西村京太郎のレビュー一覧
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〇ステーションホテルと新しい東京駅の魅力発見の一冊
中小新聞社で記者をやっていた高見沢は、雑誌「鉄道研究」の編集者・田中に乞われ、仕方なく雑誌のために小説を書き始めることにする。
東京ステーションホテルに宿をとった高見沢は、窓から見える新しくなったホールを見ながら、ずっと人待ちをしている女性のことが気になる。
夜半、目を覚ました高見沢は、救急車で運ばれる女性の姿を目撃し、のち殺害されたと知らされる。
十津川は殺害された女性・長谷川を追うも手がかりを見つけられないが、そのうち駅でコンサートが開かれる段になり脅迫電話が入電し対応に追われるが…。
途中出てくるもよくわからないのはインドネシア運輸大臣訪問談との関わりだ。犯人とにらむメンバーが見つからないが、長谷川の犯人が名乗り出たことにより事態が好転すると思いきや、怪しくないので混迷を深めるというオチもある。
これがどのような組み立てになって事件としてなりたつのかは見ものだ。
途中、いろいろ読者を惑わすイベントが発生するが、東京駅とステーションホテルのきれいさ、また東京駅内の博物館などにも触れていただけると、より東京駅への理解も読者は深まっていったのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ評価
サプライズ ★☆☆☆☆
熱中度 ★★★☆☆
インパクト ★★★☆☆
キャラクター★★★☆☆
読後感 ★★☆☆☆
希少価値 ★★☆☆☆
総合評価 ★★★☆☆
〇 サプライズ ★☆☆☆☆
主犯は一番疑わしい高田弁護士。黒幕は運輸大臣の武田。犯行動機は武田の裏切りと予想どおりの展開。サプライズはない。
〇 熱中度 ★★★☆☆
西村京太郎らしく,話運びは巧み。週刊エポックの青木という記者の視点を入れ,単調な捜査だけの話にしていない。田久保涼子殺害から始まり,はやぶさに乗っていた田久保涼子が多摩川で死亡しているという不可解な謎を提示することで興味を引いている。武田大臣殺害部分はサスペンス風の味付けもある。それなりに熱中度は高い。ただし,予想通りの展開すぎて,やや面白みに欠ける。
〇 インパクト ★★★☆☆
今となればよくあるトラベルミステリー。この作品が出た当時はインパクトがあったのだと思う。トラベルミステリーの原型という歴史的価値を含めるとインパクトはそれなりにある。
〇 キャラクター★★★☆☆
十津川警部をはじめとする捜査陣,犯人の高田や青木記者などしっかり描かれている。さすが西村京太郎というイメージ。ただし,どれもステレオタイプである。そこまで魅力的ではない。
〇 読後感 ★★★☆☆
高田が自首することで週刊エポックに手記が乗るが,何者かに買い占められるというオチ。現代だと,ネットとかで騒ぎになって逆効果だろうが…。読後感は良くはないが,それほど悪くもない。
〇 希少価値 ★☆☆☆☆
西村京太郎の代表作の一つでベストセラー。手に入らないということはない。
〇 総合評価 ★★★☆☆
予定調和というか,多くの読者が予想しているとおりに話が進んでいく。多摩川で浮かんでいた女性の死体は,はやぶさで青木という記者が出会った女性だった。そして,その女性(田久保涼子)を殺害したのは一番疑わしい高田という弁護士。高田が田久保涼子を殺害したのは,田久保涼子が裏切ったため。そして,5億円詐欺事件の黒幕であり,高田を裏切った武田という大臣が殺害される。武田の悪事を週刊誌に乗せて明らかにするために高田が自首する。よくできた話である。小説としては十分楽しめた。トラベルミステリーの元祖という存在だが,各地の紹介という要素はなく,ブルートレインの紹介になっている。プロットは面白いので,名探偵を登場させるなど,もっとミステリっぽい構成にしていれば,好みの作品になったと思う。まさに可もなく不可もなくの★3で。
〇 メモ
週刊エポックという雑誌の記者である青木が,寝台特急はやぶさ内で美しい女性に出会う。社内ではほかに,高田という弁護士に会う。青木は,食堂車に忘れたカメラのフィルムを抜かれるというトラブルに遭遇する。その後,うとうとしてから目を覚ますと8号室にあの女とは別の女性がいることに気付く。自分がなぜかはやぶさではなく,富士に乗っていると気付き,車掌室に行こうとしたところ,殴られる。
多摩川で女性の死体が発見される。その女性のバックの中から,週刊エポックの青木という記者の名刺が見つかる。その女性のカバンからは,保守党の武田という議員,運輸大臣の名刺も見つかる。武田の名刺は,2年前の5億円の詐欺事件で利用されたことがあった。
週刊エポックの青木記者は門司の病院にいた。多摩川で見つかった女性の死体は,青木がはやぶさで会った女性なのか。青木は遺体を確認し,同一人物だというが決め手がない。駅員の証言によると,はやぶさの8号車からは女性が西鹿児島で下車しているという。
青木は独自の調査で,自分が給水等のために停車する岡山駅ではやぶさから富士に乗換えさせられたのだと推理する。十津川警部達は高田に会い,遺体を確認してもらう。高田は別人だという。
青木が乗っていたふじの車掌の北原という人物は死亡していた。十津川は高田と被害者の女性との間のつながりを調べる。結果,被害者女性は田久保涼子であり,高田が弁護した田久保信一の妻だったことが分かる
武田運輸大臣は,寝台特急に乗って地元入りするという。
高田の九州でのアリバイの捜査。アリバイは崩せなかった。新田という鑑識の報告によると田久保涼子は,少なくとも5時間は水に浸かっていたいう。
