池上英洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
レオナルドダビンチの自伝を読みました。
27歳の時フィレンツェのオールスター画家名簿から落選。
30歳まで無名で、
ある時一念発起して「軍事コンサル」名乗ってミラノの王子に
自らアプローチ。
奇跡的に採用されたあとに必死で軍事の勉強を開始し、数年で専門家になる。
その時の王子から軍事以外にも建築や彫刻など様々な仕事の依頼があり、全く知識がない状況から全ての仕事を請け負ってそれぞれの専門家になる。
最終的には画家業に専念し、ライバルミケランジェロとの競争や天才芸術家ラファエロを育て、名実ともに超一流の人物となる。
ダヴィンチの手記には、
「私は無学だ。常にその道の専門家を探し、専門家に教えを請え -
Posted by ブクログ
ネタバレ美しい写真と美しい文章が
両方楽しめるおいしい新書。
この作品はシリーズの2作目。
まだ1作目読んでませんけどね。
でもこれだけ楽しめるので
前の作品もさぞかし面白いのでしょう。
4つの章に分けられていて
それぞれ違ったテーマで語られています。
あのポンペイを襲った大災害を
冷静に見据えてその災害に殉じた
一人の学者のお話も出てきます。
そして…最後の晩餐ももちろん。
彼はどうやら、「仕上げない」人で
有名だったようで、それがために
有名なプロジェクトに入れず
悔しい思いをしたようです。
その作品は珍しく仕上げたのですが
残念なことに、急がされたがために
作品の保存状態は
最悪なものに -
Posted by ブクログ
ネタバレ「恋する西洋美術史」「西洋美術史入門」と、大変読みやすく勉強になる作品を出している著者。今回も読者の心をぎゅっと掴む、分かりやすい、図版が多い、豆知識満載の3拍子揃った良本だった。
美術史が専門の著者だが、本書は、歴史により重点を置いて書かれている。なので、ルネサンス期の大まかな歴史の流れを復習できて良い。また、カラーで引用の絵画や建築がそのページに掲載されているので、非常に読みやすい。
思えば、美術史家とは、歴史家よりも奥が深い気がする。美術のことに加え、その時代の背景、流行、文化、思想、建築、神話や文学など、網羅する範囲は幅広い。この知識の幅広さが、美術史家の本に奥行きを持たせ、読む者 -
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Posted by ブクログ
絵を見るのは好きだけど、西洋美術にひそむキリスト教や神話についての素養がないので、もどかしくなることが多い。で、西洋美術史の本をぱらぱらと見たりしても、当たり前ながら頻出するカタカナの氾濫で頭が混乱することたびたびだった私。そんな私にとってこの「恋する西洋美術史」はパーフェクトな本だった。
この本は肩ひじの張らない入門書として最高だと思う。正しい美術史の知識が見え隠れしながらも、寝転がって読めるような軽妙な文章ですいすい楽しく読める。
有名な絵が多く採録されているのも◎。そして池上先生の悶々とした思春期の青い思い出話もほほえましい。
本当に最後まで興味深く読めた新書だった。が、中ほどの章(秘め