こだまのレビュー一覧

  • いまだ、おしまいの地

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    日々の生活に寄り添い、日々の営みをほんのりと後押ししてくれるような文章が本当に心地良かった。これにてこだまさんの著作コンプリート。刊行順に読むことができなかったことがなかなかに悔やまれるので、新作が出るまでに刊行順に読み直してみようと思います。

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    2023年07月02日
  • ずっと、おしまいの地

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    これまで何作かこだまさんのエッセイを読む中で勝手に脳内に自分なりのこだまさん像を作り上げてしまっていたんだな、と少し反省。一人の作家であると同時に一人の人間として変化していくこだまさんが素敵だし、やっぱり自分はこの方が書く文章が好きだなと実感。

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    2023年06月25日
  • 夫のちんぽが入らない

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    筆者の人生の話でとても読みやすかった。
    人が抱いてる偏見や同調圧力などの中で生きていくことの大切さを感じれた。

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    2023年06月15日
  • 夫のちんぽが入らない

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    2017.1.23

    「夫婦」というものが未完成ながらも互いの欠けた部分を補い合って生きていくための箱であると痛感した。
    片方がダメな時はもう片方、またその逆と面倒を見合って太く長く生きていく安全装置にすぎず、そこに「幸せ」だとか何かを求めすぎることは幻想であり、理想的な夫婦とは言えないのかな…。「0(ゼロ)にならないこと」のための制度に過ぎない。

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    2023年06月02日
  • ずっと、おしまいの地

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    『ここは、おしまいの地』『いまだ、おしまいの地』に続くシリーズ最終巻。
    2021〜2022年の日記とエッセイが収録。

    やっぱりこだまさんの文章が好き。
    ポジティブとは程遠いし読んでいてハッピーな気持ちになるわけではないけれど、身体から力が抜けて心が軽くなっていく。

    自身の行動を俯瞰し自分を客観的に分析するこだまさん。
    一生懸命だったり、妙におかしかったり、時に怒ったり、いろんな面が垣間見れる。

    でも全ての行動の根っこに飾らない人柄と正直さを感じてますますこだまさんが好きになる。

    笑いと切なさと優しさが凝縮された至福本。

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    2023年02月18日
  • 縁もゆかりもあったのだ

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    前作「いまだ、おしまいの地」でこだまさんの文章に惹かれ本作も手に取る。

    『場所と記憶をめぐる、笑いと涙の紀行エッセイ』の説明通り、クスっと笑えるものから、胸が詰まる哀しいエピソードまでが丁寧な筆致で描かれている。

    大人になってから自分の両親と三人で様々な場所へ旅するこだまさん。

    良いな、羨ましいな。
    自分は18歳で県外へ出てしまい、両親との最後の旅行がいつだったのかすら思い出せないが、子供時代、夏は海へ、冬はスキーへ行った記憶が呼び覚まされノスタルジーに浸る事が出来た。

    心地良くてどこかホッとするこだま節が好きだ。

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    2023年02月17日
  • いまだ、おしまいの地

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    こだまさんのエッセイを読むのは初めてだけど、読む毎にこだまさんをもっと知りたくなり、こだまさんをもっと好きになる。

    パニック障害を持つ夫に突如襲い掛かった奇病、こだまさん自身も鬱やゆっくり進行する病と向き合う日々。
    身体も心も途轍もなく苦しいだろうに、俯瞰して冷静に見つめ、ヘタするとそれさえもユーモアに転じようとするこだまさんに強さと優しさを感じる。

    生き辛さを感じ時々堪らない気持ちになるけれど、このエッセイを読むと無理しなくて良い、そのままで良いと優しく背中を押して貰えるようだ。

    こだまさんの包容力に救われる。

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    2023年02月16日
  • ここは、おしまいの地

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    すごくおもしろくて一気に読んでしまった。
    信じられないような体験をたくさんされているのに、言葉が上手で惹き込まれる。

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    2023年02月06日
  • ずっと、おしまいの地

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    読み始めてすぐ、(すごく動いているな、こだまさん)
    そう思ってしまった。

    先生のお葬式
    小学三、四年生の時の担任のお葬式に行く話。
    先生のお人柄も伝わり、あかりが灯るようなあたたかいエピソード。

    ご両親を心配される「娘」の顔も見える。
    ご主人との関係も、濃すぎず薄すぎず。
    ほどほどが良好なんだと思う。
    不思議な魅力のある、しっとりとした文体も好き。
    楽しかった。

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    2023年01月13日
  • ずっと、おしまいの地

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    読みやすくてあっという間に読んでしまった。

    著者の境遇はともすれば悲惨なようにも見えかねないのに、軽妙でユーモラスな語り口でくすりとしてしまう。
    言葉選びに独自のセンスがあってすてき。

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    2022年10月04日
  • ここは、おしまいの地

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    『夫のちんぽが入らない』もよかったが、これも良い だれにでもそれぞれ多少のコンプレックスはあり、ふとしたときにそういうものを気にしながら人間は生きているとおもう なかにはそれが耐えられなくなってしまう人もいるだろう そんなときに こだまさんは、読む人を笑わせながら、視点を変えるヒントをくれる

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    2022年09月08日
  • ここは、おしまいの地

