タイトルにインパクトがあるし、内容も一見特殊環境にいる人の話のようだけど、主人公の感覚が理解できる人は多いのではないかと思った。誰にも説明ができない孤独感や、性を介さない男女間の愛についてなど、現代を生きる上で共通のテーマが語られているように感じた。
主人公が救われる話も良いけど、救われなくても生きていくと決めた主人公に、切ないけど勇気づけられた方は多いのではないかと思う。
ちなみに孤独な男女二人の物語という点で、なんとなくよしもとばななさんの小説を彷彿とさせられた。著者もきっとばななさんが好きなのではないかな?と勝手に憶測した。