池上英洋のレビュー一覧

  • 西洋美術史入門

    Posted by ブクログ

    最近、美術館巡りにハマっているので指南書として。時代背景や社会情勢などがとても易しく解説されており読みやすい。
    アートとしてだけでなく歴史的資料としての鑑賞の楽しみを提案してくれる良書。

    0
    2019年06月09日
  • 西洋美術史入門

    Posted by ブクログ

    国立西洋美術館に行くにあたって、事前に絵画の楽しみ方を学んでおこうと思い、読みました。当時、絵を描くことが単なる有閑階級の嗜みではなかったこと、また絵画を通してその時代の社会的状況が読み取れることがわかり、絵画鑑賞の際の視点を増やすことができました。

    0
    2019年05月08日
  • 西洋美術史入門

    Posted by ブクログ

    中高生向けのちくまプリマー新書なので、読みやすい。
    美術作品はただ眺めるだけでもいいのだが、作成された時代背景や、作家がどんな影響を受けたのかを知ることで味わいは格段に増す。そのことを再確認する良書。

    0
    2019年04月13日
  • 西洋美術史入門

    Posted by ブクログ

    中野京子の『怖い絵』シリーズが好きで、絵画の背景を読み解く美術史に興味を持った。入門書として最適ときいたので読んでみたけれど、なるほど読みやすくわかりやすい。巻末に推薦文献リストもあり、興味の程度に合わせて次に読むと良い本もわかり親切。

    0
    2018年08月01日
  • 美しきイタリア 22の物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美しい写真と美しい文章が
    両方楽しめるおいしい新書。

    この作品はシリーズの2作目。
    まだ1作目読んでませんけどね。
    でもこれだけ楽しめるので
    前の作品もさぞかし面白いのでしょう。

    4つの章に分けられていて
    それぞれ違ったテーマで語られています。
    あのポンペイを襲った大災害を
    冷静に見据えてその災害に殉じた
    一人の学者のお話も出てきます。

    そして…最後の晩餐ももちろん。
    彼はどうやら、「仕上げない」人で
    有名だったようで、それがために
    有名なプロジェクトに入れず
    悔しい思いをしたようです。

    その作品は珍しく仕上げたのですが
    残念なことに、急がされたがために
    作品の保存状態は
    最悪なものに

    0
    2018年02月28日
  • ルネサンス 歴史と芸術の物語

    Posted by ブクログ

    ルネサンスとは何だったのか?その時代背景と根底に流れる思想がえがかれているところがおもしろい。古代復興というがなんで古代を復興したの?っていうところまでつっこんで解釈をしている。読み応えあり!!

    0
    2016年01月07日
  • 西洋美術史入門 実践編

    Posted by ブクログ

    なんとなく、美術館へ行くことが多いものの、見に行った絵が何を意味しているか分からなくて、虚しい思いをしたため、購入。

    本書は、西洋美術を見るにあたり知るべき基本的な事柄を網羅していると思われる。個人的にはかなり面白かった。本書の視点をもって、今後は芸術品に当たっていきたい。

    0
    2014年05月28日
  • 恋する西洋美術史

    Posted by ブクログ

    美術館で何も考えずにぼーっと観るのもいいけど、絵にまつわる物語を聞くのが好きなので美術館に行くと音声ガイドは絶対つける!

    論文の引用があったりして、濃い内容だけど音声ガイドを聞いているみたいに、とても読みやすい。

    愛や死ということが芸術や人生を動かす。これらは自分の思い通りにならない。娼婦や不倫、不釣り合いの結婚など、ドロドロな話が多かったけど、“おわりに”で取り上げられた「エロイーズとアベラール」の話がロマンティックでよかった。

    0
    2013年11月24日
  • ルネサンス 歴史と芸術の物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「恋する西洋美術史」「西洋美術史入門」と、大変読みやすく勉強になる作品を出している著者。今回も読者の心をぎゅっと掴む、分かりやすい、図版が多い、豆知識満載の3拍子揃った良本だった。

    美術史が専門の著者だが、本書は、歴史により重点を置いて書かれている。なので、ルネサンス期の大まかな歴史の流れを復習できて良い。また、カラーで引用の絵画や建築がそのページに掲載されているので、非常に読みやすい。

    思えば、美術史家とは、歴史家よりも奥が深い気がする。美術のことに加え、その時代の背景、流行、文化、思想、建築、神話や文学など、網羅する範囲は幅広い。この知識の幅広さが、美術史家の本に奥行きを持たせ、読む者

