延原謙のレビュー一覧

  • 恐怖の谷

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    最後の最後に明かされる犯人の本当の素性に驚いた。今回はホームズの推理よりも犯人の半生の方が心に残っています。

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    2025年02月27日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    シャーロック・ホームズシリーズ最後の巻。
    今回もホームズの華麗な推理を楽しむことが出来た。
    私は最初の巻、緋色の研究の感想でホームズの口調に違和感があり好きではないと書いたが、全て読み終わった今、何故かホームズの口調がしっくり来るようになっていた。長くホームズシリーズを読んでいたために、私の中のホームズのイメージがアップデートされたように思う。それでも、最初あんなに違和感を感じていたのにとても不思議だ。

    もうホームズとワトスンの相棒っぷりを楽しめないのが残念だ。
    最後まで諦めずに読めてよかった。

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    2025年02月23日
  • 緋色の研究

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    『シャーロック・ホームズの冒険』に続き、記念すべきデビュー作を。
    正直、第二部が始まった時点で「え、今までの事件はこれで終わり??」と混乱したのですが、見知った人名が出てきて納得。ただ、動機としてここまでの肉付けが必要なのか、と疑問に感じてしまいました。
    また、『緋色の研究』というタイトルから血まみれの事件を想起してしまったのですが、この意味については63ページに(さらっと読み飛ばした自分へのメモ)。

    「あのホームズシリーズの一作目!」と期待しすぎると肩透かしをくらう方もいるかもしれませんが、やはりホームズとワトスンの出会いを知ることができる点で一読の価値アリと感じました。自分の興味関心以外

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    2025年02月16日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    実は、ほぼ初めて読むシャーロック・ホームズ。

    私の世代としてはやはり『名探偵コナン』の影響がとても大きく、「ベーカー街の亡霊」が公開された頃に”シャーロキアン”に憧れて図書室にあったホームズに触れたりしました。
    しかし、子供向けならまだしも原作は当時の私にはなかなか難しく……あれはハードカバーだった記憶があるのですが、どこの出版社だったのかなぁ。この『シャーロック・ホームズの冒険』も借りたものの、ほとんど読めず返却した少々苦い思い出があります( ˊᵕˋ ;)
    今回はしっかり読破でき、なんだか感慨深いものがありました。

    短編といえど読み応えのあるお話が十編収録。
    はっきり結末を覚えていたのは

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    2025年02月12日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ホームズシリーズも終盤になってきた。
    本作はこれまでの作品とも違うタッチで描かれているケースも多く、そう言った意味では新鮮さもあった。

    三人ガリデブなど聞いたことあるなぁ…というストーリーは大方読み終えてしまったが、ラスト一冊も楽しみたい

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    2025年01月31日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ネタバレ

    今回の短編集には、全10編のうち2つはホームズの視点で書かれている。目新しくとても面白かった。ワトスン視点の時は、ワトスンの主観的な印象なども多く含まれるが、ホームズは客観的事実に基づいた表現が多く、性格の違いがよく表されていた。

    また、3人のガリデブが激アツだった。
    負傷したワトスンに狼狽え、怒るホームズにニヤニヤが止まらなかった。普段ワトスンを信頼しているような口ぶりは多いが、今回のように感情的になる場面は少ないため、とても興奮した。

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    2025年01月29日
  • バスカヴィル家の犬

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    ネタバレ

    色々今までにない感じのホームズでした。
    ホラーな雰囲気だったり、途中からワトソンがメインで話が進んだり、沼とか岩場とか地形が特徴的なだったり。
    タイトルに犬ってついてるけど犬は出て来ないんだろうなと思ったら普通に犬が襲ってきたました。

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    2025年01月29日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    恐怖の谷のボリュームから短編に戻ると今一つ物足りなさを感じてしまうのは否めない。
    動機も感情的なものが多かったり。。
    ホームズでミステリーを勉強するのは素人…という話を『氷菓』シリーズで読んだことがあるが、確かにトリックなど読者がアハ体験するようなエピソードは少なく、ヒーロー物という感じ。
    『最後の挨拶』は解説読んで納得

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    2025年01月26日
  • 恐怖の谷

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    ホームズ最後の長編と言いつつメインパートは半分で終わってしまうのか…と、緋色の研究の第二部と同じような背景説明編かなぁと思っていたが、後半ストーリーの読み応えも素晴らしく、最後のどんでん返しに驚いた。
    第一部の現代パートも安定の面白さでした

