池上英洋のレビュー一覧

  • 西洋美術史入門

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    ネタバレ

    今まで感覚で絵画見てきたけど、歴史知るの面白かった。テンペラ画のこととか絵画のことについて学べて良かった。

    もっと深く理解するために、世界史勉強するのもアリかなって思った。

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    2025年04月17日
  • 自分につながるアート ――美しいってなぜ感じるのかな?

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    【目次】

    はじめに

    第1章 人間とアートは切っても切り離せない?!

    アートが無ければ本も無い
    「美しい」と感じる動物は人間だけ?
    異性に対して感じる「美しさ」って?
    美しさの絶対的な基準はない
    “カワイイ” のルーツ
    “普遍的な” 美しさ

    第2章 アートはどのように生まれたか?

    “食べるため” に生まれたアート
    そして、人はなぜか模様を付け始める
    描かれた人の形
    眼の無い顔
    〈ミロのヴィーナス〉の腕
    “印象派” を生んだ「類推する力」

    第3章 アートが “働く” とは?

    絵は最も力のあるメディアだった
    見たことのないものを伝える役目
    疑問があるなら答えましょう
    絵が伝えるメッセー

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    2025年02月15日
  • 西洋美術史入門

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    西洋美術の奥深さを知るきっかけとなった一冊。
    美術館に行っても「何も分からん」となるだけで寂しかったので、こちらの本を読んでみました。
    西洋美術とはもともとどういうものだったのか、それを鑑賞するとはどういうことかが丁寧に解説されており、大変参考になります。

    「絵を読む」ためには「スケッチスキル」と「ディスクリプションスキル」を手に入れておくべきだそうです。確かに最初は知識が足りなくても、これができれば、美術館をただ見て回るだけではない新たな楽しみができそうだなと思いました。ぜひ実践していきたいです。

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    2024年05月05日
  • 西洋美術史入門

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    絵画を読み解くことで、社会の様子や人々の考え方、価値観がわかるということを、時代時代の作品を取り上げて、優しく開設してくれている西洋美術史のまさに入門書。

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    2024年03月03日
  • 西洋美術史入門

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    美術史というものが何か分からない状態で読んだがとてもわかりやすかった

    絵画は識字率が低かった時代にとって「何かを伝えるためのもの」であり、趣味ではなく買い側がいて描かれているものという根本が分かり、これから美術を見るのが面白くなりそうだなと思った

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    2024年01月15日
  • レオナルド・ダ・ビンチ

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    最後にこう書いてあったよ。「モナリザの絵を知らない人はいないだろう」って。おれでも知ってるし、すごくない?(8歳9ヶ月本人談)

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    2023年09月12日
  • 創元世界史ライブラリー 錬金術の歴史 秘めたるわざの思想と図像

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    金の精製を追い求めたかつての歴史を豊富な図版とともに紹介する本。第4章の「奥義書を読む」は本書で1番読み応えある箇所です。摩訶不思議な錬金術の世界に興味がある方はぜひ。

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    2023年06月02日
  • 西洋美術史入門

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    「どんな人がなんのために描かせたのか」「なぜその題材に需要があったのか」って視点は美術鑑賞する上で今まであんまり気に留めてなかったけど、そこを意識すると今までよりもっと美術館が楽しくなりそう!
    パトロンがついたメディアとしての美術品って視点で、今まで見てきた絵画や彫刻をもう一度見てみたくなってきた。

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    2022年12月16日
  • 西洋美術史入門

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    西洋美術史の入門書
    ・識字率の低い時代において絵画が最大のメディアだった。現代はかつての役割から、趣味的な自己表現のツールとなっている。
    ・サン・ピエトロ大聖堂はカトリックの総本山。バロック調。
    ・アーツ・アンド・クラフツは、産業革命の反動としての家内制手工業や中世的装飾への回帰。
    ・アール・ヌーヴォーは、中性的な植物や昆虫などの有機的素材をモチーフにしている。
    ・印象派の代表モネは、自然界に存在しない黒を使わず、混色を避けた明るい色使いになっている。
    ・1世紀の初期キリスト時代には偶像崇拝は禁止されていた。

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    2022年07月12日
  • 西洋美術史入門

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    随分前にセールで安くなってたから購入。時を経て、印象派たんへ行く前に知識をつけてから行こうと思って読み始め。(なお、展示会には間に合わなかった)

    これはめちゃくちゃ面白い。良書。美術史とはつまり人間の歴史を見ることである。いやむしろ人間の歴史がわからないと読み解けない。「なぜそのような作品がその時代にその地域で描かれたのか、そしてなぜ流行ったのか」という美術が成り立つ背景を見ていく必要があり、それによっていままでモヤがかかっていたような「美術への理解」がどんどん鮮明になり面白い。

    本書は絵画をベースに見方を書いていくのではなく、歴史をベースに「何が起こったからどういう絵が求められたのか」を

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    2021年11月07日
  • 西洋美術史入門

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    美術史に関しての初めての1冊でしたが、美術の読み解き方や歴史など初心者に優しくかつ網羅的に書いてあった。

