延原謙のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズの事件簿
    ミステリーが少しでも好きであれば、必ず目を通しておかなければならないシリーズだと思い、読み始めました。1つ30頁前後の短編集なので、空いた時間に非常にテンポよく読むことが出来ました。トリックに関しては、かなり古い作品であるということもあり、単純なものであったり、すこし非現実的なものであることが多く、...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの事件簿
    高名な依頼人
    白面の兵士
    マザリンの宝石
    三破風館
    サセックスの吸血鬼
    三人ガリデブ
    ソア橋
    這う男
    ライオンのたてがみ
    覆面の下宿人

    年代が1900年代に入り、ぐっと現代に近づいたというイメージがある。
    他の短編集の作品より、読んだ回数が少ないので興味深く読みました。
  • シャーロック・ホームズの事件簿
    超有名な作品は読んでおきたいという理由で選んだ1冊。主にワトソンが語っていることを初めて知った。吸血鬼の話が面白い。
  • ドイル傑作集(II)―海洋奇談編―
    思ってたより薄かった…。
    もうちょっとボリュームが欲しかったです。話数的に。
    日本の話が出てくるとは思わなくてびっくり。
    最後の「あの四角い小箱」が好きです。
  • シャーロック・ホームズの事件簿
    ホームズ視点の白面の兵士とライオンのたてがみは新鮮。三人ガリデブはもちろんのこと、高名な依頼人、サセックスの吸血鬼、ソア橋もいい。探偵と助手である以上に、唯一無二の親友同士な二人
  • シャーロック・ホームズの叡智
    まさかの改版じゃない旧字体で読んだのでちょっと衝撃的でした。ライゲートの大地主、ノーウッドの建築士がすき。引退後も二人で冒険について静かに語り合っていてほしい。
  • シャーロック・ホームズの叡智
    本書でシャーロック・ホームズシリーズは最後となります。
    惜しみつつも楽しく読ませていただきましょう。

    早朝叩き起こされてワトスンが診察したのは、片手の親指が根元からちぎれた急患だった。彼が語った世にも恐ろしい体験とは。…『技師の親指』
    あまりに騒々しい来訪に目を丸くしたホームズとワトスン。やってき...続きを読む
  • ドイル傑作集(I)―ミステリー編―
    同じクラスのスイス人文学少女セリンがくれた本。初版が昭和38年ということで文体に馴染めなくて始めは読みずらかった。あと初めのほうの作品はあり得なくないけどでもこれだったらどんな事件でもできちゃうじゃんっていう。多分書かれた時代的なものもあって自分の中でリアリティが持てなかった。

    でもいくつか近くに...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    “「ロンドンの悪漢はまったくだらしがない」まるで獲物をうちもらした狩人のように不平たらたらである。「この窓からそとを見てみたまえ。ぼんやりと人影があらわれて、かすかに見えているかと思うと、たちまち厚い霧のなかへ姿をかくしてしまう。どろぼうや殺人者にしても、こういう日にこそ、虎がジャングルに出没するよ...続きを読む
  • ドイル傑作集(II)―海洋奇談編―
    間違えて2巻から買ってしまった。丁度クルーズ船に乗った前後に読んだので洋上のさわやかなイメージが浮び良い読書体験となった。
  • シャーロック・ホームズの叡智
    再読。新潮版だけの短編集。
    「技師の親指」
    「緑柱石の宝冠」
    「ライゲートの大地主」
    「ノーウッドの建築士」
    「三人の学生」
    「スリー・クォーターの失踪」
    「ショスコム荘」
    「隠居絵具屋」
  • シャーロック・ホームズの叡智
    「シャーロック・ホームズの叡智」新潮文庫は、 訳者の延原謙氏が、勝手に命名したもので、大人の事情で各文庫版に載せ切れなかった短編作品をまとめて出版したものです。

    ≪技師の親指≫「シャーロック・ホームズの冒険」より

    1889年の夏、ワトスンの結婚後まもなく、また開業することになった頃の話です。...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    再読。「ウィステリア荘」「ボール箱」「赤い輪」「ブルース・パティントン設計書」「瀕死の探偵」「フランシス・カーファクス姫の失踪」「悪魔の足」「最後の挨拶」
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    瀕死の探偵が面白かった。あと悪魔の足を読んでいたら情景が浮かび上がってきてぞくぞくした。三人のうち1人が死亡2人が発狂とは怖い…
  • シャーロック・ホームズの叡智
    えっ!ドイル先生の作品でこんな未発表作があるの?
    と思って読んだら新潮文庫で割愛されたものの短編集でした。
    ドイル先生はホームズが嫌いで止めたがってたと聞いたことがあります。しかし本巻収録の「技師の親指」は1892年3月、「ショスコム荘」は1927年4月と記されています。嫌いで35年も続くんでしょう...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    シャーロックホームズ第4短編集。ドイツのスパイを逮捕する表題作をはじめ、マイクロフトに頼まれ潜水艦の設計図を取り返す話など国際的な謀略を扱った篇も面白いが、個人的にはホームズが仮病を使って毒殺犯を逮捕する話がすきだ。ワトソンもいっているが、ハドソン夫人はよくシャーロックのような下宿人を泊めておくもの...続きを読む