    0
    2012年08月24日
  • イタリア 24の都市の物語

    Posted by ブクログ

    NHKのイタリア語テキストにて連載中に担当させていただきました。池上さんは大学の先輩でもあり、尊敬する書き手です。

    0
    2012年08月09日
  • 恋する西洋美術史

    Posted by ブクログ

    大学教授の著書。授業が面白いから読んだ。
    先生は中学の頃、絵画の女性に恋をしていたらしい、変態だ。
    高等な二次元愛、間違いなく変態。

    でもなんとなくその気持ちもわかる、なんとなく。

    0
    2011年12月11日
  • 恋する西洋美術史

    Posted by ブクログ

    絵を見るのは好きだけど、西洋美術にひそむキリスト教や神話についての素養がないので、もどかしくなることが多い。で、西洋美術史の本をぱらぱらと見たりしても、当たり前ながら頻出するカタカナの氾濫で頭が混乱することたびたびだった私。そんな私にとってこの「恋する西洋美術史」はパーフェクトな本だった。
    この本は肩ひじの張らない入門書として最高だと思う。正しい美術史の知識が見え隠れしながらも、寝転がって読めるような軽妙な文章ですいすい楽しく読める。
    有名な絵が多く採録されているのも◎。そして池上先生の悶々とした思春期の青い思い出話もほほえましい。
    本当に最後まで興味深く読めた新書だった。が、中ほどの章(秘め

    0
    2009年10月07日
  • 仁義なき聖書と美術の世界

    Posted by ブクログ

    絵画として取り上げられることの多い旧約聖書・新約聖書の有名エピソードを広島やくざ風に綴り直すというユニークな本。難しそうなものを、一風変わったアプローチでクスッと笑える感じにして敷居を下げるの、とても好き。
    おそらく、宗教画、特に最初にカラヴァッジョが紹介されているので、そのダイナミックで迫真の雰囲気と、日本の劇画的なヤクザものを結びつけてイメージしたのかな、と想像した。
    聖書のエピソードは、改めてみてみるとユダヤ民族の自意識の高さがありありと出ており、もちろん神話的なものなのでそりゃそうなのだけれど、やはり一神教の極端さを、キリスト教やイスラム教がこれだけ広まった現代だから普通に感じるけど、

    0
    2025年10月31日
  • 自分につながるアート ――美しいってなぜ感じるのかな?

    Posted by ブクログ

    #自分につながるアート
    #池上英洋
    #ちくまQブックス
    #筑摩書房

    普段あんまりすすんで読まないジャンルなので
    途中進みにくかったが、読み切った!
    昔のアートの役割についての話が面白かった。
    宗教が深く関わっているのも興味深い。
    芸術に触れたくなるときあります。
    秋ですし、ね。

    #ArtConnectedToMe
    #HidehiroIkegami
    #ChikumaQBooks
    #ChikumaShobo

    This is a genre I don't usually read with much interest, so
    I struggled to get through i

    0
    2025年10月27日
  • 創元世界史ライブラリー 錬金術の歴史 秘めたるわざの思想と図像

    Posted by ブクログ

    錬金術というタイトルに惹かれて読みました。
    錬金術という何かを金に変える一種の術というよりは、歴史書や美術についての感覚です。

    ちょっと怪しく、ペテンの香りもするが、実験的で秘密…そんなものに惹かれていく傾いていく。

    フリーメイソンや修道、良性具有なんかも登場しますが、掲載されている絵画だけでも見る価値があると思います。カラーではないけれど、どれも不思議で惹きつけられます!

    0
    2025年10月19日
  • マンガでカンタン!名画の見方は7日間でわかります。 西洋美術編

    Posted by ブクログ

    マンガで西洋美術に関する知識をなんとなく得られる。
    具体的な絵よりもジャンルごとに説明している点がいい。

    0
    2025年09月25日
  • 大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる

    Posted by ブクログ

    美術品を通して西洋の文化や宗教などを学ぶ本という印象だった。
    文章での解説1ページ、図説1ページの見開き1セットで話がまとめてあって読みやすかったです。

    0
    2025年06月03日
  • 残酷美術史 ──西洋世界の裏面をよみとく

    Posted by ブクログ

    西洋絵画の残酷で凄惨な場面を描いた絵をその背景とともに紹介しています。神話、聖書、中世、処刑や戦争など、あらゆる場面で残酷な絵は描かれ、教訓にされたり恐怖されたりし、それでも描かれ続けて人間の裏面を見せつけていることがわかる1冊。

    0
    2025年05月22日
  • 自分につながるアート ――美しいってなぜ感じるのかな?

    Posted by ブクログ

    確かに、マーケティングひとつとっても、アート抜きには語れない世の中ですわな。興味がないと思いながら、実は日常的に興味を持たざるを得ないジャンルともいえる訳で。こうした切り口もまた楽し。

    0
    2025年05月16日
  • 西洋美術史入門 実践編

    Posted by ブクログ

     前作の『西洋美術史入門』に続いて読んでみた。
    わかりやすく、読みやすい、そしてためになる。

     巻末に「まとめ」として、西洋美術史の研究の進め方が記載されており、便利で文字通り実践的。

     読書案内もあるが、索引が付いていたらなお良かった。
     題材として取り上げられた作品が全てカラーで掲載されている訳ではない点が、残念ではある。(多くは巻頭でカラーで掲載されている。)

     「美術作品は、観賞者がいてはじめて成立する」など、美術について深く追究する視点・観点が多く示されている。
     

    0
    2024年12月04日