岡部宏之のレビュー一覧

  • ファウンデーション
    昔のSF
    心理歴史学者が銀河帝国の滅亡を予言することから始まる。
    ハリ・セルダンの先見の明がすごい。
    人と時がどんどん変わっていく、昔の翻訳だからかなー、少し読みづらかった。
    心理歴史学の内容がおもしろかった。実際にこんな学問があったらおもしろいのに!
  • ファウンデーション対帝国
    ファウンデーションを読んでいてもわかりにくい内容だが、ラスト三章で急速に収束する話作りはさすが。
    鋼鉄都市シリーズを読んだ人なら繋がるであろう能力、この後どうなるのか。
    それにしても登場人物が多いのは本当大変…
  • 天界の殺戮 下
    『天空の劫火』続編。
    前作とは雰囲気が大きく変わり、スペースオペラ、戦争SF。
    物語のスケールは大きいが、登場人物の内面や人間関係を書き込んでいる点が、良くも悪くも特徴的。
    ブラザー達のキャラクターが好き。
    壮大な物語のわりには、意外とあっさり終わってしまった印象はある。
    前作と今作、どちらも上下巻...続きを読む
  • ファウンデーション
    とにかく読みにくい。
    登場人物がちょくちょく変わり、星間政治的背景がこれでもかと押し出されるために内容を理解するのにとても時間がかかりました。
    鋼鉄都市から入った人(私ですが)には正直キツい。
    銀河興亡史というタイトルがつくだけあって、ただひたすらに歴史をかいつまんで説明してるのだと思います。
    宗教...続きを読む
  • 天界の殺戮 上
    SF。『天空の劫火』の続編。
    前半は特に、『エンダーのゲーム』っぽい。
    ちょっと冗長だけど、一部のラストや、二部は盛り上がってきた感じ。
    下巻にも期待。
  • 天空の劫火 下
    SF。下巻。
    上巻のワクワク感から比べると、下巻はトーンダウン。
    ほぼほぼ終末を迎えるだけという内容。
    ハリーの物語やクモ型の機械、終末のビジョンなど、面白い部分はあるのですが、少し冗長か。クロッカーマン登場させなくて良くない?
    上下巻を400ページくらいで一冊にまとめていたほうが好みです。
    エピロ...続きを読む
  • ファウンデーション
    アシモフ 銀河帝国興亡史 1 ファウンデーション
    表紙 生頼範義

    ローマ帝国衰亡史のような 壮大さを持つ 知的SF。経済学、社会学、政治論、国家論を盛り込んでいる

    戦争史や英雄伝ではなく、政治外交、宗教、貿易による帝国支配史

    「ファウンデーションはルネッサンスの種子であり、第二銀河帝国の未来...続きを読む
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(上)
    これ、ほんと登場人物みんながくたびれてるし何かに怯えてるし、この後どうなっていくのか全く読めない話。

    そして主要人物でもあっさり死んでいくので、ほんと、そういう意味でリアル。
    どの登場人物も前巻よりもよりその人の性質が強く描かれるようになって深みがました。
    ティリオンのキャラがとても興味深いし、ス...続きを読む
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)
    GAME OF THRONEの原作、場面転換が多過ぎてちょっと読み辛い。
    細切れなので読み終えるのに1年以上かかった様な気がする。

    でも映像になるとちょうどいいんだよね、著者は最初から意識していたんだろうか?
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)
    面白いって思えるパートと、誰この人?と思ってよく分からん!というパートが入り乱れて、自分の読み込み力不足を感じる。読み込み力が試される小説って、、、
    というわけで、やたらとたくさんの登場人物が出てきて、主要人物はどういう立場で、どんなキャラかが分かりますが、上巻はそれで精一杯だった感じ。下巻にも果敢...続きを読む
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)
    ウェスタロス大陸の七王国は、長い夏が終わり、冬を迎えようとしていた。狂王エイリスを倒し、ターガリエン家から〈鉄の玉座〉を奪って以来、バラシオン家、ラニスター家、スターク家ら王国の貴族は、不安定な休戦状態を保ってきた。だが、ロバート王がエダード・スタークを強大な権力を持つ〈王の手〉に任命してから、状況...続きを読む
  • ファウンデーション対帝国
    アシモフのファウンデーションシリーズ2巻。

    1巻は漫画で読み面白かったので小説版を手に取って
    見ました。
    ミュータントに納得いかなかったですが、やっぱり
    おもしろい。

    映画が見てみたい。
  • ファウンデーション対帝国
    ファウンデーションが設立されてから200~300年の物語。周囲の小国を政治、文化、宗教、科学技術、経済を駆使して取り込み一大勢力となったファウンデーションと衰退しつつも銀河の中心部に強大な軍事力を持って君臨する帝国との対決。

    そしてセルダンと心理歴史学が予測出来なかった人の心を操れる力を持った突然...続きを読む
  • 第二ファウンデーション
    初期シリーズ3作目で最終です。ミュールに敗北したファウンデーション。銀河の反対にあるという第二ファウンデーションの探索。そして最終対決。はでなドンパチはありません。陰謀戦です。ミュールの出現により破綻したように思えた歴史は元に戻り伏線は全て?回収されてます。見事。
  • 第二ファウンデーション
    うーーん、第2ファンデーションとはどこにあるのか、その問いについて最後までぐるぐる回って回答が出た。みんな関係者。 そして、最後に回答が。 ちょっと最後の落ちはあれ!であるけどね。まあ、それはそれで良かったけどね。
    と言うことで3つだけかな。
  • ファウンデーション対帝国
    ふーん、そういうことか、と言う終わり方でした。
    道化師が実は、と言うことでファウンデーションは滅亡というか、降伏しちゃいましたね。ちょっとネタとしてありですが、ミュータントが出てくるところはあり得る話ではあるけど、ネタとしてはちょっとおもしろくないなあ・・と言うことで3つ。
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(上)
    前巻(七王国の玉座・下)で相当盛り上がったボルテージでしたが、本作ではそれが徐々に徐々に下がって行く感じが…

    大きく動くかと思われた戦局がすっかり停滞。個々の登場人物の小競り合いに終止するだけの展開になってしまい、正直退屈。また、ジョフリー、スタニス、レンリーの三馬鹿王とその側近どものアホさ加減や...続きを読む
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(上)
    登場人物が非常に多いのでDVDで第一章はすませてしまった方が、大筋の人間関係は分かりやすいと思う。とにかく、アリアが血と汗のストーリー過ぎて壮絶
  • ファウンデーション対帝国
    アイザック・アシモフによる広大無辺な銀河興亡史。
    初期三部作のうち中編にあたる当著では、成熟しつつあるファウンデーションに襲いかかる帝国最後の将軍、そして未知の突然変異体との攻防を紹介する。
    ファウンデーションの運命や如何に!?

    第3のハーディンあるいは、第2のマロウは誰か?
    …と気になって読んで...続きを読む
  • ファウンデーション対帝国
    心理歴史学によって予測されてしまっているはずの
    確定未来がひっくり返される。
    予測されていなかったミュールの存在、
    しかし物語は淡々と進む。
    だから淡々と読む。
    マクロな視点からの描写がメインなのは、
    人類を個人ではなく集団として扱う心理歴史学的理由なのか。
    前作から気になっていた第二ファウンデーシ...続きを読む