池上英洋のレビュー一覧

  • 自分につながるアート ――美しいってなぜ感じるのかな?

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    タイトルに記載してあった「美しいってなぜ感じるのかな」に興味を持って読んだが、ヤングアダルト向けのアート入門書であり、そのあたりの話は簡単にしか触れられていなかった。

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    2025年01月05日
  • ルネサンス 歴史と芸術の物語

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    初期の十字軍遠征で聖地を征服してキリスト教国を立てて以降、人員や物資の移動にはヴェネチアから船のルートで行われるようになった。港から聖地へ至る道程の守備には、テンプル騎士団が組織された。ヨーロッパ各地から戦地に赴く騎士たちは、旅路と滞在に必要なお金を地元にあるテンプル騎士団の支部に預けたため、そのお金は農園を購入するなどの投資に用いられた。

    商業活動が発展すると、同業者組合(アルテ)が強い力を持つようになり、その代表者が集まって都市の重要事項を話し合いで決定する自由都市国家コムーネが発達した。

    滅亡の時が迫っていたビザンチン帝国からは、学者や技術たちが同じキリスト教圏である西ヨーロッパへと

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    2024年12月30日
  • パリ 華の都の物語

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    美術を中心としたパリの歴史概略。コラムに美術館の紹介もあるので、美術館めぐりをメインに観光するなら最高のガイドブックになりそう。入門によし。

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    2024年08月09日
  • フランス 26の街の物語

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    フランスの26の都市を取り上げ、その都市に纏わる歴史や逸話を紹介する本書
    パリオリンピックに乗っかったんかな?と邪推しつつも美しい表紙に惹かれ読んでみました

    表紙の写真、どこだか分かります?
    超有名な場所なんで分かりますよね〜

    正解は世界遺産にもなっているフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島、及びその上にそびえる修道院モン・サン・ミッシェルです

    本文中にもフランス各地のすんばらしい場所々々の写真がふんだんに載ってるんですが、なんていうか「ん~~、めっちゃ石やん」っていう感想を抱きました
    モン・サン・ミッシェルめっちゃ石やん

    もう石、石、石ですよ
    建物はもちろん、橋も見事に石が積み

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    2024年08月07日
  • フランス 26の街の物語

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    <目次>
    第1章  人の物語
    第2章  芸術の物語
    第3章  歴史の断片
    第4章  世界遺産を歩く

    <内容>
    イタリアの2つの物語に続いて、フランスを描いた。歴史上の事件を扱いながら、声高な所はなく、折り目正しく物語が進んでいくようだ。ときどきパズルのように伏線が回収されることもある。

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    2024年07月03日
  • 西洋美術史入門

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    ネタバレ

    絵を読むには、その時代背景やキリスト教の知識がかなり欲しいのだと知りました。
    自分は美術に関しては完全に初心者で、現状後半の美術史の列挙はあまり頭に入ってきませんでしたが、キリスト教や西洋の歴史も少しずつ勉強していきたいという意欲が湧いてきました。

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    2024年04月18日
  • よみがえる天才2 レオナルド・ダ・ヴィンチ

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    自分が読むには難しかった。詳しく書かれてるからこそかもしれないですが、固有名詞が多く飛び交い読む中で整理するのが大変でした。就寝前に読む本ではなかったです。ただ、色んな絵や写真が載っているので、それに対する理解はしやすいと思います。

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    2024年03月09日
  • 恋する西洋美術史

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    ネタバレ

    いやあ、面白かったです。絵画と西洋文化史とを絶妙につなぐ本作。しかもテーマは恋愛。

    読後、絵画の豊潤さに思いを致しました。

    ・・・
    で、陳腐に思ったこと。
    「絵画って、歴史を綴るなあ」と。

    洞窟で暮らす人々の生活を写すところに始まり、キリスト教の宗教画として機能したり。ルネサンス期にはキリスト教以前のギリシア文化を描いたり、より世俗化したタッチでの聖人画や聖書の題材を描くなどしたり。パトロンの肖像画を描いたり。更には絵画(とそのパトロン)がより一般化したことによりブリューゲルらが農村の風俗を残すようになったり。

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    そう、何か知らんけど、妙に感心してしまったのです。

    「絵画、深い

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    2024年01月21日
  • イタリア 24の都市の物語

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    ネタバレ

    美術史家の池上さんの作品。というかお名前初めて伺いましたが。

    タイトル通りの作品。エッセイというには内容が濃い読み物ですが、一章一章は十数分で読めてしまう気軽なものです。

    ・・・
    やはり良さというと、想像を掻き立てる、行ってみたくなるという事でしょうか。

    収録されている24の地域を挙げますと、サン・レオ、アッシジ、ヴィンチ、ティヴォリ、シラクーザ、タオルミーナ、ヴェネツィア、ルッカ、マントヴァ、フェッラーラ、カノッサ、フィレンツェ、ボマルツォ、オルヴィエート、シエナ、ヴィチェンツァ、ペルージャ、ローマ、ヴェローナ、アマルフィ、サン・ジミニャーノ、チェファルー、マテーラ、パレルモ、です。

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    2024年01月15日
  • 西洋美術史入門

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    西洋美術の歴史を作品個々についてではなく、宗教をはじめとした時代背景などを取り入れながら、大きな流れを分かりやすく解説してくれている。

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    2023年06月24日
  • 西洋美術史入門 実践編

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    2022.08.26 入門に続いて、実践編を読んだが、改めて難しさと奥深さを実感した。うまく言語化できないが、美術史にはなんとも言えない魅力がある。人間の営みの深さ?

