西村京太郎のレビュー一覧
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お馴染み、西村京太郎の十津川警部シリーズ。殺人事件の舞台は、小田急ロマンスカーと箱根仙石原。自分が幼いころから馴染みある場所なので、とても親近感を感じました。
内容には如何にも2時間ドラマになりそうな、サスペンス。テンポがとてもよく、面白いのですが、余り深みはありません。
なお、この原作を映像化したのが「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官 死体は遠い改札口を目指す!? 線路途中に“終着駅”(土曜ワイド劇場/テレビ朝日/沢口靖子主演/2010年放映)」です。不思議なことに、映像作品では「小田急ロマンスカー」が「外房特急わかしお」に、箱根仙石原は養老渓谷に置き換わっています。 -
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Posted by ブクログ
昭和44年にしては、上出来。(1969年)
31年後をみすえて書いてある。
<マスコミ・TV>
*立体テレビ・・・電波の自由化の時代
*国際公害の時代
*月からのゆく年来る年
イメージはよい。
今読んでも、そんなに陳腐ではない。
親子関係。
「冒険のない時代」になったといわれつつある。
太平洋のひとりぼっち横断を女性がやり遂げてしまった。
今までは男の世界だったのが、
女子マラソンの記録も
刻々と男性に近づきつつある。
ジョイナーががんばれば、
ヘナチョコ100メートルランナーは
ぶっ飛ばされてしまう。
和泉雅子が、北極圏をめざす。
男の冒険が、女の冒険となり、
冒険がなくなってしま -
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「十津川警部雪と戦う」3
著者 西村京太郎
出版 角川文庫
p77より引用
“マスコミというのは、危険に敏感で、どちらかといえば、セン
セーショナルを歓迎し、その方向で、報道するものだと思い、期
待していたからである。”
ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事が活躍す
る長編ミステリー。
冬、人気のないトンネルで爆発が起きた。雪国を舞台に次々に
起こる事件に、御存知十津川警部たちが挑む。
上記の引用は、とある事件に対するマスコミの反応についての
一文。結局その時の自分たちの都合で、報道というのは変わるの
かもしれないなと思いました。
実在の観光地を舞台に書かれているの -
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「十津川警部「射殺」」3
著者 西村京太郎
出版 角川文庫
p24より引用
“しかし、そのガラス瓶は、小さくて、誰にも拾われぬままに、
七年の間、東京湾内を、漂い続けた。”
ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事たちが活
躍する長編ミステリー。
非番に釣りに出かけた亀井刑事が、手紙の入った瓶を海で拾う。
そこから始まる数々の事件に十津川警部たちが挑む。
上記の引用は、拾ったガラス瓶についての一文。
そういえば、インターネットが流行りだした頃に、ボトルメール
とかいうサービスがあったような気がします。
今作はそれほど遠出している様子がないので、地方を舞台にし
た話が好き -
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「十津川警部「記憶」」3
著者 西村京太郎
出版 角川文庫
p10より引用
“医者の話でも、永井の体内に、モルヒネが残っているというか
ら、モルヒネを注射されたことは、間違いないだろう。”
ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事たちが活
躍する長編ミステリー。
ある日の夕方、若い男が車で連れ去られる事件が発生した。
その男の記憶を巡り、十津川警部たちが奔走する。
上記の引用は、誘拐されて無事に保護された時の様子。
体に残るほど打たれたら、後で依存症になったりしないのでしょ
うか。病院で痛み止めに使われているのなら、使った量もはっき
りしていて治療もしやすいでしょうけれど -
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「十津川警部「告発」」3
著者 西村京太郎
出版 角川文庫
p5より引用
“今日は二月五日だった。冬の雲仙が初めての十津川は、九州の
温泉地だから東京の冬より暖かいだろうと勝手に決め込んでいた
のだが、とんでもないことだった。”
ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事たちが活
躍する長編ミステリー。
