西村京太郎のレビュー一覧

  • 十津川警部とたどる時刻表の旅

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    十津川警部っていうともう渡瀬恒彦しか思い浮かばないんだけど、この人の本はものすごく久しぶりに読んだ印象。
    あまりに句点が多くて面食らったが、人間慣れるものですね。読みにくいことこの上ないのは間違いないですけれども。
    鉄道が好きなのかと思ったらそこまででもなく、商売道具だからこそ鉄道を冷静に見つめることができているのだな、と思いました。もちろん元から多少は好きだったんでしょうが。
    シリーズのファンならすごく楽しい本でしょうね。

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    2013年06月15日
  • 寝台特急「北斗星」(ロイヤル・トレイン)殺人事件

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    鉄道の好きな人はじっくり読み込むのだろうが、
    私はそこまで鉄オタというわけでもないので、流し読み。

    複雑な人間関係や心理描写がないので、
    読みやすいとうか、流しやすいというか。

    たまたま実家の本棚にあったので読んだが、
    買ったり借りたりするほど、好みではない。

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    2013年05月07日
  • 出雲神々の殺人

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    ネタバレ

    相変わらずの西村京太郎クオリティ。
    いつも通り(爆)十津川警部の推理だけで捜査が進んでいくのだが
    今回は裏付けもそこそこしっかりしていたので説得力はあった方かな。
    ラストはやっぱりだいぶ都合がいい展開だったけど。

    ブルートレインの中で殺人が起きたのに現場保存はしなくていいのか、とか
    鑑識を呼ばなくていいのか、とか思ってしまうのは
    きっと警察小説の読み過ぎなんだろう(笑)。
    なんだかんだで筋書きは面白いので
    あまり考えないで読むには西村京太郎作品はうってつけだと思う。

    今回は神道の薀蓄がたくさんあって面白かった。
    出雲の神有月の話は知っていたが、
    八幡神社が全国に四万社あるなどの話は初耳だっ

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    2013年04月29日
  • 十津川警部捜査行 出雲神々の殺人 十津川警部

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    ネタバレ

    島根出身です。西村京太郎さんのトラベルミステリーは好きで、なぜって、本を読みながら地域を旅行している気分になるからです。
    今回の舞台は島根。
    出雲が神無月には逆に神さまがいらっしゃる月であること、世間には知られていなかったことが逆にびっくり。
    そうなんです。
    10月は島根は神聖な月です。
    こじんまりした島の名前は初めてしったけど、とっても面白かったです

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    2013年04月07日
  • 富士・箱根殺人ルート

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    お馴染み、西村京太郎の十津川警部シリーズ。殺人事件の舞台は、小田急ロマンスカーと箱根仙石原。自分が幼いころから馴染みある場所なので、とても親近感を感じました。

    内容には如何にも2時間ドラマになりそうな、サスペンス。テンポがとてもよく、面白いのですが、余り深みはありません。

    なお、この原作を映像化したのが「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官 死体は遠い改札口を目指す!? 線路途中に“終着駅”(土曜ワイド劇場/テレビ朝日/沢口靖子主演/2010年放映)」です。不思議なことに、映像作品では「小田急ロマンスカー」が「外房特急わかしお」に、箱根仙石原は養老渓谷に置き換わっています。

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    2013年03月23日
  • 十津川警部とたどる寝台特急の旅

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    20130316 電車に乗って旅に出たくなった。昔の思い出にからむ話しは楽しく切ない。さすがだとおもう。

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    2013年03月16日
  • 特急「おおぞら」(ハイデッカー・エクスプレス)殺人事件

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    面白かった。ぐいぐい読めた。
    でも、残念なのは事件の犯人を逮捕できなかったことです。完全な逆恨みで、救いようもないし。ストーリーは面白かったです

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    2013年03月08日
  • 21世紀のブルース

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    昭和44年にしては、上出来。(1969年)
    31年後をみすえて書いてある。
    <マスコミ・TV>
    *立体テレビ・・・電波の自由化の時代
    *国際公害の時代
    *月からのゆく年来る年

