池上英洋のレビュー一覧

  • 西洋美術史入門

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    後半はやや羅列気味な印象だが,初心者向けとしては良い。ある形式の絵画がなぜ書かれたのか,書かれた地域性はどういうものかなどを論じている。

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    2023年09月06日
  • 大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる

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    題名通りざっと学べてよかった。世界史的な観点だけじゃなく画材の使われ方やよく題材にされる宗教・神話のエピソードなど幅広く美術について学べて勉強になった。図や絵、年表などもあってわかりやすかった。

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    2023年08月31日
  • 西洋美術史入門

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    なぜその作品が描かれたのか、描かれた当時はどのような社会だったのか、なぜ人々はその作品を美しいと思ったのか…美術作品を前にしてなんとなく眺めるのではなく、自分で考えて深く味わう楽しみを教えてくれる本。昔は識字率が低く、絵画によって物語を伝えていた。絵の中で描かれているのは誰かを示すアトリビュートなど、知らないままでは理解することができない点は絵も文字も同じ。学んで初めて意味が分かり、作品をもっと深く楽しむことができる。

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    2023年06月02日
  • 大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる

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    美術史の通史だけでなく、絵画の読み解き方の基本やテーマ(宗教・神話など)についての解説の章があり、初心者にも分かりやすく書かれている。
    ただ、やや細切れに書かれすぎていて、全体像をつかみにくいところもあった。

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    2023年02月26日
  • 西洋美術史入門

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    中学で学んだ時は暗記することに必死で内容に関心を持っていなかったが、それぞれの絵には描かれた背景があることを知ると美術がとても身近なものに感じれた

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    2023年01月11日
  • 大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる

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    美術館は好きなのでよく足を運ぶのですが、この本を読むことによって技法や歴史等の詳細も理解できました。特に宗教画はその時代背景がかなり色濃く描写に反映されるため、私のようにどちらかと言うと雰囲気で絵画鑑賞されている方には本当おすすめです。美術館の楽しみ方が変わりました。
    ただ一つ難点を申し上げると、他の方も仰っているように絵は白黒ではなくカラーがいいなぁと…

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    2022年09月20日
  • 官能美術史 ──ヌードが語る名画の謎

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    借りたもの。
    文庫サイズながらカラー図版を多く掲載し、西洋美術史のヌード表現の変容、主題解説、鑑賞のポイントを紹介している。
    読んでいるとそこに一貫して流れているというべき官能表現――性愛の歴史――に魅了される。
    「愛」という抽象概念(性愛、精神的な愛、禁断の愛)の体現から、強姦、浮気、不倫、売春の描写、恋愛物語に同性愛、少年愛……
    ポルノグラフィティ的な要素、タブー視されたものののぞき見的なものも否めないが、愛にまつわる悲喜こもごもが人の心を揺さぶる事を色香と共に匂わせてくる美術たち。
    様々な愛が主題の物語や、寓意であればそれが何を示しているのか、その魅力が言語化されている。
    その絵画が描か

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    2022年08月11日
  • 残酷美術史 ──西洋世界の裏面をよみとく

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    美術 とは 美 だけではないと痛感
    美術家たちが未だ自分では体験しない死をどのように見つめたのか? どのような死の歴史が西洋にあったのか?を通観できる本
    一貫してるのは歴史の残酷さはもちろんだが、画家の壮絶さ(なくなった妻を見て色彩を見出すモネなど)である。

    ただ、かなりグロテスクな文、絵画が多いので覚悟して読むこと
    自分は中西ヨーロッパの魔女狩りの部分はシンドくて流し読み…

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    2022年08月06日
  • 西洋美術史入門 実践編

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    美術史(美術鑑賞だけではなく、美術史)の実践編
    遠近法の歴史、種類
    書かれた時の歴史 は勿論だが、
    何が『美術』たらしてるのか?
    どこまでが作品か?
    また、何がオリジナルか?
    (修復の結果、長く見られてきた姿から大きく姿を変えた作品は修復すべきか。採石場として扱われたコロッセオは修復されない=修復されたものはオリジナルとは違う と 式年遷宮をする伊勢神宮との対比の事例

    また、ナチスドイツの集めた美術品やルーブルに集められた“盗掘品”は誰の所有物か?
    など、単にアートを見るだけでない視点をやさしく解説してくれる良書

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    2022年07月31日
  • 美しきイタリア 22の物語

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    今は行けなくても、きっと行く日のために

    22の都市のエピソードを
    歴史的出来事、宗教、文化、偉人や貴族など
    多方面から分かりやすく綴られていて
    写真も多く
    行った気になりながら楽しめた

