はるおかりののレビュー一覧

  • A collection of love stories3 林檎の乙女は王の褥で踊る

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    頑張る女の子の短編集です。
    表題作は読んでて恥ずかしくなるほどでしたが(笑)、タイトルが王の褥で踊るですから幼い頃に政略結婚でラーシュのもとに嫁ぎ、結ばれて「林檎の乙女」となるべく奮闘するオリアがなんとも健気で…。
    「ぼんやり姫と雪色の恋」は、ぼんやり姫と呼ばれ自分に自信のないクラウディアが結婚相手であり初恋の人であったフェルナンドと共に女王として成長していくお話。ベルメイユ、ベルサイユから来てるのかなぁ?と思いつつ。
    逃げてばかりだったぼんやり姫が、どんどん女王としての自覚を持ち成長していく様子が勇ましかったです。それなのに、いつまでも眠る時はくまのぬいぐるみのレオンを抱いているところが可愛

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    2014年08月04日
  • 失恋姫の花嫁計画!! 甘い毒薬の作り方

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    ネタバレ

    猪突猛進、失恋しても全くめげずに愛を囁き、若干ストーカーなんじゃないの?と思うぐらいの前向きすぎる主人公と、初恋でひどい痛手を食らい女性不信に陥った薬術師の青年がそんな彼女を拒みつつも、彼女の勢いに押され、いつの間にか彼女に恋をしていた話(笑)
    いつもよりコメディ要素が強い作品でしたww
    何度もフラれようと前向きに好きな人に向かって突進していく主人公エルレンシア。皇女様なのに色々凄い(笑)あと今回は相手役が薬術師ということで錬金術チックな内容がいっぱい出てきました。ま、そこらへんは結構スルーして読みましたがwディートリヒよりも彼の友人の医者の方がすごい性格してんな~って思いました(笑)
    番外編

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    2014年05月15日
  • A collection of love stories1 魔女の処方箋

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    いつも通り可愛くてきゅんとする短編集シリーズ。
    読みやすい。
    表題作は勝気×勝気だがいらいらすることなく読めた。

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    2014年05月07日
  • 公爵家の花嫁は禁断の恋歌をうたう

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    とても美しい文章や表現が素敵でした。
    最後まで愛を貫こうとする二人の姿も魅力的です。
    ただ、何故か少し物足りなさを感じてしまいました。

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    2014年04月27日
  • 皇弟は黒き花嫁に跪く

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    ネタバレ

    「禁断の花嫁」三部作の一作目ということなんですけど、正直どこが「禁断の花嫁」かは分かりませんでした。

    それはさておき、皇弟ルヴァートの婚約者のフリをするように、なかば脅迫された形で王宮に行ったソフィカ。そんなソフィカを満面の笑みで歓迎するルヴァートでしたけど、実はソフィカの正体を知った上でってなると、納得です。

    ルヴァートの台詞は、ほんとに歯が浮きそうなものばかりで、お尻がむずむずしちゃって、実際にこんなことを言う人っていないだろうなあって思いながら、実際に言われたら(現実には絶対いないと思うけど)、ソフィカみたいに赤面しちゃうんだろうかって、変なところが気になっちゃいました。

    あと、黒

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    2013年10月23日
  • 皇弟は黒き花嫁に跪く

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    ネタバレ

    禁断の花嫁シリーズ第1弾。

    修道女には2種類の花嫁が存在する。花嫁修業の一環で修道院に入る貴族の娘は「白い花嫁」、修道院で炊事・洗濯・掃除、けが人や病人の看護、そして令嬢方の世話などを行う身寄りのない貧しい娘は「黒い花嫁」。ソフィアは黒い花嫁として過酷な仕事をさせられていた。そんなある日、ソフィアは駆け落ちした白い花嫁・エミーネの身代わりとして皇弟に嫁ぐことになった。エミーネが戻ってくるまで婚約者の身代わりを務めることになってしまったが、優しく情熱的なルヴァートにいつしか惹かれるようになり・・・。

    禁断は禁断でも、身分違いの恋にソフィアが苦しむ話でした。ルヴァートはソフィアのことを知ってい

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    2013年10月06日
  • A collection of love stories3 林檎の乙女は王の褥で踊る

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    ネタバレ

    4つの短編集が収録されています。
    表題作以外は「頑張る働く女の子たち」が主人公でなんだか新鮮だったなぁ~。

    ・林檎の乙女は王の褥で踊る
    すごいタイトルだな、コバルトで大丈夫なのか!?と最初思いましたけれど、そこまでではありませんでした。年の差夫婦の話でいつまでも妹のように扱われるのにヤキモキした嫁が色々な手で誘惑する、みたいな話でした(笑)

