池上英洋のレビュー一覧

  • 美少女美術史 ──人々を惑わせる究極の美

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    西洋美術史の池上先生が、美少女の描かれた絵画の歴史的変遷と分類を解説していく本、のはずなんですが、半分以上のページに図版があるのでページをめくるたびに、あらかわいい、この子もかわいいと、ちっとも読書が進みません。どうしてくれるw。とにもかくにも、かわいいは正義ですよ(結局内容が頭に入ってない)

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    2021年03月28日
  • よみがえる天才2 レオナルド・ダ・ヴィンチ

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    レオナルドの一生涯について、彼が生きた時代の流れに触れながら詳細に語られていて読み応えがあった。

    寡作であったから、という点でもそうであるけれど、彼が探究や創作のために捧げ込んだ努力については、わたしたちにとって非常に多く見習うべき部分があるという点で、レオナルドは、美術家の中でも一際その人となりや生涯について学ぶべき人物だな、と思わされた。
    著者のレオナルドに対する人物像の評価はかなり好き。

    彼を取り巻いた歴史であるルネサンスについてより詳しく学びたくなった。
    自身の研究分野についてとても熱意を持っている著者だと文体から感じられたので、この方の著作は色々読んでみたい。
    特に、晩年描かれた〈洗礼者ヨハネ〉について語る際に文中で触れられていた『死と復活』『レオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と芸術のすべて』はすごく気になる!

    そして、読んでる最中に、この人がちくまプリマーの『西洋美術史入門』を書いた人だと気付いたときは親近感が湧いた。

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    2020年12月06日
  • ヨーロッパ文明の起源 ──聖書が伝える古代オリエントの世界

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    面白い!シュメール文明について、紹介されていた本も読みたい。
    大洪水伝説が他にもいくつかある…というのは知っていたけれど、その大洪水伝説の変遷を見ると文化の伝播が可視化されて興味深い。

    それぞれの地理的特徴と都市の在り方も興味深かった。
    例えば、ギリシャは肥沃な土地ではなかった為各都市はそこそこの規模で栄え、人口が増えると他の土地へ植民していったがエジプトはナイル河岸が肥沃だった為外へ出る動機がなかった…等

    古代オリエントや聖書について、ひいてはヨーロッパ文明の起源についてなにか読みたいなら入り口としてぜひ薦めたい。

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    2020年11月27日
  • よみがえる天才2 レオナルド・ダ・ヴィンチ

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    レオナルド・ダ・ヴィンチの作品と人生に向き合うにあたって、信頼できる著作だ。それが新書で読めることに驚く。

    時代を生き抜くために、彼は惜しみない努力をしていたのだ。

    後代だからこそ、あーだ、こーだと言えるが、作品そのものはもちろんのこと、その人生から得られる教訓は大きい。

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    2020年11月12日
  • 西洋美術史入門 実践編

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    美術史の観点から作品を読み解く方法論を実際の作品を例に解説した良書。いきなり実践編から手をつけたもののスラスラと読むことができた。巻末に載った参考文献リストも面白そうな本が多くて有用。

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    2020年10月10日
  • イタリア 24の都市の物語

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    いつかはまたイタリアを再訪したいと思いつつ、コロナ禍でそれも思うに任せないならば、せめてイタリアの各都市の物語を美しいカラー写真とともに読んで、イタリアに行けない溜飲を下げるしかないのである。

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    2020年09月30日
  • 小学館版 学習まんが人物館 レオナルド・ダ・ヴィンチ

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    レオナルドダビンチの自伝を読みました。
    27歳の時フィレンツェのオールスター画家名簿から落選。
    30歳まで無名で、
    ある時一念発起して「軍事コンサル」名乗ってミラノの王子に
    自らアプローチ。
    奇跡的に採用されたあとに必死で軍事の勉強を開始し、数年で専門家になる。
    その時の王子から軍事以外にも建築や彫刻など様々な仕事の依頼があり、全く知識がない状況から全ての仕事を請け負ってそれぞれの専門家になる。
    最終的には画家業に専念し、ライバルミケランジェロとの競争や天才芸術家ラファエロを育て、名実ともに超一流の人物となる。
    ダヴィンチの手記には、
    「私は無学だ。常にその道の専門家を探し、専門家に教えを請え」と書かれていたそうです。老年になっても、ダヴィンチは20歳の解剖学の天才研究家に弟子入りしてます。
    そして、
    ダヴィンチの机には子供向けに書かれたテキストがたくさんあったそうです。
    ダヴィンチは、
    子供向けの詩集も出しています。
    その中に
    「鳥篭の中にいて自由を奪われるくらいなら、
    死んだ方がましだ」と書いています。

