延原謙のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズの冒険

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    赤髪組合やまだらの紐など名作揃いの短編集
    ホームズは探偵小説であり、要はヒーローものに近しいということは以前も書いたが、それが改めて思わされる話も多い。
    ユーモアある作品も多いが、まだらの紐はミステリー感もあってよかった

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    2024年10月05日
  • 四つの署名

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    ホームズシリーズ2冊目
    以前読んだ『氷菓』シリーズで「ホームズでミステリーを勉強するのは素人」というコメントがあったが、確かにミステリーというよりヒーロー小説に近いのでは?という気がしてきている。
    トリックや謎解きという要素よりも、ホームズの観察眼と論理性に引き込まれる感じ

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    2024年09月15日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    個人的には読むのにあまりスピードが乗らず退屈してしまう類なのですが、短編ということもあり手早く楽しめました。
    後半は流し読みしてしまったのでそこまで魅力を見つけられませんでしたが、ボヘミアの醜聞や赤髪組合など非常に読み応えがありました。

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    2024年08月31日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    子供時代をも含めて何度目かの再読。赤髪組合、まだらの紐は有名だが、花嫁失踪事件や花婿失踪事件、椈屋敷など忘れていたその他エピソードも改めて読むと面白かった。
    ひとつひとつの話は短いが、真相解明まで起承転結がしっかりとしており、また、読者でもある程度の推理はできる適度な難易度。(たまに、他の短編推理小説を読んでいると、読者が真相解明することは不可能な情報量の足りない作品もあったりするのに対して)謎解きだけでなく、内容を知っていても何度でも楽しめる作品。

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    2024年08月17日
  • シャーロック・ホームズの帰還

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    ライヘンバッハの滝へ落ちたはずのホームズが復活を遂げる今作。

    今作は有名な踊る人形事件が含まれているが、コナン好きな私にとっては、これこそが!みたいな気持ちにさせられた。

    毎回のことだが、ホームズシリーズの短編集は登場人物を記憶する前に話が終わってしまうので物足りなく感じてしまう。

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    2024年08月15日
  • ドイル傑作集(I)―ミステリー編―

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    ミステリー編とありますが、ホームズシリーズの様な推理小説とは少し違うかなという印象でした。
    ホームズのような個性的な主人公は出て来ませんが、所々これってホームズのことではないかと思ってしまう部分があり、笑ってしまいました(もしかしたら全く違うかもしれません笑)。

    8つの短編が収録されていますが、個人的に好きだったのは、「漆器の箱」、「膚黒医師」、「五十年後」です。
    「悪夢の部屋」については、色んな意味で裏切られたという印象でした。

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    2024年08月12日
  • 四つの署名

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     「シャーロック・ホームズ」シリーズの2作目にあたる長編作品。
     前作「緋色の研究」ではアフガンで肩を負傷したことになっていたワトスン博士が、本作では足を負傷したことになっている。なぜかはわからないが、設定が変わっている。
     ホームズの観察力、そこから考える推理力の冴えは前作にも劣らず素晴らしい。また、本作では変装の達人らしさも発揮しており、作品性に幅を持たせた印象を受ける。

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    2024年07月24日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    面白かった。
    翻訳されているからかも知れないけれど、無駄がないというか、不要な表現がないというか。
    作中ホームズが語るように「謎と、その答えまでの道筋のみが大事」という物語の根底にある「ホームズの考察」が面白いんだなーと感心した。
    短編集だったから読みやすかったってのもあるね。

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    2024年07月23日
  • ドイル傑作集(I)―ミステリー編―

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    ☆3.5くらい
    ホームズシリーズの方が知的な推理小説という印象ではあるが、これはこれで面白い。
    最初の短編がややこしくて幸先悪かったが、最後の「五十年後」という恋愛小説(?)がとても素敵だった。
    全編通して探偵役はおらず、謎の解かれ方が拍子抜けといえば拍子抜け。本格好きには少しだけ物足りないけれど、ただコナン・ドイルだけあって、一読の価値はあると思う。

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    2024年07月09日
  • 四つの署名

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    ホームズのどうしようもなさ(コカインキメたりテンション上がらないときの振る舞いとか)と、推理したりさらっと描写されるキレる頭脳などホームズの人間的魅力が詰まっていて面白かった。
    同時に、ワトソンの凡人だが情熱的な人柄も描写されていて、二人のことがより好きになれる話だった。
    事件自体は記憶にあまり残らない。

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    2024年07月01日
  • バスカヴィル家の犬

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    今まで読んだホームズシリーズで断トツに好き。
    この作品はワトスンが主に活躍する。
    ワトスンがホームズに宛てた手紙と彼の日記を読んでいるように物語が進んでいく。
    ホームズがいない中任務を任されたワトスンが孤軍奮闘する様子が可愛らしく思えた。
    ストーリーの展開も、推理も、各所に散りばめられたヒントを元に構成されており、とても面白かった。

