延原謙のレビュー一覧

  • バスカヴィル家の犬
    今まで読んだホームズシリーズで断トツに好き。
    この作品はワトスンが主に活躍する。
    ワトスンがホームズに宛てた手紙と彼の日記を読んでいるように物語が進んでいく。
    ホームズがいない中任務を任されたワトスンが孤軍奮闘する様子が可愛らしく思えた。
    ストーリーの展開も、推理も、各所に散りばめられたヒントを元に...続きを読む
  • 緋色の研究
    シャーロック・ホームズの冴え渡る推理もさることながら、犯人の決して朽ちることなき復讐こそ感情移入させられ面白かった!
  • シャーロック・ホームズの冒険
    シャーロックホームズ入門書といっていい程度の読みやすさ(改版)であり、短編集なので飽きることなく読み進められる。全体的にヴィクトリア朝の空気を味わえるが、「まだらの紐」など冒険というより若干ホラー、サスペンス、ミステリアスな雰囲気のものもあり、それがまた脳内に鮮明にイメージしやすく書かれており面白い...続きを読む
  • 緋色の研究
    シャーロック・ホームズシリーズ読破の旅、始めます。
    ワトソンとホームズが出会うはじまりの物語であり、出版順的にも一作目なのでコナン・ドイルも探り探りやってたのかな?
    まさかの第二部はアメリカとモルモン教の話がメインだったので驚き。
    昔読んだ記憶があったけど後半の展開全然覚えてなかった(笑)
  • 恐怖の谷
    シャーロック・ホームズはテンポよく進んでいく短編がおもしろいが、長編のこの作品も二部に分かれている後半だけでも独立した物語として楽しめておもしろい。でも、もしかしてドイルはホームズを書くのに飽きていて違うものを書きたかったからこういう構成にしたのかなと思ってしまった。
  • シャーロック・ホームズの冒険
    「赤毛連盟」「唇の捩じれた男」「まだらの紐」など、誰もが知っている名作ばかり。そんなアホな!なオチが多く、小学生の時はうまくハマらなかった。しかしながら、時代背景などを踏まえると、感心してしまう。
  • 四つの署名
    シャーロックホームズのファンでないと、最後まで読み切れないかも。
    無理矢理感が否めず、犯人のバックグランド掘りすぎ。むしろ「四つの署名」ってなんだっけ?ってかすむ印象。
    しかしながら、ワトソンとメアリの出会いや、シャーロックホームズのコカインの話など、有名なエピソードは見逃せない。
  • 緋色の研究
    「シャーロックホームズの凱旋」を読み終え、自分の中で再度シャーロックホームズ・ブームが到来。小学生(?)以来の読み返し。
    なるほど・・・最初にこれだと、挫折するかも。ワトソンとの出会いや、シャーロックホームズの性格など、詳細に記されてる。しかしながら、犯人のバックグランドを掘りすぎて、置いてけぼり感...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの事件簿
     読みたかった短編(『ソア橋』『サセックスの吸血鬼』)が収録されている本書。この2篇はもちろん、『這う男』や『ライオンのたてがみ』が面白かった。ポーの某作品のように、現代のミステリー小説の感覚でいると騙されてしまう。怖いなぁ、こんなのいるんだ。ホームズが語り手となる珍しい短編もあるが、少し物足りない...続きを読む
  • 緋色の研究
    ページ数の割に、思ったより重厚なストーリー。東野圭吾のガリレオみたいに、短編から始まったのか?と途中思うところもあったけど、二部構成のようになっているだけだった。そこだけ少し挫折しそうだったが、最後に繋がれば合点の行く構成だった。
    この後に続いていくシリーズが、より楽しみになった。
    また、関連小説も...続きを読む
  • バスカヴィル家の犬
    いつものように一部、二部と分かれておらず、シリーズ最長の長編だと言われている今作品。
    特殊地帯かつ田舎ならではのトリック。
    発想はすごいがなんともファンタジー色の強い作品でした。
    ミスリードもあり、動機も至ってシンプル、かつ情景がしっかり描かれているの場面を想像しやすく、読みやすかったです。
    ワトソ...続きを読む
  • 緋色の研究
    森見登美彦さんの新作を楽しく読むために読み始めた。
    ドラマのSHERLOCKは好きで見てたから、なんとなく全体的に既視感のある場面が多く、答え合わせをしている感じの読み始め。
    でもやっぱりヴィクトリア朝のもつ雰囲気が徐々に強まってきて、最後には独特な世界観に夢中になれた。
  • シャーロック・ホームズの冒険
    赤髪同盟、いつもながら発想が天才
    その代わりやっぱり頭使うというか
    記憶細胞、仕事してる?って聞かないと!