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    2022年08月26日
  • 残酷美術史 ──西洋世界の裏面をよみとく

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    図版が多くて楽しい美術本(絵の内容は楽しくはない)。

    タイトル通り残酷な絵が多いので気は滅入るかもしれないですが、ライトな歴史・宗教本としても良いと思います。神話や宗教史の話が多い前半が特に面白い。

    解剖図とかならともかく、絵としてみる分には美しいものの方が絶対いいのに、人はなぜ醜いもの、残酷なものまでわざわざ絵画として残そうとするんでしょうね。

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    2022年07月01日
  • 大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる

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    ★西洋美術の見方、技法、ジャンル、歴史などのほか、背景知識としてアレゴリー、聖書、神話についてもざっと学べます。

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    2022年06月25日
  • 大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる

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    1テーマ見開き毎に極めてざっくり簡潔に分かり易く説明されていて、どんどん読み進めることができる。尤も、美術史というよりキリスト教ないし神話の参考書としての方が有用か。

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    2021年10月17日
  • イタリア 24の都市の物語

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    小さいころから何故かイタリアが好きで、興味があったから読んでみた。

    歴史はあんまり得意じゃないから難しくてちょくちょく読み進めたけど、イタリアの美しい街並みはたくさんの英雄や偉人たちの日々の軌跡によって作り上げられたものなんだなーと思った。ますます行ってみたくなった。

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    2021年01月31日
  • 大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる

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    4年間でこれじゃあちょっとなぁ…。
    西洋美術史の入門書はかなり色々出ているし、カラーだって珍しくない。
    そんな中でこの一冊を選ぶ利用を考えると、…なんだろう。要所要所は押さえているようだし、ほんとに「ざっと」知りたい人向けだろうか。

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    2021年01月01日
  • よみがえる天才2 レオナルド・ダ・ヴィンチ

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    万能の天才と言われるレオナルド・ダ・ヴィンチ。名前の由来はヴィンチ村のレオナルドで、婚外子として生まれ、決して恵まれたとは言えない中で育っていくが、主に絵画を通した人生が詳説されている。
    寡作にして遅筆、なぜ絵筆を先に進めないかと問われ、考えている時間にも作品は進行している、という答えに思考の深さが窺える。自然界にはない輪郭線を描かずに、色彩のトーンとグラデーションだけで描くため、スフマートという技法を生み出す。真骨頂が有名なモナ・リザだが、モデルの謎とともに、絵の深みを増している。日本で開催された企画展の入場者数約150万は未だに世界記録として破られていない。巻頭にカラー口絵があり、作品を参

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    2020年11月22日
  • イタリア 24の都市の物語

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    イタリア美術史を主にする著者の旅路にあったうちの、24つの都市(かつて都市だったもの、小さな町も含める)を、その街に関わる人々の物語と歴史と共に紹介する一冊。
    本当に有名な都市しか知らない私には、未知の世界であったし、多くの美しい街がまだまだあるのだなと思った。特にシチリアについてはなにも知らず、チェファルーなど最高にそそる(?)街だし、本土でもアマルフィなどは美しい。
    どんな街であっても、多くの人の歴史の上に成っている。

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    2020年10月16日
  • 美しきイタリア 22の物語

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    イタリア22の美しい街と物語
    読みやすく美しい写真が想像力を助けてくれ、イタリアの空気を味わえる
    ベーネベーネ!
    それだけでなく同時にイタリアの歴史と文化の知識を増やしてくれるのも嬉しい
    知れば知るほど奥深いイタリア

    せっかく読んだので備忘録

    南イタリアのバーリ
    ブーツの形をイタリアとしたときのヒール部分の付け根辺り
    この街にあるサン・ニコラ教会の外に立つ聖ニコラ像だが、なんとサンタ・クロースの原型となった人物
    サンタ・クロースの伝説の最も有名な説らしい
    トルコのミラの街の三人娘の話である
    生まれは貴族だが貧乏な隣人
    その隣人は3人の娘がいたが、困窮のあげく、彼女達を身売りさせようと考え

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    2020年09月29日
  • 西洋美術史入門

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    2020.02.20 以前から読もうと思ったまま、積読状態だったが、やっと読み終えた。美術史に関する入り口のたったということか。

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    2020年02月20日