こだまのレビュー一覧

  • 縁もゆかりもあったのだ

    Posted by ブクログ

    個人的に旅は退屈になりがちだ。
    ガイドマップに載っている名所を巡るのは情報を消費しているだけに思ってしまうし、
    かと言って全然知らない路地に行って何か発見するほど感性が研ぎ澄まされているわけではない。
    というのは極論かもしれないけど、まあそんなような事を思っている。

    そういう意味では本作「縁もゆかりもあったのだ」は一筋の光明だった。
    まさに本作の巻末に次のようにある。

    「自分とは無関係と思いこんでいた人や土地が、その細い糸を辿っていくと、つながっていた。何気なく通り過ぎた場所が数十年の時を超えて急に意味を持つ瞬間もある。そんな過去の記憶とのつながりもまた、旅ではないか」

    旅する土地を通し

    0
    2021年05月11日
  • 縁もゆかりもあったのだ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この作者のエッセイの本は3冊持っているが、言い方悪いかもしれないけれどこの本が一番明るい感じがする。以前の著書で親御さんとの関係はあまり良くないイメージがあったが、さまざまな経験を経て、色々あることはあるんだろうけど、旅を楽しめる関係性になれてよかったなぁ、と思った。コロナ禍なこともあって、作者の目を通して描かれた場所が鮮やかで、まるで自分も旅を一緒に楽しむ感覚になれた。

    0
    2021年05月08日
  • いまだ、おしまいの地

    Posted by ブクログ

    とてもよかった。素朴でやわらかな言葉の中にユーモアがリズムよく混ざり、心地よい。
    こころや身体を病みながらも、おかしみをもって暮らしていく日々が描かれている。

    0
    2021年02月25日
  • ここは、おしまいの地

    asa

    購入済み

    そのときどん底に悲しくても、いつか、笑いだしたくなる話にすることができたら、きっと少しだけつよくなる。 こだまさんは沼の底で苦しんで苦しんでどろどろになって、深い沼の底からはいつくばって、文章という武器を手に入れたことで少しずつ泥を吐き出して、今日をどうにか生きている。の、かも。 吐き出すのがとっても上手。危うく吐き出された泥に溺れそうになっちゃった。

    0
    2020年12月25日
  • 夫のちんぽが入らない(1)

    購入済み

    心の痛みを知る

    表題のような理由でセックスができない人は、たしかにいるのだろうなと思います。
    本で読まないと想像もできなかった、心の痛みを知ることができる。
    そういった作品は貴重です。

    0
    2020年08月17日
  • ここは、おしまいの地

    Posted by ブクログ

    なかなかにブラックでハードなことが書かれているのに、読む人の気持ちを暗くさせない筆致がすごいなぁ。

    これはもう天が与えし才能なんだろうな。

    0
    2020年08月02日
  • 夫のちんぽが入らない(5)

    ネタバレ 購入済み

    ここに行き着くまで…

    この作品は、題名からして購入するか本当に悩みました。でも、作風が自然体で伝わるものが大きかったので、購入しました。正直、とてもしんどい内容だったので、どうしてこんなに苦しい思いをして結婚を継続するんだろうと、思いながら読み続けました。今回最終巻を読んで、ようやく筆者の深い愛を理解することができました。なぜ、ちんぽが入らないのか…物理的なのか心理的なのか結局分からなかったのですが、この夫婦はこういう形なんだなと後味スッキリしました。実話というところが、一番惹かれましたね。結婚って奥が深いです。

    0
    2020年07月12日
  • ここは、おしまいの地

    Posted by ブクログ

    おもしろかった
    けっこうひどい目にあっているし、ひどいことされているのに、わずかな人のやさしさというか魅力にふれてぜんぶ許してしまうところ、気前いいなあと思った。淡々とした文章がくせになる。川本、またおまえか に作風の特徴がでている気がする。9割つらいけど1割つよいというか。続編が気になる人

    0
    2020年04月13日
  • 夫のちんぽが入らない(4)

    ネタバレ 購入済み

    深い愛がある…

    究極、夫婦ってなんだろうと考えさせられる作品です。
    辛く苦しい年月が、なぜこの2人に必要だったのか。
    純粋さに惹かれたのなら、性欲に負けないで最後まで貫け!って、旦那に言いたくなる。
    実話なので、読み手も余計苦しいんだろう。
    どうか、納得の行く終わり方をしてほしいです。

    0
    2020年03月13日
  • 夫のちんぽが入らない

    購入済み

    ちんぽ

    学生の頃に出会ってから20年間夫のちんぽが入らない女性が葛藤するお話。でもこの人たちは性で繋がることはなくてもそれ以外のもので繋がっていてとても羨ましく思ったりもする。
    昨日は好きな女の子にちんぽこが立たないホモの話を読んで今日はちんぽが入らない話か〜どちらも面白かったので時間があれば読み返したいですね。

    0
    2019年12月30日
  • 夫のちんぽが入らない

    整形できます

    今現在ちんぽが入らず悩んでいる人へ

    既にご存知のことかもしれないですが
    整形手術で鼻の形が変えられるように
    アソコの形も穴の大きさも変えられます。病院へ行きましょう。

    あぁ、昔の作者に教えてあげたい・・・

    0
    2019年09月09日
  • 夫のちんぽが入らない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初めてタイトルを見たとき、なんて破廉恥な!という印象とともに、表紙の優しげなイメージから人間らしい弱さと暖かさを感じた。

