延原謙のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    8つの短編集。「ボール箱」「悪魔の足」が良かった。シリーズとしてなお1冊余してるのに表題の「最後の挨拶」が含まれてるのかは、巻末の解説にある。2019.2.17

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    2019年02月17日
  • 恐怖の谷

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    ホームズシリーズ最後の長編とのこと。2部構成は『緋色の研究』と同じだが、第2部にはホームズ、ワトソンの登場はなく、1部のもとになった過去の背景といった展開。結末はいつものようにスカッとする仕上がり。2018.12.29

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    2018年12月29日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ホームズシリーズ第4弾。10の短編集。ワトソンの記述という形からホームズ自身の記述という体裁をとったものもある。2018.4.7

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    2018年04月07日
  • シャーロック・ホームズの帰還

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    ホームズシリーズ短編集第三弾。『最後の事件』をもってホームズの物語を終了したドイルだが、読者の強い要望に応え、滝つぼに転落したはずのホームズを機関させた。

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    2018年01月06日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    人間以外の生物が殺人犯というのは、KAPPAに似ている。さすが推理小説の原点的本だけはあると思われる。

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    2018年01月06日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    シャーロックホームズ最終巻、やはりシャーロックホームズシリーズは推理モノというより冒険モノだったと思う。

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    2018年01月06日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    初読。このなかだと『白面の兵士』『ライオンのたてがみ』『覆面の下宿人』が良かった。ホームズ視点のものは彼がどこに着目してるかが分かって、興味深かった。そして「私は一人ぼっちだったのである」の一文に衝撃。個人的には『ソア橋』の冒頭に出て来た銀行にあるブリキの文箱の話にとても心ひかれた。

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    2017年03月20日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    読んでいる時は面白いのだが、短編ミステリーは読み終わった端から内容を忘れていく自分の悪い癖が、顕著になってしまいます。

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    2016年11月18日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    ネタバレ

    「観察」という情報収集力に加えて、想像力を働かせて、論理的にストーリーを構築する。
    これこそがシャーロック・ホームズのシャーロック・ホームズたる所以だと感じる。

    技術や飛び道具的な内容での解決ではなく、ごくごく地味な、泥臭い活動から結論を導き出す。
    普段との違いは何か、可能性の排除の連続。そして残ったものが真実。

    同じものを見ていても違うものが見えている。
    これは蓄積していくと大きな差になるんだろう、継続していくことが重要だと感じる。

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    2016年06月25日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    メモ程度に。

    「高名な依頼人」
    恋は盲目。ワトソン先生危機一髪。
    「白面の兵士」
    「死人が出ない話」的な安心感のある読後感。こういうお話は素敵。
    「マザリンの宝石」
    心理戦
    「三破風館」
    やり手だからこそ恐ろしいのはゴシップ。
    「サセックスの吸血鬼」
    美しい後妻、後妻の赤ん坊、前妻の息子、前妻の息子を溺愛する父というお膳たての揃った愛憎劇。
    なんだか息子君とパパの関係にドキドキしてしまったよ……
    「三人ガリデブ」
    ガリデブおじいちゃんかわいそう過ぎでしょう。
    ワトソン君の負傷に動揺するホームズという珍しいものが見れて満腹です。
    「ソア橋」
    南の激しい血ってよく出てくるけれど、それが当時のイギ

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    2015年12月16日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    初読。このなかでは『ブルース・パティントン設計書』『瀕死の探偵』『最後の挨拶』あたりがすき。『悪魔の足』ではワトスンが言っていた「特権」という言葉が改めて妙に気になった。ワトスンの誇らしい気持ちがよく分かると同時に、なんとなく歪な印象もある気がした。

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    2015年10月26日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ミステリーが少しでも好きであれば、必ず目を通しておかなければならないシリーズだと思い、読み始めました。1つ30頁前後の短編集なので、空いた時間に非常にテンポよく読むことが出来ました。トリックに関しては、かなり古い作品であるということもあり、単純なものであったり、すこし非現実的なものであることが多く、最近のミステリーのような大きなショックのようなものはあまり感じられませんでした。しかし、人物の様子や情景の描写が非常に巧みで、文学作品として十分に楽しむことが出来ると思いました。これからは、短編集を常に持ち歩き、少しの空き時間に読み進めていこうと思います。