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    2021年08月22日
  • 美しきイタリア 22の物語

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    イタリアの22都市の話を
    歴史エピソードを加えて語っている。
    その語り口が絶妙であり、
    「行ってみたい」と思わせる内容に満足している。

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    2021年07月31日
  • 美少女美術史 ──人々を惑わせる究極の美

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    西洋美術史の池上先生が、美少女の描かれた絵画の歴史的変遷と分類を解説していく本、のはずなんですが、半分以上のページに図版があるのでページをめくるたびに、あらかわいい、この子もかわいいと、ちっとも読書が進みません。どうしてくれるw。とにもかくにも、かわいいは正義ですよ(結局内容が頭に入ってない)

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    2021年03月28日
  • よみがえる天才2 レオナルド・ダ・ヴィンチ

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    レオナルドの一生涯について、彼が生きた時代の流れに触れながら詳細に語られていて読み応えがあった。

    寡作であったから、という点でもそうであるけれど、彼が探究や創作のために捧げ込んだ努力については、わたしたちにとって非常に多く見習うべき部分があるという点で、レオナルドは、美術家の中でも一際その人となりや生涯について学ぶべき人物だな、と思わされた。
    著者のレオナルドに対する人物像の評価はかなり好き。

    彼を取り巻いた歴史であるルネサンスについてより詳しく学びたくなった。
    自身の研究分野についてとても熱意を持っている著者だと文体から感じられたので、この方の著作は色々読んでみたい。
    特に、晩年描かれた

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    2020年12月06日
  • ヨーロッパ文明の起源 ──聖書が伝える古代オリエントの世界

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    面白い!シュメール文明について、紹介されていた本も読みたい。
    大洪水伝説が他にもいくつかある…というのは知っていたけれど、その大洪水伝説の変遷を見ると文化の伝播が可視化されて興味深い。

    それぞれの地理的特徴と都市の在り方も興味深かった。
    例えば、ギリシャは肥沃な土地ではなかった為各都市はそこそこの規模で栄え、人口が増えると他の土地へ植民していったがエジプトはナイル河岸が肥沃だった為外へ出る動機がなかった…等

    古代オリエントや聖書について、ひいてはヨーロッパ文明の起源についてなにか読みたいなら入り口としてぜひ薦めたい。

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    2020年11月27日
  • よみがえる天才2 レオナルド・ダ・ヴィンチ

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    レオナルド・ダ・ヴィンチの作品と人生に向き合うにあたって、信頼できる著作だ。それが新書で読めることに驚く。

    時代を生き抜くために、彼は惜しみない努力をしていたのだ。

    後代だからこそ、あーだ、こーだと言えるが、作品そのものはもちろんのこと、その人生から得られる教訓は大きい。

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    2020年11月12日
  • 西洋美術史入門 実践編

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    美術史の観点から作品を読み解く方法論を実際の作品を例に解説した良書。いきなり実践編から手をつけたもののスラスラと読むことができた。巻末に載った参考文献リストも面白そうな本が多くて有用。

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    2020年10月10日
  • イタリア 24の都市の物語

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    いつかはまたイタリアを再訪したいと思いつつ、コロナ禍でそれも思うに任せないならば、せめてイタリアの各都市の物語を美しいカラー写真とともに読んで、イタリアに行けない溜飲を下げるしかないのである。

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    2020年09月30日
  • 小学館版 学習まんが人物館 レオナルド・ダ・ヴィンチ

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    レオナルドダビンチの自伝を読みました。
    27歳の時フィレンツェのオールスター画家名簿から落選。
    30歳まで無名で、
    ある時一念発起して「軍事コンサル」名乗ってミラノの王子に
    自らアプローチ。
    奇跡的に採用されたあとに必死で軍事の勉強を開始し、数年で専門家になる。
    その時の王子から軍事以外にも建築や彫刻など様々な仕事の依頼があり、全く知識がない状況から全ての仕事を請け負ってそれぞれの専門家になる。
    最終的には画家業に専念し、ライバルミケランジェロとの競争や天才芸術家ラファエロを育て、名実ともに超一流の人物となる。
    ダヴィンチの手記には、
    「私は無学だ。常にその道の専門家を探し、専門家に教えを請え

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    2020年01月27日
  • レオナルド・ダ・ヴィンチを旅する

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    まるで美術館で売っているパンフのよう。
    作品を見ながら、数々の逸話に触れられて、正にダ・ヴィンチを旅させて頂いた気分です。
    誰もが知っている【最後の晩餐】の構図で、横一列という不自然さにはじめて気づきました。確かに芝居ではないのだから背を向けた人がいても良いのか…。そう考えたら、一般的な食事シーンはどう描かれているのか。意識したこともありませんでした。

    さまざまな気づきがあった一冊でした。

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    2019年06月22日