松村涼哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
綺麗な瞳、澄んだ声。『天使』のような俳優SINは突如、その若い命を自ら絶った。
なぜ彼は、あの日に身を投げだしたのか?
すべてを捨てたくなる絶望の淵にいたのだろうか?
SINを知る者は真相を追い求め、SINを知ろうとする者は過去を追い求める。
求めた先の真実がどんなに辛くとも、それを受け止めなければ先を進めない者たちに贈る『罪(SIN)』とは?
感想です。
松村涼哉さんの代表作『15歳のテロリスト』と似て、若者の社会での生きづらさを本作も表現しており、各章の最後に真相へ近づくワードに惹きつけられながら、最後は少しばかりの救いが見える展開が持ち味の良作だと思いました。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレミステリーとして精緻な構成が練られていて、とても面白かった。
物語は、虐待やヤングケアラー、貧困、いじめ、ネットの炎上など、重めのテーマが盛りだくさんで、社会問題として解決されないものがそのまま若者に負担となっていることが如実に表れていた。
それぞれが抱えている課題と、それぞれの優しさが複雑に関係していた。
自分の見た自分の情報が1番正しい。「私だけが知っている」情報を頼りに、誰かを糾弾することで、排除し、安心を求める。
排除型社会というこの本のもう一つの軸も、最後まで関係していた。
4人それぞれが茨の道ではあると思うけど、前を向いて、逃げる道を全選択してでも、幸せに生きていてほしい。古 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「監獄」の意味が分かった瞬間鳥肌が立ちました。
もしかしたら自分も今「監獄」の中で生きてるのかもしれない。
そう感じたお話でした。
現代社会が抱える子供虐待防止や、カウンセラーの対応職員が少ない現実に私は驚かされました。
私は今高校生です。周りの人達が大学では心理学部に行きたいと言ってる人が多かったのでてっきり沢山居るのかなと勘違いしてました。
今こうしてる間も救われない、苦しんでる子供たちがいる。高校生の私に何か出来ることはないのか?この社会問題をどう変えていかなければならないのか?
それらを今一度よく考えるきっかけを与えてくれた本でした。