岡部宏之のレビュー一覧

  • ファウンデーションの彼方へ 上

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    ファウンデーションシリーズの中で一番面白い。
    キャラクターが一人一人個性が溢れ、その一人一人に思想があり、本の終わりに行くに従って重なり収束していくのがとても良い。
    この主人公が次の「ファウンデーションと地球」に続くけれど、そうならざるをえないですね。

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    2020年08月16日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)

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    海外の人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。ドラマは一切観ておらず、全くの事前情報もなしに読み進めた本書。
    上下巻で合計1400頁を超える紙面を読み尽くして得られた感想は、これ、ようやく物語が始まったんだ…という驚きです笑
    続巻が出ているのは知っていたのですが、まさか結末らしい結末もなく終わるとは予想だにしていなかったですし、これだけ読んで漸く物語の背景が出揃ったような作品は初めてだったので、今までにない衝撃を味わいました。知っていればそうはならなかったのでしょうが。。笑

    しかし、さすが人気作品なだけあって、この長い頁をグイグイと読ませるストーリーテラーは流石の一言。群像劇として、テンポよく視点を変えて話を進めるのが読みやすい点のひとつかも。

    さてさて、続きを読みたいのですが、続巻も相変わらずなボリュームなのでちょっと手に取りづらいのですが、登場人物(これがまた果てしなく多い!!)を忘れないうちに読もうと思います。

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    2020年06月07日
  • 第二ファウンデーション

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    ファウンデーションシリーズの中で今のところ一番読みやすく、わかりやすい作品。
    「シリーズ」としてる為に全て話が繋がっているのだけど、前作の疑問が一章で解決され、二章では逆転に次ぐ逆転の冒険譚が語られるので飽きる事なく読み進められた。
    根底にあるセルダン・ブランが最終的にどのようになるのかはまだ掴めないが、それを信じてる人の力の流れを最終目標に誘うまでセルダンは考えているだろうというのは分かっているけど、具体的にどうなるのかはこれからの楽しみ。

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    2020年05月29日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)

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    指輪物語に通じる壮大さ。いろんな世界の物語が紡がれていてワクワクする。登場人物の名前を覚えるのが大変なのが難点だが…

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    2020年04月26日
  • ファウンデーション

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    スペースオペラが“スーパーマン”とすると、このシリーズは“バットマン”の面白さ。とっておきの超能力とかスーパー兵器で完勝するのではなく、相手に欲しがっているモノを与え“勝った(あるいは買った)”と思わせて支配する。銀河系の辺境でトランターに替わり次の文明の中心と成るべく予定されたターミナスを選んだのはチェン(実質)皇帝自身と思わせて実はハリ・セルダンだった!/「千兆の人類のうち、百年後に生きている者は一人もいるまい」医学の進歩も限界があるようだ。
    「自らは見ることはできない」未来のためにハリ·セルダンが何を犠牲にしたかは、遺作『ファウンデーションの誕生』で描かれる。
     百年後、原子力をもたないアナクレオンが生意気にも恒星系間帝国を自認…

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    2020年02月22日
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(下)

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    もろもろ登場人物が増えてきて、なかなかに複雑だけど、読んでると、あ、これあの時ああしたあいつだとかわかるのは、一人一人の物語がきちんと成立しているからだろう。しかしこんな壮大な物語を構築できるなんて、作家はやっぱり常人ではないと思い知らされる。さて、次は第三部だ。

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    2019年12月21日
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(上)

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    第二部も面白い。こんなに登場人物出てきて複雑なのに面白いってなんだ?ティリオンが一番まともに思える登場人物の曲者ぶりがたまらない。さて、下巻。

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    2019年12月11日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(下)

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    哀しさを通り越して笑っちゃうくらいの思い通りのいかなさに、休日一気読みしてしまった。盛大に大風呂敷を敷き詰めて、さて次はどうなるのか。

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    2019年11月25日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)

