【感想・ネタバレ】イタリア 24の都市の物語のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年09月30日

いつかはまたイタリアを再訪したいと思いつつ、コロナ禍でそれも思うに任せないならば、せめてイタリアの各都市の物語を美しいカラー写真とともに読んで、イタリアに行けない溜飲を下げるしかないのである。

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Posted by ブクログ 2012年08月09日

NHKのイタリア語テキストにて連載中に担当させていただきました。池上さんは大学の先輩でもあり、尊敬する書き手です。

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Posted by ブクログ 2021年08月03日

イタリアの都市を、歴史や逸話をもとに紹介している。
イタリアに行ったことはなくても、
世界史の本で通り過ぎた都市が魅力いっぱいである。

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Posted by ブクログ 2019年03月18日

著者は美術史の池上先生。
元々はNHKのイタリア語講座テキストに書いた連載をまとめたもののようです。なので書かれているのは「歴史」でも「美術史」でもなく、「物語」という濃度で。
さらっと読むことができるのですが、イタリア史やイタリア美術史の基本知識が無い私には、どの時代の話をしているのか判らなくなる...続きを読むこともありました。そういうことを気にしないで読めば良いのですが、気にしてしまう性格が良くないですね。
とはいえ、魅力的な都市が多くて……。これの日本版も作ってみたくなりましたわ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年07月17日

「ほら穴に生きた人々~マテーラ~」

おもしろかった『恋する西洋美術史』の著書が贈る、イタリアの都市の豆知識。1章数ページで読みやすかったが、情報が少ない分、もっと知りたい!という欲求も出てきた。特に衝撃的だったのはマテーラという町。戦後まで洞窟の中に住んでいる人がいたという。洞窟の中の生活は不衛生...続きを読むで不便だったそうだが、その人口は最盛期には1万人にも達したらしい。イタリアといえばローマ時代、そして現代の発展した姿を思い浮かべてしまうが、このような都市があったことに驚きを隠せなかった。他にも塔がたくさんある町など、行ってみたくなった場所がたくさん。写真満載の一冊で、旅行前に再読したいと思った。

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Posted by ブクログ 2014年07月27日

イタリア人は最も観光客を扱うのが上手。これだけの歴史があってその中で生活をしていれば、生活の中に自分の街を訪れる人をもてなすのは当たり前なんだろうな。
まだ訪れたことのない街がたくさん。何年かイタリアから遠ざかっているから今年はイタリアかな。

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Posted by ブクログ 2012年05月10日

新書らしくない新書。
カラーの写真がたくさんあって、まるで旅行誌みたい。とても読みやすい。

24都市ってだけあって、知らない街の紹介もされてる。イタリアに行きたくなる。

ただ、それぞれの物語が短い。入門としてよむ分にはちょうどよいかも。

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Posted by ブクログ 2012年03月12日

有名都市以外のイタリアの都市にもスポットをあてているのがよい。単なる街紹介ではなく、ストーリーがあるのがよい。カラーの写真入りがよい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月15日

美術史家の池上さんの作品。というかお名前初めて伺いましたが。

タイトル通りの作品。エッセイというには内容が濃い読み物ですが、一章一章は十数分で読めてしまう気軽なものです。

・・・
やはり良さというと、想像を掻き立てる、行ってみたくなるという事でしょうか。

収録されている24の地域を挙げますと、...続きを読むサン・レオ、アッシジ、ヴィンチ、ティヴォリ、シラクーザ、タオルミーナ、ヴェネツィア、ルッカ、マントヴァ、フェッラーラ、カノッサ、フィレンツェ、ボマルツォ、オルヴィエート、シエナ、ヴィチェンツァ、ペルージャ、ローマ、ヴェローナ、アマルフィ、サン・ジミニャーノ、チェファルー、マテーラ、パレルモ、です。

おそらく多くの普通の日本人は、この中でご存じな町は精々4つか5つくらいなのではないでしょうか。でも、これだけ多くの世界遺産、素敵な町、その背後にある芳醇なストーリーがあるのに、日本人に知られていないのは実に残念な話です。

一例を申し上げましょう。
難攻不落のカリオストロ牢獄に幽閉された自称カリオストロ伯爵は詐欺師だったとか(サン・レオ)、レオナルド・ダ・ヴィンチはフィレンツェ上流階級の非嫡男と生まれ農村で育てられたとか(ヴィンチ)、教皇アレクサンデル6世の子として生まれ3回の結婚を経て世を去ったルクレツィアの話(フェッラーラ)など。あと、当時絶世の美女とうたわれたシモネッタの肖像画各種(フィレンツェ)とか。

