こだまのレビュー一覧

  • 夫のちんぽが入らない

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    ネタバレ

    オーディブルで聴いた。

    ずっと気になっていた本をオーディブルで見つけて早速聴いた!

    全く入らない人の話かと思ったら、他の人とはできるのか…!
    この本を読んで、世の中の夫婦の子供は産まない理由って、人には言えない、言いたくないような様々な理由が色々あるのかもしれないなと思った。
    子供を産まないことがおかしなことと思われたり、子供を産まない(産めない)娘を、実の親が欠陥品と言ったり、夫の両親に謝りに言ったりするところは衝撃的だった。今は結婚しない、子供を産まないことも選択肢の一つと言われているのに、少し前の時代なのかもしれないけど、そんなに悪いことのように言われたり思われたりしてしまうんだ…と

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    2025年09月20日
  • 夫のちんぽが入らない

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    ネタバレ

    タイトルを見た時、私は、推察よりも先に面白さを感じてしまったのだが、読み進めて今、その真面目に取り合ってもらえなさも内包する狙いがあって作者様はこのタイトルにしたのだろうと感じた。

    本作の内容は大きく分けて、
    夫との関係性
    仕事場での関係性
    傷ついた自身を慰める行為
    母との関係性
    これらの部分が大きい。

    傷ついた自身を慰める行為に関しては、他と質感があまりにも違い、衝撃を受けた。夫が風俗に行っている事に対し、悲しみを覚える主人公の下りがあった分、それが主人公自身に降りかかる事、内容の衝撃も相まってここだけケータイ小説読んでる気分になった。特にアリハラさんの部分やらおっさんの部分。

    夫との

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    2025年06月09日
  • 夫のちんぽが入らない

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    最後の一文までの前置きがぎっしり詰まっていた。

    入らない問題がなければ、
    そこまで深刻にならなくて済んだかもしれないことが重なって傷つき、苦しむところが辛い。
    真面目で優しいところも相まって余計に辛い。
    でも、そんな経験も無駄にはならないね。
    今穏やかに過ごせてるといいな。

    読み終わって、
    何気なく発する言葉もある人にとっては
    余計なお世話だし傷ついたりする。
    相手の事情など全て把握できないけど、
    特にセンシティブな面は気をつけよう。

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    2025年04月26日
  • ずっと、おしまいの地

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    なんだか不思議な静けさがあって色気が出てきたかと思えば次の瞬間にはやらかしエピソードで笑わせてくれる。
    やっぱりめちゃくちゃな人だ。
    最高に好き。
    生きているだけで作品が生まれるような人だから小説を書くことにこだわらないでほしい。
    好きなように生きてほしい。

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    2025年04月12日
  • 夫のちんぽが入らない

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    ネタバレ

    こだまさんは二作品目。
    読んでて身を切られるようで泣いてしまうところもあった…

    私はからっぽになってしまった心を、相手は制欲を満たす。私はその人でなくてよくて、その人も私なんかじゃなくていい。…私のしていることは痛みから目をそらすために、新たな傷をこしらえるようなものだった。痛みを忘れていられるのは、ほんの少しの間だけ。何もいいことなんてないのに、ただ心と身体が無闇に汚れるだけなのに、自分と同じように荒んでいる人に会うと妙に安心した。その人を通して、自分を見ているような気がした。(p.128)

    でも、私は目の前の人がさんざん考え、悩み抜いた末に出した決断を、そう生きようとした決意を、それは

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    2025年04月11日
  • 夫のちんぽが入らない

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    下ネタは嫌いだけど、そういう下品な話しではない。
    前もってそんな情報があったから手にとれた。逆にその情報がなければ絶対手には取らなかった。
    深刻だけど、笑ってしまう部分も多く一気読み。

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    2025年03月15日
  • いまだ、おしまいの地

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    自分の過去に重なるエピソードが出てくるので読んでて少し辛くなる時があるものの、文章に強い引力を感じてスラスラと読めてしまった。

    度々出てくる旦那さんとの些細なやり取りに、心があたたまった。

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    2025年02月01日
  • ずっと、おしまいの地

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    すっかり著者のファンなので、久しぶりに会えた親友から、近況や「そうだったの?」という話を聞けた気分。最近働き始めたという喫茶店でも、楽しく働き続けて欲しい。
    著者の本が初めての人は、今作ではなく古い本から読んでいく方が楽しいと思う。

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    2025年01月18日
  • 夫のちんぽが入らない

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    どん底を知っている人は強い

    でも、どんな人もどん底になんてなってほしくはないなあ
    どん底パートかなりしんどくて、わたしも重くなった

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    2025年01月14日
  • いまだ、おしまいの地

