延原謙のレビュー一覧

  • バスカヴィル家の犬

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    ホームズシリーズの長編。
    名家の伝承として恐れられる「怪物」の正体を、新領主の護衛も兼ねてワトソン君が単独で調査することに。
    寂しい風景、不気味な夜に響く謎の声、不可解な事象、怪しい人物、放たれた殺人鬼……
    盛りだくさんの現実を前に、ワトソン君が「ホームズよ、早く来てくれ」と嘆くシーンが面白い。(読者としても同じ気持ちです)

    他の短編よりもワトソン君による謎解きや推測が多めで新鮮!
    とある場所で短信を見つけたときの描写は、ちょっとしたホラー演出よりもゾクッとします。

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    2025年06月04日
  • 緋色の研究

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    シャーロックとワトソンの出会いの場面は
    何度読んでも楽しい!
    経過や結果がわかっているのに
    また読み返しちゃうのよね

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    2025年05月26日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    (再読)

    ホームズシリーズ正典。ホームズからワトスンへの迷言「都合が良かったら早く来い、悪くても来い。S.H.」や、通常はワトスンが記録するところ、諸事情によりホームズ自身が記録せざるを得なかった物語が楽しめます。面白い!

    ***

    ホームズが語り手だったり、探偵業を隠退していたり、ワトスン君による記録を非難したかと思えば、逆に彼の不在を嘆いたり。彼の新しい一面を沢山発見できる魅力的な短編集。
    『3人ガリデブ』でワトソン君を撃った犯人にブチギレるホームズが最高なので、是非見てください。

    登場人物たちが「貴方があのホームズさんですか!?もちろん存じております!お話、読んでますので!」と表

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    2025年05月22日
  • バスカヴィル家の犬

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    確かにホームズ作品の中で1,2を争う人気作なのも納得の一冊。ワトソン語りの書き方が今作では特にうまく機能している。
    bbcシャーロックを見てから読んだけど、話の流れや結末、トリックも最後の最後まで面白かった!

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    2025年05月13日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    二度のロンドン訪問から帰り、探偵シャーロックホームズの物語を手に取ってみた。そういえばこの誰でも知ってる名探偵の物語をしっかりと本で読むのは初めてかもしれない。2025年の今、大人になった人でも面白く読めてしまうのが名作と言われる所以なのかもしれない。10編の短編かそれぞれ読みやすかった。

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    2025年04月22日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    頭が良くてスマートで格好いいシャーロック·ホームズが好きで、けっこう読んでいる。思わぬところで意外な展開が待っていて、毎回とても面白い。ミステリー好きもさすがとうならせるシャーロック·ホームズはみんなにおすすめです。

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    2025年03月01日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    「ホームズ」の名前は、子どもの頃の夏休みに祖父の家で見たアニメ「名探偵ホームズ」で知りました。犬の姿をしたホームズたちが協力して事件を解決する話……だったかな?昔のことで記憶があやふやですが、可愛くて格好いい彼らの活躍が大好きでした。

    小説はこの作品から。短編集なので読みやすい!
    同じ話でも翻訳次第で作品のイメージは変わるので、最初にどの訳で読むかはとても大事だと思っています。古風な文体も、慣れれば趣きと味があって、口語的な翻訳からは得られない良さがあります。一生推せる、一生狂える、大好きなシリーズです。

    ホームズシリーズで特に好きなのは、ホームズが事件を「完全」には解決しないところ。

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    2025年02月28日
  • 緋色の研究

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    ホームズの人間らしさと変人らしさが可愛くて面白くて、どんどん読み進められた。その当時の時代背景も含めて楽しめた。

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    2025年02月11日
  • 緋色の研究

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    ホームズの推理よりも、犯人の殺人を犯すまでの凄まじい人生の物語に感動。今も昔も本当に悪い人が、罰せられる世の中であって欲しいと思った。

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    2025年02月11日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    子供の頃から好きで読んできましたが、久しぶりに再読すると、ロンドンの当時の街並みや、空気感などの描写がとても繊細で、謎解きよりもむしろそちらにノスタルジーを感じました。

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    2025年01月24日
  • 緋色の研究

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    ネタバレ

    ホームズのキャラクター性が最高に魅力的!
    瞬間に見抜く観察眼...言い当てられて驚愕して説明されて納得して...面白い。

    ホームズが瞬間に推理する上に自信満々な(しかも外さない)ので、
    ミステリーとしては結構あっさり?
    また、倒叙でなく前後半の後半でがっつり犯人の動機が語られる為、ちょっと長い...
    ホームズを見せてくれって気持ちになっちゃいました...。