こういう話を聞いたらちょっと行ってみたくなりませんか?
ま、これらにピンと来る方ならば、イタリアに行こうが行くまいが読んで損はないでしょう。

・・・
逆に言うと、行く予定もなく、イタリア好きでもない方にはうまく刺さらない可能性があります。

普通の一般的日本人は上記のなかでローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアあたり知っていると思います。世界史を頑張った方は、シラクーザ、パレルモ、カノッサあたりは名前は憶えていると思います。サッカー好きはペルージャはご存じでしょう。

でもこれ以上は厳しい(良く知らない)のが実情だと思います。
そうした意味では、やはり一種目的のある方向けの作品だと思います。

・・・
ということで美術史家池上氏による、エッセイ調で肩の凝らないイタリア小噺集でした。

イタリアに興味のあるかた、近々旅行に行く方、あるいは丁度帰ってきた方にはお勧めできる作品です。

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Posted by ブクログ 2021年01月31日

小さいころから何故かイタリアが好きで、興味があったから読んでみた。

歴史はあんまり得意じゃないから難しくてちょくちょく読み進めたけど、イタリアの美しい街並みはたくさんの英雄や偉人たちの日々の軌跡によって作り上げられたものなんだなーと思った。ますます行ってみたくなった。

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Posted by ブクログ 2020年10月16日

イタリア美術史を主にする著者の旅路にあったうちの、24つの都市(かつて都市だったもの、小さな町も含める)を、その街に関わる人々の物語と歴史と共に紹介する一冊。
本当に有名な都市しか知らない私には、未知の世界であったし、多くの美しい街がまだまだあるのだなと思った。特にシチリアについてはなにも知らず、チ...続きを読むェファルーなど最高にそそる(?)街だし、本土でもアマルフィなどは美しい。
どんな街であっても、多くの人の歴史の上に成っている。

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Posted by ブクログ 2013年06月14日

ついつい引き込まれる、と言った文体では無いし、なんとなく物足りない感じもあるけれど、これがNHKイタリア語講座のテキストの連載だということなら納得。各回のページ数限られてただろうし。なので駆け足でイタリアの文化や歴史に触れるパンフレット的なものだと思って読むといいと思います。写真オールカラーできれい...続きを読むし。

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Posted by ブクログ 2012年09月02日

NHKラジオイタリア語講座の元ネタかと思ったら、TV講座用テキストに連載していたそうだ。現在のラジオ講座と都市のダブりはなさそう。

1都市あたり新書で数ページ(図版こみ)なので物足りないのは仕方ないが、行ったことのある町(14都市)にはまた行きたいと思い、言ったことのない町には行きたいと思った。図...続きを読む版がオールカラーなのもよい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年09月22日

この方の本は『恋する西洋美術史』に引き続き2冊目。
全図版がカラーで、しかも魅力的。
新書は大抵読んだらすぐ手放してしまうけど、これはとっておこうかな。

女たちの物語の章、フェッラーラで、ルクレツィア・ボルジアが出てきたので、このあたりの物語をいつか惣領冬実さんの絵で(チェーザレ/KCモーニングコ...続きを読むミックスのこと)読めるだろうか、とニヤニヤ。

イザベラ・デステは塩野七生さんの本でしか読んだ事が無いから、頭の中でそちらも思い出しながら読む。

唯一行った事のあるフィレンツェ、やっぱり一度でも行った事、実物を見た事があると、文章を読んでいてもイメージが広がる。

以前、付き合っていた人にフィレンツェとヴェネツィアに行くのが夢なんだ、と言ったら、どこにあるか知ってるの?と返されて心底げんなりしたものだけど、斯く言う私だって、ここに出ている都市の事、知らないことばっかり。

だから面白いんだけど、物事知った気になるものじゃないな、と反省。

あと、学者さんの文章って、正確に書こうとして回りくどくなったり、ってありがちだけど、この本はそんなことなくて、ワクワク感を掻き立ててくれる気がする。

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Posted by ブクログ 2011年09月15日

西洋美術史を専門とする著者が、美術家の視点から紹介する、イタリアの都市、24の小さな物語。

ローマやフィレンツェといった観光ルートでおなじみの都市から、ルッカやサン・レモといったどうやってもツアーなどでは立ち寄りそうにない都市まで、非常にバラエティに富んだチョイスとそこで展開される物語に、気が付け...続きを読むは肩の力を抜いてゆったりと身を浸している。

気になった話は、もっと掘り下げてみたくなる。
そんなネタが随所にちりばめられた良書。

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Posted by ブクログ 2011年01月20日

イタリアの都市にまつわる歴史を学ぶことによって知的好奇心を満たしながら、その建造物や絵画などの芸術作品の素晴らしさを存分に味わえる本。

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