延原謙のレビュー一覧

  • 恐怖の谷

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    ネタバレ

    ホームズ長編。
    冒頭部分は覚えているんだが、結局結末をいっつも忘れている。

    殺されていた人は実は別人で・・・とゆーやつ。
    なぜ狙われるようになったのか、という過去話付。
    いや、付、というより、半々ってとこか。
    以前過去話がでた時は冗長な感じがしたが、
    これはこれでホームズなしでも楽しめた。
    結構最後の最後まで、「探偵」というフレーズでてくるまで、この人、ただの魅力的悪人ってやつなんじゃ?
    ただの内輪もめなんじゃ?とか思っていたが・・・・。
    結局、最後までは逃げ切れず、モリアーティ教授の計画により、殺されてしまうとゆー・・・・。
    しかもその結末をホームズは予想していたとゆー・・・。
    うーん、予

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    2017年10月31日
  • シャーロック・ホームズの帰還

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    表題のとおり、帰ってきたホームズ!
    滝つぼに落ちたのはモリアーティ教授のみで、
    ホームズは自分が死んだことにして、
    もろもろの悪意から身を隠していたのだった!という
    あまりのホームズ人気に仕方なくコナン・ドイルが
    おそらく無理やり考え出した設定の下再び始まる探偵譚。

    死んだと思っていた親友がいきなり現れて驚きはするものの喜ぶワトソン。
    現代ドラマのワトソンの方は確かメッチャ怒ってたような気もするけど、原作ワトソンは怒りのいの字もない感じ。
    この人は、結構バカにされたような言い方をされてちょっとムッとしたりもするんだけど、最終的にはホームズのすること全部を肯定するんだよなあ。

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    2017年10月22日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    「緋色の研究」を読んだ後に読んでみました。短編集なのであっさり読めました。が、少しあっさりしている印象で、私には長編の方が向いているのかな、と思いました。

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    2017年03月19日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ホームズ短編集。叙情的だったりせず、ストレートにトリック中心となっているので読みやすく、初心者向けの1冊。

    片手間に読んでいたので、すでに結構忘れているところはあれど、多分もう一度読めばすぐ気づきそう。というのも、結構オカルトだの心霊現象で入って、途中でオカルト否定、科学的トリックの解明による解決となるものが多いからだ。ほぼ全作品印象の強い作品群である。

    また、もう一つ面白いのが、記述者がワトソンのものとホームズのものが混ざっている点。ワトソンのものは客観的で説明が丁寧なためわかりやすく、ホームズのものは当事者・傍観者として書かれているため、状況判断がやや困難という、スタイルの違いが有る。

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    2016年11月29日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    再読。
    電車の中で読もうと思って持って出掛けました。
    外出先で読む場合、途中になってしまうと続きが気になって仕方がないので、一遍読み切りの短編集は重宝します。
    ホームズの短編集は、ぱぱっと読めるうえに、面白い!
    そして、何度読んでも飽きが来ない!
    最高です!!

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    2016年06月24日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    シャーロック全編完読。叡智の中の短編は、初期から後期まで含まれており、関連性がないが時代の変遷を感じさせる。特に、技師の親指は、オススメ。

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    2016年05月04日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ブルースパディントン設計書はあまりにも有名。トリック内容と事件の発端になる、マイクロフトお兄さんが登場。ギリシア語通訳以来の描写でわワクワク。

    その他、興味を引くのは、悪魔の足。せっかくのお休みが台無しになる怪事件。

    フランシスカーファクス姫の失踪では、ワトスンさんが大活躍。ホームズからの指摘に耐えるワトスンの心持ちに同情。

    この短編にはクロロホォルムや馬車が車になってたり、作品が書かれた時代の移り変わりが感じられる。

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    2016年05月03日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ネタバレ

    本作は、ワトソン博士視点の物語だけでなく、ホームズ視点での話が数話収録されている。
    本作で私が読んだのはシリーズ7冊目であるが、それでも読んでいて面白い。100年近く前でもいいものは色あせないと改めて感じさせるシリーズであると思う。

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    2015年12月08日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    晩年のホームズ作品ということで、今までのような派手さは息を潜めた印象。
    落ち着いた雰囲気のホームズとは対照的に事件の内容はどれもパンチの効いたものばかりだった。

    特に【最後の挨拶】は「いつホームズが出てくるの?」と思いながら絶妙な緊張感の中、物語が展開されていく。

    ワクワクした一冊。

    0
    2015年10月25日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    大逆転裁判にインスパイアされて、
    ホームズ読破しようキャンペーンの
    一冊目がこちら。
    ホームズ△!という感じにライトでとても読みやすいです。

