松村涼哉のレビュー一覧

  • 監獄に生きる君たちへ

    匿名

    購入済み

    虐待児童の多さと児童相談所の人手不足がよくわかりました。よく児童相談所が非難されるが、子供達を救いたいけれど出来ない現状があるんだと思う。もっと大きな力で変えていがなければいけない。

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    2025年05月24日
  • 1パーセントの教室

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    未完結で2冊で止まった。
    学園物と民俗オカルトが混じった青春ミステリー。ヒロインの日比野明日香が魅力的だったから残念。口絵だけでなく本文内でも竹岡美穂さんの女の子が見たかった。
    自分勝手な想像ですが、舞台は長野県の偏差値高めの県立高校。熱湯を枝で振りまく祭りについて調べたら飯田市に遠山の霜月祭という一晩中やってる秘祭があった。2巻九尾の狐は那須。調べたら那須御神火祭というのがあった。そんな隠れた情報を推測すると面白かった。
    不穏なクラスのラスボスは誰だろう?本命川越、大穴主人公では?

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    2025年05月20日
  • 15歳のテロリスト

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    15歳という年齢から、少なからず法的に裁きを受けることになるのが、題名と相まって素敵だと感じました。
    私も主人公と年が近いですが、私も今が人生で一番行き詰まっています。
    それを知っているからこそ、主人公の彼の中では一番の苦しむ時期なのかと少し共感することができました。

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    2025年05月17日
  • 15歳のテロリスト

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    ネタバレ

    被害者側の苦悩、加害者側の苦悩、読んでいるだけで気が滅入る
    全員が納得できる少年法は作れない

    篤人が死んだと思って読んだのを後悔したけど、生きてて良かった
    2人とも幸せになって欲しい

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    2025年05月03日
  • 15歳のテロリスト

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    少年法。
    私たちが今後考え直さなければいけない問題だと思う。
    結局国は加害者を守るとか被害者だけが辛いとか。ネットはそんな声しか上げない。
    果たして本当にそうなのか。
    加害者の家族、被害者の家族両方が違う形で辛い思いをしている。
    犯罪はなくせられない。だからこそ、被害を少なく困っている人を助ける。悩んでる人を少なくしていく。犯罪をすくなくしていく。それが私たちにできることだと思う

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    2025年04月29日
  • 君に贈る15ページ

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    15頁じゃ物足りないと思っていたけど、全然そんな事なかった。
    むしろ初めての作家さんに挑戦するには丁度良い長さ。
    『超能力者じゃなくたって』と『世界が十五になる前に。』が可愛くて好きだなあ。
    でも『息継ぎもできない夜に』や『初恋灯籠』のような切なげな雰囲気の短篇も良い。
    『朝の読書だ nyan』はあまりにも微笑ましすぎて、アンソロジーの締めにして大正解だわ。

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    2025年04月20日
  • 少年殉教者

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    物語の内容については楽しく読めたのだけれど、
    全体的に大仰だからか
    生きることにも死ぬことにも
    必要以上に意味づけしなくていいのにな、
    とかいう考えが離れなくなった。

    誰かが悲しむから死なないほうがいいし、
    死ぬのは怖いから生きれるだけ生きたほうがまし。

    それくらいでいい。

    内容とは別に演出でキーになる台詞やらが太字になるのは二度としないでほしい。
    傍点でもたまに興が削がれることはあるけれど、太字の破壊力は大変なものだった。
    没入感が0になる。

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    2025年03月28日
  • 15歳のテロリスト

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    読みやすい。
    被害者家族の15歳の少年がテロリストになる話。
    新宿駅に爆弾仕掛けるんだってさ。

    SNSの声や加害者家族の話など、一見よくある少年犯罪のストーリーかと思ったが…何か違和感があるなって話が進んでいき…
    15歳の少年の葛藤や気持ちの揺れ動きが分かりやすく読みやすかった。

    少年犯罪の厳罰化や実名報道だけを、被害者家族が願っているなんて思うなよって話。

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    2025年03月05日
  • 僕が僕をやめる日

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    おすすめされて読んでみたら、奈落につき落とされた気がした。
    出会いから仕組まれていたとしたら・・・怖い。
    この後どうやって生きていくのだろう?
    ネタは無くても小説を書き続けるのだろうか?