    なんか仕事で疲れたり、失敗じゃないけど
    凹むことがあった時は読む体力無さそう。

    あくまで順調な時に、腰を据えてふんふん読みたいやつだね゚゚\(´O`/)°゜゚

    でも話はめっちゃ面白いから...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの冒険
    初めてシャーロック・ホームズを読みました。
    100年以上前の作品にも関わらず、推理小説として面白かったです。
    ホームズとワトソンの軽妙な会話のおかげで、作品全体が明るく軽快で、読みやすかったです。
    ホームズのファンになりました。
  • バスカヴィル家の犬
    やはり長編が好き
    霧深い湿ったドロドロした雰囲気の土地の感じがよく出ていて表現が変わっていて面白かった
    犯人を捕らえられなかったのは残念だが依頼主の守りたかった人は守ることができた

    最後の後日談のような感じでトリックが明かされるのも良かったし、
    シャーロックホームズシリーズは必ず犯人の背景や細かい...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの帰還
     劇的に再登場するかと思いきや、意外とあっさり帰って来る『空家の冒険』はもちろん、暗号にわくわくさせられる『踊る人形』、ホームズとワトスンが犯罪に手を染める『犯人は二人』、『六つのナポレオン』など秀逸な短編がてんこ盛り。個人的には『美しき自転車乗り』が好き。いくら心配だったとはいえ単なるストーカー行...続きを読む
  • バスカヴィル家の犬
    ホームズの登場シーンが少なく、話の大半はワトソンメインという思い切った構成。面白かった。

    ホームズいつ出るんだろうとワクワクしたまま話は終盤へと向かっていく。姿を見せないのに高い期待感を持たせてくれるシャーロック・ホームズという圧倒的存在感

    ホームズは長編より短編派なんだけど、これは長編の中で凄...続きを読む
  • 恐怖の谷
    一部で事件、二部でその事件の被害者が主人公の一部の事件が起こった原因が書かれてる

    二部に入る前に
    –一つの話も片付けもしないでおいて、他の話をおしつけるのかとはやまらないでいただきたい。〜諸君が過去のミストリーを解決しえたら、私たちはふたたびベーカー街のこの部屋に落ち合ってそこで話の結末をつけるこ...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの思い出
    思い出という題名通り、ホームズの過去に扱った事件も登場する。
    殺人事件は少なく、詐欺、暗号、窃盗など様々な事件が楽しめた。
    特にマスグレーブ家の話が好きです。
    相変わらず悪いやつを退治した人には甘い。
    モリアーティが唐突すぎて、ドイルが早くこのシリーズを終わらせたかったのだなと伝わってきました。
  • 四つの署名
    今回もホームズとワトソンのコンビが最高だった。ワトソンはもちろんだけど、ホームズの方もワトソンと一緒に事件を追いかけることを楽しんでる様子がよく分かって尊かった。
    メアリーが出て来た瞬間から、ワトソンが彼女に好意を持ってるのがめっちゃ伝わってくるのも、ミステリーにロマンスが加わって、よりストーリーを...続きを読む