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    逆境を受け入れて楽しむ。自らに清濁を併せ持って人間は完成する。筆者の円熟した魅力が読者にも感じられる。読む人に人生の果てしなさを教える。

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    2022年08月27日
  • 縁もゆかりもあったのだ

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    ネタバレ

    猫を乗せて
    凍える夜の鍋焼きうどん
    が一番好きでした

    枕のそばに栄養士さんの握った小さなおにぎりと胡瓜の漬け物が置かれた。「地蔵のお供えじゃねえか」夫は笑いを嚙み殺しながら、身動きできない私に言った。

    私は学年で三位になり、メダルを首から提げて意気揚々と帰宅した。当然「よくやった」と両親に褒められるものだと思っていたけれど、ふたりの口から出たのは「一位は誰だったの」だった。

    老人は「さっき犬を焼いたばかりだから中が温まってる。普段より早く焼き上がるよ」と陶芸教室の先生のように言った。

    今回も面白ワードがたくさんあって楽しめました

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    2022年08月25日
  • ここは、おしまいの地

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    おしまいの地というタイトルそのもののど田舎でたくましく?生きてきた姿を開き直って開示する.大変な経験だけどどこか笑いに昇華させる今のこだまさん,人生丸ごと肯定して吹っ切れたようで良かったです.

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    2022年05月09日
  • 女子の業(ごう)特集~試し読み無料パック

    購入済み

    女もイロイロ~♪

    こだま小説がマンガになったやつがあって
    なかなか面白かったかな
    あとロリコンが感染症になってるやつ
    笑えたわぁ(^o^)

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    2022年04月04日
  • 夫のちんぽが入らない

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    本が出版された当時、話題になっていたのを知っていた。読みたいなーと思いつつ、なんとなく先延ばしになっていた。
    ようやく手をつけ読み始めた。
    止まらなかった。

    はじめは、自分とは全然関係のない人の話だなあと外側から覗くように読んでいた。中盤アリハラさんのぶっ飛んだ話に驚嘆しつつ、気づいたらかつての自分の精神状態とリンクしていた。
    何この本。
    と、思いながら読み進めていたらまた思わぬ方向にすすんでいく。
    苦しい。
    苦しいけど目が離せない。
    これは一つの人生。
    当たり前のことは当たり前じゃない。
    知らずに人を傷つけているのかもしれない。

    読書はいろいろな事を教えてくれる。

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    2022年04月03日
  • 縁もゆかりもあったのだ

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    旅を通して見た風景、そこから過去へ未来へと派生していくのがただの旅エッセイではなくて面白い。
    あのときは分からなかったこと、許せなかったことが月日を経て溶けていき、あのときは何でもなかった瞬間が自分にとって大切な記憶になっていくのが素敵。
    ただ生きてここにいる。
    それだけで誉めてあげたい気持ちにこだまさんはさせてくれるから好きだ。

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    2022年03月21日
  • ここは、おしまいの地

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    ネタバレ

     2017年1月、自らの夫婦生活を綴った私小説「夫のちんぽが入らない」で作家デビューしたこだまさんのエッセイ・ノンフィクション「ここは、おしまいの地」、2018.2発行。家畜と熊とヤンキーが幅を利かせ、バスは1日2便、そんな北海道の集落で育ったこだまさん。両親・姉妹など家族のこと、小中高校生活、地方都市での大学生活、夫との出会い、病気・入院などについて、わかりやすく綴られています。読みやすかったです。著者は免疫系の病気、夫は精神の病とか。大変だと思いますが、執筆活動頑張って下さい!

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    2022年01月26日
  • 夫のちんぽが入らない

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    ひりひりする。
    タイトルに嘲笑い、発売当時に仲の良い先輩と「ノリで」買ったことを覚えている。

    最近、家に本を置く場所がなくなってきて、整理していたときに久しぶりに手に取った。
    「もうこんなふざけたタイトルは手放そう」と思い、最後にどんなんだっけと読み返したのがだめだった。

    ああ、ひりひりする。
    この作者の生きてきた人生。分からないようで分かる、異常なようで、誰にでもありうる普遍的な生きづらさ。「普通」という呪いにとらわれて苦しむつらさ。
    「どうしても入らない」という精神性。家族との関係。
    そして、最後の手書きの迫力。

    誰の人生もみな、「名作」になるのかもしれない。ひっそりと耐えて生きてき

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    2021年12月25日
  • いまだ、おしまいの地

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    ネタバレ

    「俺にはコミュニケーションとか丁寧なサービスとか要らねえんだ。素早く椅子 から 降ろしてくれるのが最高の店。味気ない店ほどいい。流れ作業でいい。俺なら千円カットに五千円払うね」

    「あの子はいま何を楽しみに生きているの?」

    若者に「携帯電話のない時代ってどうやって待ち合わせたの」と訊かれるが
    何とかなることを期待して行くしかない
    行って、会えるまでひたすら待つ。会えなかったらそれまでだ
    今思うと、余程の事情がない限り直前の気分で「やっぱ行くのやめた」と
    手のひらを翻す人は少なかったのではないか
    約束を大事にする。約束に縛られる。一概にどちらの時代がいいとは言えない

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    2021年12月21日