こだまのレビュー一覧

  • 夫のちんぽが入らない

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    夫のちんぽだけが入らないなんてことがあるんだろうか?というのをタイトルを見て読み始めてからの疑問だった。それが結末ではたぶん解決されるんだろうな、にゅるっと入ったみたいなのが結末なんだろうと。

    でも、実は、本質はそこにはないということに気付かされた。家族とは?夫婦愛とは?みたいなことを考えさせられる。とっても深くて、哲学的な問いが目の前に提示される。

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    2026年09月30日
  • 女子の業(ごう)特集~試し読み無料パック

    購入済み

    こういうのは良いです

    いろいろな作品が収録されているので、気に入りそうな作品を探すのにも向いています。原作がすでにある作品のマンガなどを優先的に読みましたが、別途すでに読んでいる作品も結構、ありました。

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    2026年09月29日
  • 縁もゆかりもあったのだ

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    場所と記憶をテーマにしたエッセイ。淡々と、時におかしみを交えながら語られる両親や夫との関係から、彼らがこだまさんにとってとても愛おしい存在なのだということが伝わってくる。

    その思いは決して直接的に語られるわけではない。だからこそ、読み進めるうちにじわじわと伝わってくる愛情が、いっそう深く感じられた。

    藻岩山やミュンヘン大橋のそばの大型書店(コーチャンフォーですな)など、私の住む街の話題も登場し、勝手に親近感を抱きながら読んだ。

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    2026年08月30日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    何人もの作家さんが書いたお風呂にまつわるお話し。短編で読みやすいほとんど小説だった〜エッセイが2,3個とかだった少なかったなぁ...でも小説も面白い!いろんな作者さんのお風呂の世界を味わえて読書バイキング気分♪(?)

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    2026年08月30日
  • けんちゃん

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    ダウン症のけんちゃんと
    関わることで変わる人達

    障害がある人が頑張ってるから
    素晴らしい

    そんなことじゃなく
    障害のある人とない人が
    障害というボーダーの中で
    一緒に生きていくということ

    24時間テレビ見る前に読んでほしい

    #けんちゃん
    #こだま
    #扶桑社

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    2026年08月21日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    めっちゃお風呂に入りたい。湯船にゆったり浸かりたい。いつもはタイパ重視でシャワーなんだけど、現在夜中の2時なんだけど、でもでも今からお風呂洗ってお湯をはります!2年ぶりのお風呂かも(笑)

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    2026年08月13日
  • 夫のちんぽが入らない

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    ネタバレ

    誰かに責められるわけではなくても、「普通ならこうする」という社会の空気が人を追い詰める。本作はその息苦しさを非常にリアルに描いており、自分自身が無意識に持っている価値観にも気づかされる。

    性の話だけではなく、仕事、人間関係、孤独、自己否定など、生きることそのものがテーマになっている。タイトルだけで敬遠するにはもったいない一冊。

    性生活がないことだけを切り取れば「普通ではない夫婦」かもしれない。しかし、お互いの弱さを受け入れ、それでも共に生きる姿には確かな信頼関係があった。愛情の形は一つではないと感じた。

    主人公は自分を正当化しない。だからこそ、一人の人間としての葛藤や弱さがまっすぐ伝わってくる。読者もまた、自分自身の弱さと向き合いたくなる作品だった。

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    2026年08月03日
  • けんちゃん

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    こだまの著書を初めて読んだ。
    特別支援学校高等部に通うダウン症の「けんちゃん」を取り巻く
    四人の視点で描かれる連作小説。
    とにかく、けんちゃんのキャラクターが最高で、
    かつリアリティがある
    (こだまは特別支援学校の臨時職員として三年間働いていた経験があるそう)。

    それぞれ悩みや生き辛さを抱える四人は
    けんちゃんと交流することで変化(成長)していくのだが、
    それは純粋で、まっすぐで、自分の気持ちに素直な
    けんちゃんの言動(ときに奇行に映ることもある)に影響を受けてのこと。
    この本を読んだ誰もが「けんちゃんに会いたい」と思うだろうが、
    実社会で障がいを持つ方と接した際に、
    自分はどう行動ができるのだろうか、ということも考えさせられる。

    読後感がとてもよい。あたたかい気持ちになった。

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    2026年08月03日
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学