    セックスレスの問題は単にセックスをしないだけではなく、挿入できないという、夫婦において致命的とも言える問題があったんだ、と独身のわたしは気付く。
    著者のこだまさんが夫さんと出会い、一度もセックスできないまま、それでも結婚に至ったというのがまず感動で。男女の関係においてセックスは重要だけれども、それ以上に心のつながりがあったのかなぁと思った。

    といっても、2人の結婚生活があま〜く描かれてるわけでなく、自身の仕事の辛さや不器用さ、病んでいく姿には共感してしまった。マヒしてし

    0
    2022年03月30日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

    Posted by ブクログ

    22話のさまざまなジャンルが詰まった湯けむり編。
    森見登美彦が収録されていたので読んでみた。
    5分後にお風呂に入りたくなる!はどうかなと思うけど、隙間時間に、お休み前に読むには最適。

    JISAI
    プラシーボ!
    火星風呂
    Q乃湯

    よかったかな

    0
    2026年07月31日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

    Posted by ブクログ

    ショートショートの形式お風呂が湧くまでの時間にサクッと読める長さ。色々な視点からお風呂エピソードが書かれていて楽しめた。はやみね先生、有栖川先生のお話が好き

    0
    2026年07月26日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    好きな作家さんが含まれていたので。

    どういうオーダーで5,6頁の風呂関係の作品を
    22人もの作家に依頼したのだろうか。

    最初のはやみねかおるのSFちっくな風呂を焚く話が、
    結構インパクトが強くて、
    他のお話が平凡に思えてしまうのは良いのか悪いのか。

    現実かどうかわかないがエッセイっぽい作品や、
    浦島家が銭湯を経営しているおとぎ話的な作品、
    一応殺人までいろいろな作風、題材のお風呂があって面白かった。

    ただ、かなりの短さのせいか、
    甲乙つけがたいというよりかは
    虻蜂取らずという言葉が浮かんできてしまったのは、解せぬ。

    0
    2026年07月24日
  • けんちゃん

    Posted by ブクログ

    2026.06.12

    発刊されたら絶対読もう!と決めていたこだま氏の初の小説。
    「けんちゃん」ってどんな子なんだろうと思って読み始めましたが、こだま氏ワールド全開のエッセイのような小説でした。

    けんちゃん、小説の中ではかわいいって思えるけど、実際コンビニや道端で出会ったら突飛な行動が怖いかもしれないなと思う。

    やっぱりこだま氏の文章は良いなあ。
    なんだか静かでほっとするというか落ち着く文章で、そう思っていると、そう来るか!?というような展開が待っていたりして気が抜けない。そのギャップが好き。

    0
    2026年06月12日
  • 夫のちんぽが入らない

    Posted by ブクログ

    性の問題を、単なる秘め事ではなく「生きづらさ」の象徴として描いた作品である。愛しているはずなのに、身体が応えない。夫婦であるはずなのに、どこか孤独である。その違和感を、作者は赤裸々な言葉で世に投げかけた。SNSの時代、人は他人の幸福を見比べ、普通の形に自分を押し込めようとする。だが、人の関係は本来もっと不器用で、揺らぎに満ちているはずだ。誰にも言えなかった苦しみを語ることは、弱さの告白ではなく、閉ざされた沈黙を破る小さな勇気なのかもしれない。

    0
    2026年05月15日
  • 夫のちんぽが入らない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・重く辛い話だが面白かった。これを非難する理由がよくわからない。2人ともパートナー以外と関係を持ったから?むしろ若い頃から性的繋がりがなくても何十年も一緒に暮らしている夫婦がいるというのは、ものすごい救いというか、真の愛ではないかと思った。自分にはそういうことができる自信がない。また重い話でありながら語り口が軽妙というか、言い回しが面白い部分もあり、こだまさんの生来のファニーさがうかがえた。
    ・母と義実家に謝りに行くシーンが一番辛かったな。謝る必要などないと思う一方で、きっと同じ立場にいたら義実家に申し訳なく思うであろうなという気持ちが、平成二桁生まれの自分にすらある。子ども。嫌だね〜。暗い気

    0
    2026年05月02日
  • 夫のちんぽが入らない

    Posted by ブクログ

    人と人との関係というのは様々で、正解なんてなくて、当人同士が悩みながらもそれでもいいと思えるのなら、もしくは妥協点を見つけてでも関係を保とうとしているのなら、その関係をそっと応援するってのが第三者にできることなのかなと思ったり。そして、どんな関係にも、その当事者にしか知り得ない背景があるかもしれないという前提を考えてみること。
    自分の常識や当たり前が他者を傷つけないように。

    0
    2026年04月23日
  • 夫のちんぽが入らない

    Posted by ブクログ

    自己評価が低くて、他人と比べてばかりで生きづらそうだな〜と思いました。
    全く逆の人間の心理読めて、そういう意味では面白かった。
    婦人科行かないのはなぜ?
    どれだけ好きでも、人が作ったごはん捨てて風俗行って顔射してくる男とは婚姻関係続けるの無理だな〜なんか初めて見たものを親と認識する雛鳥みたいと思いました。

    0
    2025年12月29日