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廃屋に閉じ込められた六人の高校生たち。あるのは僅かな食糧と、一通の手紙――。【私を殺した犯人を暴け】 差出人は真鶴茜。七年前の花火の夜、ここで死んだ恩人だった。
謎の残る不審な事故。だが今更、誰が何のために? 恐怖の中、脱出のため彼らはあの夜の証言を重ねていく。
児童福祉司だった茜に救われた過去。みんなと見た花火の感動。その裏側の誰かの不審な行動。見え隠れする嘘と秘密……この中に犯人がいる?
全ての証言が終わる時、衝撃の真実が暴かれる。
一気読み必至。慟哭と感動が心に突き刺さる――! 発売から大重版が続く『15歳のテロリスト』『僕が僕をやめる日』松村涼哉の、慟哭の衝撃ミステリーシリーズ、待望の最新作。
Posted by ブクログ 2023年11月19日
児相の仕事。テレビとかである程度は知ってたけどここまで大変だとは考えてもいなかった。
『苦しむ子どもを救うヒーロー』
監獄の世界で、幸せを求め、普通を求め、自分なりの人生を歩み続ける。
そのためには誰かの助けが必要なんだなって思う。
あーやっぱり人は1人じゃ絶対に生きられないんだなって再認識させられ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月28日
友達に勧められて読んだ本。題名にすごく惹かれた。読んでいる最中ずっと自分も7人の中にいて自分が犯人だと疑われている怖さというかスリルというかが味わえるほど人物描写がリアルだった。1つの事件でも7人いれば7つの見方があり、時に嘘をつきながらもどんどん話がつながっていく感じが堪らなかった!それぞれの過去...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月14日
つまらなくはなかったが、話が単調に感じた。
伏線か?と思ったら、とくに伏線でもなく、どんでん返しもなく、普通に終わった印象。
ミステリというにはやや弱い。
自分はこの著者の話を読んだのはこの作品で3作目だが、すべてそのような印象をうける。
つまらなくはないけど、大きく心が動かされることもないような…...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月12日
7年前に起きたある事故について
独白形式で関係者が語ることで解き明かされていく物語。
集合住宅で起きている各家庭の問題は
リアルである故にドキュメンタリーをみている気分に
なりました。
亡くなってしまった茜という女性がいかに強い心をもって
いるのかをアルコール依存気味と交えて表現する場面が
凄く印象...続きを読む
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