西村京太郎のレビュー一覧
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〇謎の殺人は、鉄道模型のジオラマがカギを握る
ジオラマワールドという雑誌で行なう鉄道模型コンテストで、優勝した小島英輔という男が殺された、という連絡が入った。殺されることがわかる前に、ジオラマワールド社の望月は英輔の家に行き作成途中の鉄道模型を見つけていたものの、翌日警察と共に英輔の家に入ったときには無くなってしまっていた・・・。
そして英輔の殺害現場では望月が英輔の家で見た転車台やSLが燃やされていた。いったい何が原因で殺されたのか?
十津川は、英輔の出身地であることと、鉄道写真家の持ってきた風景写真から、転車台があり雰囲気が近い静岡県の天竜浜名湖鉄道ではないかと推測。調べてみると、転車台 -
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〇鉄道模型の怨念?連続殺人か否かその判断が我々もなかなかできないワクワク感
あるとき、河野博史という男がスパナで殴られて瀕死だという通報が入った。
病院に急行した十津川たちは、そこにいた大野修という男に事情を聴くことになったが、なんでも大野の友人の雨宮健一が、購入して送られてきた模型が粗雑だったために逆上して殴ったということだった。いろいろと河野や雨宮の身辺を調べてみると、実は河野も鉄道の模型マニアであるということが理解できる。大野の助言で山口のC57-1を見に行くかもしれないという情報をもとに、一路山口まで向かう。
雨宮の手帳には、SLやまぐち号の撮影ポイントが20か所書いてあった。そのどこ -
購入済み
可もなく不可もなく普通
2時間ドラマが好きで西村京太郎さんのドラマはたくさん観ましたが、原作を読むのはこれが初めてでした。
個人的な感想としましては可もなく不可もなく普通といったところですかね。
事件の真相が近づく連れて途中まではよかったのですが
最終的にそこまで興味を引いたり興奮を覚えるような真相ではなかったように感じました^^;
これから西村京太郎さんの作品どんどん読んでいきます!楽しみです! -
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4話の短編集。
裸の牙、は一体どういう『仕事』をしたら
こうなってしまうのか…。
年月は人を変える、といいますが
会わなかった間、何があったのでしょう?
表題の、マウンドの死、は打算が渦巻いていて
重なると恐ろしい状態に。
全員、夢を見すぎたというべきか…。
血に飢えた獣、は勘違いの人なのか
ストーカーなのか、変な人、なのか。
むしろあのラブレターに返事がもらえると思うのが
一体なぜなのか、が知りたい。
二十三年目の夏、は国のために
死なねばならなかった時。
なぜ死ななければならなかったのか…。
もうどうしようもない過去ではありますが
確かに気になる謎でした。
バイヤー殺人事件、は社 -
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○画家のわがままに付き合った挙句に、書き上げられた絵で右往左往。十津川の推理も冴える
看護婦の田代は、入院中の画家・篠崎の看病を専属で頼まれることになった。かなり無理難題ばかりを押し付けられていたものの、だんだん篠崎も田代を信頼するようになり、しまいには岩手県の浄土ヶ浜で絵を描きたいと言い出す。困った田代だったが、病院には黙って浄土ヶ浜へいくことに。
浄土ヶ浜でも篠崎に振り回されっぱなしだったものの、浜で少女を見つけたのち精力的に絵を描くようになるが、描き上げたところで持病で死んでしまった。描き上げた絵やマンションは遺言の通りに分けることになったが・・・
一方田代は、病院が全く探そうとしてい -
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○サムライが現代で活躍と思いきや事件に巻き込まれ。
智頭急行の社長が、智頭急行線にある「宮本武蔵駅」を話題に、智頭急行線を盛り上げようとし、現代に生きる「宮本武蔵」のような剣士をさがしていると、とある雑誌の編集者に、新潟県の山奥に連れて行かれた。そこで見た父子の剣術の手並みはなかなかのものだったが、父がひき突然"終わりだ!"と叫び終了してしまう。子の方も、"父は、今日中に死にます"といい、本当に翌日父の方が死んでしまった。
彼らは宇都宮親子だった。社長は子に宮本武蔵駅に来るよう説得し、見事成功する。
様々な相手と戦ううち、剣道界を牛耳る大田原父子に挑戦 -
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○キャベツの横に死体…という何とも言えない展開が、実は金儲けが原因だったとは
嬬恋村って、長野県じゃなくて群馬県だったんですね・・・と思いウェブで調べたらやっぱり群馬県でした(当たり前だ)。
そんな嬬恋村役場に入った新人が、竹田とあずさ。観光商工課特別係に任命され、町を車で回っていると、キャベツの収穫をしている農家を発見し、思わずあずさが手伝いに行く。そこで、あずさが土に埋まっている遺体を発見してしまうところから、この事件が始まる。
