岡部宏之のレビュー一覧

  • ファウンデーション
    大戦の最中に執筆が始まっているそうだが、時代を先取りしている傑作。今読んでも非常に面白い。
    ついに映像化されるそう
    シリーズは全4作とのことで、全部読みたくなる。
    個々の未来予測はできないが、集団として将来が確率的にどうなるかを数学的に表した心理歴史学は、気体などのふるまいを統計的に予測するボルツマ...続きを読む
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)
    海外の人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。ドラマは一切観ておらず、全くの事前情報もなしに読み進めた本書。
    上下巻で合計1400頁を超える紙面を読み尽くして得られた感想は、これ、ようやく物語が始まったんだ…という驚きです笑
    続巻が出ているのは知っていたのですが、まさか結末らしい結末もなく終わ...続きを読む
  • 第二ファウンデーション
    ファウンデーションシリーズの中で今のところ一番読みやすく、わかりやすい作品。
    「シリーズ」としてる為に全て話が繋がっているのだけど、前作の疑問が一章で解決され、二章では逆転に次ぐ逆転の冒険譚が語られるので飽きる事なく読み進められた。
    根底にあるセルダン・ブランが最終的にどのようになるのかはまだ掴めな...続きを読む
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)
    指輪物語に通じる壮大さ。いろんな世界の物語が紡がれていてワクワクする。登場人物の名前を覚えるのが大変なのが難点だが…
  • ファウンデーション
    スペースオペラが“スーパーマン”とすると、このシリーズは“バットマン”の面白さ。とっておきの超能力とかスーパー兵器で完勝するのではなく、相手に欲しがっているモノを与え“勝った(あるいは買った)”と思わせて支配する。銀河系の辺境でトランターに替わり次の文明の中心と成るべく予定されたターミナスを選んだの...続きを読む
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(下)
    もろもろ登場人物が増えてきて、なかなかに複雑だけど、読んでると、あ、これあの時ああしたあいつだとかわかるのは、一人一人の物語がきちんと成立しているからだろう。しかしこんな壮大な物語を構築できるなんて、作家はやっぱり常人ではないと思い知らされる。さて、次は第三部だ。
  • 王狼たちの戦旗〔改訂新版〕(上)
    第二部も面白い。こんなに登場人物出てきて複雑なのに面白いってなんだ?ティリオンが一番まともに思える登場人物の曲者ぶりがたまらない。さて、下巻。
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(下)
    哀しさを通り越して笑っちゃうくらいの思い通りのいかなさに、休日一気読みしてしまった。盛大に大風呂敷を敷き詰めて、さて次はどうなるのか。
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)
    ダークファンタジー的な世界観だけど、魔術やらドラゴンやらは実際には出てこない(それは劇中の伝説の世界のもの)。だから、純粋に魑魅魍魎入り乱れる政争絵巻が楽しめる。
  • ファウンデーション
    ついに読み始めてしまった。心理歴史学という(架空の)学問をもとにハリ・セルダンにより緻密に予測された、銀河帝国の衰亡と再興が時間軸に沿って語られていく。本作は、セルダンらによって銀河百科事典を編纂するという名目で、惑星ターミナスにファウンデーション設立されてから幾度かの危機をその時々の指導者たちが乗...続きを読む
  • 第二ファウンデーション
    盛り沢山の三作目だった。ミュールと第二ファウンデーションの対決から始まり、アーカディアの大冒険へ。急にジュブナイルになっちゃった?と思わせといて、終盤はまたシリアスな展開に。二転三転のどんでん返し(?)の末、ついに第二ファウンデーションの秘密が明かされる。そしてラストで思わず嘆息。ひとまずこれで三部...続きを読む
  • ファウンデーション対帝国
    単純な性格の私。ミュールの正体が明かされた時には素直に驚いた。その能力については、いささか都合が良すぎる感じがしないではないけど、セルダン・プランの歪に生じたこの人物の今後の展開は気になるところ。そしてエブリング・ミスが突き止めたであろう、第二ファウンデーションの謎は次巻へ。
  • 剣嵐の大地(下)
    ジョフリーの死がサンサやティリオンのピンチを招く。
    サンサはライサの下に嫁ぐが、ライサの偏執な性格に恐れをなす。しかし、リトルフィンガー ピーターがライサを殺害。どうなるライサ。ピーターの魔の手がサンサに?
    ピーターの野望は?
  • 剣嵐の大地(中)
    ロブとキャトリンがとうとう。
    ロブの恋が仇となってしまったのか。それとも、そもそもこの恋がラニスター家の陰謀だとしたら。
    恐ろしい。
    しかし、ロブが戦場以外の場で危うい感は出していたので、半分納得感がする。
  • 剣嵐の大地(上)
    サンサがティリオンと結婚。
    一番ましな人物と結婚できたのでホッと一安心。
    ジョンは仲間の元に帰れるのか?
  • ファウンデーション
    SFの名作との評判を目にしたので、読んでみたもの。

    政治的な話を軸に話が進み、確かに面白い。

    本書では、ハリ・セルダン、サルヴァー・ハーディン、ホバー・マロウといった人物を中心に描かれる。

    この先、広大な歴史が続くようだが、このまま進むべきか、
    それとも、三部作だけでも読むべきか・・・

    迷う...続きを読む
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(下)
    上巻で人物を覚えて、物語の展開を少しは楽しめたかなと思います。ただ、ドラマもそうであるように、この上下巻は序章に過ぎず、これからまだまだ物語が動いていくところのようです。
    解説にもありましたが、一言で言ってしまえば、戦国×ファンタジーの物語なんですね。
    ドラマの残虐シーンに耐えられず読み始めたわけで...続きを読む
  • 七王国の玉座〔改訂新版〕(上)
    「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。

    ドラマが意外と原作に忠実なのに驚いた。世界観の設定がより細かく理解できて面白い!
  • ファウンデーション対帝国
    心理歴史学者ハリ・セルダンの壮大な計画に基づき惑星ターミナスにファウンデーションが設立されて200年、滅びつつある銀河帝国そのものが遂にファウンデーションの存在を知り、攻撃を開始する。攻撃を指揮するのは、帝国の若く優秀な将軍ベル・リオーズ。優秀であるが故に帝国中枢からも煙たがられるほどの逸材であるベ...続きを読む
  • ファウンデーション
    やっぱアシモフはいい!ストーリーテラーとして人類史上ベスト5くらいには入るのではなかろうか。
    長さを感じさせないし、これから続くであろう物語への期待が膨らむ。