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    2025年02月03日
  • 15歳のテロリスト

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    遺された被害者の家族たちと、加害者の家族。それぞれの行き場のないやるせなさと諦めの気持ちがひしひしと伝わってくる作品。

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    2025年01月24日
  • 君に贈る15ページ

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    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

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    2025年01月21日
  • 監獄に生きる君たちへ

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    ネタバレ

    児童養護の難しさを痛感した。

    ネグレクトや虐待とされる子どもたちを、ただ親から引き離すのではなく、その子どもが何を思い、考えているのかまで推察して、その後をどう歩ませるかまでが保護と言えるのかもしれない。
    ただ、そんなことはほぼ不可能。

    真鶴茜は児童福祉士として真っ当に働いていたが、過労死レベルをゆうに超えている。
    それでも助けたい思い一心で行動していた。
    だから救われたと思う子どもたちや、慕ってくれる子どもたちがいたんだろうね。

    行政の対応の難しさともどかしさが表れていた。

    茜さんは心が広いからこそ、全てを自分のせいにして、みんなを赦すことができるんだろうね。
    ただ、それで傷つく人も

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    2024年12月09日
  • 15歳のテロリスト

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    ライトノベルのように読みやすい本ではあったが、内容は奥深い。


    少年犯罪、自分の人生とは無関係ではあったが、子供を持っている以上、こういったことに今後巻き込まれないかどうか不安になる点もあった。

    やはり子供のことをしっかり見て話をしていくことが大事だと改めて考えさせられた本

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    2024年12月06日
  • 15歳のテロリスト

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    ネオンが煌めく新宿の街を眺める15歳の少年…
    読み終わって 改めてこの表紙をみると
    複雑な思いが湧いてきました

    読み終わってからキャプションを書くまで
    数ヶ月かかりました…
    私の拙い言葉が 誰かを傷つけてしまうような
    気がして…

    だから感じた想いは
    私の胸の中にしまっておくことにしました



    少年法を題材にした物語_

    加害者 被害者 その家族やSNSで
    好き放題発言する部外者
    それぞれの心理が 残酷に渦巻いていて…
    あとがき含めてやるせなく
    辛い気持ちになりました

    辛い読書も 時には必要だなと
    感じさせてもらいました

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    2024年11月08日
  • 犯人は僕だけが知っている

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    ネタバレ

    殺人の動機や、真相に無理がある。子供の目線ではいいが親の目線がなさすぎる。サスペンスのためにストーリーを作成した感じが共感できなかった。
    若者の怒りや他社を排除したい欲求については理解できた。

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    2024年09月28日
  • 犯人は僕だけが知っている

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     最初の方は面白かったけど途中から少し複雑になってきました。
     過疎化する町の高校の生徒三人と居候の生活を始めた堀口。三人は失踪事件としてまわりを騒がせている。しかし、4人目の死体が発見されたことで事態は急変。犯人はだれなのか!?
     ミステリー好きな学生さんにおすすめです。この本の作者、松村涼哉さんは暗い雰囲気の本が多いのです。でも、逃げることもいいんだなと思いました。

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    2024年09月03日
  • 暗闇の非行少年たち

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    今回の話も深くて、心に刺さるものでした。こんな空間が実現したらいいと思う。人の幸せを願える人でありたい。

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    2024年08月02日
  • 僕が僕をやめる日

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    自分の代わりを生きてくれる人がいたらいいのにと何度も思った事があるから、ちょっと気になって呼んでみた。段々と近づいてくる真実にソワソワしながら読み進めた。
    2人の言葉の掛け合いでの読み合いとか、森林で逃げることに必死な姿が面白いシーンだった。

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    2023年11月27日
  • 犯人は僕だけが知っている

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    高校生のさわやかミステリー系かと思ったら、全然違った。いじめ、ネットリンチ、ヤングケアラーなど、かなり重いです。

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    2023年11月20日
  • 僕が僕をやめる日

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    ネタバレ

    ⚫︎受け取ったメッセージ
    余りにも悲しい過去。
    悲痛な思いをするのは
    親に恵まれない子供たち。


    ⚫︎あらすじ
    『15歳のテロリスト』著者が贈る、衝撃の慟哭ミステリー第2弾!

    「死ぬくらいなら、僕にならない?」――生きることに絶望した立井潤貴は、自殺寸前で彼に救われ、それ以来〈高木健介〉として生きるように。それは誰も知らない、二人だけの秘密だった。2年後、ある殺人事件が起きるまでは……。
    高木として殺人容疑をかけられ窮地に追い込まれた立井は、失踪した高木の行方と真相を追う。自分に名前をくれた人は、殺人鬼かもしれない――。葛藤のなか立井はやがて、封印された悲劇、少年時代の壮絶な過去、そして現

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    2023年11月06日