延原謙のレビュー一覧

  • 緋色の研究

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    シャーロック・ホームズが想像の人と全然違って、普通に人間味ある人だった。
    今度ワトソンとの関係性も強まっていくのかな

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    2025年06月15日
  • 四つの署名

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    あれ?再読だったみたい。
    全然記憶になかった…(苦笑

    一度目も二度目も評価★3は変わらず。

    「四つの署名」にはもっと胸わく踊るような謎が隠されているのかと思っていただけに拍子抜け。

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    2025年06月09日
  • バスカヴィル家の犬

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    ネタバレ

    ホームズもので有名な長編をチョイス。それにしても、新潮文庫の統一された表紙はいいですね〜。色合いもオシャレだし、浮き彫りされたモチーフも凝っています。
    もう一つ余談で、昔のコナン映画で『バスカヴィル家の犬』を元太くんが「バス噛じる犬」と聞き間違えるシーンがありましたよね?それ以来、タイトルが印象に残っていた作品です(どんな覚え方)。

    ホームズものの長編を読むのは『緋色の研究』『四つの署名』に続いて三冊目になりますが、二部構成だった前作と異なり、こちらの方が読みやすい印象を受けました。
    特に今作はワトスン君の大活躍が描かれるわけですが、お人好しで勇気溢れる人柄にはニッコリしてしまいました。それを温かく見守るホームズも良い。
    ただ、”口から火を吐く犬とは思えないほど大きな獣”が実際の猛犬なのも、犯人がおそらく底なし沼に沈んでしまったという結末もちょっと拍子抜け感が……。でも、キャラクター小説としての魅力もあり、ホームズ作品がこれだけ映像化されているのもまた納得ではありますね。

    まだモリアーティ教授が出てくる作品が読めていないので、そちらも手にとってみたいなと思います〜。

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    2025年04月27日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ネタバレ

    どのエピソードもこれまでにないパターンだったような。
    「悪魔の足」が好きでした。金田一みたいでした。
    「瀕死の探偵」は途中で気づきました。

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    2025年04月19日
  • シャーロック・ホームズの帰還

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    ホームズ終わったはずだけど、読者から要望されて再登場。
    よくマンガで見るパターンで復活してました。
    敵も結構悪知恵働いててシリアスでした(空家の冒険)
    「踊る人形」と「犯人は二人」が好きでした。

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    2025年03月15日
  • 緋色の研究

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    「緋色の研究」コナン•ドイル
     A study in scarlet 1887
    第一部はワトソンの回想。
    描かれるのは、ホームズとの出会いと共同生活、そして連続殺人事件。ホームズ•シリーズの短編と変わらない。
    第二部は過去の因縁。
    アメリカ、ユタ州のモルモンにまつわる物語。
    モルモンは、一夫多妻制で犯罪に関与するカルトとして、オウム真理教の如くに扱われている。
    描かれるのは、モルモン教の創設者の一人であるブリガム•ヤング(1801-1877)に率いられたモルモン開拓団に救われた親子のストーリー。

    本書を初めて読んだ小学生時代、第二部の歴史因縁話に惹かれた。
    それから20年後、モルモンの首都ソルトレイク•シティでモルモン教徒の家庭にホームステイするとは思いもよらなかった。
    都会で、会う人ごとに挨拶を交わすのはソルトレイクだけだろう。
    そして、黒人の姿を見て見かけなかった。
    長らく、黒人はモルモン教徒になれなかったのだ。
    モルモン教では、天国に行けるのは男性だけ。
    女性が天国にいくためには、男性に連れて行ってもらわなければならない。
    従って、一夫多妻を宗旨としていた。
    現在では、憲法違反となるため、一夫多妻の宗旨は取り下げられている。
    だが、実際には一夫多妻の、実践者は存在した。
    そこで、何をしていたのか?
    モルモン英語と、ユタ•スキーを学んのだ。
    ユタには、スノーバード、アルタ、パークシティと言った素晴らしいスキー場が多くある。
    モルモン教徒は、教祖の指示のもと、世界中にモルモン教布教のために、自費で赴かなければならない。
    ケント•デリカットやケント•ギルバートはそうやって日本に派遣されたモルモン教の布教者だ。
    だから、日本語を完璧に操る人がかなりいる。
    日本人が英語をマスターするには最適。
    但し、ユタ訛りには要注意。

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    2026年05月03日
  • 恐怖の谷

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    「恐怖の谷」コナン•ドイル
    The valley of fear 1914-15

    内容と構成から言って、「緋色の研究」に引き続いて書かれたと思っていたが、そうではなかった。
    ホームズがデビューする「緋色の研究」が書かれたのは1887年。
    「恐怖の谷」はそれから4半世紀後、第一次世界大戦の直前に書かれている。
    思い込みは恐ろしい。

