松村涼哉のレビュー一覧

  • 監獄に生きる君たちへ

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    最初はこんなに深い物語だと思いませんでした。
    そして、ミステリーではあるのに、難しいことが苦手な私でもついて行きやすい素敵な小説でした。
    登場人物が私と同じくらいの歳というのと、鍵になる部分は幼い頃の彼らなのでなおさら分かりやすくてありがたかったです!
    私の勝手なイメージですが、ミステリーというものは謎が序盤に出てきて、それを解き明かすものというイメージでした。そこに隠された筆者の想いはあると思いますが、それが物語に大きく影響するようなものだとは思っていませんでした。悪く言えば謎を解いて終わり。よく言えば他には無い謎を解く楽しさがある。
    そのイメージが完全に壊されました!ミステリーではあるもの

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    2024年05月05日
  • 僕が僕をやめる日

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    途中で、''あ、そういう系!?''となりました。
    あらすじ読んでないだけですね。はい。(笑)

    とにかく読みやすかったです!
    ページをめくる手が止まらなかったです。
    ハッピーエンドではないものの、松村さんらしい作品でした!

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    2024年04月27日
  • 僕が僕をやめる日

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    死ぬくらいなら僕にならない?
    自殺寸前で高木に救われた立井は、高木として生活しながら共同生活を始める。
    高木はほとんど自室から出てこないし、自分のことは話したがらない謎多き男だったけれど、
    2年間過ごすうちに仲良くなれて…と思っていたのに、高木は急に立井の前から姿を消し、代わりに現れたのは警察官だった。立井は高木と思われたまま、殺人容疑を掛けられる。
    高木は殺人鬼なのか?名前をくれた彼を信じたい気持ち、自分が犯人にされたくない気持ちもあり、立井は高木の過去を置い始める…
    というあらすじ。

    かなり重く、気分が悪くなるほど悲惨な話のはずなのに、立井と一緒に私も高木という人物の過去をどんどんしりた

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    2024年03月12日
  • 僕が僕をやめる日

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    残酷な背景を持った子供たちがいる。
    その子供たちのことを私はずっと忘れない。

    人には向き不向きがあるから、あの結末になったのかな。

    物語のスピード感があってとても読みやすかった。

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    2024年01月06日
  • 監獄に生きる君たちへ

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    ネタバレ

    松村先生、連続3冊目。
    僕〜、15歳〜が面白かっただけに、結末がちょっとわかりづらかったかもw
    それでも、児童相談所の大変さや子供たちの虐待ネグレストいじめなどの状況がわかって良かった。
    大変な子供たちが世の中にはたくさんいて、その状況も子供の数だけあるってことも知った。
    助けてあげれる命があるならば、茜と同じように助けてあげたい

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    2023年10月14日
  • 犯人は僕だけが知っている

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    ネタバレ

    ちょっとはまっている村松涼哉先生
    始まりは現実から逃げたい生徒たちの集まりって思ったけど、それぞれがとても辛い現実からの逃避にワタシだったらと思うと辛い。
    ネット社会、介護、いじめ、ネグレスト、どれをとってみても社会問題になってることばかりだ。
    でも、最後みんながみんなのために動いてくれて嬉しいラストだった。
    欲を言えば、主人公のラストをもっと描いてほしかったな

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    2023年10月09日
  • 僕が僕をやめる日

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    ネタバレ

    コレはおもしろい。
    時間があれば一気に読みたかった絶対オススメの一冊。是非読んでください。
    主人公が死のうと決意してからの高木との出会い。
    人間ってこんなに努力して変わることが出来るんだって改めて感じた。
    それとは反比例して人間っていつまでも許せなくて殺しまでしてしうほどの感情を持っているんだって思う。
    その人の立場になったらきっと同じようにしてしまう。辛い人生。
    他の本もぜひ読みたいな。

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    2023年09月21日
  • 犯人は僕だけが知っている

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    どの世代の人が読んでもらいいいと思う作品でした!
    題名につられて読んだんですけど、やっぱり松村さんの小説好きになります!