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    温泉すきすき人間として表紙買い
    挿絵がかわいくてすき

    ひさしぶりに湯船に浸かりたいな〜
    温泉にも行きたいな〜
    あ〜いじわるな本〜

    ↓すき↓
    「モモと夏の香り」
    「回復の泉」
    「無力」
    「バスボムがなくても」

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    2026年07月08日
  • けんちゃん

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    あったけぇ気持ちになるね。

    好きな一言。
    ばあちゃんとお父さんはさ、あたしがどれくらい勉強できないか知ってる?さくら学級で、あたし小学二年の算数ドリルを解いてるんだよ。それだっていつも四十点くらいしか取れないの。小2の脳みそのあたしが中1の授業を受けれる?お父さんはできる?ねえ、そのくらいのことを私にやれって言ってるんだよ

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    2026年06月21日
  • けんちゃん

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    みんな多かれ少なかれいろんなもの抱えてるし、その大きさや重さは当事者にしかわからない。
    障害ってなんなんだろう。特別支援学級、特別支援学校。ノーマライゼーション。多様性。
    世の中には矛盾が溢れてる。私は私の周りで起こる日常で、出会う人やできごとにいちいち、怒ったり笑ったり怖くなったり悲しくなったりしながら生きてくしかない。けど、自分が感じてるように相手にも感情があってそれが正しいとか間違ってるとか決めつけるのはやめよう。と、思った。
    自分とは違うけどそういう考え方もあるのか、といったん置いてみよう。
    なんて思いながら、今年の目標は誰かと喋るときにでもさ、それはさ、と自分の考え押し付けるのを止めるってことだったのにまだまだ。だ。苦笑

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    2026年05月16日
  • けんちゃん

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    実体験と実生活を投影した書き振りはエッセイと地続きのようで、間違いなくこだまさんにしか書けない初小説。9年という年月とこだまさんの文章を久々に読める喜びを噛み締めながら読んだ。様々な視点で見つめ直すことで浮かび上がる障害の多様性。世界への眼差しも変わる。

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    2026年04月29日
  • 夫のちんぽが入らない

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    中学生の頃、友人の部屋を大掃除していたらカバーをつけられた本が一冊。友人は本が読めないが、タイトルに惹かれて買ったらしい。
    内容は、リアルな妻の悩みで身近にありそう。題名があれだが、女性には『82年生まれ キムジヨン』と合わせて読んでほしいくらい良かった。

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    2026年04月19日
  • けんちゃん

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    こだまさんの温かい目線が紡ぎ出す物語。各章の主人公がけんちゃんや他の生徒たちを哀れむでもなく、特別扱いするでもなく、1人の人間として寄り添う姿勢、心が暖かくなりました。

    私自身、学校で働いた経験があり、支援級の生徒さんや先生を見てきましたが、見守る姿勢が大事だなと改めて感じました。

    こだまさんのエッセイも良いけど、小説も素敵でした。
    また、こだまさんの長編小説読みたいです!

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    2026年04月07日
  • けんちゃん

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    なんて温かい作品なのだろう。
    読み始めてすぐ、けんちゃんの魅力に心をつかまれた。

    農業科三年、18歳。
    自身を「けんちゃん」と呼ぶ佐々木研くんはダウン症で、特別支援学校の寄宿舎で暮らしている。

    予測不能な言動に振り回される場面もあるが、その純粋さは愛おしく、ふとこぼれる哲学的な言葉に息をのむ。

    彼と出会った人々が彼を通して少しずつ変化していく化学反応も良い。

    デビュー作『夫のちんぽが入らない』、続くエッセイも良かったが、初の創作小説となる本作も素敵な作品だった。

    救い、救われながら生きる人々の姿が胸に沁みる温かな一冊。

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    2026年04月02日
  • けんちゃん

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    支援学校の寄宿舎に住む「けんちゃん」を通して変わっていく人たちの物語、といえばありきたりな気もするけど、なんか読み心地がいい。不思議だ。
    内容にも、書き口にも違和感がない。登場人物から滲み出る”良い人ぶりたくない”という精神が著者の根底にあるのかも。押し付けがましくないって本当に難しいんだなと思った。
    読破した!という達成感よりも、心地よさが残ることって私にとっては本当に嬉しいことだから、そういう自分が思う読書の楽しさみたいなものを久しぶりに味わえて嬉しかった。