    イメージはよい。
    今読んでも、そんなに陳腐ではない。
    親子関係。

    「冒険のない時代」になったといわれつつある。
    太平洋のひとりぼっち横断を女性がやり遂げてしまった。
    今までは男の世界だったのが、

    女子マラソンの記録も
    刻々と男性に近づきつつある。

    ジョイナーががんばれば、
    ヘナチョコ100メートルランナーは
    ぶっ飛ばされてしまう。

    和泉雅子が、北極圏をめざす。
    男の冒険が、女の冒険となり、
    冒険がなくなってしま

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    2014年07月23日
  • 十津川警部 雪と戦う

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    「十津川警部雪と戦う」3

    著者 西村京太郎
    出版 角川文庫

    p77より引用
    “マスコミというのは、危険に敏感で、どちらかといえば、セン
    セーショナルを歓迎し、その方向で、報道するものだと思い、期
    待していたからである。”

     ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事が活躍す
    る長編ミステリー。
     冬、人気のないトンネルで爆発が起きた。雪国を舞台に次々に
    起こる事件に、御存知十津川警部たちが挑む。

     上記の引用は、とある事件に対するマスコミの反応についての
    一文。結局その時の自分たちの都合で、報道というのは変わるの
    かもしれないなと思いました。
     実在の観光地を舞台に書かれているの

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    2013年01月14日
  • 十津川警部「射殺」

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    「十津川警部「射殺」」3

    著者 西村京太郎
    出版 角川文庫

    p24より引用
    “しかし、そのガラス瓶は、小さくて、誰にも拾われぬままに、
    七年の間、東京湾内を、漂い続けた。”

     ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事たちが活
    躍する長編ミステリー。
     非番に釣りに出かけた亀井刑事が、手紙の入った瓶を海で拾う。
    そこから始まる数々の事件に十津川警部たちが挑む。

     上記の引用は、拾ったガラス瓶についての一文。
    そういえば、インターネットが流行りだした頃に、ボトルメール
    とかいうサービスがあったような気がします。
     今作はそれほど遠出している様子がないので、地方を舞台にし
    た話が好き

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    2013年01月14日
  • 十津川警部「記憶」

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    「十津川警部「記憶」」3

    著者 西村京太郎
    出版 角川文庫

    p10より引用
    “医者の話でも、永井の体内に、モルヒネが残っているというか
    ら、モルヒネを注射されたことは、間違いないだろう。”

     ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事たちが活
    躍する長編ミステリー。
     ある日の夕方、若い男が車で連れ去られる事件が発生した。
    その男の記憶を巡り、十津川警部たちが奔走する。

     上記の引用は、誘拐されて無事に保護された時の様子。
    体に残るほど打たれたら、後で依存症になったりしないのでしょ
    うか。病院で痛み止めに使われているのなら、使った量もはっき
    りしていて治療もしやすいでしょうけれど

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    2013年01月14日
  • 十津川警部「告発」

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    「十津川警部「告発」」3

    著者 西村京太郎
    出版 角川文庫

    p5より引用
    “今日は二月五日だった。冬の雲仙が初めての十津川は、九州の
    温泉地だから東京の冬より暖かいだろうと勝手に決め込んでいた
    のだが、とんでもないことだった。”

     ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事たちが活
    躍する長編ミステリー。
     十津川警部の友人が行方をくらませた、友人の妻から頼まれ、
    二人で友人の訪問先の雲仙へと向かうが…。

     上記の引用は、雲仙でタクシーに乗った時の一文。
    標高の事を失念していたそうですが、九州は暖かいイメージがあ
    るので、多分私も初めて行くときは、この様な失敗をするだろう
    と思い

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    2013年01月14日
  • 十津川警部「標的(ザ・ターゲット)」

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    「十津川警部「標的」」3

    著者 西村京太郎
    出版 角川文庫

    p10より引用
    “サイトに危険なメッセージが載ったとしても、それだけで、会
    員のリストを提出せよという裁判所命令はとれなかった。”

     ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事が活躍す
    る長編ミステリー。
     とあるサイトに殺人予告が書き込まれた、そこから始まる事件
    に御存知十津川警部達が挑む。

     上記の引用は、サイトに書き込まれたメッセージについての一
    文。書き込んでいる本人は冗談のつもりであっても、最近の事情
    を鑑みるに、冗談でしたでは済ませてもらえないのではないでし
    ょうか。楽しいネット空間がこれからも維持されるよう

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    2013年01月10日
  • 十津川警部とたどるローカル線の旅