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    ダークファンタジー的な世界観だけど、魔術やらドラゴンやらは実際には出てこない(それは劇中の伝説の世界のもの)。だから、純粋に魑魅魍魎入り乱れる政争絵巻が楽しめる。

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    2019年11月23日
  • ファウンデーション

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    ついに読み始めてしまった。心理歴史学という(架空の)学問をもとにハリ・セルダンにより緻密に予測された、銀河帝国の衰亡と再興が時間軸に沿って語られていく。本作は、セルダンらによって銀河百科事典を編纂するという名目で、惑星ターミナスにファウンデーション設立されてから幾度かの危機をその時々の指導者たちが乗り越えて行くというストーリー。まだほんの序章しか語られていない。

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    2019年10月18日
  • ファウンデーション対帝国

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    単純な性格の私。ミュールの正体が明かされた時には素直に驚いた。その能力については、いささか都合が良すぎる感じがしないではないけど、セルダン・プランの歪に生じたこの人物の今後の展開は気になるところ。そしてエブリング・ミスが突き止めたであろう、第二ファウンデーションの謎は次巻へ。

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    2019年10月18日
  • 第二ファウンデーション

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    盛り沢山の三作目だった。ミュールと第二ファウンデーションの対決から始まり、アーカディアの大冒険へ。急にジュブナイルになっちゃった?と思わせといて、終盤はまたシリアスな展開に。二転三転のどんでん返し(?)の末、ついに第二ファウンデーションの秘密が明かされる。そしてラストで思わず嘆息。ひとまずこれで三部作は読み終わり。続編もいつか読みたい。

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    2019年10月18日
  • 剣嵐の大地(下)

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    ジョフリーの死がサンサやティリオンのピンチを招く。
    サンサはライサの下に嫁ぐが、ライサの偏執な性格に恐れをなす。しかし、リトルフィンガー ピーターがライサを殺害。どうなるライサ。ピーターの魔の手がサンサに?
    ピーターの野望は?

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    2019年03月27日
  • 剣嵐の大地(中)

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    ロブとキャトリンがとうとう。
    ロブの恋が仇となってしまったのか。それとも、そもそもこの恋がラニスター家の陰謀だとしたら。
    恐ろしい。
    しかし、ロブが戦場以外の場で危うい感は出していたので、半分納得感がする。

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    2019年03月20日
  • 剣嵐の大地(上)

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    サンサがティリオンと結婚。
    一番ましな人物と結婚できたのでホッと一安心。
    ジョンは仲間の元に帰れるのか?

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    2019年03月20日
  • ファウンデーション

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    SFの名作との評判を目にしたので、読んでみたもの。

    政治的な話を軸に話が進み、確かに面白い。

    本書では、ハリ・セルダン、サルヴァー・ハーディン、ホバー・マロウといった人物を中心に描かれる。

    この先、広大な歴史が続くようだが、このまま進むべきか、
    それとも、三部作だけでも読むべきか・・・

    迷う。

    [more]
    (目次)
    第1部 心理歴史学者
    第2部 百科事典編纂者
    第3部 市長
    第4部 貿易商人
    第5部 豪商

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    2018年10月12日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(下)

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    上巻で人物を覚えて、物語の展開を少しは楽しめたかなと思います。ただ、ドラマもそうであるように、この上下巻は序章に過ぎず、これからまだまだ物語が動いていくところのようです。
    解説にもありましたが、一言で言ってしまえば、戦国×ファンタジーの物語なんですね。
    ドラマの残虐シーンに耐えられず読み始めたわけですが、油断するとよく分からなくなるので、やっぱり映像で見たいかなあとも思います。

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    2018年05月22日
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)

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    「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。

    ドラマが意外と原作に忠実なのに驚いた。世界観の設定がより細かく理解できて面白い!