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    2025年01月18日
  • シャーロック・ホームズの帰還

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    ホームズシリーズも折り返しまでやってきた
    名前は聞いたことのある有名なエピソードもあり、序盤の作品よりも面白くなってきたなぁと感じる。

    本人は渋々書いている?という話もまた面白いのだが、考察深まるような表現がシャーロキアンを魅了するのもまた納得。
    ホームズはやはりミステリートリックを楽しむというよりはヒーロー物に近いのだなぁという感覚を改めて再認識

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    2025年01月13日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ネタバレ

    小説に限らずミステリー作品において、恋愛感情が動機として事件が起こることは決して稀では無い。
    今回の短編集は特に恋愛感情に起因する事件が多いように思う。

    また第八篇の「最後の挨拶」では珍しく三人称視点で描かれているが、隠居し養蜂家として余生を楽しむホームズを見ることが出来る。久しぶりのワトスンとの再会も嬉しかった。

    ホームズシリーズはうっかりするとストーリーを見失ってしまうので私にとっては集中力が必要な作品ではあるが、今回の短編集は楽しく場面を想像しながら読むことが出来た。

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    2025年01月04日
  • シャーロック・ホームズの思い出

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    ホームズシリーズ4作目、久々の読書になってしまったが楽しく読めた。
    最後の事件は小学生の頃に読んだ記憶があるが、こんなにあっさりとした話だったのだろうか…とやや不思議な感覚に襲われた(事実そうだから勘違いなのだと思うが)

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    2025年01月01日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    本格推理というよりも冒険活劇の面が強い作品だけど、筋立てのうまさに読み入ってしまう。ワトスンさん、おめでとう。

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    2024年12月28日
  • 恐怖の谷

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    シャーロック・ホームズシリーズ最後の長編。
    この作品も二部構成で、第一部に事件の発生から解決まで、第二部に被害者が殺されるに至った生い立ちが書かれている。
    訳者の後書きにもあるが、第二部だけでもひとつの探偵小説として成り立っており、興味深い作品である。

    特に理解に苦しむ場面がある訳では無いが、私はバスカヴィル家の犬の方が楽しく読めた。
    またこの作品でもモリアーティ教授の恐ろしさが間接的に描かれており、そこがいい所でもあるが、呆気ない終わりという点において、残念にも感じた。

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    2025年01月05日
  • 緋色の研究

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    面白かったけど、ドイルへの期待を上げすぎたかも。
    トリックがすごいとかそういう感じではなく(というかもはや読んでても読者側が謎を解ける設定ではないので)、ホームズの鮮やかさを楽しむ感じ。

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    2024年11月30日
  • シャーロック・ホームズの思い出

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    ネタバレ

    前巻では感じなかったけど、今回読みにくいなと感じた。
    (翻訳の人は変わってない)
    「最後の事件」について、解説で当時は不評でそのあとも続いたと書いてあってそりゃそうだと思った。

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    2024年11月24日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ホームズシリーズ9冊目にして、コナン・ドイル原作は最終巻。
    本作は、ワトソンが書き手ではなく、ホームズ自身が書き手の作品がいくつかある。また、殺人事件は2つほどしかなく、あとは人が亡くならない事件。探偵もの、推理ものといえば殺人事件が定番だが、ホームズシリーズは実は、殺人事件はけっこう少ない。長編では殺人が起きるが、短編ではほとんど殺人は起きないから意外。

    本作もホームズとワトソンの名コンビで難事件を解いていくが、やはり短編集ではホームズの冒険が1番面白かったかなあと思う。

    本書では、ホームズの名台詞「頭以外は付属品にすぎない、私は頭脳そのもの」というのが登場する。たしか名探偵コナンでも出

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    2024年11月11日
  • シャーロック・ホームズの思い出

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    『シャーロックホームズの思い出』はホームズが探偵になるきっかけの章、1番最後の章はかなりホームズにとってかなり重要な所。

    途中から一気読みしました!

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    2024年11月03日
  • 緋色の研究

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    ホームズ一作目。ホームズは観察力と没頭する力が優れていると感じた。
    名言と感じるセリフも多く、学べることも多い。

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    2024年10月07日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    娘の財産を狙った父の話が多かった。
    まだらの紐と、青いガーネット、赤髪組合は好きだっかな。
    すこし表現がまわりくどくて、わかりにくいところもあった。
    Audibleでもあったがこちらは角川文庫版で、こちらの方がわかりやすかったと思う。

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    2024年10月06日