西村京太郎のレビュー一覧

  • 十津川警部「標的(ザ・ターゲット)」

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    「十津川警部「標的」」3

    著者 西村京太郎
    出版 角川文庫

    p10より引用
    “サイトに危険なメッセージが載ったとしても、それだけで、会
    員のリストを提出せよという裁判所命令はとれなかった。”

     ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事が活躍す
    る長編ミステリー。
     とあるサイトに殺人予告が書き込まれた、そこから始まる事件
    に御存知十津川警部達が挑む。

     上記の引用は、サイトに書き込まれたメッセージについての一
    文。書き込んでいる本人は冗談のつもりであっても、最近の事情
    を鑑みるに、冗談でしたでは済ませてもらえないのではないでし
    ょうか。楽しいネット空間がこれからも維持されるよう

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    2013年01月10日
  • 十津川警部とたどるローカル線の旅

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    ネタバレ

    「以前、普段は使われていない渡し船の存在を、手紙で教えてくれた人がいた。それを使うと早く行けるというのだが、誰も知らないのでは、トリックには使えない。読者は解きようながないし、逆に、そういう渡し船があると作中で書いた瞬間、トリックが分かってしまう。」
    なるほど。

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    2013年01月08日
  • 南紀殺人ルート

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    「南紀殺人ルート」3

    著者 西村京太郎
    出版 講談社

    p5より引用
    “その和歌山駅のすぐ前にあるホテル「南紀」で、七月三日の午
    後、事件が、起きた。”

     ミステリーの大家である著者による、和歌山を舞台にした事件
    を描いたトラベルミステリー。ホテルで男が殺された、おなじみ
    十津川警部たちが事件の解決に挑む。

     上記の引用は、本文1ページ目の一文。
    始まった途端に既に誰かが死んでいる、頭の中に2時間ドラマ調の
    オープニング映像が再生されてしまいました。
     地方の地名や鉄道路線が沢山出てくるので、書かれている地方
    の方はより楽しく読めるのではないでしょうか。それとも自分の
    住んでいる所が殺人

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    2012年12月25日
  • 十津川警部 西伊豆変死事件

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    ネタバレ

    西伊豆、という地名に魅かれて読んでみたけど
    金沢と堂ヶ島と新宿と飛び飛びなのでなんとなく拍子抜け(爆)。
    十津川警部の推理だけで捜査が進んでいって
    裏付けとか根拠がどこにあったのか判らないまま捜査方針が固まり
    いざ犯人を逮捕してみたら予想した通りの筋書だったりするのは
    所謂お約束なんだろうか???
    今回の事件に関しても、いつ調べたのか判らない被害者の本名が
    記者会見で明らかになったり(それともあれはハッタリか?)
    細かいことがいろいろ気になった。
    この判り易さ、いい意味での緩さがこの人の作品の魅力なんだろうけど。

    何はともあれめちゃくちゃ句読点が多い。速く読みたいときにはいいかな。
    長編でも

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    2012年11月29日
  • 雲仙・長崎 殺意の旅

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    ドラマでは何度も見たことがあった西村京太郎の十津川警部ものをはじめて読んだ。旅情サスペンス。人物から背景まで映像が浮かぶ。十津川警部がクールに鮮やかに謎を解いていくのかとおもったら、意外とハードな展開が多かった。読点がたいへんに多いのが気になった(例「私は、あくまでも、可能性を、いってるんだ」)が、もしかして電車での車中読みに配慮して読みやすくしているのだろうか。

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    2012年10月12日
  • 十津川警部 五稜郭殺人事件

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    初の西村京太郎作品。色々と得るものやカルチャーショックがあった。
    殺人事件があったのに、誰がどうやって行ったのか、その追求はかっちりとやらなくてもいいんだ。十津川が「こう思うんです」だけで小説は済ましているという所。
    あと文体、いっそ十津川「」みたいなシナリオにしたら?
    とも思わせるギリギリ小説の体裁を保とうとする文体。
    が、これも途中からリズムになって麻薬的に体に馴染んでくるから不思議。
    この長編を支えるのがダイイングメッセージ一本という所。
    シンプルイズベスト。老若男女に受け入れられるだろう。
    感想を総合すれば、とても読みやすくサラリと読めて、歴史のウンチクも学べて良かった。という満足感。