    その地の歴史を知って
    文化や人々に敬意もった旅ができたら
    旅は、もっと素晴らしいものになると思う

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    2022年06月30日
  • 西洋美術史入門

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    美術について、ほとんど知識がなかったので入門書としてはおもしろかった。
    ただ、ジャンルが絵画から彫刻、建築など多岐にわたっていたので最後の方は疲れて読みきれなかった。

    印象的だったのは、
    なぜカトリックが禁止されていた偶像崇拝を認めていたのかや、近代以前では美術がこんなにも流行していたのか?
    それは、読み書きが普及していなかったからで、なんらかの主張を伝えるには言語以外のもの、直感的にわかる美術が最も効率的だったからだということを聞いて、とても納得した。

    これから美術を見るときには、当時の人の思いを寄せてみようという気になった。

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    2022年03月15日
  • 西洋美術史入門

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    この先生のゼミ絶対面白そう
    美術史ってこの時代はこういう作風が流行ってて〜ってそういうの覚えるようなことかと思ってたけど、むしろこの作品にはこういう作成背景と社会的背景があってっていうのを資料を基にしながら読みといていくことなんですね
    アトリビュートとかシンボルとかもっと知りたい
    絵を読みとけたらもっと面白いだろうな

    1章の伝達ゲームを実際にやってみたけど、言葉で説明するの難しかった

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    2022年03月15日
  • 大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる

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    後半の宗教とアトリビュートのところが面白かった
    前半の美術史は美術に興味持ってる人なら割と知ってることばかりだったからあんまりかな図と代表作品とりあげて簡単にまとめてあるから読みやすい
    収穫はファムファタール、ラウルハウスマン、ベルニーニ(聖テレサの法悦)を知れたこと

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    2022年01月14日
  • 大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる

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    読みやすいレイアウト。神話や歴史背景から、絵画を読み解いていく説明もわかりやすい。
    西洋美術史がどんなものか、サクッと知りたい!という人にはおすすめ。

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    2022年01月13日
  • 西洋美術史入門 実践編

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    前著の西洋美術史入門がめちゃくちゃ面白かったので実践編も読んでみた。
    実際の美術品(絵画だけでなく彫刻とか建築)を通して美術品の作られた時代や背景、歴史的宗教的意味を見ていく。

    美術史は奥深すぎて、ものすごく沼が深い…。当たり前だけど世界史にかなり精通してないといけないので、世界史専攻じゃなかったわたしにはなかなか難しい。でも美術品を読み解いていくと解像度が上がってとても楽しい。これ中学生とか高校生のときに一緒にかじったら歴史にも興味が湧きそう。
    美術品は社会が変わると評価も変わる。人類がいなくなったあとと美術品は美術品たり得るのか…。

    戦争によって美術品が奪われ、はたまた取り返され…とい

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    2021年12月13日
  • ビジネスエリートのための!リベラルアーツ 西洋美術

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    美術については何度か美術館に足を運んだ程度しかないが為になった。

    美術とは何か答えはなかなか難しいが、「心に効く薬」あるいは「心のサプリメント」のような力が役立つことが理解されていることからすれば人間としての魅力を増す教養のようなものだろう。

    考えを再構成すること=デザイン、それを含む表現活動全般=アートといったなかなか奥深い考え方も出てくる。

    なぜこの作品がここにあるのかを含めていつか各地の美術館を巡ってみたい。

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    2021年12月03日
  • イタリア 24の都市の物語

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    イタリアの都市を、歴史や逸話をもとに紹介している。
    イタリアに行ったことはなくても、
    世界史の本で通り過ぎた都市が魅力いっぱいである。

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    2021年08月03日
  • ルネサンス 歴史と芸術の物語

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    世界史の授業では、ほんのわずかしか習わなかったルネサンス。
    その始まりと終わりを豊富な写真や絵つきで説明してくれている。
    歴史の流れとともに色々学べる。

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    2021年06月26日
  • ルネサンス 三巨匠の物語~万能・巨人・天才の軌跡~

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    ルネサンスの三巨匠と作品を、分かりやすく並べて紹介している。
    もっと知りたいと思わせてくれた。
    入門向け新書としては十分。

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    2021年06月22日
  • 西洋美術史入門

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    西洋美術の視点を与えてくれる本。美術史を見ればそのときの社会が分かる。歴史を勉強していると、文化史は暗記も多く大変だったイメージがあるが、文化を勉強することがその時代の空気を知ることになると言うことを改めて感じさせてくれました。もう少し西洋美術について深く学んでみようかと思うきっかけになりました。

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    2021年05月08日