運輸大臣の武田がブルートレインに乗る日。高田は大阪に行く。高田と武田は刑法の勉強会で一緒だったので知り合いだったことが分かる。勝浦沖で高梨と思われる男性の遺体が発見される。総合的に見ると,2年前の5億円の詐欺事件の主犯が高田だったのではないかという推理がされる。十津川は更に,武田が黒幕で5億円は選挙資金に使ったのではないかと推理する。
亀井刑事のちょっとした話から,十津川警部は,田久保涼子は給水車で東京まで運ばれたのではないかと推理する。事件当日,岡山ではやぶさから降ろされたのは青木ではなく田久保涼子だった。青木は時計を進められ,周囲の人物に偽の証言をさせることで富士に乗換えさせられたのだと誤信させた。これらの田久保涼子殺害は,運輸大臣の武田殺害の予行演習だったと推理する。
高田から,運輸大臣の武田が乗っているはやぶさに爆弾が仕掛けられているという電話が入る。爆弾騒ぎがあり,三石という小さい駅で武田達を含む乗客が降ろされる。しかし,武田は青酸中毒による窒息死という死因で死亡していることが分かる。武田たちは睡眠薬を飲まされていた。
真相は次のとおり。高田は自分がわざと疑われるように名前を出しておき,爆弾を仕掛けたという電話をした。電車が止まる。実際に爆弾が爆発し,騒ぎになる。水道水の中に睡眠薬を入れておく。武田達は寝ているのでスキを見て,武田を青酸入りの注射で殺害する。八木三也子を名乗った女は,5億円詐欺事件の容疑者として自殺した中井良久の元妻だった。
高田が自首し,武田と田久保涼子の殺害を認める。そうすることで,エポックに武田についての記事が載る。高田はおそらく病気
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ネタバレある浮気調査を弁護士を通じて依頼された私立探偵が成功報酬を受け取り、かねて行きたかった五能線の旅に出る。そこで乗り合わせたのが浮気調査で依頼人(写真では見たことあるが弁護士を通じてだったため本人は知らない)だった。その依頼人が旅行中に殺害された。そのとき。浮気調査の時の弁護士から電話が来てその殺害現場で調査をしていると青森県警が来て逮捕されてしまった。誤認逮捕だが警察は掛け合ってくれない。東京でも殺人事件が起きて、十津川警部などが五所川原に入る。そして事件を解明していくが・・・
実際にここがすごいと思ったのは鉄道ファンでもあまり解らない時刻表テクである。
リゾートしらかみ3号はこの本が書かれたときは確かに「蜃気楼ダイヤ」というのがあった。
このダイヤ変則はリゾート特急にはありがちで、目的地まで言った後、逆戻りし、またそこに戻ってくるというもの。
後から調べた話、深浦駅は塩害のため列車が止められない駅であることが別の書物で発見した。
そんな背景からこのリゾートしらかみは蜃気楼ダイヤを行っていることもわかる。
この蜃気楼ダイヤに気がつくのは果たしているか?と思うくらい難関な問題だった。
西村さんだから考えられた話でないかな?とは思いますね。
そんなところから面白かったです。
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事件は千住のクラブのママさん殺害事件から始まる。
そのママさんはなんと5年前に西伊豆で変死した人物と同じ名前だった。
捜査して行くうちにあるスポーツ選手が浮かんでくる。同時に検察庁の人間が金沢に異動になってる。しかしどちらの人間も死んでしまい真相がつかめなかったが静岡県警の西伊豆変死事件を当時捜査してた人間が強力的な助っ人に。そして変死事件の目撃者から犯人逮捕にいたった。
捜査は急展開を見せたが実際、いろんなキーワードが目に付く。
そこから犯人を出して行くのは至難の技です。
西伊豆と言いながら金沢にも飛びます。
最初のうちはどこへ行くのやら…
と、思いましたね。
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宮古が実家の大学生が雪舟作と言われる掛け軸をテレビ番組に出したところ贋作だった。
しかしその贋作を10万円で譲って欲しいって事でその男に譲った。
その後、その男は殺された。贋作があるはずが家にはなかった。
大学生はそのお金で彼女と東北旅行に出るが…
途中で彼女がさらわれ、実家の贋作を全部もってこいと言われ持って行ったが、その中に犯人のお目当てがなかったらしく、もう一度探した。
そしたら1枚の掛け軸が他のところにあることを聞き、その掛け軸をもらい行った。
その掛け軸に暗号があった。
まぁここからはみてください。
陸中海岸から南紀白浜まで、最後は能登半島。
十津川警部と犯人の攻防戦がいま始まる。 -
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ジャケットを見たら京都駅なのにカシオペア?
そう思いました。
カシオペア号は現在、1編成しか存在していなく、
今回みたいな事件がおきてしまうとどうにもなりません。
現在はメールや携帯なんていうものがありますが、
新聞の広告を使用するとはあまり考えませんでした。
京都駅から乗ったのはトワイライト、このトワイライトで東室蘭にゆき、
調達後に南下する。
その際にカシオペアを使用し・・・
犯行に及ぶ。
考えられなくないが、このストーリーは現在の警備では出来そうであるに違いない。
ただ、ネックなのはその仕掛けだ。
相当手の混んだ仕掛けでないと難しい。
それはこの本を読んでいてわかる。
最後は警察に犯人は来るのだが、主張が通らないだの言いがかり・・・
まぁこんな犯人もいるんだな・・・って思いました。