十津川警部の友人が行方をくらませた、友人の妻から頼まれ、
二人で友人の訪問先の雲仙へと向かうが…。
上記の引用は、雲仙でタクシーに乗った時の一文。
標高の事を失念していたそうですが、九州は暖かいイメージがあ
るので、多分私も初めて行くときは、この様な失敗をするだろう
と思い -
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「十津川警部「標的」」3
著者 西村京太郎
出版 角川文庫
p10より引用
“サイトに危険なメッセージが載ったとしても、それだけで、会
員のリストを提出せよという裁判所命令はとれなかった。”
ミステリーの大家である著者による、おなじみの刑事が活躍す
る長編ミステリー。
とあるサイトに殺人予告が書き込まれた、そこから始まる事件
に御存知十津川警部達が挑む。
上記の引用は、サイトに書き込まれたメッセージについての一
文。書き込んでいる本人は冗談のつもりであっても、最近の事情
を鑑みるに、冗談でしたでは済ませてもらえないのではないでし
ょうか。楽しいネット空間がこれからも維持されるよう -
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Posted by ブクログ
「南紀殺人ルート」3
著者 西村京太郎
出版 講談社
p5より引用
“その和歌山駅のすぐ前にあるホテル「南紀」で、七月三日の午
後、事件が、起きた。”
ミステリーの大家である著者による、和歌山を舞台にした事件
を描いたトラベルミステリー。ホテルで男が殺された、おなじみ
十津川警部たちが事件の解決に挑む。
上記の引用は、本文1ページ目の一文。
始まった途端に既に誰かが死んでいる、頭の中に2時間ドラマ調の
オープニング映像が再生されてしまいました。
地方の地名や鉄道路線が沢山出てくるので、書かれている地方
の方はより楽しく読めるのではないでしょうか。それとも自分の
住んでいる所が殺人 -
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ネタバレ西伊豆、という地名に魅かれて読んでみたけど
金沢と堂ヶ島と新宿と飛び飛びなのでなんとなく拍子抜け(爆)。
十津川警部の推理だけで捜査が進んでいって
裏付けとか根拠がどこにあったのか判らないまま捜査方針が固まり
いざ犯人を逮捕してみたら予想した通りの筋書だったりするのは
所謂お約束なんだろうか???
今回の事件に関しても、いつ調べたのか判らない被害者の本名が
記者会見で明らかになったり(それともあれはハッタリか?)
細かいことがいろいろ気になった。
この判り易さ、いい意味での緩さがこの人の作品の魅力なんだろうけど。
何はともあれめちゃくちゃ句読点が多い。速く読みたいときにはいいかな。
長編でも -
Posted by ブクログ
初の西村京太郎作品。色々と得るものやカルチャーショックがあった。
殺人事件があったのに、誰がどうやって行ったのか、その追求はかっちりとやらなくてもいいんだ。十津川が「こう思うんです」だけで小説は済ましているという所。
あと文体、いっそ十津川「」みたいなシナリオにしたら?
とも思わせるギリギリ小説の体裁を保とうとする文体。
が、これも途中からリズムになって麻薬的に体に馴染んでくるから不思議。
この長編を支えるのがダイイングメッセージ一本という所。
シンプルイズベスト。老若男女に受け入れられるだろう。
感想を総合すれば、とても読みやすくサラリと読めて、歴史のウンチクも学べて良かった。という満足感。 -
Posted by ブクログ
今度行く由布院旅行では、特急ゆふいんの森に乗らないのですが、由布院と名のつくならとりあえず読んでおこう!と思って借りました。
初の西村京太郎ですが、印象としては句読点が多くてそれを気にし出すとなかなか進まない。
「、」をほどよく抜いたらページ数がかなり減るんじゃないかと思ってみたり( ̄◇ ̄;)
ストーリーは分かりやすくて、いかに事件を解決するのかすごく楽しみになります。水戸黄門的な、最終的にはちゃんと疑い晴らして天晴れでしょ?みたいな安心感がある。
登場人物も魅力的。由布院ってだけで借りたのでこの橋本探偵の過去を先に読むべきだったかも。 -
Posted by ブクログ
左門字シリーズ1作目。
なんと巨人軍選手数十名が誘拐されてしまうという驚きの事件。
長嶋、王、定岡など実在の野球選手の名前が登場しているのがおもしろい。
身代金受け渡しに奔走する球団職員たち、組織力で犯人に迫る警察、そして誘拐された選手たちを探す探偵・左文字と3つの視点から犯人を追い詰めていきます。国民的英雄達が誘拐されたというショッキングな展開、迫る試合時間、異変を察知するマスコミと緊迫感も満載です。
身代金受け渡しのおもしろさもさることながら、一体どうやって何十人もの屈強な選手達を誘拐出来たのか?どこに捕らわれているのかがやはり目玉です。
緻密さというよりはとにかく大胆な犯行がおもしろ