    ダヴィンチの人生を学んでわかったのは
    今の時代、誰でもダヴィンチになれるってことです。
    当時は聖書を否定しただけで死刑ですから。
    自由に考え、自由に行動できる今の時代で、
    成功できない方がおかしいと思いました。

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    2020年01月27日
  • レオナルド・ダ・ヴィンチを旅する

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    まるで美術館で売っているパンフのよう。
    作品を見ながら、数々の逸話に触れられて、正にダ・ヴィンチを旅させて頂いた気分です。
    誰もが知っている【最後の晩餐】の構図で、横一列という不自然さにはじめて気づきました。確かに芝居ではないのだから背を向けた人がいても良いのか…。そう考えたら、一般的な食事シーンはどう描かれているのか。意識したこともありませんでした。

    さまざまな気づきがあった一冊でした。

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    2019年06月22日
  • 西洋美術史入門

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    最近、美術館巡りにハマっているので指南書として。時代背景や社会情勢などがとても易しく解説されており読みやすい。
    アートとしてだけでなく歴史的資料としての鑑賞の楽しみを提案してくれる良書。

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    2019年06月09日
  • 西洋美術史入門

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    国立西洋美術館に行くにあたって、事前に絵画の楽しみ方を学んでおこうと思い、読みました。当時、絵を描くことが単なる有閑階級の嗜みではなかったこと、また絵画を通してその時代の社会的状況が読み取れることがわかり、絵画鑑賞の際の視点を増やすことができました。

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    2019年05月08日
  • 美しきイタリア 22の物語

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    ネタバレ

    美しい写真と美しい文章が
    両方楽しめるおいしい新書。

    この作品はシリーズの2作目。
    まだ1作目読んでませんけどね。
    でもこれだけ楽しめるので
    前の作品もさぞかし面白いのでしょう。

    4つの章に分けられていて
    それぞれ違ったテーマで語られています。
    あのポンペイを襲った大災害を
    冷静に見据えてその災害に殉じた
    一人の学者のお話も出てきます。

    そして…最後の晩餐ももちろん。
    彼はどうやら、「仕上げない」人で
    有名だったようで、それがために
    有名なプロジェクトに入れず
    悔しい思いをしたようです。

    その作品は珍しく仕上げたのですが
    残念なことに、急がされたがために
    作品の保存状態は
    最悪なものになったのです…

    本当にほっとするひと時を
    提供してくれたように思います。

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    2018年02月28日
  • ルネサンス 歴史と芸術の物語

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    ルネサンスとは何だったのか?その時代背景と根底に流れる思想がえがかれているところがおもしろい。古代復興というがなんで古代を復興したの?っていうところまでつっこんで解釈をしている。読み応えあり!!

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    2016年01月07日
  • 西洋美術史入門 実践編

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    なんとなく、美術館へ行くことが多いものの、見に行った絵が何を意味しているか分からなくて、虚しい思いをしたため、購入。

    本書は、西洋美術を見るにあたり知るべき基本的な事柄を網羅していると思われる。個人的にはかなり面白かった。本書の視点をもって、今後は芸術品に当たっていきたい。

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    2014年05月28日
  • 恋する西洋美術史

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    美術館で何も考えずにぼーっと観るのもいいけど、絵にまつわる物語を聞くのが好きなので美術館に行くと音声ガイドは絶対つける!

