延原謙のレビュー一覧
-
シャーロック・ホームズの思い出
は、読みたい短編が入っていたので、購入しました。
「最後の事件」
今まで読んだことがなくて、読みたいなと思っていました。
ただ、すべて飛ばして読むのもな、と思い、最初のお話から順番に読んでいきました。
この本の中で、心に残っている話も、何本かあります。
「白...続きを読むPosted by ブクログ -
この本の中に納められている『黒ピーター』で、シャーロック・ホームズが言った言葉が刺さった。『…。人は常に起こり得べき変化に対する心構えを持って、対策を抱いていなければならない。これは犯罪捜査学の第一原則だ』犯罪捜査学でなくても、日頃の仕事にも当てはまる。
ところで、子どもの頃親しんでいたシャーロッ...続きを読むPosted by ブクログ -
ホームズシリーズがあまりに有名なので、それほど期待したわけではなかったが、予想以上のおもしろい。特に「50年後」は、題材より構成がよいと思った。2020.7.3Posted by ブクログ
-
初めてシャーロックホームズを読みましたが、短編集になっており読みやすかったです。
物語の前半で概要説明や伏線を張り、後半で一気に回収するため、最後までドキドキしながら読み進められました。Posted by ブクログ -
Macでマザリンと打ち込むと「マザリンの宝石」が変換候補に出るくらいシャーロック・ホームズシリーズは欧米人にとっては身近な物語なんだな〜。犯人から宝石を取り上げるシーンは、喜劇のようだった。「ライオンのたてがみ」は、一線から退いたホームズの、隠退先での事件である。そろそろホームズを引退させてあげて…...続きを読むPosted by ブクログ
-
久しぶりのシャーロック。本書のタイトルである『最後の挨拶』から連想するのは、やはりシリーズ終了ということだった。ヴィクトリア朝と言えば19世紀後半で、日本で言えば幕末から明治といったところ。現代の科学捜査とは違う、残された証拠と推理から犯人を追い詰めるのは、ともすると都合がよすぎる場面がないとも言え...続きを読むPosted by ブクログ
-
ホームズをちゃんと読み返してみようと網羅的に読んでいっていますが、本作の中では、「六つのナポレオン」が一番ホームズらしくて素敵です。Posted by ブクログ
-
小さな伏線をいくつも散りばめて推理の段階で一気にそれを回収していくカタルシス、この手の作品にめっぽう弱いんだよなあ
いやあ面白いPosted by ブクログ -
シャーロックホームズ最後の短編集
8編のストーリーをまとめた一冊で、親指を失った奇妙な男の話やテストの問題の解答が盗み見された事件など
短く楽しめる話が多くて良かった。
これで新潮文庫では読み終わったので他の文庫でもホームズシリーズを読みたいと思う。Posted by ブクログ -
シャーロック・ホームズ短編集の第二巻です。
探偵としての初仕事から、(ドイルにとっての)最後の事件が収録された一冊です。
他作品と同様に、小さなものから大きなものまで、ホームズは自身が面白いと感じた事件を手掛けていきます。
ライヘンバッハの滝の顛末を考えると、普通ならばタイトル通り最後なのだと思える...続きを読むPosted by ブクログ -
ホームズの物語の中で、時系列的に一番最後の「最後の挨拶」が収録されている短編集。このあとに「シャーロック・ホームズの事件簿」がまだ執筆されるわけだけれど、引退したホームズの最後の事件か…と思うと、寂しいものは寂しい。馬車じゃなくて自動車が登場したり、ホームズが60代になっていたり…当時の読者はホーム...続きを読むPosted by ブクログ
-
シャーロックホームズで有名な著者だが実はそれ以外の著作の方が多い。個人的にドイルは短編が面白いと思うがこの短編集は秀作だけ厳選したと銘打っているので堪能できる。今作はミステリー編。消えた臨急など収録。
肩透かしなような事件もあるが基本的には読んだ人が不快にならないよう工夫されているところが良い。Posted by ブクログ -
最後の挨拶、とはいってもこれぞ最後ってのがあるわけでもない。
つーかそもそもホームズの物語って終わりのないものだと。
なんたって作者が殺しても生き返っちゃうんだからなー。
コナンドイル、めっちゃすごいもの生み出したなあ。
「最後の挨拶」はなんかいつもと違う感じだなーっと思っていたのだが、どうもワ...続きを読むPosted by ブクログ