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    ネタバレ

    「以前、普段は使われていない渡し船の存在を、手紙で教えてくれた人がいた。それを使うと早く行けるというのだが、誰も知らないのでは、トリックには使えない。読者は解きようながないし、逆に、そういう渡し船があると作中で書いた瞬間、トリックが分かってしまう。」
    なるほど。

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    2013年01月08日
  • 南紀殺人ルート

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    「南紀殺人ルート」3

    著者 西村京太郎
    出版 講談社

    p5より引用
    “その和歌山駅のすぐ前にあるホテル「南紀」で、七月三日の午
    後、事件が、起きた。”

     ミステリーの大家である著者による、和歌山を舞台にした事件
    を描いたトラベルミステリー。ホテルで男が殺された、おなじみ
    十津川警部たちが事件の解決に挑む。

     上記の引用は、本文1ページ目の一文。
    始まった途端に既に誰かが死んでいる、頭の中に2時間ドラマ調の
    オープニング映像が再生されてしまいました。
     地方の地名や鉄道路線が沢山出てくるので、書かれている地方
    の方はより楽しく読めるのではないでしょうか。それとも自分の
    住んでいる所が殺人

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    2012年12月25日
  • 十津川警部 西伊豆変死事件

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    ネタバレ

    西伊豆、という地名に魅かれて読んでみたけど
    金沢と堂ヶ島と新宿と飛び飛びなのでなんとなく拍子抜け(爆)。
    十津川警部の推理だけで捜査が進んでいって
    裏付けとか根拠がどこにあったのか判らないまま捜査方針が固まり
    いざ犯人を逮捕してみたら予想した通りの筋書だったりするのは
    所謂お約束なんだろうか???
    今回の事件に関しても、いつ調べたのか判らない被害者の本名が
    記者会見で明らかになったり(それともあれはハッタリか?)
    細かいことがいろいろ気になった。
    この判り易さ、いい意味での緩さがこの人の作品の魅力なんだろうけど。

    何はともあれめちゃくちゃ句読点が多い。速く読みたいときにはいいかな。
    長編でも

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    2012年11月29日
  • 雲仙・長崎 殺意の旅

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    ドラマでは何度も見たことがあった西村京太郎の十津川警部ものをはじめて読んだ。旅情サスペンス。人物から背景まで映像が浮かぶ。十津川警部がクールに鮮やかに謎を解いていくのかとおもったら、意外とハードな展開が多かった。読点がたいへんに多いのが気になった(例「私は、あくまでも、可能性を、いってるんだ」)が、もしかして電車での車中読みに配慮して読みやすくしているのだろうか。

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    2012年10月12日
  • 十津川警部 五稜郭殺人事件

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    初の西村京太郎作品。色々と得るものやカルチャーショックがあった。
    殺人事件があったのに、誰がどうやって行ったのか、その追求はかっちりとやらなくてもいいんだ。十津川が「こう思うんです」だけで小説は済ましているという所。
    あと文体、いっそ十津川「」みたいなシナリオにしたら?
    とも思わせるギリギリ小説の体裁を保とうとする文体。
    が、これも途中からリズムになって麻薬的に体に馴染んでくるから不思議。
    この長編を支えるのがダイイングメッセージ一本という所。
    シンプルイズベスト。老若男女に受け入れられるだろう。
    感想を総合すれば、とても読みやすくサラリと読めて、歴史のウンチクも学べて良かった。という満足感。

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    2012年09月11日
  • 十津川警部 「ダブル誘拐」

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    「西村京太郎」作品初読み。
    読みやすくて夢中で読んでいた。

    7歳のミカちゃんが次々に誘拐されていく。身代金は揃って1億500万。
    十津川警部が次々に明かにしていく。
    情が絡んだ誘拐事件。
    読後感はすっきり気持ちがいい。情は人であるならやっぱり持っておきたい、読んでいて少し嬉しくなる部分があった。

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    2012年09月07日
  • 寝台特急(ブルートレイン)殺人事件~ミリオンセラー・シリーズ~

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    わたしにとって初めての西村京太郎作品。鉄道ミステリ第1作で代表作のひとつといわれているが、物足りなかったというのが正直な感想。旅情が感じられる題名とは裏腹に、駅名が羅列されるだけで具体的な風景描写はなく、行ったことのない人にはさっぱり様子がわからない。謎に関しても出だしこそ期待をいだかせるものの、しだいに散漫な印象になって、すっきり解決しないまま終了してしまう。

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    2017年01月31日