松村涼哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見事に社会問題を突いてくるのが松村先生作品の特徴ですが、今回も社会問題を突いてきますね!
個人的に、今作はキャラクターの印象が逆転することがかなり多かったです。良い人と思っていたキャラクターが悪い人だったり、その逆も然り。そういう意味では作者の意図にまんまと嵌ってしまったように感じます笑
キャラクターも個性的で愛着の持てるキャラが多かったのでそこも良かった!
ただ、最後に向けて勢いがなくなっていく感じがしました。ティンカーベルの謎が思ったよりあっさり解決してしまったように感じて、そこは少し残念だったかも、、、。
しかし、やはり松村先生作品は面白い!! -
Posted by ブクログ
ネタバレおおざっぱにまとめると,はみ出してしまった子達が「更正すること」にあがく物語かな?
ちゃんとしようと思っているのだけれども,そうできない自分を持てあましているハノは,禁じられていたブル前にまたたむろするようになるのだが,あるきっかけで仮想空間のネバーランドに行く.そこには,後悔から贖罪を続けていた信二や,カノンこと衝動的に取り返しのつかないことをしてしまった三春などがつどっていた.ハノ達はネバーランドに自分達の居場所を見つけていくのだが,主催者のティンカーベルが,続いて古株の鐘倉もいなくなってしまい・・・.
贖罪と更正をごっちゃにして自己満足で切って捨てることがよくあるけど,良い行いをす -
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Posted by ブクログ
人気者の男子中学生が、遺書を残して自殺した。
『虐めていた』彼が、『虐められていた』彼の彼女が
姉が、姉の友人が出たり。
そもそも4人全員を、誰にも知られないように
いじめ続けるというのは不可能です。
なのに本人はいじめていた、という、謎。
一体どうやって、どうして。
彼の彼女の発言やら、他の生徒の発言やら
そして…いじめていた本人の発言やら。
回想シーンも入っていて、何が真実で何が嘘なのか。
そして彼らが最終的に仕掛けていた、したかった事、に
納得しかない最後でした。
何をしてでも、渡したかったもの。
それは確かに、望んでいたもの、でした。
子供は、成人するまで、それに準ずるまで
親元 -
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Posted by ブクログ
献本で頂いた本。
電撃文庫はファンタジーなイメージがあるので少し想像してたのと違った。
いじめがテーマな話。
全体的に重くて面白くはなかったけどスラスラ読めたかな。
読んでてイメージしたのは4年ほど前にあった「大津市中2いじめ自殺事件」だけどこれはあえてかな?
当時も全く関係のない外野が根拠の無い情報を元に大きく騒いでいた印象はあるけど、本作もそんな感じ。
ただ、疑問に思ったとしても被害者と加害者の意見が一致してしまえば周りにはどうしようもないと思うのは自分だけかな?
個人的に思ったのがキャラが軽いなという点。
Kの姉が意味ありげに別れた話が出るのに特に深掘りもされず、
協力者の「さやぽ