    ・ぼんやり姫と雪色の恋
    突然転がり込んできた王位に内気で物静かな王女が苦悩する話。出来る姉にかなりのコンプレックスを抱いていたみたいで、自分に対して自信がなさすぎてww片想いしていた婚約者に叱咤激励され、国の現状を思い知ってからは強い女王様になりました

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    2013年04月09日
  • A collection of love stories3 林檎の乙女は王の褥で踊る

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    ネタバレ

    4つのお話の短編集でした。

    ■林檎の乙女は王の褥で踊る
    9年前に7歳で11歳年上の王に嫁いだオリアローズ。
    現在は16歳と27歳で年齢的には問題ないのに、いくらオリアが迫っても夫のラーシュにかわされてしまってます。

    オリアがラーシュに妹としか見られていないと思ってるのは、ラーシュの態度から分かる気がしますけど、ラーシュの方は、あんなにオリアに迫られてるのに、オリアは自分を兄としか見ていないって思うってのは、どうかなぁ。鈍いにもほどがあります。

    誤解が解けて結ばれたあとは、何度もって感じですけど、コバルトだとここまでかな?

    ■ぼんやり姫と雪色の恋
    姉女王が自分の好きな人と結婚するために、

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    2013年04月06日
  • A collection of love stories1 魔女の処方箋

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    ネタバレ

    登録してなかったことに気づき慌てて登録。読んだのがだいぶ前だったため、記憶を掘り起こしながらのレビュー(笑)

    表題作2作品と三千寵愛在一身シリーズの番外編2作品と西洋ファンタジーもの2作品の合計6作品の短編が収録。

    三千寵愛在一身の番外編は短編でもまとまってました。1話目の「梨花一枝春帯雨」の方が好きかな。結婚したもののうまくいってない夫婦が雷の夜の出来事から少しずつ心が近付いていき、ラストは甘々な感じが良かったです。キュン!としました。「桃の夭夭たる」は雨降らす花の続編にあたるのかな?その後の話なのでラブラブです。

    表題作の魔女の処方箋「薔薇色の媚薬」「エメラルドの祝福」は西洋ものです

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    2013年03月06日
  • 三千寵愛在一身 牡丹姫の再婚

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    ネタバレ

    子どもの頃のトラウマから自分のことを醜いと思い込み、いつも頭から薄絹を被るようになった公主・玉麗。そんな玉麗にある日、縁談が持ち上がる。相手は玉麗の初恋の相手・李遊。けれど李遊には色めいた噂が絶えす、結婚したにも関わらず李遊は玉麗のいる屋敷に帰ってこなくなってしまった・・・。
    箱入り娘&極度の引きこもりの玉麗ですが、彼女の気持ちは最初からぶれなかったのではないでしょうか。対する李遊の方がいろいろ葛藤があったようで・・・。でも、あの忍耐力には脱帽します(笑)よくあそこまで耐えたwwラストは甘々でしたし、楽しんで読めました。ややティアラ寄りな描写もありましたが、最近のコバルトは大丈夫になってきたん

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    2013年01月14日
  • A collection of love stories2 黒髪のマリアンヌ

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    黒髪のマリアンヌ。
    六番目の花嫁。
    兎姫と緋色の誤算(2作品収録)。
    女神に捧げる愛の恋愛詩。

    以上、5話分の短編が収録されています。
    すべて独立した話なのでどこから読んでも大丈夫♪個人的には六番目の花嫁と女神に捧げる愛の恋愛詩の2つが良かったです。一番甘々なのはウサギ姫と緋色の誤算かなぁ?
    というか、ウサギ姫~と女神に捧げる~の2作品はコバルト文庫で大丈夫なの!?って内容です(笑)シフォン文庫の方がいいんじゃないかと思いました。はるおかりのさん、次はシフォン文庫から本を出されるのかしら?

    中華ラブロマンスの三千寵愛在一身シリーズもいいですが、個人的にはこちらのシリーズの方が好きです。次の

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    2012年09月20日
  • 三千寵愛在一身 牡丹姫の再婚

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    『三千寵愛在一身』はヒロインの口調が気になってイマイチだったんですが、こちらは読み易かったです。かなりの際どい表現にドキドキさせられました。
    これでティーンズ向けとは…

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    2012年09月04日
  • 三千寵愛在一身

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    ネタバレ

    2010年度ロマン大賞大賞受賞作。
    中華で政略結婚、嫁モノ。
    本誌インタビューで堂々と初夜萌えと答えていて、若干引いた記憶があるので、今まで手をつけてなかったけど、今度のロマンの参考に。
    コバルトらしからぬいちゃいちゃっぷりがすごかったー。
    宦官のフリして彼のもとへ行くだとか、わずかなすれ違いで心が行き違うとか、いろんな後宮の女が出てきてそれぞれのドラマとか、なかなか面白かったかな。
    ただ、その分、中間部分で、ヒロインが呪いでおかしくなっちゃうってところが嫌だった。自分が自分じゃなくなるヒロインって、自己投影しずらいから嫌だった。
    まあでも、後宮の雰囲気を味わえたからよし。

