松村涼哉のレビュー一覧

  • 少年殉教者

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    物語の内容については楽しく読めたのだけれど、
    全体的に大仰だからか
    生きることにも死ぬことにも
    必要以上に意味づけしなくていいのにな、
    とかいう考えが離れなくなった。

    誰かが悲しむから死なないほうがいいし、
    死ぬのは怖いから生きれるだけ生きたほうがまし。

    それくらいでいい。

    内容とは別に演出でキーになる台詞やらが太字になるのは二度としないでほしい。
    傍点でもたまに興が削がれることはあるけれど、太字の破壊力は大変なものだった。
    没入感が0になる。

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    2025年03月28日
  • 15歳のテロリスト

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    読みやすい。
    被害者家族の15歳の少年がテロリストになる話。
    新宿駅に爆弾仕掛けるんだってさ。

    SNSの声や加害者家族の話など、一見よくある少年犯罪のストーリーかと思ったが…何か違和感があるなって話が進んでいき…
    15歳の少年の葛藤や気持ちの揺れ動きが分かりやすく読みやすかった。

    少年犯罪の厳罰化や実名報道だけを、被害者家族が願っているなんて思うなよって話。

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    2025年03月05日
  • 僕が僕をやめる日

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    おすすめされて読んでみたら、奈落につき落とされた気がした。
    出会いから仕組まれていたとしたら・・・怖い。
    この後どうやって生きていくのだろう?
    ネタは無くても小説を書き続けるのだろうか?

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    2025年02月03日
  • 君に贈る15ページ

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    15名の作家さんが『15』をキーワードに描く掌編小説『君に贈る15ページ』の概要と感想になります。

    概要ですが、アンソロジー作品のため、これといった表現は出来ませんが、15歳や15年と年齢や年月に関する作品が多かったですね。

    感想です。
    作家さんの贔屓なしで個人的に良かった作品
    ・息継ぎもできない夜に
    ・十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    ・いざ、さらば
    ・初恋灯籠
    初読み作家さんもいたので、これを機に読みたくなりました♪
    毎夜のお供にして、優しい十五夜を夢みて下さい^_^

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    2025年01月21日
  • 君に贈る15ページ

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    作家のラインナップを見て、読みたくなる人を揃えているなぁとワクワク。

    15ページでも物語は紡ぎだされる。
    けれど、展開にファンタジーを詰め込もうとすると、転が組み込みにくそうに見えた。

    村瀬健さんの「いざ、さらば」が一番印象に残ったかな。

    卒業式という一つの場面を掘り下げることもそうだけど、他者から「どう見られていたか」で、自分の存在価値を振り返ることの切なさ。

    でも、真っ直ぐに生きてきた痕跡を、自分の見えていない他者は見ていたことを知り、鬱屈した想いからも「卒業」するという、まさに青春なストーリーが良かった。

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    2025年01月04日
  • 監獄に生きる君たちへ

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    ネタバレ

    児童養護の難しさを痛感した。

    ネグレクトや虐待とされる子どもたちを、ただ親から引き離すのではなく、その子どもが何を思い、考えているのかまで推察して、その後をどう歩ませるかまでが保護と言えるのかもしれない。
    ただ、そんなことはほぼ不可能。

    真鶴茜は児童福祉士として真っ当に働いていたが、過労死レベルをゆうに超えている。
    それでも助けたい思い一心で行動していた。
    だから救われたと思う子どもたちや、慕ってくれる子どもたちがいたんだろうね。

    行政の対応の難しさともどかしさが表れていた。

    茜さんは心が広いからこそ、全てを自分のせいにして、みんなを赦すことができるんだろうね。
    ただ、それで傷つく人も

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    2024年12月09日
  • 犯人は僕だけが知っている

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    ネタバレ

    殺人の動機や、真相に無理がある。子供の目線ではいいが親の目線がなさすぎる。サスペンスのためにストーリーを作成した感じが共感できなかった。
    若者の怒りや他社を排除したい欲求については理解できた。

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    2024年09月28日
  • 犯人は僕だけが知っている

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     最初の方は面白かったけど途中から少し複雑になってきました。
     過疎化する町の高校の生徒三人と居候の生活を始めた堀口。三人は失踪事件としてまわりを騒がせている。しかし、4人目の死体が発見されたことで事態は急変。犯人はだれなのか!?
     ミステリー好きな学生さんにおすすめです。この本の作者、松村涼哉さんは暗い雰囲気の本が多いのです。でも、逃げることもいいんだなと思いました。

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    2024年09月03日
  • 暗闇の非行少年たち

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    今回の話も深くて、心に刺さるものでした。こんな空間が実現したらいいと思う。人の幸せを願える人でありたい。

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    2024年08月02日
  • 僕が僕をやめる日

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    自分の代わりを生きてくれる人がいたらいいのにと何度も思った事があるから、ちょっと気になって呼んでみた。段々と近づいてくる真実にソワソワしながら読み進めた。
    2人の言葉の掛け合いでの読み合いとか、森林で逃げることに必死な姿が面白いシーンだった。

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    2023年11月27日
  • 犯人は僕だけが知っている

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    高校生のさわやかミステリー系かと思ったら、全然違った。いじめ、ネットリンチ、ヤングケアラーなど、かなり重いです。

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    2023年11月20日
  • 僕が僕をやめる日

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    ネタバレ

    ⚫︎受け取ったメッセージ
    余りにも悲しい過去。
    悲痛な思いをするのは
    親に恵まれない子供たち。


    ⚫︎あらすじ
    『15歳のテロリスト』著者が贈る、衝撃の慟哭ミステリー第2弾!

