【感想・ネタバレ】創元世界史ライブラリー 錬金術の歴史 秘めたるわざの思想と図像のレビュー

あらすじ

金にあらざる物質を用いて金を精製する錬金術は、古代より人類が追求した見果てぬ夢だった。完全性と永遠性を象徴する金の性質から、錬金術は不老不死の思想とも結びつく。本書ではエジプトの冶金術から中国の錬丹術、アラビアの錬金術を経てルネサンス期に隆盛を見た西洋錬金術の歩みを、摩訶不思議な奥義書の図像とともに紐解いていく。西洋の歴史、思想と密接に並走する錬金術の謎を解き明かす決定版。図版多数。

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Posted by ブクログ

金の精製を追い求めたかつての歴史を豊富な図版とともに紹介する本。第4章の「奥義書を読む」は本書で1番読み応えある箇所です。摩訶不思議な錬金術の世界に興味がある方はぜひ。

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2023年06月02日

Posted by ブクログ

錬金術というタイトルに惹かれて読みました。
錬金術という何かを金に変える一種の術というよりは、歴史書や美術についての感覚です。

ちょっと怪しく、ペテンの香りもするが、実験的で秘密…そんなものに惹かれていく傾いていく。

フリーメイソンや修道、良性具有なんかも登場しますが、掲載されている絵画だけでも見る価値があると思います。カラーではないけれど、どれも不思議で惹きつけられます!

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2025年10月19日

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