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    2012年09月11日
  • 十津川警部 「ダブル誘拐」

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    「西村京太郎」作品初読み。
    読みやすくて夢中で読んでいた。

    7歳のミカちゃんが次々に誘拐されていく。身代金は揃って1億500万。
    十津川警部が次々に明かにしていく。
    情が絡んだ誘拐事件。
    読後感はすっきり気持ちがいい。情は人であるならやっぱり持っておきたい、読んでいて少し嬉しくなる部分があった。

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    2012年09月07日
  • 寝台特急(ブルートレイン)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

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    わたしにとって初めての西村京太郎作品。鉄道ミステリ第1作で代表作のひとつといわれているが、物足りなかったというのが正直な感想。旅情が感じられる題名とは裏腹に、駅名が羅列されるだけで具体的な風景描写はなく、行ったことのない人にはさっぱり様子がわからない。謎に関しても出だしこそ期待をいだかせるものの、しだいに散漫な印象になって、すっきり解決しないまま終了してしまう。

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    2017年01月31日
  • 九州特急「ソニックにちりん」殺人事件

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    前に読んだ2冊は、刑事(元刑事)の疑いを晴らすような内容だったけど、今度は政治的な事情が絡むミステリーでした。
    といっても悪の組織と戦ったりするわけではない(笑)
    けど、政治的な要素を絡めるならもっと深い話の方が私は好きです。

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    2012年08月28日
  • 特急ゆふいんの森殺人事件

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    今度行く由布院旅行では、特急ゆふいんの森に乗らないのですが、由布院と名のつくならとりあえず読んでおこう!と思って借りました。
    初の西村京太郎ですが、印象としては句読点が多くてそれを気にし出すとなかなか進まない。
    「、」をほどよく抜いたらページ数がかなり減るんじゃないかと思ってみたり( ̄◇ ̄;)
    ストーリーは分かりやすくて、いかに事件を解決するのかすごく楽しみになります。水戸黄門的な、最終的にはちゃんと疑い晴らして天晴れでしょ?みたいな安心感がある。
    登場人物も魅力的。由布院ってだけで借りたのでこの橋本探偵の過去を先に読むべきだったかも。

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    2012年08月28日
  • 寝台特急「紀伊」殺人行

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    シリーズのファンというわけではないんですが、家にあったのを読んでみましたー。

    当たり前なんだけど時代を感じる描写はだいぶある笑 でもいろんな要素が上手く絡んでて、思ってたより面白かったです。

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    2012年08月02日
  • 左文字進探偵事務所 消えた巨人軍(ジャイアンツ)

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    左門字シリーズ1作目。
    なんと巨人軍選手数十名が誘拐されてしまうという驚きの事件。
    長嶋、王、定岡など実在の野球選手の名前が登場しているのがおもしろい。

    身代金受け渡しに奔走する球団職員たち、組織力で犯人に迫る警察、そして誘拐された選手たちを探す探偵・左文字と3つの視点から犯人を追い詰めていきます。国民的英雄達が誘拐されたというショッキングな展開、迫る試合時間、異変を察知するマスコミと緊迫感も満載です。

    身代金受け渡しのおもしろさもさることながら、一体どうやって何十人もの屈強な選手達を誘拐出来たのか?どこに捕らわれているのかがやはり目玉です。
    緻密さというよりはとにかく大胆な犯行がおもしろ

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    2015年05月11日
  • 十津川警部 愛と祈りのJR身延線(十津川警部シリーズ)

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    ネタバレ

    ○最後に十津川が報われる瞬間、事件が解決する
    私立探偵の橋本の叔母・みさ子が一週間ほど身延山へお参りに行くという。その間別の調査依頼を受けていたが、一週間過ぎても叔母が戻ってこない。同行の早田敬子は大手旅行会社の社員ではなく、心配になり身延山へ行ってみるが、都内のホテルで早田と60歳代の男を見かける。翌日、ニュースでその見かけた男・佐々木秀之が殺されたことがわかり、十津川に呼ばれて行ってみると橋本の名刺を持っていて…!?

