監獄に生きる君たちへ

監獄に生きる君たちへ

693円 (税込)

3pt

廃屋に閉じ込められた六人の高校生たち。あるのは僅かな食糧と、一通の手紙――。【私を殺した犯人を暴け】 差出人は真鶴茜。七年前の花火の夜、ここで死んだ恩人だった。
謎の残る不審な事故。だが今更、誰が何のために? 恐怖の中、脱出のため彼らはあの夜の証言を重ねていく。
児童福祉司だった茜に救われた過去。みんなと見た花火の感動。その裏側の誰かの不審な行動。見え隠れする嘘と秘密……この中に犯人がいる?
全ての証言が終わる時、衝撃の真実が暴かれる。

一気読み必至。慟哭と感動が心に突き刺さる――! 発売から大重版が続く『15歳のテロリスト』『僕が僕をやめる日』松村涼哉の、慟哭の衝撃ミステリーシリーズ、待望の最新作。

...続きを読む

監獄に生きる君たちへ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月19日

    児相の仕事。テレビとかである程度は知ってたけどここまで大変だとは考えてもいなかった。
    『苦しむ子どもを救うヒーロー』
    監獄の世界で、幸せを求め、普通を求め、自分なりの人生を歩み続ける。
    そのためには誰かの助けが必要なんだなって思う。
    あーやっぱり人は1人じゃ絶対に生きられないんだなって再認識させられ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月10日

    僕が僕をやめる日から松村さんの本を読み始めました。監獄=虐待を受けた子供達。そこで私生活までを削り奔走した児相の茜さん。ラストは「僕が」の本よりあっさしていますが機能不全で育った私は茜さんの最期の言葉に救われました。

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月28日

    友達に勧められて読んだ本。題名にすごく惹かれた。読んでいる最中ずっと自分も7人の中にいて自分が犯人だと疑われている怖さというかスリルというかが味わえるほど人物描写がリアルだった。1つの事件でも7人いれば7つの見方があり、時に嘘をつきながらもどんどん話がつながっていく感じが堪らなかった!それぞれの過去...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月12日

    面白いんです!
    面白いんですけど!
    ミステリー要素というか謎要素が強くて、頭がついて行きませんでした……
    けど!
    面白かったのは事実です(笑)

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月17日

    茜さんの心の寛大さに脱帽する。
    本当のヒーローはぼろぼろの状態でも人のために動く人だと、この作品で感じた。誰が悪いのか、最後の子にすら、悲しみの気持ちでいっぱいになる。世間の一筋縄ではいかない、理不尽や辛い現実が作品にあらわれている。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月14日

    一応分類的にはラノベ?になるのかな。

    非常に読みやすい。
    ページ数も少ないので読者初心者の読者デビューにちょーど良いかと思います!

    ところで
    一般小説とラノベの線引きってどこなんだろうか…。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月09日

    作者の文章は、とても読みやすく、さらっと読めました。ただ、自分的には、今作はいまいちハマらず…。辻褄が合わないとかではなく、盛り上がりに欠けた印象。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月14日

    つまらなくはなかったが、話が単調に感じた。
    伏線か?と思ったら、とくに伏線でもなく、どんでん返しもなく、普通に終わった印象。
    ミステリというにはやや弱い。
    自分はこの著者の話を読んだのはこの作品で3作目だが、すべてそのような印象をうける。
    つまらなくはないけど、大きく心が動かされることもないような…...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月12日

    7年前に起きたある事故について
    独白形式で関係者が語ることで解き明かされていく物語。
    集合住宅で起きている各家庭の問題は
    リアルである故にドキュメンタリーをみている気分に
    なりました。
    亡くなってしまった茜という女性がいかに強い心をもって
    いるのかをアルコール依存気味と交えて表現する場面が
    凄く印象...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月20日

    読み終わってからタイトルの意味が分かって感動した!
    展開が休む間もなく進んで、ずっと心臓がバクバクしてた〜面白かった〜

    虐待とか、児童相談所とか。虐待問題が大変なことは分かっていたけど、児童相談所も想像絶する激務で、ある意味仕事に虐待されてない?って思ってしまった。現代の社会問題は難しい。

    0

監獄に生きる君たちへ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

メディアワークス文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

松村涼哉 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す