    「死ぬくらいなら、僕にならない?」――生きることに絶望した立井潤貴は、自殺寸前で彼に救われ、それ以来〈高木健介〉として生きるように。それは誰も知らない、二人だけの秘密だった。2年後、ある殺人事件が起きるまでは……。
    高木として殺人容疑をかけられ窮地に追い込まれた立井は、失踪した高木の行方と真相を追う。自分に名前をくれた人は、殺人鬼かもしれない――。葛藤のなか立井はやがて、封印された悲劇、少年時代の壮絶な過去、そして現

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    2023年11月06日
  • 犯人は僕だけが知っている

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    今どきの作者、今どきの内容。
    なるほどと思った。
    学校というものの形が、変わっていくだろうな…SNSの捉え方も。
    ひどい虐待に心が痛む。

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    2023年09月21日
  • 監獄に生きる君たちへ

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    作者の文章は、とても読みやすく、さらっと読めました。ただ、自分的には、今作はいまいちハマらず…。辻褄が合わないとかではなく、盛り上がりに欠けた印象。

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    2023年08月09日
  • 監獄に生きる君たちへ

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    おススメされた一冊。

    読んだ人は、この終わり方をどう捉えるんだろう。

    確かに生まれてから、ある程度の時を経るまで、子どもたちは大人に委ねるしかない面がある。
    子どもたちが幸せであることを願いながら、現実はそうではなく、彼らの苦しみに関わる人たちさえ疲弊してしまっていることを知っている。

    だから、真鶴茜の死は、こうした形で終わっていいんだろうか、と思う。
    彼女が目指したものは、誰かを助けることじゃなく、子どもたちを幸せにすること、なのだろうと思うからだ。

    彼らの置かれた場所が「監獄」であることに気付くことから、きっと変化は始まる。
    そういう意味で、出来れば、もう少し先のエピローグまで読み

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    2023年07月04日
  • 犯人は僕だけが知っている

    ネタバレ

    様々な社会問題に立ち向かう一冊

    ネグレクトや身体的虐待、虐め、ヤングケアラー、アンチからの逃避、様々な社会問題を抱えた登場人物たちが、それぞれのやり方で立ち向かっている描写がとても印象的で、主要人物全員に幸せが訪れてほしいと願いながら読んでいました。

    現実とゲームの世界観を一体化させている部分もあるので、ゲーム好きな方は楽しく読めると思います。

    『戦う』だけが人生ではない、『逃げる』ことも未来に繋げる手段の一つであることを、魂の叫びから伝えてくれる一冊です。

    主人公の正義感と優しさには軽く惚れました。
    彼が遠い世界で平穏に暮らしていますように。

    続編求みます。

    #切ない

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    2023年06月18日
  • 暗闇の非行少年たち

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    少年院を出た18歳の水井ハノは、孤独を抱え生きていた。
    あるとき手にした「仮想共有空間」への招待状は
    その後の彼女に大きな影響を与える。
    管理人ティンカーベルの正体などわからないことは多い。
    でも「ネバーランド」に集まれば仲間に会える。
    そして孤独からも解放される。

    何度も犯罪に手を染める者たち。
    その道しか知らない彼らのために
    ティンカーベルは救いの手を差し伸べる。

    初読み作家さん。
    地方紙(中日新聞)の記事を読み本書を手にした。
    若い読者が多いらしい。

    〈もうちょっと上の世代向けの小説を書いてみたい〉と。
    (好書好日より)

    どのような作品が届けられるだろうか。
    楽しみに待ちたい。

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    2023年06月04日
  • 犯人は僕だけが知っている

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    ネタバレ

    私の人生を苦しめる犯人が誰かなんて定めなくても、逃げるというコマンドが常にある。
    それがキミの見つけた答えなんだよね?堀口。
    ヤングケアラーに虐待。ネットリンチ。今の社会って感じの本だった。消えたいって気持ちが理解出来るだけでここまで誰かのことをかばってあげられるのが凄い。わたしには出来ないな。
    堀口は逃げきれたのかな。ちゃんと自首するまで描いて欲しかった。

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    2023年05月19日
  • 監獄に生きる君たちへ

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    つまらなくはなかったが、話が単調に感じた。
    伏線か?と思ったら、とくに伏線でもなく、どんでん返しもなく、普通に終わった印象。
    ミステリというにはやや弱い。
    自分はこの著者の話を読んだのはこの作品で3作目だが、すべてそのような印象をうける。
    つまらなくはないけど、大きく心が動かされることもないような……。
    ややラノベより。

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    2023年05月14日
  • 僕が僕をやめる日

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    ネタバレ

    無戸籍児、毒親、児童性虐待、投資詐欺など重めのテーマを扱っている。ミステリーとしてはとんとん拍子に証拠が集まるので、謎解き要素は薄め。

    主人公たちの共同生活の雰囲気がすごく良かったので、この2人に友情が芽生えてきたみたいな描写があればもっと良かった。あと、妹との生活も。いかんせん短いのがもったいなく、もっと深い小説になれた気がする。

    2人の今後はどうなるのかや、父母殺しは子ども時代とはいえ、結局お咎め無し?というところは気になる。

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    2023年05月02日