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Posted by ブクログ
シャーロック・ホームズ探偵小説、第二弾。
こちらの新潮版は昭和28年発行ということで、特に女性の言葉遣いが「〇〇でございました/〇〇かと存じまして」といういかにも丁寧でゆったりした感じで読み心地が良い(^_^)
ホームズは退屈してコカイン注射の日々。医師のワトスンは「なんでそんなもんやるんだ!」とイライライラ。そこへ若い女性メアリー・モースタンが自分の身にまつわる不可思議な事件の相談に訪れた。
メアリーの父はインドに駐在したイギリス陸軍だったが、退役してイギリスに戻ってきたが失踪してしまった。メアリーは、父の軍人仲間だったショルトー氏に話を聞くが知らないという。それが10年前のことだ。
そしてそれから4年後(今から6年前)から、年に1回差出人不明で高価な宝石が送られてくるようになった。そしてついにその人物から「あなたは不当に権利を奪われています。お話しますから、どこどこへ来てください。心配なら二人の同行者を連れてきてください」という手紙が来た。
ホームズはワトスンとともに同行し、手紙の差出人サディアス・ショルトーと会う。彼の父ショルトー氏と、失踪したメアリーの父モースタン氏はインドにいたころに莫大な財産を手に入れていたこと、しかしそのことで彼らを狙うものがいることを伝える。
財宝の隠し場所は?その財宝を狙う者を捕まえられるのか?
===
コナン・ドイルやアガサ・クリスティーの物語では、インドやアフリカはまだ未知の地だったので「現地で手に入れた毒」「現地の人々のしきたり」などがでてきます。植民地の宗主国であってもインドやアフリカは不思議の国だった頃の、ヨーロッパの人たちがどんな目で見ていたかが伺えますね。
今作の依頼人メアリーは、この時代に女一人で生きなければならない経済的には恵まれていないがしっかりした女性で、ワトスンは最初から「素敵な人だなあ…」と目がハート状態・笑
しかし「財宝を手に入れて大金持ちになった彼女に告白したら金目当てだと思われてしまう」と及び腰。事件解決と同時に、ワトスンの恋はさあどうなる?笑
世界初?だと思われる、名探偵の手伝いをする少年たちの「ベーカー街特務隊」も出てきます。
そしてホームズ、いくら当時は合法だったとはいえ、腕中にコカイン注射の跡は身体が心配だ(-_-;)。
Posted by ブクログ
『緋色の研究』のあとすぐ読みました。
緋色の研究のあとがきにもあったけど、ほんとに怪我した箇所が前回と変わっていて笑ってしまいましたw
あと前回イレギュラーズ達にリーダーだけ上に上がって来るように教えたのに、また同じことを教えていたのも忘れてしまったからなのかな?
それとも毎回の一連の流れ的なことなのかな?
コナン・ドイルの御愛嬌みたいな感じで、こう言うのもファンが根強くいる1つの所以なのかな?
「すべてのありえないことをとり捨ててゆけば、あとに残ったのが必ず真相でなければならない」
「ああした手合いとの掛引きに大切なのはね。向こうの言うことが、こっちにとって大切なんだということをさとらせないことだよ。」
名探偵コナンを見ていると、彼たちはこの言葉たちを大切にしてるんだなって思ってニンマリしましたw
Posted by ブクログ
『緋色の研究』と同じくらい聞き覚えのある『4つの署名』
読んだことはなくてもタイトルくらいは聞いたことがある選手権みたいなものがあれば、『そして誰もいなくなった』の次の次くらいにはランクインしそうなほど、名前は有名である。
そんなことは置いといても、この作品は前作に比べると、ずいぶん推理小説というよりは冒険活劇といった感じの内容だと思われる。
ボートの追いかけ合いやら未開人など、ハラハラドキドキの展開が待ち受けている。
トリックがなんだとかそんなことはどうでもよくて、ホームズとワトソンが繰り広げるアクションに身を委ねればよい。
そして、ワトソンの恋の行方も描かれている。アクションとラブロマンス、そしてミステリーが組み合わさったなら、これはきっと当時も売れに売れたことだろう。
Posted by ブクログ
コナン・ドイル作、シャーロックホームズシリーズ第2弾である今作品「四つの署名」。思ったよりは推理してる感じはないなぁと思った。おそらく現代の推理漫画(名探偵コナン等)を読んでいるせいで推理漫画や推理小説は難解なトリックが散りばめられており、複雑な推理を要するだろうと思い込んでしまっているせいであろう。ただ、本来の推理小説はこの小説のようにもっとシンプルなものなのだったのかもしれない。ただ、それでも単純に面白かったし、当時のイギリスの時代背景などを見ることもでき、歴史書的に読んでも面白かった。これからもシャーロックホームズシリーズは読み続けていきたい。
Posted by ブクログ
緋色の研究に続いて、長編2作目。
どこが面白かったか振り返ると、わりあい冗長に感じる犯人の懐古フェーズが、話に深みを産んでいることに気がついた。
これは1作目も同じだったかな、ちと「なげーなー」と感じる部分が意外と重要だったりする。
話はとある隠し財産が盗まれ、持ち主が殺害されたのを発見するところからはじまる。
展開、流れも今となってはオーソドックスなんだけど、そんなオーソドックスなカーチェイスシーンにドキドキして手が止まらなくなる。
あれ、感想も普通だ。コナンくんみたいな安定感、いや逆か。世界で愛される安定感、他の翻訳版も読んでみたい。しかし普通だな、、
読むべし
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