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    2024年05月14日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    苦手な短編集
    作品によって読みやすいものそうでないものが分かれるなぁと思った。
    ボール箱 瀕死の探偵 悪魔の足は分かりやすくて面白かった。
    最後の挨拶は引退したホームズが突然現れあっという間に犯人を捕まえる。
    スピーディな展開と引退しても衰えない所が良かった。
    シリーズはあと叡智を読んだら読み終わるけどやっぱり最初の長編物が1番面白かったなぁと思う。
    また翻訳の仕方によっても感じるものは変わるだろうから落ち着いたら二周目を読んでみたいと思う。

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    2024年05月02日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    訳が古いのもあって、読み進めるのに時間がかかった。
    話自体は有名なものが多かったので、流れはだいたい知っていたが、やはり謎解きの工程が面白い。
    行動の描写やら、ロンドンの雰囲気は映画化されたものが分かりやすい。
    久しぶりに読んだが、四つの署名やバスカヴィル家の犬も読んでみようと思った。

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    2024年04月14日
  • 四つの署名

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    シャーロックシリーズ2作目
    ワトソンがメアリーと初めて会うロマンチックな話でもあり、ホームズがヤク中なのも印象深い。
    名言「全ての不可能を除外して最後に残ったものが如何に奇妙なことであってもそれが真実となる」
    も多分今回が初出か?
    会話メインだから頭に入りやすい!

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    2024年04月06日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    小学校以来だからおよそ10年ぶりの再読。なんだか結婚やら親子関係やらに起因した犯罪が多いのは時代柄か?
    気に入ったのは赤髪連盟、唇の捩れた男、椈屋敷。かの有名なアイリーン・アドラーの登場するボヘミアの醜聞も含め、これらを読まずにホームズを語れまい。
    どれも依頼人から聞く話は興味をそそられつつも真相を全く読めないのに、結末は奇想天外かつ単純明快。このすっきりとした後味の良さはミステリでそうそう味わえるものではない。金字塔と呼ぶにふさわしい。

    ずっしりした短編揃いであり、依頼人からまず粗方の事件内容をバーッと語られるのもあり、読んでいてやや疲れる。が、それは私が悪い。
    ではなぜこれだけ褒めておい

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    2024年04月03日
  • シャーロック・ホームズの思い出

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    ひとつの物語が30分程度で読み終えることが出来、読みやすかった。

    特に好きだったのは、海軍条約文書事件。
    ホームズシリーズでは登場人物が少なく犯人が検討つけられることが多いが、この話は怪しい人物が数人登場するため最後まで楽しく読めた。

    ギリシャ語通訳、黄いろい顔もお気に入りである。
    特にギリシャ語通訳はあまり無いシチュエーションで緊張感もあり、また二作品とも比較的読みやすかった。

    この短編集にはホームズの兄、友人、ワトスンの友人など近辺の人物の登場も多く面白かった。

    最後の事件は、以前から知っているストーリーではあったが、ホームズとワトスンの友情が感じられるいい終わり方だったと個人的に

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    2024年05月12日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    10の短編が収録されています
    今更レビューが必要な本とも思いませんが、短編でサッと読めるので初めてホームズを読むにはちょうどいいのかなと思いました(シリーズ的な一作目は別にあるので時系列とか色々意見あることとは思いますが)

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    2024年01月26日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    ん、緋色の研究の方が面白かったかな。
    ワトソンがなんか婚約者捕まえてきておお!と思いましたが、解説で4回くらい結婚してることになってるってあって、背景設定いい加減だなwと思いました。
    誰にも同情できなかったので気持ちは楽でした。

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    2023年12月28日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    四つの署名というタイトル。本筋だけどなんかもっとぴったりなタイトルがありそうな。

    読む順番的に緋色の研究の次だそう。
    まさかのワトスンの最初の結婚相手が見つかる。この後さらに2回も結婚するとは。

    シャーロック・ホームズ。
    キャラクターがたっていて凄く好き。
    基本どんどんどん謎を解いていくのにたまに調子に乗ると失敗とまでは行かないが予想だにしなかった出来事が起きたりという配分の良さ。

    登場人物メモ
    ・シャーロック・ホームズ
    ・ワトスン
    ・ハドスン夫人

    ・メアリー・モースタン
    ブロンド髪の若い女性。小柄でなよなかな体つき、衣服の好みも上品。

    ・セシル・フォレスター夫人
    メアリーの雇い主。

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    2023年12月23日
  • シャーロック・ホームズの思い出

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    他の作品より読むのに時間がかかってしまったためあまり記憶がないが、なんとなくトリックや犯人が手近で簡単で物足りない印象
    私が短編集が好きでないのもあるがあまり驚きのない話が多かった

    ただワトソンがホームズを真似て推理ができるようになっていたり、最後の事件ではかなり信頼している様子で仲の良さが深まっていると感じてよかった

    突然きた滝壺に落ちたんだと分かるシーンは驚いた
    あまりに突然でショック
    モリアーティもそんなに手強い悪人だったとは

    次はバスカヴィル家の犬を読みます

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    2023年11月19日