岡部宏之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレアシモフの晩年の作品だからなのか、自らの意思で再開したわけではないファウンデーションシリーズだからか、作品の出来がこれまでより劣るように感じた。
面白くないわけでは無いのだが、シリーズのこれまでの作品のような驚きがなかったのは事実で、最後のヒューミンがロボットである所くらいしか期待を裏切る内容が無かった。
その部分にしても(第二ファウンデーションのような)精神作用を用いている可能性は作品の最序盤、セルダンが易々とヒューミンについていく、急に心理歴史学を完成させようとする当たりから感じていた(あまりにも展開がご都合主義的すぎる)ので、これまでのような新鮮な驚きでは無かった。
アシモフの最後のシリ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作で未来への展開に行き詰まりを感じていたので、過去に戻るのは良いと思った。
ファウンデーションシリーズでは伝説的存在となっているハリ・セルダンが等身大の人物、ひとりの若者として描かれている。
ただ、セルダンが心理歴史学に取り組んでいく過程が強引な感じがする。解けないと思っているものに取り組むにはドライビングフォースが弱いような・・。
前作までの第二ファウンデーションやガイア、地球(ロボット)のような超能力的なものがセルダンに働いているなら納得いくが。前作までの内容が伏線になっているかもしれないと思うと、すべてが(良い意味で)怪しく見えてくる。
前作までの人類発祥の地やロボットを匂わせ下巻へ -
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