    ホームズのヒット(「冒険」)は1892年。
    早くも1893年にはドイルはホームズを殺してしまう。
    ドイルは気の短い「殺人者」だ。
    母親がドイルを「人非人!」と非難したのも尤もだ。

    1901年に久々に「バスカヴィル家の犬」でホームズを登場させ、ようやく1903年になってホームズは生還する。
    ホームズ物を書く一方、ドイルは、1912年に「失われた世界」でSFに進出する。
    そして、第一次世界大戦直前に書かれたのがこの「恐怖の谷」だ。

    第一部 事件の概要と解決
    第二部 事件の背景となった「恐怖の谷」での事件
    という構成になっていて、これは27年前の「緋色の研究」と同じだ。
    「恐怖の谷」とは、ペンシルヴァニア州ヴァーミッサ峡谷のことで、そこにある炭鉱はマフィアによって仕切られている。
    第二部の歴史因縁話の舞台をアメリカに設定すると言うのも「緋色の研究」と同工だ。

    ホームズの推理ものでは飽き足らなくなったドイルが、「緋色の研究」を思い出して、ホームズの推理物に歴史ものを付加した「推理+歴史(冒険)」小説を書いたものと見ることができる。

    読者にとっては「2度美味しい」作品。
    それぞれ完結した物語として読むこともできる。
    推理ものでは表現できない、ハラハラドキドキ波乱万丈の冒険活劇を付加することで、初めてドイルの長編が出来上がる。
    イギリスでは起きえない冒険が、未知なる世界では起こり得るという発想は、ドイルのホームズものには良くあるが、それがアメリカであると言う点で、同時アメリカがヨーロッパからみると何でもありの「未開の地」であったと言うのが興味深い。
    これはある種の英国中心主義とも言えよう。

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    2025年03月13日
  • 四つの署名

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    シャーロックホームズシリーズの二作目。
    のっけからホームズがコカインを使用してたりと相変わらずの破天荒っぷり。
    後に夫婦となるワトソンくんとモースタン嬢のロマンスも垣間見る事ができた。

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    2025年03月11日
  • 四つの署名

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    ホームズ長編2作目。
    ……なのですが、約200ページと薄い本のわりに、かなり読むのに時間がかかってしまいました。仕事が繁忙期なのもあるのですが、回想が……長い!笑
    本来は手が止まらなくなる推理小説の終盤のはずなのに、何度も寝落ちしかけました。。

    しかし今作の目玉はなんといっても、ワトスン君の結婚ではないでしょうか!
    登場2作目にして伴侶を見つけるとは、どこぞのヘイスティングスと同じ。ワトスン君が惚れるのはいいのですが、モースタン嬢もそれでいいのか?!と思わずツッコんでしまいました笑
    それから、時代がくだった作品によく出てくる”未開の現地人の毒矢”が出てきて謎に感動。しかしこれは読者は推理できないのでは……。

    ホームズシリーズでは、次に『バスカヴィル家の犬』が手元にあります。
    傑作と名高いこちらも気になるところですが、そろそろもっと派手に事件が起こる作品が恋しいところ。。

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    2025年03月04日
  • バスカヴィル家の犬

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    意外と読みやすかった。でも、うーん、めちゃくちゃおもしろかったかと言われると、別に普通だった。今のところ、シャーロックホームズのシリーズは、「緋色の研究」を超えるものは私の中では特に無い。

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    2025年03月02日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    殺人を手助けしてまで財宝を手にした一方で、自分たちを出し抜いた相手は殺したいほど恨みを持ち、だけど子供にまでは手を出すつもりはない。
    そして署名をした4人の仲間には律儀さがあり、犯人には犯人の正義があるのかなと思いました。
    1作目はホームズの変人さが際立ってましたか、この2作目はシリーズを読む前に抱いていたホームズのイメージで博識さや多才さが散りばめられていて、今後のシリーズに期待が膨らみました。
    モースタン嬢の落ち着いた感じとさりげない有能さも良かったです。
    しかし4日でプロポーズは早すぎる!
    コカインについては豆知識的なもので薄らとした記憶だったのでちょっと衝撃がありました。当時の日常なのかなと思うと、日常から始まって日常戻るのが切り取り感があっていいなと思いました。

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    2025年02月27日
  • 恐怖の谷

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    最後の最後に明かされる犯人の本当の素性に驚いた。今回はホームズの推理よりも犯人の半生の方が心に残っています。

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    2025年02月27日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    シャーロック・ホームズシリーズ最後の巻。
    今回もホームズの華麗な推理を楽しむことが出来た。
    私は最初の巻、緋色の研究の感想でホームズの口調に違和感があり好きではないと書いたが、全て読み終わった今、何故かホームズの口調がしっくり来るようになっていた。長くホームズシリーズを読んでいたために、私の中のホームズのイメージがアップデートされたように思う。それでも、最初あんなに違和感を感じていたのにとても不思議だ。

