岡部宏之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アイザック・アシモフを読んだことがなかったので有名なファウンデーションを手に取ってみました。
が、これはちょっと酷い。いや、小説としては面白いんですよ。ただ、アシモフ自身の思想なのか啓蒙主義、植民地主義が度を過ぎて酷いので読み進めている最中ずっと気分が悪かった。
1940年代にして、心理歴史学という現代でいうところのポピュリズム政治を予見しているところはさすがだなと思いますが、予見しているというか、現代のSNSを利用したプロパガンダ戦術はアシモフの歴史心理学がヒントを与えたのでは?とすら思える。そう考えると発想がすごいというよりも世紀の悪書とのレッテルを貼りたくなる。
シリーズの一冊目だ -
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Posted by ブクログ
ネタバレアシモフの晩年の作品だからなのか、自らの意思で再開したわけではないファウンデーションシリーズだからか、作品の出来がこれまでより劣るように感じた。
面白くないわけでは無いのだが、シリーズのこれまでの作品のような驚きがなかったのは事実で、最後のヒューミンがロボットである所くらいしか期待を裏切る内容が無かった。
その部分にしても(第二ファウンデーションのような)精神作用を用いている可能性は作品の最序盤、セルダンが易々とヒューミンについていく、急に心理歴史学を完成させようとする当たりから感じていた(あまりにも展開がご都合主義的すぎる)ので、これまでのような新鮮な驚きでは無かった。
アシモフの最後のシリ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作で未来への展開に行き詰まりを感じていたので、過去に戻るのは良いと思った。
ファウンデーションシリーズでは伝説的存在となっているハリ・セルダンが等身大の人物、ひとりの若者として描かれている。
ただ、セルダンが心理歴史学に取り組んでいく過程が強引な感じがする。解けないと思っているものに取り組むにはドライビングフォースが弱いような・・。
前作までの第二ファウンデーションやガイア、地球(ロボット)のような超能力的なものがセルダンに働いているなら納得いくが。前作までの内容が伏線になっているかもしれないと思うと、すべてが(良い意味で)怪しく見えてくる。
前作までの人類発祥の地やロボットを匂わせ下巻へ -
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