    まだ1作目なのであっさり目かな?とか思いつつ次の作品にも期待。
    すっっっごく面白いのでおすすめです。

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    2024年12月28日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    昔小学生の時に読んだ小説だが、大人向けの文章で見るとまた違う魅力がある。トリックは大人になった今でもよく覚えているが、大人向けの文章になっても相変わらずの面白さだ。これがコナンドイルの魅力なのだろうとおもう。
    いつか原作を英語で読めるようになりたいものだ。

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    2024年12月17日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    「この偉大にして暗黒の舞台は、そんなケチなもののためにあるのじゃないさ。僕が犯罪者でないのを、社会は祝福すべきだよ」「それはまったくだね」私は心から同意した。

    短編というよりやや中編より。入り組み方や推理のきっかけの難度が上がっていて読み応えがある。が動機の多くが情愛でそれは残念な気もする。

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    2024年12月15日
  • シャーロック・ホームズの思い出

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    ネタバレ

    ・白銀号事件

    犯人がまさかの馬。原因は殺された本人なので仕方がない。

    白銀号を保護してた調教師を大目に見てあげるホームズ好き。


    ・黄色い顔

    珍しいホームズの失敗談。
    自信満々に事件を解決したかと思いきや真相は違っていて夜寝る前に反省してるの可愛い。
    ワトソンが『ノーバリ』とホームズに囁く時はあるのだろうか。


    ・株式仲買店員

    なんか赤毛組合と似た系統。


    ・グロリア・スコット号

    ホームズが大学在籍中に手掛けた最初の事件。探偵を職業とするきっかけになった物語ともありなんだか特別感あって良き。

    足を犬に噛まれるホームズの絵が気になる。

    お父さんの告白の手紙堅苦しすぎて分かりに

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    2024年10月12日
  • シャーロック・ホームズの思い出

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    ネタバレ

    最近では、この翻訳文章が好きになってきたところだったのに
    まさかの、ホームズ最終巻だったことに衝撃を受けました。
    天野先生の作品で聞き齧っていた「モリアーティ」の名前を初めて聞いて感動していたのに、結構な短さであんな顛末だなんて。。。ショックというか、現代の文学に平和に毒される作品を読みすぎていた弊害なのか、とても悲しい。
    強いていうなら、この後にまだ数冊の作品が残っているからね。リアルタイムに読んでいた方達と比べて、幾分ロスを味合わずに済むことが救いだなー。

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    2024年10月03日
  • シャーロック・ホームズの思い出

    匿名

    購入済み

    名探偵は最高!

    子供の頃から、推理小説が好きでした。

    #ドキドキハラハラ #憧れる #感動する

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    2024年09月23日
  • シャーロック・ホームズの帰還

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    相変わらず面白い。
    発刊順にここまで読み進めた読者の多くがそうなのであろうが、すっかりホームズの虜になってしまった。個人的には謎を解いていく痛快さだけでなく、ホームズとワトソンの何気ない会話や立ち振る舞いも面白い。またホームズ・ワトソンが出かけて行った場所のいわゆる「聖地巡り」もするようになった(先日は『冒険』の橅屋敷に出てくるウィンチェスターに)。

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    2024年09月15日
  • バスカヴィル家の犬

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    ホームズとワトソンを客観的に眺めていた自分が、最早その世界の人となって彼らを追従して一緒に思案し一緒に怖がったりしていることに気がついた。

    謎を複層化させるプロットの展開、舞台の不気味さを物語る情景的表現。本作をもって推理小説の名作とすることに一切の異論はない。

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    2024年09月10日
  • シャーロック・ホームズの思い出

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    「白銀号」「黄いろい顔」「最後の事件」が特に面白かった。謎を解いていく鮮やかさもさることながら、ホームズ・ワトソンの友情、イギリスの風景描写など心惹かれる要素が織り込まれた豊かな作品。

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    2024年09月09日
  • 四つの署名

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    特に、犯人の自供に至るまでのスリリングな展開が面白かった。緋色の研究と比較して、ミステリー要素よりもややアクション要素が大きい気がする。個人的には本作の方が好み。

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    2024年09月06日