松村涼哉のレビュー一覧

  • 15歳のテロリスト

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    難しい題材だけど、個人的には刑法39条と並んで少年法も不要。それぞれの苦しさが伝わり読むのがしんどい。復讐の連鎖とやり場の無い感情により結末を心配したが、ミステリーとして見事だったので◎

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    2025年11月30日
  • 君に贈る15ページ

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    15周年に掛けた作品や単純に短編小説として書いている作品が入り混じっていて楽しく読んだ。

    綾崎隼先生の「15年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語」がよかった。

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    2025年11月21日
  • 15歳のテロリスト

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    一気読みしてしまった。少年法を題材とした物語ではあったが、他人との向き合い方について描いているようにも思えて、目に見える情報だけで人を判断してはいけないと感じた。

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    2025年08月19日
  • 15歳のテロリスト

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    少年法難しいよねー
    未成年だからって被害者よりも加害者を守るのもどうかと思うし、かといって簡単に重刑に改正したらそれはそれで再犯率上昇しそうで治安が良くなるのかとかも疑問だし
    難しいね

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    2025年08月18日
  • 15歳のテロリスト

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    近頃、涙腺がぶっ壊れてしまってます。
    年齢かしら…(笑)

    不平等な世の中ですけどね
    正しく生きようとするのは素敵だと思う


    スノードロップの花言葉
    『希望』『慰め』『切ない恋愛』
    『あなたの死を望みます』

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    2025年08月01日
  • 15歳のテロリスト

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    少年法について現実的に考えさせられる1冊でした。
    被害者とその家族、加害者とその家族。どちらの気持ちも共感できる部分があり読み応えがありました。
    たったの15歳が真実と向き合い正しさと自分の想いとの間で葛藤がみられ胸が締め付けられました。
    無知に漬け込んだ内容があり無知の怖さをも感じさせられました。

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    2025年07月28日
  • 少年殉教者

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    ネタバレ

    人気俳優が自殺。本当に自殺だったのか、死の真相を追うミステリー。

    真相はもちろん気になるけど、それとは別で松村先生の文章は心にすっと入ってくるから読む手が止まらなかった。

    でも、自殺、闇バイト、現代の社会問題に深く関わる作品なだけに、重くやるせない気持ちでいっぱいになった。

    彼らの過去は確かに許されたことでは無いけど、殺人に関しては正当防衛だし、正直主人公と同じ気持ち。
    それでも彼らは正面から向き合おうとしたし、真っ当に生きようと自身に重く厳しいルールを課した。

    それだけに、余計に自分で自分の首を締める結果になったのが悔しい。
    正面から向き合えないのなら、応援は愚か、接触すらしなければ

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    2025年06月29日
  • 15歳のテロリスト

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    もし自分が被害者側の人間だったらと仮定したとき、加害者側に復讐しても大切な人が戻って来ないことも、負が連鎖することも容易に想像できた。でも逆に何をすれば心が晴れるのかは思いつかなかった。たった15歳の少年が真実と向き合って自分の成したいことと正しさの間で葛藤してるところは読んでいて心臓を潰されているように胸が締め付けられた。安藤さんの行動とても好きでした。

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    2025年05月13日
  • 君に贈る15ページ

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    とても面白かったです!

    入間人間さんと時雨沢恵一さんを目当てに読み始めましたが、他の筆者皆さんも大変におもしろい話を書いてくださいました。
    ※私は、安達としまむら、アリソンシリーズ のファンです。笑

    どのお話も面白かったので、いろいろ語りたいことだらけですが、ネタバレ回避のため、抽象的にまとめさせていただきます。

    皆さんは本作を読んで何を感じるでしょうか。
    私は、「可能性」「未来」「ナカイマ」「命」
    だと思いました。これまで長く、そうするべきだと云われてきたことや、伝統には、もちろん尊ぶだけの、それが続いてきたなりの理由はあります。一方、そうでない物は許されないと云うはずないのですから、

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    2025年03月28日
  • 15歳のテロリスト

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    15歳のテロリストというインパクトのある作品名と相違するように、加害者と被害者、加害者家族と被害者家族、週刊記者と警察など様々な正反対にいるはずの人の繋がりが、想像を膨らましながら読める1冊である。少年法という法律について、それぞれの立場からの思いを鮮明にさせ、現代の法律や犯罪についてまで考えさせられる1冊になっている。

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    2025年02月20日
  • 僕が僕をやめる日

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    ネタバレ

    ーーー死ぬくらいなら、僕の分身にならない?