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    2011年08月30日
  • 三千寵愛在一身 天宮の舞姫

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    ネタバレ

    「三千寵愛在一身」シリーズの3弾目は、武官の秋遠と宮妓の冬華のお話でした。いやぁ、ほんとに素直じゃない二人ですし、秋遠の堅物さは、ちょっと顔に似合わなさすぎです。しかも何かっていうと、卑猥って・・・。

    あと、冬華が内人を目指すために白夫人に稽古をつけてもらっているシーンが、どうしても「ガラスの仮面」が頭の中に浮かんじゃいました。

    最後の方にやっと、理鷲や桜霞が出てきて、やっと、この話が「三千寵愛在一身」シリーズってことを思い出しました。ここまで全然前作とのつながりが見えなかったので、一瞬忘れそうになってました。

    せっかく内人になった冬華のため、秋遠はいつまでも待つつもりで、理鷲に冬華をも

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    2011年06月06日
  • 三千寵愛在一身 天宮の舞姫

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    前2作の王様の従弟がヒーローか。
    で、宮妓がヒロインね…。

    なんつーか素直じゃない2人だった(笑)
    でも無事にめでたしめでたしでよかったけど。

    どこのシーンだったか、泣きそうになったなぁ…。多分、相思相愛になったあたりだったような気がするけど…。

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    2011年06月04日
  • 三千寵愛在一身 雨降らす花

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    ネタバレ

    三千寵愛在一身の続編ということですが、主人公が変わっていて、前巻の最後で、物語を書くための墨や紙を使い放題したいからと宮中に残った蓮姫と、隣国の公子である星流のお話になっています。

    舞台は峻の国で理鷲も桜霞もいますが、あんまり出てこなくて残念。(それでも出て来たときは、理鷲が桜霞のお尻にしかれっぱなしになっているだけでなく、丞相や礼月にもやられっぱなしになってしまっているのがよく分かりましたけど。)

    今回の二人は、ツンデレでした。特に蓮姫の方は、恋愛は物語の中だけで、現実の恋愛には興味がないと、最初は星流への態度もかなり失礼な態度でしたけど、最後には星流への愛に気付くといった感じでした。

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    2011年02月28日
  • 三千寵愛在一身

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    呪われた王と、輿入れした絶世の美女。
    傾国ぎりぎりのラブラブっぷり?w

    割とすんなり誤解も正されたな~と思ったら
    1冊にするにはびっくりな事件がぎゅぎゅっと。
    しかし場所が場所なだけに、こんな事は
    日替わりメニュー状態で起きるかと。
    最後にはちょっと…な感じもしましたが
    それほど違和感もなかったのでよし、かと。

    いやしかし、己の生活を支えるトップがこれだと考えると
    人物としては微笑ましいし好感は持てますが
    税金を納めていると考えると…。
    ちゃんと仕事してくれていたら、どうでもいいですが。

    ヒロインが我が道を行きすぎですw

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    2011年02月20日
  • 後宮染華伝 黒の罪妃と紫の寵妃

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    人格を認められ、後宮を平穏に維持するために寵姫という態で入内した李紫蓮の後宮バリキャリ(?)ライトノベル物語。
    いかに角を立てずに後宮を回していくか、その手腕がお見事。
    挨拶の言葉や登場人物の名前が、中国・台湾ドラマ「蘭陵王」っぽかったなー。

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    2025年03月06日
  • 廃妃は紅き月夜に舞う 耀帝後宮異史

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    ネタバレ

    恋愛小説なのにスプラッター色が強いシリーズ三作目。

    ヒロイン美凰が元夫と怪異に、生きたまま嬲られ喰われ攻撃され続け、苦痛を感じながら延々蘇生するので痛々しい。
    更に今上とは身分上の甥と叔母の関係に苦悩する。

    元婚約者の現皇帝の叔父(先帝)に恋して嫁いだその日に虐殺され呪われ死ねない躰で殺され続け十年。
    凶后と先帝は崩御したものの、皇太后と皇帝という間柄になってしまった二人に救いはあるのか。
    複雑な事件と環境と立場が今後どう解決されるのか楽しみです。
    多分今回出たあの剣と白遠が鍵かな、と思うけど

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    2024年09月08日
  • 後宮詞華伝 笑わぬ花嫁の筆は謎を語りき

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    主軸のラブコメにミステリーが加わり後宮ならではの泥沼劇が明らかに。
    文体美は美しいけれど後宮で生活する上での生きづらさなどもう少し深みのある内容を期待していた。
    後半に恋愛描写が多いのでラブコメが好きな人にはおすすめ。

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    2024年08月13日