こだまのレビュー一覧

  • 夫のちんぽが入らない

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    ずっと気になっていましたが、やっと読めました。とても良かったです。最後まで読んで、タイトルにすごく納得しました。

    文章も読みやすく、前半は思わず笑ってしまうほど面白かったです。

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    2024年03月27日
  • 夫のちんぽが入らない

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    小説と思ってしまったけど、
    これは事実でエッセイなのだ。

    作者の自己肯定感の低さとか、
    どんどんと堕ちていく感じとか
    読んでいて気持ちが暗くなったけど
    引き込まれる文章や気になる結末ですいすい読めた。

    この夫婦は夫婦というよりも、
    何かでがんじがらめになっていて、
    仲間で
    共犯者で
    家族で
    兄弟で
    不思議な関係。

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    2024年03月20日
  • ここは、おしまいの地

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    「夫のちんぽが入らない」を読んだ時にも感じたけど、多分私はこの作者と(ネガティブな面に関してだけ)近い思考回路をしていると思う。
    だから、「こういうときにこう考えがちだよな~!わかる〜!」とめちゃくちゃ共感できる。

    重い内容のものも多いのにそう感じさせない文章で、「まあどうにかなるっしょ」と思わせてくれる。
    悲観的な状況なのに読者が疲弊せず、逆に面白おかしく、ゆるーく書かれてるので何度か声を出して笑ってしまった。

    すっかりこだまさんにハマってしまったみたい。

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    2024年03月05日
  • 夫のちんぽが入らない

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    タイトルにやられた!
    何それ、こっちの買う側も勇気いるぞってw

    タイトルどおり「入らない」ってなぜ?どーして?何があった?って感情で読み始め、文章が面白くてスラスラ呼んですぐ読み終えた。
    ご本人はいたって真面目な「入らない」。こっちはなぜ「入らない」??他の方は大丈夫なのに、旦那さんだけ?とんでもない巨根とか?、、、、それともメンタル??

    面白いけど結局はっきりなぜ?の答えが出ないまま自分の中で「あーそーゆうことかな」って答えは出たけど当たってるかは分からないww

    ふざけた気持ちで読み始めたけど、最後は自分も泣いてたww
    中々この題材で泣かすとは....

    ありきたりなストーリーに飽きて

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    2024年02月25日
  • 夫のちんぽが入らない

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    まぁーーーー、夫婦関係に年季が入ったヒビ割れのあるストーリーを期待したのに。序盤で、あっ、これは逆のやつ。あったかい話になるのではと不安がよぎった。

    筋違いの落胆は、散々ちんぽが入らなかった結婚生活の中盤にさしかかりガッツポーズに変った。よーしきた。落ちろ落ちろ。

    …もう人としてゴミだなと自分を呪う。
    実際、歪みきっていても心暖まるストーリーだった。


    作者の言う、身近な人にほど大切なことが伝えられない病。それを私の妻も患っている。彼女の苦しみを、この夫のように泰然と受け止められない。私も渇いているし、悔しいし力不足を散々悔やんできた。そんなダメ夫100%目線で読んでしまい、100%ブー

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    2024年01月27日
  • 夫のちんぽが入らない

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    タイトルからはもっと笑える話かと思っていたが、何とも切ないお話しだった。
    でも、この作品を批判する人がいるらしい。何で?こんなに素敵な作品を貶すって、人の心がないのか?って思うよ。
    ただ、医学的にどうなのかについては作者のこだまさんも言及してないので、原因が分からないままでその辺はスッキリしないかな。

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    2024年01月09日
  • 夫のちんぽが入らない

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    真剣に悩んでいる人の話なのにギャグ要素が至る所に散りばめられていて面白くて何度も笑いそうになっちゃった。大好き。

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    2023年12月12日
  • ここは、おしまいの地

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    北の果てに住むこだまさんの日常。父親のエピソードにお腹を抱えて笑った。ここでは、散々な目にあった人たちがたくましく生きている。

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    2023年09月24日
  • 縁もゆかりもあったのだ

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    縁もゆかりもない土地のはずなのに、過去の思い出と結びついて親しみや懐かしさを感じることがある。読みながらほっこりした気持ちになった。
    個人的には牛糞号の話が面白くて一番好き。

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    2023年09月02日
  • いまだ、おしまいの地

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    やっぱりこの人の文章が好き。
    性別さえ違うのに、こんな文章を書きたいなと思って(思わされて)しまう。
    たぶん(人間性や感受性が?)私と似ている。

    半年ごとや一年ごとにずっと読み続けるような気がする。たぶん死ぬまで。読むたびに「自分」を見つけてしまうから。

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    2023年07月16日
  • いまだ、おしまいの地

