岡部宏之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アイザック・アシモフによる広大無辺な銀河興亡史。
初期三部作のうち中編にあたる当著では、成熟しつつあるファウンデーションに襲いかかる帝国最後の将軍、そして未知の突然変異体との攻防を紹介する。
ファウンデーションの運命や如何に!?
第3のハーディンあるいは、第2のマロウは誰か?
…と気になって読んでいたのだが、前作と同じような展開にはならないみたいだ…(当然だが)
第二部については、実は早い段階でミュールの正体に気付いてしまったため、少し冗長に思えてしまった。とはいえ、細かい伏線を見事に回収する辺りは流石の一言。
そして、ついに「第二ファウンデーション」の存在が明るみに出てきた。
続編が気になってしょうがない! -
Posted by ブクログ
『ファウンデーションと地球』で
セルダン・プラン以外の結末が決定されたにも関わらず、
私はこの銀河帝国興亡史の最後の物語は
新しい帝国の誕生であろうと信じきっていました。
この壮大なサーガはあくまで
一つの帝国の滅亡から新しい帝国の誕生までの1000年の物語だと。
まさか途中でプランが機能しなくなって話が終わるなんて、
誰が想像する?
例え前作『ファウンデーションへの序章』がセルダンの若かりし頃の話で、
今作のタイトルが『“ファンデーション”の誕生』だとしても。
なので最初にページを開いてセルダンが登場した時はガッカリしました…。
そうか私はセルダン・プランの1000年後を知ることは出来ないのだと。
もちろん、
思い込みがなければ十分に予測可能な状況証拠はたくさんあるのは認めるけれども。
まあ考えようによっては一周回ってスタートに戻る、
ということでそれはそれでスマートなのかもしれない。
でも私的には『序章』と『誕生』は
もうちょっと別な形で ースピン・オフのようなー 存在して欲しかったかな。 -
Posted by ブクログ
私は次から次へとそれを超えるものがでてくるタイプの話が
基本的には好きではないのです。
(で、さらに主人公がそれでも勝つという調子のいいストーリーは特に)
そういう意味で、
ガイア、
そして最後に暗示された謎の存在が微妙です。
これだけ長い話になるとその他の存在が必要になるだろうし、
人や組織は腐敗あるいは機能しなくなったりするのがリアルだろうし、
何者であろうと完璧であるのは非現実的
(特に第二ファウンデーション人は普通の人間であるし)。
さらに、『第二ファウンデーション』で
第二ファウンデーションに焦点を当ててしまい、
且つセルダンプランのまだ中程となれば、
やはりこういう展開にならざるを得ないんだろうな、と邪推。
しかしただの「優れた人」ではなくて根本的に異なる人種としたことで
存在の今更の表面化を納得できるものにしたこと(とりあえずは)、
そして一応前作までの謎に答える形で設定がされている点、
また続編のために謎を一つ組み込んだ点は
評価したい。
アシモフはどの程度設計してこのサーガを書き始めたんだろうなあ…。
ま、とりあえず次を読みます。
あ、ストーリーは純粋に面白いです。