こだまのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ちょっと最近、新しい仕事に疲れて、落ち込んでいて……こういう時って、自分よりもっともっとドン底を生きた人の経験談が読みたくなる。性悪だな…と思うけれど。
読み進めてみると、確かに、こだまさんは、かなり運の悪い人。生まれ育った所は、ヤンキーと百姓が九割を占め、芸術や文化、コンビニも学習塾も駅も無い、最果ての集落。性格は内向的で地元を出るまで、友達と呼べる人は一人もおらず、容姿にもコンプレックスがあり、特病があるため、半年から数年で療養と転職を繰り返さねばならない。
でも、読む前にイメージしていたのと少し違っていた。自分の不幸をただ笑い話にしているのでも、朝ドラや24時間テレビのように「ハン -
Posted by ブクログ
発売日を指折り数えて待った、大好きなこだまさんのエッセイ本。もったいないので少しずつ読みました。
一番大好きなのは「九月十三日」。
あきらかに同じようなこと経験ある。でも私はこんな恥ずかしいことなかったことにしたくて、記憶を曖昧にすることで封印してたかな。前作に続き、またしても自分の恥ずかしい過去をきちんと昇華してもらえたような気がする。
今回はそんな、壮絶だったり恥ずかしかったりする体験をおもしろい文章へと昇華させるこだまさんだけではなく、あとがきでも書いてるように、こだまさんの日常が丁寧に書かれてる印象が確かにありました。
どっちにしてもこだまさんの書く文章ならば全て好きだ。 -
購入済み
切ない想いに、、、。
この本のタイトルを耳にしたのは数年前になりますが、今回購入し、読んでみました。夫婦一緒に居る意味や、夫を支える強い精神など、また、度量の深さや生き方に
感動し。切ない想いにもかられます。一気読みしました!
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購入済み
胸キュン漫画
とてもとてもとても…
濃ゆい胸キュン漫画だなと思ってしまった…
小説で出ているのは知っていましたが
漫画がでていつか見たいと思っていました
今回見ることができてよかった〜
見ている間しあわせな時間だったな〜
ち●ぽが入らないことなんかしょっぱなでどうでもよくなってしまうくらい、2人の関係性が描かれていて…羨ましくなった… -
Posted by ブクログ
ネタバレさち子さんに一目惚れしてしまって、一巻が発売されるのをいまかいまかと待ち望んでいました。
下宿先で出会ったさち子と慎は、揃いの茶碗のように、二つで一つセットなんだと思わせるお似合いなカップル。しかし、慎のちんぽがさち子には大きすぎて二人は繋がり合うことができない。
これは、ちんぽに振り回される男女の悲しみと愛の物語。
よって、作中にはたくさんちんぽが出てきます。でもね下品じゃなくて、全部切実なちんぽなんです。切実なちんぽってなんだよって感じだけれども、こればかりは読んで下さいとしか言えない。
ちんぽが「入る・入らない」「入れたことがある・ない」に関わらず、読んでほしい。ここに描かれているのは -
購入済み
とても笑えてとても泣けた
作者と同年代でとても興味深く読ませて頂きました。私は結婚し子供も育てましたが、それでも妻とはこういう物だとか母親はこうでなくてはという思いに随分と苦しめられた気がします。
作者の子供を持たないという選択肢が周りからどれだけ悪意の無い言葉や態度を取られ苦しんで来たかは想像を超える事と思います。
かつて子供を持たない友人に私もその様な事を言ってしまったのだろうと思うと後悔が絶えません。
色々な事を乗り越えてなお支え合う夫婦愛が本当に羨ましく素晴らしいなと思います。
私は結局セックスレスで離婚してしまいましたし…出来てもしなくなる、したくなくなるのならどっちが幸せか分かりませんよね。
食欲を満たす為 -
購入済み
面白かったな
鳥居さち子の場合は最初の激痛が体に余程ショックだったんだね。無意識に産道が最初から締まっちゃうからこの本のテーマになる訳で次巻ではちゃんとねじ込めるか楽しみです。
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購入済み
読んで良かった
タイトルを見て気になり購入。
間違いなく重いテーマにもかかわらず、入らない描写がどうしてもせつなく笑ってしまいました。
当たり前とされている事が当たり前に経験できない事が、こんなにもずっしりと、人生に影響してくるのだということを、見せてくれた先生だと思います。 -
購入済み
面白い
有名な少女まんが「君に届け」のさわこみたい。筆者のことを単純にたとえるならそんな感じだった。もう少し、ダークな部分もあるかもしれないけど、根本は同じ。自信はない、プラスの自己像もない、けれど健気で、純粋で、人の裏をよむことをしない主人公。
家族とも、夫とも、職場仲間とも、性の面で一夜限り共にした相手とも、不器用にしか付き合えない。
「こんな私ですみません」
という低い自己肯定感が常に見え隠れする。
この人の救いがあるところは、人を蹴落として自分をよく見せようとか、自分だけうまい汁を吸おうとか、そういう、「自分が自分が」というところが全然ないところと、ありのままをさらけだす正直さと、空想