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    2019年10月29日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ウィステリア荘は、何か夢に出てきそうな雰囲気的な怖さを感じるが読み終わると、何か物悲しい。
    ブルースパティントン設計書は、ホームズドラマで最近見たが、情景が浮かびいかにもイギリスといった感じの作品で好き。瀕死の探偵は実に小気味の良い小品である。
    最後の挨拶は、ホームズ最後の作品として、その仕事の貢献度は大きいけれど、華々しくはない。

    0
    2014年09月23日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    瀕死の探偵と悪魔の足、とどめの最後の挨拶に完全にやられましたね・・・地味にウィステリア荘のワトスンくんにしかわからないホームズの微妙な変化っていう描写もいいなと思いました

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    2014年09月09日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ネタバレ

    シャーロックホームズシリーズ短編四冊目であります。
    本作ではまず、薬品や細菌による化学的な殺人が多いことに気付きます。『瀕死の探偵』『悪魔の足』はその内ですが、『フランシス・カーファクス姫の失踪』においても、仮死状態を作り出したのはクロロフォルム。クロロフォルムはさらに『最後の挨拶』にも登場します。元々ホームズは科学的捜査の祖として扱われることがありますが、特に化学に関して本作での推理は、少し時代の流れを感じるものでもあります。『緋色の研究』が1887年、本作の『最後の挨拶』が1917年ですから、この30年の間に化学、または犯罪学における何らかの変革があったように思います(
    いや大袈裟に言いま

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    2014年08月26日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    気分転換に読書はうってつけですね。
    通勤のお供には短編集がさらにうれしいです。

    「自分を招待した友人とその家人たちが、翌朝目覚めてみると全員姿を消していた」
    依頼人からそんな不思議な話を聞いていたホームズたちのもとに、友人その人が殺害された旨の報告が届く。『ウィステリア荘』
    ハドソン婦人の報告を受けてホームズのもとにやってきたワトソンは、やつれ果てた探偵と対面することになる。
    瀕死の探偵を救うべく、ワトソンはその病の第一人者である男を訪ねるのだが…。『瀕死の探偵』
    英国の軍事機密を持ち出そうとするドイツのスパイ。
    大戦を時代背景に置いた物語の中で、ホームズが愛する国のために一肌脱ぐ。『最後の

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    2013年12月10日
  • ドイル傑作集(III)―恐怖編―

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    どこか、なにか、読んだことがある?みたことがある??
    って感じたのは、逆で、こちらがモトネタで、ここから生まれた作品を
    みてたのかも・・・

    「大空の恐怖」 ・・・ 未知なる高度の上空で遭遇するものとは
    「革の漏斗」 ・・・ 高貴な人の頭文字が残る古い漏斗 その使い方とは
    「サノクス令夫人」 ← やっぱり人間が一番こわい!!怖すぎ!!!
    他3篇
    ということで、他2冊も楽しみ♪

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    2013年02月27日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    ネタバレ

    ホームズ・シリーズ、短編集。この巻は新潮文庫のオリジナルで、ドイルの原作にはない。頁数の関係で本来の巻に入りきらず、割愛された短編をまとめて掲載したもの。タイトルは訳者の命名。

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    2022年09月06日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ネタバレ

    Case-Book of Sherlock Holmes(1927年、英)。
    ホームズ・シリーズ、短編集。ポーの代表作を彷彿とさせる「ライオンのたてがみ」など。

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    2022年09月06日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ネタバレ

    His Last Bow(1917年、英)。
    ホームズ・シリーズ、短編集。ホームズが扱った最後の事件で、シリーズ中の異色作「最後の挨拶」など。

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    2010年04月23日
  • 恐怖の谷

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    ネタバレ

    The Valley of Fear(1914-1915年、英)。
    ホームズ・シリーズ、長編。

    ホームズの元に、事件を警告する暗号の手紙が届けられた。ほどなく警告どおりの殺人が起きるが、事件は、ある男のアメリカでの奇妙な冒険譚に関係していた…。

    「緋色の研究」と同様の形式で、後半はほとんど別の小説になっている。ただし本作品では、後半の冒険譚そのものが、叙述トリックに近い「どんでん返し」を含んだ、独立した探偵小説になっている。進化するものなのだなぁ、と感心した。

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    2022年09月06日
  • シャーロック・ホームズの帰還

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    ネタバレ

    The Return of Sherlock Holmes(1905年、英)
    ホームズ・シリーズ、短編集。シリーズ復活の第1作「空き家の冒険」、ポーの「黄金虫」の流れをくむ暗号解読もの「踊る人形」、傑作と名高い「六つのナポレオン」「金縁の鼻眼鏡」など。

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    2022年09月06日