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    2023年09月12日
  • 監獄に生きる君たちへ

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    僕が僕をやめる日から松村さんの本を読み始めました。監獄=虐待を受けた子供達。そこで私生活までを削り奔走した児相の茜さん。ラストは「僕が」の本よりあっさしていますが機能不全で育った私は茜さんの最期の言葉に救われました。

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    2023年09月10日
  • 僕が僕をやめる日

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    今まで読んだことないようなストーリーでページをめくる手が止まりませんでした。
    内容は重めでしたが、最後には生きることを選択してくれて本当に良かったです。

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    2023年08月20日
  • 僕が僕をやめる日

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    個人的に秘密を共有するコンビ程仲が深まるものはないと思っている。あまり読んだことの無い雰囲気で夢中でページをめくっていた。結構テーマは重いはずなのに読後感は爽やかだった

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    2023年08月17日
  • 15歳のテロリスト

    購入済み

    少年犯罪について

    真実無くしては裁けない。
    この一言がいい。内容はやっぱり重くて、少年法の是非。
    それに真っ向から取り組みつつ、エンターテインメントの要素もふんだんにある。
    なぜ15歳のテロリストになったのか、その理由を知れた時の衝撃は言葉にするのが難しいなぁ。

    #ドキドキハラハラ #深い

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    2023年07月15日
  • 僕が僕をやめる日

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    生きる希望を1度は失った2人が、互いが関わり合う事で最終的に「生きる」ことを選択した事が非常に感慨深かった。

    最終的に「生きる」ことを判断するまでの過程の描かれ方がリアルで、自分に置き換えた場合「死」を選んでしまってもおかしくはないと思うさなか、登場人物達が壮絶な過去と向き合い、今にしがみついて行く姿がとても「人間」らしくて、新しい形での「未来への希望」の提供の仕方だと思った。

    変な自己啓発本のように、熱苦しい正論を述べたようなものではなく、ここまで来たなら生きてやるんだという、反発心ともいえる感情で突き動かされている彼らを見ていると、こういった生き方もありなんじゃないか。むしろ、綺麗事を

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    2023年07月11日
  • 僕が僕をやめる日

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    重い内容なのに読みやすい
    事故、詐欺、事件など巻き込まれ 明日には180度人生が変わってもおかしくない世の中、人事では済まされない気持でどんどん物語に引き込まれて行く

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    2023年05月28日
  • 監獄に生きる君たちへ

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    ネタバレ

    胸が締め付けられた

    誰かが死なないと変えられない状況が悲しすぎる

    少しでも多くの子どもたちが心穏やかに、健やかに成長できるよう変わっていってほしい

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    2023年01月24日
  • 僕が僕をやめる日

    購入済み

    面白かった。

    おもしろい

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    2022年11月03日
  • 犯人は僕だけが知っている

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    高校が舞台ですが、SNSリンチ、炎上、承認欲求、配信、虐め、ヤングケアラー、限界集落、児童虐待、介護、排除社会を主人公含め事件が起こり主人公を始めとする生徒がもがき未来を探すのはまるで現代の日本で胸が痛くなりましたがラストは圧巻です。

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    2022年07月17日
  • 監獄に生きる君たちへ

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    友達に勧められて読んだ本。題名にすごく惹かれた。読んでいる最中ずっと自分も7人の中にいて自分が犯人だと疑われている怖さというかスリルというかが味わえるほど人物描写がリアルだった。1つの事件でも7人いれば7つの見方があり、時に嘘をつきながらもどんどん話がつながっていく感じが堪らなかった!それぞれの過去も証言に複雑に絡まり合っていて読み応えがあった。

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    2022年01月28日
  • 1パーセントの教室

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    ネタバレ

    オムニバスっぽい展開で読みやすかった。

    祭りの話はあんまりよく分からなかったけど、読み終わって、続きが気になった。

    松村さんの他の本を先に読んでいたので、意外性があって面白かった。

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    2022年01月10日
  • 1パーセントの教室2

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    前作の続きでしたが、一気読みしてしまいました。

    オムニバスのような前作とは異なり、祭人と演劇部の事件をもとに月宮との争いが主として描かれていた。

    雨ヶ崎が秘密に辿り着くのが徐々に上手くなってて驚いた。

    二人の間柄も徐々に親密になってきており、また雨ヶ崎の破滅はどうなるのか?

    続きが出れば是非見たいです。

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    2022年01月10日