延原謙のレビュー一覧
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ネタバレおもしろかった。
表題のとおり、帰ってきたホームズ!
滝つぼに落ちたのはモリアーティ教授のみで、
ホームズは自分が死んだことにして、
もろもろの悪意から身を隠していたのだった!という
あまりのホームズ人気に仕方なくコナン・ドイルが
おそらく無理やり考え出した設定の下再び始まる探偵譚。
死んだと思っていた親友がいきなり現れて驚きはするものの喜ぶワトソン。
現代ドラマのワトソンの方は確かメッチャ怒ってたような気もするけど、原作ワトソンは怒りのいの字もない感じ。
この人は、結構バカにされたような言い方をされてちょっとムッとしたりもするんだけど、最終的にはホームズのすること全部を肯定するんだよなあ。 -
Posted by ブクログ
ホームズ短編集。叙情的だったりせず、ストレートにトリック中心となっているので読みやすく、初心者向けの1冊。
片手間に読んでいたので、すでに結構忘れているところはあれど、多分もう一度読めばすぐ気づきそう。というのも、結構オカルトだの心霊現象で入って、途中でオカルト否定、科学的トリックの解明による解決となるものが多いからだ。ほぼ全作品印象の強い作品群である。
また、もう一つ面白いのが、記述者がワトソンのものとホームズのものが混ざっている点。ワトソンのものは客観的で説明が丁寧なためわかりやすく、ホームズのものは当事者・傍観者として書かれているため、状況判断がやや困難という、スタイルの違いが有る。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシャーロックホームズシリーズ短編四冊目であります。
本作ではまず、薬品や細菌による化学的な殺人が多いことに気付きます。『瀕死の探偵』『悪魔の足』はその内ですが、『フランシス・カーファクス姫の失踪』においても、仮死状態を作り出したのはクロロフォルム。クロロフォルムはさらに『最後の挨拶』にも登場します。元々ホームズは科学的捜査の祖として扱われることがありますが、特に化学に関して本作での推理は、少し時代の流れを感じるものでもあります。『緋色の研究』が1887年、本作の『最後の挨拶』が1917年ですから、この30年の間に化学、または犯罪学における何らかの変革があったように思います(
いや大袈裟に言いま -
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Posted by ブクログ
ネタバレ『大空の恐怖』
高度2万フィートの上空で続く事件。首をもがれた操縦士。発見されたジョイス・アームストロングの手記。手記に書かれた大空の怪物。海月のような怪物との戦い。
『革の漏斗』
友人リンネル・ダクルの家で見せられた革でできた漏斗。漏斗の中に書かれた謎のイニシャル。その日から夢に現れるようになった美しい女性。ルイ14世の時代に起きた事件との関係。
『新しい地下墳墓』
友人の研究者と共に新しく発見した地下墳墓の調査に向かった男に仕掛けられた罠。
『サノクス令夫人』
生涯ベールを取らないと1千減した令夫人と夜中に呼び出された医師に仕掛けられた罠。
『青の洞窟の怪』
ドクター・ジェイムズ・