はるおかりののレビュー一覧
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最初に結婚ありきで(それも、相手に望まれていない結婚…)、そこから、お互い徐々に誤解を解いていきつつ、恋愛感情を育んでいくというストーリーでした。
結構すぐに、夕遼は自分が嘘を吹き込まれたということに気付き、淑葉を大事にし始め、その後はずっと、あまあまな雰囲気で安心して読めました。 -
主人公の露珠は、境遇があまりに不憫な上に次々と不運なことに見舞われますが、
何があっても誰かを憎んだり罰したりしたがらず、本当に性格の良いお妃さまだと思いました。
途中はずっと、夫と想い合っているいるというのにお互いが勘違いしてのすれ違い。
そういうお話は大好きなので、買って良かったと思いまし...続きを読む -
5篇ありますが、どれも間違った情報・噂や勘違いからの嫌悪ですれ違い→真実を知って両想い→溺愛…的なはるおか作品お得意の流れです。お疲れモードの時など、糖度過多な物語で癒されたい時に読みたい短編集です^^❤
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コバルト文庫でものすごいたくさん本を出されていたんですね。コバルト文庫はだいぶ前に卒業したので、オレンジ文庫で読めてすごい嬉しいです。
コバルト文庫の血を受け継いでいるのか、ほぼ確実にハッピーエンドルートでした。賢い主人公はとても大好きです。Posted by ブクログ -
婚家で冷遇され出戻った紫蓮が次に嫁いだのは皇帝で、後宮を束ねる妃としてだった。
女たちの愛憎、渦巻く陰謀、起こる事件。
ピンチに陥った紫蓮がどのように切り抜けるのかも面白かった。
後宮の階級やしきたり、主人公の特技でもある染物の様子あって興味深い。
どうやら読み切りシリーズらしいので、前の作品も読ん...続きを読むPosted by ブクログ -
このシリーズにハマり8作目までは一気に読み進めていたのですが、この9作目の序盤にてもの凄ーく哀しい事実を知ってしまい読むのを中断しました。私は学律×青艶姐さん(主に8作目でご活躍)がとても好きだったんですよ…。このシリーズは主役カップル以外は結構とんでもない目にあいますが、これは1番落ち込みました。...続きを読む
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皇帝の崩御とともに8人の皇子による次期皇帝を決める「九天逐鹿」という名の生き残りをかけたバトルが始まる。審判は期限付きで玉座の空白を埋める女帝。
登場人物も多く、言葉もちょっと難しかったので、入り込むまでに少し時間がかかったけど、最後まで誰が残るか解らない騙し合いの展開は楽しかったです。
決まって...続きを読むPosted by ブクログ -
後宮シリーズ好きなので楽しませていただきました!
今までの登場人物がでてきたり、あのとき言っていたのはこういうことか〜というのがわかったり。
ただ、コバルトじゃないからか甘み成分少なめでした…。思いが通じる前と後の変わりようがわりと好きだったのでちょっと残念…Posted by ブクログ -
ご都合主義にならないのは分かっていても、前作ヒーローが一夫多妻制で落ち着いているのが地雷でした…。
前作でも1作目のヒロインの娘が殺されていたので、ヒロインが本編後幸せになれないシリーズなのかと思うと後味が悪い…。
今作のカップルは3作目までの中で一番好きでした。Posted by ブクログ -
後宮ミステリーシリーズの最新作です。他二作品の登場人物が出てきますが、この作品のみでも楽しめます。
主人公と皇子が心を通わせていくところが、素敵でした。王道恋愛という感じがしますが、ミステリー要素もあり恋愛だけではない要素も楽しむことができます。前作よりも、今作のほうが私は好きです。Posted by ブクログ -
頑張る女の子の短編集です。
表題作は読んでて恥ずかしくなるほどでしたが(笑)、タイトルが王の褥で踊るですから幼い頃に政略結婚でラーシュのもとに嫁ぎ、結ばれて「林檎の乙女」となるべく奮闘するオリアがなんとも健気で…。
「ぼんやり姫と雪色の恋」は、ぼんやり姫と呼ばれ自分に自信のないクラウディアが結婚相手...続きを読むPosted by ブクログ -
猪突猛進、失恋しても全くめげずに愛を囁き、若干ストーカーなんじゃないの?と思うぐらいの前向きすぎる主人公と、初恋でひどい痛手を食らい女性不信に陥った薬術師の青年がそんな彼女を拒みつつも、彼女の勢いに押され、いつの間にか彼女に恋をしていた話(笑)
いつもよりコメディ要素が強い作品でしたww
何度もフラ...続きを読むPosted by ブクログ