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    2018年04月14日
  • ファウンデーション対帝国

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    ネタバレ

    心理歴史学者ハリ・セルダンの壮大な計画に基づき惑星ターミナスにファウンデーションが設立されて200年、滅びつつある銀河帝国そのものが遂にファウンデーションの存在を知り、攻撃を開始する。攻撃を指揮するのは、帝国の若く優秀な将軍ベル・リオーズ。優秀であるが故に帝国中枢からも煙たがられるほどの逸材であるベル・リオーズの進撃に対峙するファウンデーションは、セルダン計画に守られて繁栄が約束されているとの慢心の下、その指導層は腐敗しかつての勢いを失っていた。設立依頼最大の危機を迎えるファウンデーション、風雲急を告げる情勢は如何に!?

    前作では古い勢力をその機智と科学力でばったばったと薙ぎ倒し、痛快な勝ちっぷりを見せてくれたファウンデーションは、この2作目では繁栄の上にあぐらをかいてすっかり停滞しています。そんなファウンデーションに牙を剥く2種類の敵、帝国将軍ベル・リオーズと闘う前半と、正体不明の敵「ザ・ミュール」が登場する後半の2部作となっています。

    前半の「ベル・リオーズ編」は、若くて有能で鼻持ちならない、そんなところが魅力的なベル・リオーズが圧倒的な存在感で、ファウンデーション側を代表する登場人物ももちろんいるんですがかなり影が薄いです(^_^;でもまぁ結局はファウンデーションが逃げ切るんですが、この過程である登場人物が語った「ベル・リオーズの負けをセルダンが予測できた理由」が印象的でした。曰く、「強い皇帝と強い将軍」が同時に出た時だけファウンデーションは危機を迎える。何故なら、「弱い皇帝と強い将軍」の組み合わせなら、将軍の征服欲の矛先は皇帝に向かうから。でも、「強い皇帝と強い将軍」の組み合わせは、将軍が外宇宙への征服に燃えるものの、そんな将軍の存在を疎ましく思う皇帝がいずれ将軍を倒す、だからファウンデーションは安心だ、と。この下りには痺れましたね。ファウンデーション・シリーズが、「ただのドンパチ宇宙戦争もの」ではないということを端的に示す場面だと思います。

    後半の「ミュール編」では、精神感能力を持つミュータント・ミュールの進撃が描かれます。数多くの人間集団の動きを予測する数学手法である心理歴史学は、ミュールのような特異な一個人の動きを予測に組み込むことは出来ず、セルダン計画に守られてきたファウンデーションは、遂に陥落。ファウンデーションの人々が正にセルダン廟でホログラムによる予言を聞いていたその時に、ミュールによるターミナス侵攻が開始される、この絶望感と緊迫感。
    個人の動きを予測できない心理歴史学が負けた、ように思える展開ですが、でもこのシーンにおいて、セルダン(のホログラム)は、その時点でのファウンデーションの政権中枢が腐敗して反体制派が台頭してきていることをちゃんと言い当てているんですよね。ミュールが登場しようがしまいが、ファウンデーションは内乱の危機を迎える・・・自ら作り上げたファウンデーションの停滞と衰退(そして、それを乗り越えたところにある新たな希望)を、冷徹に計算しているセルダンの叡智。

    前半・後半ともに鴨がしみじみ感じたのは、面白うてやがて悲しき人間の性、とでもいったらいいのでしょうか。
    人間ってバカだよなー、やることなすこと巧くいかないよなー、でもだから面白いんだよなー。と思いつつ、セルダン博士やアシモフと一緒にこの壮大な歴史絵巻を紐解いて楽しむ感じ。文系でも楽しめるSF作品の最右翼と言えるんじゃないでしょうか。第3巻も楽しみです!

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    2018年04月01日
  • ファウンデーション

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    やっぱアシモフはいい!ストーリーテラーとして人類史上ベスト5くらいには入るのではなかろうか。
    長さを感じさせないし、これから続くであろう物語への期待が膨らむ。

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    2017年05月13日