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    日々の生活に寄り添い、日々の営みをほんのりと後押ししてくれるような文章が本当に心地良かった。これにてこだまさんの著作コンプリート。刊行順に読むことができなかったことがなかなかに悔やまれるので、新作が出るまでに刊行順に読み直してみようと思います。

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    2023年07月02日
  • ずっと、おしまいの地

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    これまで何作かこだまさんのエッセイを読む中で勝手に脳内に自分なりのこだまさん像を作り上げてしまっていたんだな、と少し反省。一人の作家であると同時に一人の人間として変化していくこだまさんが素敵だし、やっぱり自分はこの方が書く文章が好きだなと実感。

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    2023年06月25日
  • 夫のちんぽが入らない

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    筆者の人生の話でとても読みやすかった。
    人が抱いてる偏見や同調圧力などの中で生きていくことの大切さを感じれた。

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    2023年06月15日
  • 夫のちんぽが入らない

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    2017.1.23

    「夫婦」というものが未完成ながらも互いの欠けた部分を補い合って生きていくための箱であると痛感した。
    片方がダメな時はもう片方、またその逆と面倒を見合って太く長く生きていく安全装置にすぎず、そこに「幸せ」だとか何かを求めすぎることは幻想であり、理想的な夫婦とは言えないのかな…。「0(ゼロ)にならないこと」のための制度に過ぎない。

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    2023年06月02日
  • ずっと、おしまいの地

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    『ここは、おしまいの地』『いまだ、おしまいの地』に続くシリーズ最終巻。
    2021〜2022年の日記とエッセイが収録。

    やっぱりこだまさんの文章が好き。
    ポジティブとは程遠いし読んでいてハッピーな気持ちになるわけではないけれど、身体から力が抜けて心が軽くなっていく。

    自身の行動を俯瞰し自分を客観的に分析するこだまさん。
    一生懸命だったり、妙におかしかったり、時に怒ったり、いろんな面が垣間見れる。

    でも全ての行動の根っこに飾らない人柄と正直さを感じてますますこだまさんが好きになる。

    笑いと切なさと優しさが凝縮された至福本。

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    2023年02月18日
  • 縁もゆかりもあったのだ

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    前作「いまだ、おしまいの地」でこだまさんの文章に惹かれ本作も手に取る。

    『場所と記憶をめぐる、笑いと涙の紀行エッセイ』の説明通り、クスっと笑えるものから、胸が詰まる哀しいエピソードまでが丁寧な筆致で描かれている。

    大人になってから自分の両親と三人で様々な場所へ旅するこだまさん。

    良いな、羨ましいな。
    自分は18歳で県外へ出てしまい、両親との最後の旅行がいつだったのかすら思い出せないが、子供時代、夏は海へ、冬はスキーへ行った記憶が呼び覚まされノスタルジーに浸る事が出来た。

    心地良くてどこかホッとするこだま節が好きだ。

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    2023年02月17日
  • いまだ、おしまいの地

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    こだまさんのエッセイを読むのは初めてだけど、読む毎にこだまさんをもっと知りたくなり、こだまさんをもっと好きになる。

    パニック障害を持つ夫に突如襲い掛かった奇病、こだまさん自身も鬱やゆっくり進行する病と向き合う日々。
    身体も心も途轍もなく苦しいだろうに、俯瞰して冷静に見つめ、ヘタするとそれさえもユーモアに転じようとするこだまさんに強さと優しさを感じる。

    生き辛さを感じ時々堪らない気持ちになるけれど、このエッセイを読むと無理しなくて良い、そのままで良いと優しく背中を押して貰えるようだ。

    こだまさんの包容力に救われる。

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    2023年02月16日
  • ここは、おしまいの地

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    すごくおもしろくて一気に読んでしまった。
    信じられないような体験をたくさんされているのに、言葉が上手で惹き込まれる。

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    2023年02月06日
  • ずっと、おしまいの地

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    読み始めてすぐ、(すごく動いているな、こだまさん)
    そう思ってしまった。

    先生のお葬式
    小学三、四年生の時の担任のお葬式に行く話。
    先生のお人柄も伝わり、あかりが灯るようなあたたかいエピソード。

    ご両親を心配される「娘」の顔も見える。
    ご主人との関係も、濃すぎず薄すぎず。
    ほどほどが良好なんだと思う。
    不思議な魅力のある、しっとりとした文体も好き。
    楽しかった。

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    2023年01月13日
  • ずっと、おしまいの地

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    読みやすくてあっという間に読んでしまった。

    著者の境遇はともすれば悲惨なようにも見えかねないのに、軽妙でユーモラスな語り口でくすりとしてしまう。
    言葉選びに独自のセンスがあってすてき。

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    2022年10月04日