    私もけんちゃんみたいな存在に救われたことがある。
    だからか、こういう視点を持って本を書いてくれる人が素晴らしい書き手で嬉しくてたまらない。

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    2026年03月15日
  • けんちゃん

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    けんちゃんはとてもリアルで、どこかにいそうで。
    小説自体は面白くてすらすら読めたし、感情移入もしたりして。
    でも3章くらいまでは、けんちゃんがいるからみんなが変わった、みたいな感じはわからなかった。
    ただ、登場人物として「けんちゃん」はいるけれど、キーパーソンというには、ただ本当にそのままいるだけ、みたいな感じで。
    わかりやすい、気づきみたいな表現?はなかったからかもしれない。

    でも、4章を読んだ時に思った。
    生きていたらどうしても、いろいろぐちゃぐちゃに悩んで考えてしまうけれど。
    けんちゃんは常にただけんちゃんで、けんちゃんの評価基準だけで物事を見ていて、感情の赴くままに真面目に真っ直ぐに生きている。
    そんなけんちゃんだからこそ、本当にただ一緒にいるだけで、世界がほんの少し優しく見えてくるのではないかなと。
    優しく、という表現が正解なのかはわからないけど。
    でも、一緒にいたら、気づかぬうちに、一緒にいる人自身も素直で等身大になれていく。

    4章が終わって初めて、けんちゃんの尊さに気付いた。
    そして、けんちゃんを読んでる自分自身も、素直で等身大で力が抜けていくような感じだった。

    それでもやっぱり、本を読み終わって現実を生きていたら、ごちゃごちゃと考えて悩んでしまうけれど。

    けんちゃん、一緒に生きて欲しい。

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    2026年02月22日
  • ずっと、おしまいの地

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    ありのままを受け止めるって、こういうことなんだろうな、と思った。
    「ばかぼけくそが」みたいな言葉が急に出てきて、公衆の場で読んでいるのに、思わずくすっとしてしまった。
    親の老化や自分自身の失敗など、自分に重ねる部分もあった。
    (まだ私は若いから、ここまでではないけれど、私の人生にもまもなくこのフェーズが来るんだろうな、とか。)
    いろいろ物思いに耽りながら、ゆっくり読むつもりだったのに、一瞬で読み切ってしまった。
    読みやすすぎる。なんだこれは。

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    2026年02月07日
  • けんちゃん

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    特別支援の高校に通うけんちゃんに関わる4人の視点で書かれるストーリーです。

    皆それぞれに悩みや障害があって、どのように生きていけば良いのか、どうしたいのかわからず探りながら生きている。正直で素直で、時に野生動物のようなすばしっこさを見せるけんちゃんをみているうちに、その言動に惹かれ、引っ張られていく…。けんちゃんには不思議な力があるようだ。

    『障害のある子ども』を描くものはあっても、『特別支援学校の生活』を描いた小説はそんなに多くないのではないかと思う。そこに関わる大人の向き合い方を見て、非常におもしろいと感じた。
    けんちゃんのことを応援したくなるし、卒業してしまうのは寂しい…。私もペプシで激怒するけんちゃんを一度は見てみたい!(不謹慎かな)
    心温まる素敵な話でした。

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    2026年01月21日
  • ここは、おしまいの地

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    4年ぶりの再読です。
    やはりとても良かったです。
    大変なことがあっても、これだけユーモアのある文章で昇華させて本当にすごいと思います。
    こだまさんがこれだけ頑張っているのだから、自分だってもう少し頑張ろうという気持ちにさせてくれました。

    「おわりに」の言葉がとても印象に残っています。

    『洗練された故郷、文化的な家庭、健康的な心身、コミュニケーション能力、運、なにもかもが欠けているということ自体が私の装備』

    なんて最強なんだろう。自分とは次元が違うなと思いました。
    本当に尊敬します。

    僕のなかで、魅力がある人というのは「思わず応援したくなる人」でもあります。まさに、こだまさんがその一人。
    これからも応援しています。

    そして、既に何回か読んでいる私小説『夫の…』がまた読みたくなりました。

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    2025年12月28日