    論文の引用があったりして、濃い内容だけど音声ガイドを聞いているみたいに、とても読みやすい。

    愛や死ということが芸術や人生を動かす。これらは自分の思い通りにならない。娼婦や不倫、不釣り合いの結婚など、ドロドロな話が多かったけど、“おわりに”で取り上げられた「エロイーズとアベラール」の話がロマンティックでよかった。

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    2013年11月24日
  • ルネサンス 歴史と芸術の物語

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    ネタバレ

    「恋する西洋美術史」「西洋美術史入門」と、大変読みやすく勉強になる作品を出している著者。今回も読者の心をぎゅっと掴む、分かりやすい、図版が多い、豆知識満載の3拍子揃った良本だった。

    美術史が専門の著者だが、本書は、歴史により重点を置いて書かれている。なので、ルネサンス期の大まかな歴史の流れを復習できて良い。また、カラーで引用の絵画や建築がそのページに掲載されているので、非常に読みやすい。

    思えば、美術史家とは、歴史家よりも奥が深い気がする。美術のことに加え、その時代の背景、流行、文化、思想、建築、神話や文学など、網羅する範囲は幅広い。この知識の幅広さが、美術史家の本に奥行きを持たせ、読む者を惹きこむのかもしれない。

    美術を知らない人でもきっと熱中して読んでしまうであろう一冊。大変おすすめ。

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    2012年08月24日
  • イタリア 24の都市の物語

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    NHKのイタリア語テキストにて連載中に担当させていただきました。池上さんは大学の先輩でもあり、尊敬する書き手です。

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    2012年08月09日
  • 恋する西洋美術史

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    大学教授の著書。授業が面白いから読んだ。
    先生は中学の頃、絵画の女性に恋をしていたらしい、変態だ。
    高等な二次元愛、間違いなく変態。

    でもなんとなくその気持ちもわかる、なんとなく。

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    2011年12月11日
  • 恋する西洋美術史

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    絵を見るのは好きだけど、西洋美術にひそむキリスト教や神話についての素養がないので、もどかしくなることが多い。で、西洋美術史の本をぱらぱらと見たりしても、当たり前ながら頻出するカタカナの氾濫で頭が混乱することたびたびだった私。そんな私にとってこの「恋する西洋美術史」はパーフェクトな本だった。
    この本は肩ひじの張らない入門書として最高だと思う。正しい美術史の知識が見え隠れしながらも、寝転がって読めるような軽妙な文章ですいすい楽しく読める。
    有名な絵が多く採録されているのも◎。そして池上先生の悶々とした思春期の青い思い出話もほほえましい。
    本当に最後まで興味深く読めた新書だった。が、中ほどの章(秘められた愛、禁じられた愛)は章の名前でも推測できるように直截的な絵が掲載されている。もちろん見る分にはちっとも平気な範囲ですが、電車の中で読むにはややためらわれました。
    絵画鑑賞上級者には物足りないかもしれないけれど、絵は好きだけど、絵のモチーフの意味はイマイチわからないという人はマストバイです。犬やら鳩やら兎にも意味があったのですねぇ。

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    2009年10月07日
  • 額縁のなかの女たち 「フェルメールの女性」はなぜ手紙を読んでいるのか

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    女性とアートについて、何か読みたいと思って以前に何冊か読んだことがあった池上英洋氏の本を手に取った。
    いわゆる美術における女性表象などを扱っているのかと思いきや、女性の画家のことも扱っていて知らなかったことが多くとてもおもしろく読めた
    マリー・アントワネットのあの花を持った青いドレスの絵を描いたのはマリー・アントワネットと同い年のヴィジェ=ルブランという女性である。2人は親交も深く、ルブランが妊娠中に筆を落としてマリー・アントワネットに拾ってもらったというエピソードはこの本だからこそ書かれた内容だと思う。また当時の王立アカデミーが女性には門戸を開いていなかったとか(予想はしていた)、女性が画家として歩むためにはどれほど苛酷な環境、時代だったのかが描かれていたり、絵画に描かれた女性から当時の教育水準やジェンダーギャップまでが垣間見えるのもなるほど、と興味深く読んだ。女性画家だけ集めた特別展とかやればいいのにな。どっかやってくれないかな

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    2026年10月03日
  • 小学館版 学習まんが人物館 レオナルド・ダ・ヴィンチ

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    私も左利きだが、鏡文字には、なっていない。ダビンチは、おそらくADHDだったのだろう。特異な物の考え方と感覚が、他と異なる新しい発想を起こしたのだろう。親からの干渉がない時代が、実は、彼にプラスに働いたのではないか。

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    2026年09月21日