    その後橋本は、ある日招待状と称して届いた手紙に誘われ、身延線に乗ることになる。一緒に乗車した面々は老若男女問わなかったが、早田も一緒に来て添乗をしていた!そして、叔母を見つ

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    2017年08月07日
  • おれたちはブルースしか歌わない

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    ネタバレ

    若者達を軽快な文章で描いた青春ミステリ、そして読者への挑戦がはさまれた本格ミステリです。

    仲間たちとグループサウンズ「ザ・ダックスフント」を組む19歳の「おれ」。
    ある日、家の近くで探偵が殺されるという事件が発生。時を同じくして愛犬のダックスフント「ロン」が行方不明になり、自分たちの曲「シンデレラの罠」が盗作されたことを知る。
    これらの事件には関係性があるとみたバンドメンバー、そして殺害された探偵の娘は、真相を追ってメンバーの叔父が経営する静岡の旅館へ。そこで起きる連続殺人事件。

    前半は19歳の浪人中の若者「おれ」がバンドのこと、車のこと、女のこと、愛犬ロンのことをぺちゃくちゃと喋っていま

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    2012年11月08日
  • 北リアス線の天使

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    北リアス線を舞台にした作品、東北大震災で一部区間が運休中、今年の夏にでも行きたくなりました。作品も面白いです。

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    2012年05月26日
  • 夜間飛行(ムーンライト)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

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    なかなかサスペンス満載で面白かった。
    謎がたくさん出てきてそれが絡みながらなかなか解けない。
    しかし、事件が動き始めていき、明らかになるのは社会派でした。
    ただ、社会派成分が勝ちすぎている感はあります。

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    2012年05月10日
  • 夜間飛行(ムーンライト)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

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    十津川警部シリーズはテレビが好きでよく見るのですが、本で読むのは初めてでした。ただの失踪事件かと思いきやベトナム難民問題まで発展し、一気に国を巻き込んでの事件になるなど面白かったです。最後犯人を逮捕するとこは読者の想像におまかせ的な感じでしたね。

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    2012年04月17日
  • 遠野伝説殺人事件

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    ネタバレ

    岩手県の深遠なる物語の世界、遠野が舞台にもなる殺人。
    殺されたのは東京の隠居した元製薬会社員で、殺されたのも東京。
    しかし遠野に固執していたと聞くや否や、十津川は遠野と勤め先の製薬会社の関係を探る。

    もっと遠野の良さが見えてもよかった。きっかけくらいにしかなっていなかったので、その点は残念。最後の殺された元会社員の娘の犯人への同情が光る。

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    2012年03月27日
  • 十津川警部 しまなみ海道追跡ルート

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    ネタバレ

    はじめは誘拐事件だった。誘拐事件のヒントはしまなみ海道にあると、勇んで行った十津川と亀井だったが、なかなか解決できない。

    すると、そこに隠れていた真実は意外や意外・・・!

    おなじみのどんでん返しが特長の一冊か。

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    2012年03月19日
  • 愛と殺意の津軽三味線

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    ネタバレ

    津軽三味線だけがてがかり、でも続く殺人に何も手が打てないと津川たち。

    青森に行ってみてはじめて、わかる真実に十津川も胸を痛めたのではないか。

    十津川の「津軽」三味線への思い入れは、もしかしたら西村氏の思い入れにも近いものがあるのではないか。
    ラストは青森まで追ってもよかったかな。

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    2012年03月19日