    もうホームズとワトスンの相棒っぷりを楽しめないのが残念だ。
    最後まで諦めずに読めてよかった。

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    2025年02月23日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    実は、ほぼ初めて読むシャーロック・ホームズ。

    私の世代としてはやはり『名探偵コナン』の影響がとても大きく、「ベーカー街の亡霊」が公開された頃に”シャーロキアン”に憧れて図書室にあったホームズに触れたりしました。
    しかし、子供向けならまだしも原作は当時の私にはなかなか難しく……あれはハードカバーだった記憶があるのですが、どこの出版社だったのかなぁ。この『シャーロック・ホームズの冒険』も借りたものの、ほとんど読めず返却した少々苦い思い出があります( ˊᵕˋ ;)
    今回はしっかり読破でき、なんだか感慨深いものがありました。

    短編といえど読み応えのあるお話が十編収録。
    はっきり結末を覚えていたのは「まだらの紐」だけなのですが、別の作品で目にしたような展開も多く、今さらながらコナン・ドイルの影響力の大きさをしみじみ感じました。
    ホームズが敗北する「ボヘミアの醜聞」から始まるのも面白いところ。
    そんな方はいないと思いますが、本書からホームズに触れると「ホームズって完全無欠じゃないの?!」と意外に感じるかもしれませんねぇ。

    私の中で印象的だったのは「青いガーネット」と「まだらの紐」。
    ○が苦手な私にとって、「まだらの紐」は恐怖でしかありません……!屋敷に着いた時の雰囲気もおどろおどろしくて◎
    また、時代が下ったクリスティー作品を読んでいると”ヴィクトリア朝時代の生き残り”なんて表現される人物が時々出てくるのですが、まさにその時代なので雰囲気を味わえるのもとてもよいです。出版社ごとの読み比べも楽しそう。
    ただ収録話の関係か、結婚しただけで命を狙われる娘さんが多く、職業婦人が登場するクリスティー作品に惹かれるのはそういうところなのかな〜と思ったりもしました。

    『緋色の研究』『四つの署名』も続けて読んでいきたいと思います!

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    2025年02月12日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ホームズシリーズも終盤になってきた。
    本作はこれまでの作品とも違うタッチで描かれているケースも多く、そう言った意味では新鮮さもあった。

    三人ガリデブなど聞いたことあるなぁ…というストーリーは大方読み終えてしまったが、ラスト一冊も楽しみたい

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    2025年01月31日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ネタバレ

    今回の短編集には、全10編のうち2つはホームズの視点で書かれている。目新しくとても面白かった。ワトスン視点の時は、ワトスンの主観的な印象なども多く含まれるが、ホームズは客観的事実に基づいた表現が多く、性格の違いがよく表されていた。

    また、3人のガリデブが激アツだった。
    負傷したワトスンに狼狽え、怒るホームズにニヤニヤが止まらなかった。普段ワトスンを信頼しているような口ぶりは多いが、今回のように感情的になる場面は少ないため、とても興奮した。

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    2025年01月29日
  • バスカヴィル家の犬

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    ネタバレ

    色々今までにない感じのホームズでした。
    ホラーな雰囲気だったり、途中からワトソンがメインで話が進んだり、沼とか岩場とか地形が特徴的なだったり。
    タイトルに犬ってついてるけど犬は出て来ないんだろうなと思ったら普通に犬が襲ってきたました。

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    2025年01月29日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    恐怖の谷のボリュームから短編に戻ると今一つ物足りなさを感じてしまうのは否めない。
    動機も感情的なものが多かったり。。
    ホームズでミステリーを勉強するのは素人…という話を『氷菓』シリーズで読んだことがあるが、確かにトリックなど読者がアハ体験するようなエピソードは少なく、ヒーロー物という感じ。
    『最後の挨拶』は解説読んで納得

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    2025年01月26日
  • 恐怖の谷

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    ホームズ最後の長編と言いつつメインパートは半分で終わってしまうのか…と、緋色の研究の第二部と同じような背景説明編かなぁと思っていたが、後半ストーリーの読み応えも素晴らしく、最後のどんでん返しに驚いた。
    第一部の現代パートも安定の面白さでした

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    2025年01月18日
  • シャーロック・ホームズの帰還

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    ホームズシリーズも折り返しまでやってきた
    名前は聞いたことのある有名なエピソードもあり、序盤の作品よりも面白くなってきたなぁと感じる。

    本人は渋々書いている?という話もまた面白いのだが、考察深まるような表現がシャーロキアンを魅了するのもまた納得。
    ホームズはやはりミステリートリックを楽しむというよりはヒーロー物に近いのだなぁという感覚を改めて再認識

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    2025年01月13日