池上英洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
恋愛―それは人類の長い歴史を通じて、私たちの人生にとって常に重要なものであり続けた。
画家たちの恋愛事情、奔放な性的エピソードに溢れた神話、人類の恋愛の諸相を捉えた、新しい角度からの西洋美術史。
[ 目次 ]
第1章 恋する画家たち
第2章 愛の神話
第3章 愛のかけひき
第4章 結婚―誓われた愛
第5章 秘められた愛
第6章 禁じられた愛
第7章 愛の終わり
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
美術館は好きだけど、西洋絵画って特に取っ付きにくくてイマイチ…
いつもなんとなく眺めるだけになっちゃってたので、勉強のために一読
これは美術のことがなんも分かんない2人が講師から1週間レクチャーしてもらうという漫画です
めっちゃ同じ目線で「そこからかい!」という質問をしてくれる生徒のおふたりが好き!
解説にでてくる絵画もちゃんとカラーで載せてくれているので、自分でも鑑賞しながらレクチャーを受ける気分が味わえます
歴史画を鑑賞する時に注目すべき目印や、謎すぎる現代美術の見方など興味深かった
ましてや常設展はいつもほぼスルーしてたことを反省
国立西洋美術館は中には入ったことなかったけど、知識が薄れないうちに行ってみようかな -
Posted by ブクログ
ルネサンスの巨匠たちが登場する歴史小説+時代や人物の解説本。
小説部分と解説部分が交互に展開する、少し変わった構成だった。
小説部分の1つ目が熱い。ラファエロの視点でレオナルドとミケランジェロの創作風景を見るくだり、こんなの最高の二次創作だよ(褒めてる)。
当たり前だけれど、当時には『ダビデ像』とか『モナ・リザ』とかの名作が作られる過程を目撃した人々がいたんだよなあ。すごいことだ。
小説部分の2つ目は、レオナルドが『最後の審判』を描こうとしていた...かも...?という仮説に基づく物語。ちょっと眉唾感があって、個人的にはそこまで盛り上がらなかったな。最後の切なさはとても好き。
解説はルネサンスの時代や人物の概要を知れる、分かりやすくさくっと読める分量。
レオナルドの生涯って、意外とそこまでぱっとしない感じなんだ...!?
物語部分のノリで、作者さんに長編の歴史小説を書いてほしいなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ古代から関わっている、アート。そのアートのもつ力や、「美」とはなにかなどについてかいている本だった。あまりアートには興味がないが、そんな人でもわかるような内容で書かれていた。
後半、絵画の紹介や説明があり、少し飽きたが最後まで読んだ。
この本で知ったこと、学んだこと
1 絶対的な美の基準はないが、普遍的な美(自然豊かな風景など)はある。
美術は、人間だけが自覚をもって作り出し一見役に立たなそうで、しかし人間のこころに働きかけるもののひとつ。(動物にはない、人間独特なもの)
2 いまは両腕がないミロのビーナス。1820年にキクラデス諸島のメロス島で農夫がみつけた時は、指先や足などもあったが、発掘調査やパリに輸送している間に、なくなってしまった。大理石で後々コピーがつくられた。元々は青銅(ブロンズ)でつくられていたが、その後サビたり武器にするために壊されたりした。
3 読み書きできる人が少なく、ラジオやTVなどのメディアがなかった時代、たくさんの人に伝わる、最大の力を発揮したのが、絵画だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ西洋の絵画を中心に、女性の表象史を背景にある社会史や思想とつなげながら論じる、という試み。
史料としての絵…
絵を通して、有名になった絵を辿って、描かれた当時の女性についてこんなに知ることができるんだ、と。
画家の世界における女性、という点にも触れられていて、なんだかこの前読んだイラン人女性の置かれている境遇と重なる部分を感じ、
今では女性蔑視は自由に叫ばれているけれども、
それは本当に最近に可能になったことなんだなーと思ったり。
この一冊の本だけで物事を認識すべきではないけれど、女性の表象が強く男性によって作られてきた側面があることは事実の一部ではあるのだろうと。
この私たち歴史の一側面を認識し、共有することは、女性を悪役にするようなひどい考えかたを世界中から根絶するための一歩だ。
もっとこれからは女性たちが自分たちを定義して自由に生きられる社会にしていきたいと思う。