その遺体の足取りを追う二人は万座温泉や長野原町の銀行などを回ってみるが、どうやら遺体として発見された中野は、嬬恋村の土地を購入しようと奔走していたらしい。
しか -
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大量の紋白蝶やゴム風船を空に放ったのち、服毒するという
よくわからない自殺パフォーマンスが連続するので
十津川警部が捜査にあたったところ
なんか偽キリストっぽい宗教がでてくるという話
生きることが苦痛であるのは、生きる理由がないからで
生きる理由がないというのは、世の中に裏切られてそれを見失ったり
そもそもそういう概念を誰からも教わらなかったりするからだけど
でもとにかく自殺するのはよくないよ
なぜならそれは社会のありかたにたいする挑戦だから
そんなオヤジの説教くさいニュアンスを含みつつ
生きる理由として仕事にしがみつく世代を描いている
1980年の作品で
ガイアナ人民寺院の集団自殺あたりを -
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○江ノ電の景色を舞台によくわからない殺人
ある日、若い男性がマンションの一室で殺害されていた。裕福な暮らしをしていたがお金が盗まれていないことから物取りの犯行ではなさそうだった。そして部屋の一角には大きく「2」「1」と書かれた紙が貼られており、江ノ電のおもちゃも走り出した。番号の意味を考えると連続殺人となるはず、と考えた十津川は、江ノ電周辺を探り始める。
数日後、江ノ電の踏切で女性が絞殺されているのが見つかる。
その後、画家の戸山に「絵を盗んだ。返してほしければモチーフを渡してやるから絵を描け」という謎の要求が犯人らしき人物からあり、警察に話すも手がかりはつかめず。
謎の「江ノ電のおもちゃ -
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ネタバレ○不思議な殺人事件の裏には南紀の美女
居酒屋を経営していた美由紀が突然ガンで倒れ、息子の雄介は孝行しようと美由紀に尋ねると「南紀白浜に行きたい」と答えた。答えた直後、何者かに病院で殺されてしまった。なぜもうすぐ死んでしまうにも関わらず殺されなければなかったのか?雄介にもわからなかったが、警察もただただ雄介を疑うしかなかった。
雄介は途中放火されたり何者かに脅されたりして南紀白浜に行ってはならないという意思を感じるが、意を決して行って調べ始めた。すると少しずつ事態は動きだし、情報提供者が現れ、誘われるまま特急くろしお号に乗車する。
しかし乗車して手紙を渡された直後、尾行していた刑事から避難するよ -
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○飛行船で起こる謎のハイジャックは意外な展開へ
招待客7名を乗せた飛行船「ツェッペリンNTワン号」が、飛び立った後ハイジャックされた。招待客はVIPばかりで、ハイジャックされたことは招待客たちには伏せられたが、すぐに身代金は準備され、犯人に引き渡された。
しかし、身代金の一部が古新聞で、激情した犯人が今度は北へ飛行船を向かうそぶりを見せ、長期戦へともつれこむ。
この流れで事件解決・犯人への糸口が見えたほうがよかったのだが、なかなか見えてこない。そこで自衛隊に協力してもらっての人質脱出作戦がはじまる。それがまた突拍子もない作戦だったが成功した!
成功したが、2名が脱出しなかったなどおかしい点が -
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◎殺人と失踪・・・不可思議な事件の背景は謎の集団
西村作品だと怨恨や恋愛のもつれが多いのだが、あまりないパターンの事件だった。
テレビで共演することになった旅行ライターの森本と自動車会社を勇退し田舎に引っ越した秋山は本番前の打ち合わせをしていたが、本番直前に森本はテレビ局で殺害され、秋山は失踪してしまう謎の事件が発生した。
西村は失踪した秋山の動向を追うとともに、森本が秋山に興味を持っていたと聞き調べ始める。秋山の住んでいた田舎にいくと、秋山の書いたと思われる文章が残っていた。
いろいろ調べていくと、過去に秋山の経験した心情と同じような事件がいくつか起こっていることを突き止め、それに関わって -
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◎十津川警部シリーズ、終戦の香り残る洋館に隠された謎
ミステリー作家である吉田が購入した古い洋館は、いわくつきで、オーナーからも高額な指定があるなど謎が多かった。
調べるうちに、そのオーナーは吉田茂がマッカーサーに送り込んだ女スパイの娘であるという噂を探し当て、洋館で不思議な日記を見つけることになる。
吉田茂とマッカーサーの関係や、お互いにどういう思いで付き合っていたかを作者は相当細かく調べ、表現している。ただし、ミステリー要素的にはあまり大きく関係してくるわけではない、ような気がする。
十津川と亀井が登場するというよりは、作家の吉田が語る場面が多い本。