されていた。ハリ・セルダンは心理歴史学の研究の結果、銀河帝国の衰退とそれに続く暗黒時代を予言した。帝国側から危険思想として裁判にかけられたハリ・セルダンは多くの研究者を伴って銀河百科事典の編纂を目的に銀河の辺境の星ターミナスに追放された。
各章ごとに主人公を替えながらハリ・セルダンが創ったターミナスの組織、ファウンデーションがいかに危機を乗り越え発展していくかが描かれる。
・第一部 心理歴史学者
ガール・ドーニックがハリ・セルダンに出会い共にターミナスへ追放される。ファウンデーションの始まり。
・第二部 百科事典編纂者
ファウンデーションが創ら -
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1万と2千年続いた銀河帝国の衰退期、膨大な集団の行動を予測する心理歴史学者ハリ・セルダンは、銀河帝国の滅亡から続く三万年の暗黒時代を1千年に圧縮するため、ファウンデーションを建立。ファウンデーションはセルダンが予測するプランに従い、その勢力を着実に拡大していく。セルダンすらも予測できなかった突然変異体ミュールの出現により、ファウンデーションは一度打ち破られるが、セルダンが設立したもうひとつのファウンデーション(第二ファウンデーション)の活躍により、危機は回避される。しかし、今度はセルダンプランを影から操る第二ファウンデーションに対し、ファウンデーションが牙を向けることになり…
ここまでは、19 -
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毎度あっと読者をあっと驚かせてくれるグレッグ・ベアの作品。 今回はなんと、木星の衛星が突然消滅するところから物語が始まる 。 それと同時に世界各地で異常気象が観測され、なんとエイリアンが「地球は滅亡する。自分たちはそうやって滅亡させられた惑星から来た」と告げ、地球滅亡へのカウントダウンが始まる。
じっくりと、エイリアンや異常気象についての描写が続き、いったい地球はどうなるのだろう、と最後までページをめくらせる力はさすが。
登場人物ひとりひとりの描き方も丁寧だし、専門用語が沢山出てくるがそれも難しいと感じさせない話の面白さ。
何より、地球が滅亡する話は他にもあるように思うが、こうやって破壊され -
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