【感想・ネタバレ】天空の劫火 下のレビュー

あらすじ

デスバレーで収容されたエイリアンは、冷酷な事実を告げた。新火山が実は邪悪な異星種族の手になる惑星破壊機械であり、今や地球がその標的にされているというのだ!その言葉を裏づけるように世界各地に同様の物体が飛来したばかりか、太平洋には途方もない質量の物体が落下し、海面の急激な低下と水温上昇、大気中の酸素量の危険なまでの増加といった異常現象がたてつづけに発生した。破滅へのカウントダウンがついに始まったのだろうか?現代SFの最前線に立つベアが豊富な科学的アイデアと壮大無比のスケールで放つSFスペクタル。

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Posted by ブクログ

前同
表紙   6点加藤 直之
展開   5点1987年著作
文章   6点
内容 634点
合計 651点

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2016年06月19日

Posted by ブクログ

天文学者のもとに「エウロパが消えた」連絡がくる場面から物語がはじまる。地球破壊ものの中ではおそらく五指に入るリアルさ。「天界の殺戮」の前作。人間の文明を嘲笑うかのように何重にも張られた欺瞞。刻々と迫る消滅へのカウントダウン。
本作を読んで思うのは…。
一昔前の著名な科学者が「銀河旅行をするほどテクノロジーを進化させた文明が侵略目的であるわけがない」と公言していたこと。なぜそこまで楽観的になれたのか。テクノロジーとモラルが正比例しないことは、人間自身の歴史が証明していないか?
「天空の劫火」グレッグ·ベア
#読書好きな人と繋がりたい

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SF。下巻。
上巻のワクワク感から比べると、下巻はトーンダウン。
ほぼほぼ終末を迎えるだけという内容。
ハリーの物語やクモ型の機械、終末のビジョンなど、面白い部分はあるのですが、少し冗長か。クロッカーマン登場させなくて良くない?
上下巻を400ページくらいで一冊にまとめていたほうが好みです。
エピローグは続きが気になる感じで、続編に期待が持てる。

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2019年12月19日

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