延原謙のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    His Last Bow(1917年、英)。
    ホームズ・シリーズ、短編集。ホームズが扱った最後の事件で、シリーズ中の異色作「最後の挨拶」など。
  • ドイル傑作集(III)―恐怖編―
    『大空の恐怖』
    高度2万フィートの上空で続く事件。首をもがれた操縦士。発見されたジョイス・アームストロングの手記。手記に書かれた大空の怪物。海月のような怪物との戦い。

    『革の漏斗』
    友人リンネル・ダクルの家で見せられた革でできた漏斗。漏斗の中に書かれた謎のイニシャル。その日から夢に現れるようになっ...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    苦手な短編集
    作品によって読みやすいものそうでないものが分かれるなぁと思った。
    ボール箱 瀕死の探偵 悪魔の足は分かりやすくて面白かった。
    最後の挨拶は引退したホームズが突然現れあっという間に犯人を捕まえる。
    スピーディな展開と引退しても衰えない所が良かった。
    シリーズはあと叡智を読んだら読み終わる...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの冒険
    訳が古いのもあって、読み進めるのに時間がかかった。
    話自体は有名なものが多かったので、流れはだいたい知っていたが、やはり謎解きの工程が面白い。
    行動の描写やら、ロンドンの雰囲気は映画化されたものが分かりやすい。
    久しぶりに読んだが、四つの署名やバスカヴィル家の犬も読んでみようと思った。
  • 四つの署名
    シャーロックシリーズ2作目
    ワトソンがメアリーと初めて会うロマンチックな話でもあり、ホームズがヤク中なのも印象深い。
    名言「全ての不可能を除外して最後に残ったものが如何に奇妙なことであってもそれが真実となる」
    も多分今回が初出か?
    会話メインだから頭に入りやすい!
  • シャーロック・ホームズの冒険
    小学校以来だからおよそ10年ぶりの再読。なんだか結婚やら親子関係やらに起因した犯罪が多いのは時代柄か?
    気に入ったのは赤髪連盟、唇の捩れた男、椈屋敷。かの有名なアイリーン・アドラーの登場するボヘミアの醜聞も含め、これらを読まずにホームズを語れまい。
    どれも依頼人から聞く話は興味をそそられつつも真相を...続きを読む
  • 緋色の研究
    森見登美彦さんの『シャーロックホームズの凱旋』を読み、原作も読み出した
    第一部はすらすら読めたが、第二部は少しダラダラしたかも
    だけど、最後には気持ちよく話を理解できた
    面白い
    次作も読もうと思う
  • シャーロック・ホームズの思い出
    ひとつの物語が30分程度で読み終えることが出来、読みやすかった。

    特に好きだったのは、海軍条約文書事件。
    ホームズシリーズでは登場人物が少なく犯人が検討つけられることが多いが、この話は怪しい人物が数人登場するため最後まで楽しく読めた。

    ギリシャ語通訳、黄いろい顔もお気に入りである。
    特にギリシャ...続きを読む
  • 緋色の研究
    さくさく読めた。
    名探偵コナンを見て育った世代としては、おぉ…これがシャーロックホームズ…工藤新一みたいだ…と感心しながら読んだ。
    解説の延原展さん、「ここ辻褄が合ってないよね?」という指摘をしていた。笑
    公式の解説でそれ言っちゃって大丈夫?笑

    表紙のデザインが素敵。
    手に取ってみると、実はフラス...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの冒険
    10の短編が収録されています
    今更レビューが必要な本とも思いませんが、短編でサッと読めるので初めてホームズを読むにはちょうどいいのかなと思いました(シリーズ的な一作目は別にあるので時系列とか色々意見あることとは思いますが)
  • 緋色の研究
    現在の科学捜査がほとんどない中で、血液を残していったりしてるのが驚きました。ただその時代だからこそ問題がないことで、それが面白いなー!って思いました。
    少し読みづらさもありますが、文章から情景を思い浮かべることもできたり、感情移入も出来て面白かった。
  • シャーロック・ホームズの冒険
    赤髪連合
    花婿失踪事件
    ボスコム谷の惨劇
    オレンジの種五つ
    唇の捩れた男
    青いガーネット
    まだらの紐
    花嫁失踪事件
    椈屋敷

    など収録。
    短編集で、スッキリと読みやすかった。
    特に唇の捩れた男や、まだらの紐など有名なものは以前読んだ記憶があり、面白かった。
    また、椈屋敷は初めて読んだのだが、説明が簡...続きを読む
  • 四つの署名
    ん、緋色の研究の方が面白かったかな。
    ワトソンがなんか婚約者捕まえてきておお!と思いましたが、解説で4回くらい結婚してることになってるってあって、背景設定いい加減だなwと思いました。
    誰にも同情できなかったので気持ちは楽でした。
  • 緋色の研究
    初シャーロック。
    なんか椅子に座って優雅に推理するだけなのかなって思ってたんですが、結構アクティブ。そして犯人の背景が思ったよりしっかりあって、普通に面白かったです。
    ただ、当時はなんでもなかったんだと思うんですが、寿命だからと言って犬に毒を飲ますのは…。文句言ったってしょうがないですが、嫌でした。
  • 四つの署名
    四つの署名というタイトル。本筋だけどなんかもっとぴったりなタイトルがありそうな。

    読む順番的に緋色の研究の次だそう。
    まさかのワトスンの最初の結婚相手が見つかる。この後さらに2回も結婚するとは。

    シャーロック・ホームズ。
    キャラクターがたっていて凄く好き。
    基本どんどんどん謎を解いていくのにたま...続きを読む
  • 緋色の研究
    小学生の頃、青い鳥文庫で買ってもらった記憶のある本を別の文庫本で再読。
    ミステリーというより、シャーロックホームズ?という感じではあった。もう少しシリーズ読み進めたら面白くなるのかな…今回はどハマりするほどピンと来ず。。
  • シャーロック・ホームズの冒険
    ご存じシャーロックホームズの短編集。
    シャーロックホームズの観察眼、推理力、相棒のワトスン君との掛け合いなど、どれをとっても名作と言えるでしょう。
    たまには、こんな古典、名作が読みたくなります。
  • シャーロック・ホームズの思い出
    他の作品より読むのに時間がかかってしまったためあまり記憶がないが、なんとなくトリックや犯人が手近で簡単で物足りない印象
    私が短編集が好きでないのもあるがあまり驚きのない話が多かった

    ただワトソンがホームズを真似て推理ができるようになっていたり、最後の事件ではかなり信頼している様子で仲の良さが深まっ...続きを読む
  • 四つの署名
    難解な事件がなく退屈してコカインを嗜むホームズとそれを嫌悪するワトスンから始まる

    そこにモースタン嬢(後のワトスンの妻)が現れて今回の四つの署名のストーリーがはじまっていく

    もともと4人で山分けする予定の宝物にまつわる殺人

    最後の解説にワトスンの戦傷が前作までは肩だったけど今作以降脚に変わって...続きを読む
  • 四つの署名
    面白かった!一つの大きな事件だけでなく相棒ワトソンの恋というサブストーリーを兼ねているのが良かった。

    ただ個人的にシャーロックホームズは短編の方があっさりしてて読みやすく、より面白いかなという気持ちが強まった気がする。

    犯人の動機なんかを詳しく書いてくれるのはありがたいけど、その時にはもうホーム...続きを読む