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    2015年09月05日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    高名な依頼人
    白面の兵士
    マザリンの宝石
    三破風館
    サセックスの吸血鬼
    三人ガリデブ
    ソア橋
    這う男
    ライオンのたてがみ
    覆面の下宿人

    年代が1900年代に入り、ぐっと現代に近づいたというイメージがある。
    他の短編集の作品より、読んだ回数が少ないので興味深く読みました。

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    2015年08月15日
  • ドイル傑作集(II)―海洋奇談編―

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    ネタバレ

    思ってたより薄かった…。
    もうちょっとボリュームが欲しかったです。話数的に。
    日本の話が出てくるとは思わなくてびっくり。
    最後の「あの四角い小箱」が好きです。

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    2014年10月10日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    まさかの改版じゃない旧字体で読んだのでちょっと衝撃的でした。ライゲートの大地主、ノーウッドの建築士がすき。引退後も二人で冒険について静かに語り合っていてほしい。

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    2014年09月09日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    本書でシャーロック・ホームズシリーズは最後となります。
    惜しみつつも楽しく読ませていただきましょう。

    早朝叩き起こされてワトスンが診察したのは、片手の親指が根元からちぎれた急患だった。彼が語った世にも恐ろしい体験とは。…『技師の親指』
    あまりに騒々しい来訪に目を丸くしたホームズとワトスン。やってきた青年は今まさに殺人の容疑を掛けられ発狂寸前だったが、人殺しなどまったく身に覚えのない話だという。彼と死んだ男との間でなされた直前のやりとりに違和感を覚えたホームズは…『ノーウッドの建築士』
    他全8編。

    この本だけは、原作から文庫本に組み直す際にこれまで割愛されたものをまとめて掲載しています。(他

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    2014年01月13日
  • ドイル傑作集(I)―ミステリー編―

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    同じクラスのスイス人文学少女セリンがくれた本。初版が昭和38年ということで文体に馴染めなくて始めは読みずらかった。あと初めのほうの作品はあり得なくないけどでもこれだったらどんな事件でもできちゃうじゃんっていう。多分書かれた時代的なものもあって自分の中でリアリティが持てなかった。

    でもいくつか近くに来た作品があった。「50年後」は作品だからいい作品って思えた。実際に起きても泣けるんだろうし、ジョンのようなめにあう人、メアリーのように強い意志をもつ人もこの世界にはたくさんいるんだと思う。

    でもなるべくあたしには起こらないでほしいお話。

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    2013年02月09日
  • ドイル傑作集(II)―海洋奇談編―

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    間違えて2巻から買ってしまった。丁度クルーズ船に乗った前後に読んだので洋上のさわやかなイメージが浮び良い読書体験となった。

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    2012年08月25日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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    再読。新潮版だけの短編集。
    「技師の親指」
    「緑柱石の宝冠」
    「ライゲートの大地主」
    「ノーウッドの建築士」
    「三人の学生」
    「スリー・クォーターの失踪」
    「ショスコム荘」
    「隠居絵具屋」

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    2012年05月23日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    シャーロックホームズ第4短編集。ドイツのスパイを逮捕する表題作をはじめ、マイクロフトに頼まれ潜水艦の設計図を取り返す話など国際的な謀略を扱った篇も面白いが、個人的にはホームズが仮病を使って毒殺犯を逮捕する話がすきだ。ワトソンもいっているが、ハドソン夫人はよくシャーロックのような下宿人を泊めておくものだと思う。例によって、スペイン人やイタリア人、オーストラリアの犯罪者がでてきたり、スイスへワトソンが調査をしにいったり、アフリカ産の毒薬がでてくるなど国際色もゆたかな短編集で読み応えがあります。

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    2023年09月17日