    透き通る氷のような冷たい双眸の男だった。

    ーーー大丈夫。世界は僕たちに興味ないから。

    彼は、誰も知らない秘密を生きる。
    その日、立井潤貴は『立井潤貴』をやめた。
     
     
     
    第16回うさぎや大賞では『15歳のテロリスト』で大賞、本作は第3位と同時受賞。2020年の読書メーター第5回レビュアー大賞の課題図書に選定された本作。

    前作『15歳のテロリスト』もかなり面白かったので、本作も期待して読んでましたが、これもかなり面白い。

    一家崩壊を伴い、未成年のうちに無料低額宿泊所でその日暮らし同様な生活をしている主人公と、『無戸籍児』として人生を翻弄さ

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    2025年01月27日
  • 15歳のテロリスト

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    ネタバレ

    ある15歳の少年が爆破テロの予告を出しました。誰もが悪戯だと思ったがその日予告された駅が爆破されました。
    これは世の中を混乱させた複雑な事情をもつ少年とある少女のお話です。読み進めると想像ができない真実がわかります、

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    2025年01月26日
  • 僕が僕をやめる日

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    250と薄いページ数でありながら、ページをめくる手が止まらない作品でした。

    この本の中心人物は主人公と突如消えた「高木健介」。彼の行方を探すと同時に「高木健介」の過去も顕になるのですが、「見放された魂」という言葉が切なくなるほど彼の置かれていた環境は悲しいもので、本当に涙が止まりませんでした。全てを読み終えた後、題名の「僕が僕をやめる日」の本当の意味が分かった気がします。

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    2025年01月17日
  • 15歳のテロリスト

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    ミステリー系の本は難しくて苦手なのですが、この本は割と読みやすくて最後ら辺は吸い込まれるように読んでしまいました。

    終わり方が苦手という方がいましたが、私は結構いい結末だなと思いました。

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    2025年01月06日
  • 犯人は僕だけが知っている

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    ネタバレ

    虐待、ヤングケアラー、生活保護、誹謗中傷、いじめ、現代社会の様々な問題にフォーカスされた考えさせられる話だった。
    4人の中で友情ができたこと、そして何があってもゲームで4人が繋がれること、堀口の倫理観と優しさが本当に泣けた。

    「犯人は僕だけが知っている」というタイトルの解釈が読後は180°変わっちゃったなと思う。

    それから、「排除型社会」。「一人一人が違う」=「私とアナタは違う」他者への理解の放棄。これはかなり刺さった。個性とか多種多様な〜は今の時代重宝されているかもしれないけど、その中でも相手に対して理解することを怠らないことって大切だなと実感した。

    とにかく最初から最後まで飽きない面

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    2024年12月17日
  • 15歳のテロリスト

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    ネタバレ

    15歳の少年篤人が家族を失い、真実を追い求めるためにここまでできるんだと驚きの連続だった。最初は時系列がよくわからなくなって読み直したりしたけど、それが整理された段階でどんどん真相が明らかになっていって面白かった。非常に考えさせられた。今は成人年齢が引き下げられたが、これからの法改正にも注目したいと思った。エピローグがほんとに泣ける。篤人とアズサの今後がまた気になる。

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    2024年12月12日
  • 15歳のテロリスト

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    加害者の家族は、何も悪いことをしていないのに加害者の家族という理由で非難を受け続けなければならないので辛いよなと思ったし、理不尽だなと思った。

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    2024年11月25日
  • 僕が僕をやめる日

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    250と薄いページ数でありながら、ページをめくる手が止まらない。とても惹き込まれる物語だった。
    そして、煙突から出る煙を蝋燭と見立てたり、警察にも病院にも頼れない自分たちの世界を独立した王国と称したり、比喩や表現がなんとも綺麗な作品だと思った。生涯忘れたくない一冊である。

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    2024年10月04日
  • ただ、それだけでよかったんです【完全版】

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    人間力テストは、本当に恐ろしいものだ。これほど生徒を支配し、狂わせたものはないと思う。菅原拓の革命はすごかった。誰も思いつかないような、いじめる側といじめられる側の反転。たった一人の革命とたった一つの願い。苦しくて、悲しい物語だった。

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    2024年08月02日
  • 15歳のテロリスト

    ネタバレ 購入済み

    友達に勧めて貰った読んでみましたがすごく良かったです。逃亡してる時などドキドキするよな感じが伝わってきて良かったです。あとは読みやすかったです。

    #切ない

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    2024年07月23日