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    祖父の祖父の話、お金を騙し取られた話、病気の話、淡い恋の話。どれも少し切なくてでも笑ってしまう。こだまさんが愛おしくなってしまうエッセイ。

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    2024年12月27日
  • 夫のちんぽが入らない

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    ええ、勿論 下心全開で読みましたよ。

    ってな事で、こだまの『夫のちんぽが入らない』

    結論は衝撃的。小説と思ったら実話みたい。

    儚さも有るけど、身体の繋がりより心の繋がりが強いんかなっと。

    色んな過去から無意識に身体が拒否してるのか、責任の無い他人には無意識に身体が許すのか…。

    大切に想う人ほど無意識に意識してバリアを張るのか。

    色んな人が居て色んな想いが有るんじゃなぁと。

    わしは責任の無い他人には優しく出来るのに、家族には優しくしてるつもりがそんなの事無くて。
    まあ、自分の事しか考えてないなって、よく思うんでそれが伝わってるのかなっと。
    自分の悩み(あんまり無いけど)は人には話し

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    2024年12月25日
  • 夫のちんぽが入らない

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    こだまさんの名前もタイトルも知っていたけれど、何となく手に取りにくくて今になった。ふざけているのかと思いきや、真剣で重い内容だったことに驚く。色々な生き方がある。それでいいじゃないか。そう思えるエッセイだった。

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    2024年12月22日
  • いまだ、おしまいの地

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    著者の本も3冊目。すっかりファン。
    一見暗いような考え方がとても似ているのだが、これは私と著者が似てるのか、それともみんな実は似ているものなのか。
    これからも読み続けたい。

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    2024年12月16日
  • ずっと、おしまいの地

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    三作あるうちの最終作だった事に後から気付く。逆から読んでいくか。またこの人のエッセイを読みたいと思ったから。気にしいで不器用であったかくて実は強くて。そんな人柄が伝わってきて、声を出して笑ったり泣いたりした。

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    2024年12月07日
  • 夫のちんぽが入らない

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    ネタバレ

    著者初読。最近重めの読書が続いたので軽めのものを読みたいなぁと思い積読の中から本書をピックアップ。読んでみると全然軽くなかったw。私小説ということでタイトルの問題以外にも様々な問題を抱えている著者。かなり重めの内容ながら著者の軽快な筆致であまり深刻な雰囲気にはならず。身体の繋がりはなくても心がしっかり繋がった伴侶がいてとても羨ましい限り。他者から自分がどのように見られているかってとっても気になるところだけど、結局は自分が納得できればいいんだよね。思いがけずいいものを読んだなぁという感想。

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    2024年11月29日
  • ここは、おしまいの地

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    読むのにこんなにエネルギーが必要なエッセイがあるとは
    前向きなのか後向きなのか判断することは出来ないけど、不思議と勇気がもらえる

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    2024年10月12日
  • 夫のちんぽが入らない

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    夫とだけ出来ないというのは不可解なものの、ありのままのを切実に書いた文章に好感を持ったし、普通じゃなくても大丈夫だよと希望を持てるところも良かった。

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    2024年09月06日
  • 夫のちんぽが入らない

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    勇敢な小説でした。
    読んでいて、いくつも付箋を貼りました。

    世間体、偏見、思い込みそういうものが襲いかかろうとも弱々しく立ち向かう姿は、意図せず、見知らぬ人の解放者になっている。
    虚勢を微塵も配さず、素のままの文章が立ち上がってくる。
    持ち前のワードセンスとそのひねり方は、作者の普段の目線がよく反映されている。
    これは、生きている文章だ。

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    2024年09月01日
  • 夫のちんぽが入らない

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    私も「ふつう」に取り憑かれているうちの1人だ。
    自分が思う普通という枠にハマりたくて
    もう何年ももがいていた気がする。

    タイトルは物凄くドぎついもので
    はじめはギョッとしたけれど
    自分自身を知り、認めるというプロセスが
    丁寧に書かれている良い本だった。

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    2024年08月02日
  • 夫のちんぽが入らない

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    ネタバレ

    タイトルがとにかくすごいので読まない人も多いだろうし、読んでみると内容もなかなかに凄まじい。受け入れられない人もいるんだろうな。でもわたしはこの本に出会えてよかったと思ってる。今まで男女の恋愛においてセックスのない関係性って考えられなかったけど、こういうこともあるんだって思えて、その概念が良い意味で覆された。レスではあるけど、そこにはちゃんと愛があって、仲良しで、お互いを尊重しあっていて、それでも関係は続いていく。それでいいんだなってなんか荷が解けたというか。世の中いろいろあるし、べつになんでもいいし、いわゆる普通にあてはまらなくてもいいって思えた。男女のことだけじゃなく、人間としての幅が広が

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    2024年06月06日