はるおかりののレビュー一覧
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短編集③。
4篇。はるおか作品にハマって既刊分を一気読みして、好きだけれどやや飽きたかなぁ…と思っていた最後に読んだこの短編集。糖度高めの溺愛モノに変わりはありませんが、やや趣向が違って飽きは吹っ飛びました(笑)。少女の頃に政略結婚で嫁いだ幼な妻が年頃になって、(既にオチている事を知らず)夫をその気にさせる為奮闘する1話目、楽しいです。あと女王と王配、化粧師の女性と顧客、職人の幼馴染同士の話、どれもヒロインがとっても頑張っていてヒーローがそれを支えていて、とても素敵なカップル達で面白かったです^^❤
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購入済み
シリーズ3作目。
気の強い宮妓の舞姫(母親が胡人なので金髪碧眼)・冬華と、太子の側近である堅物武官・秋遠の物語。冬華の序盤のやる気の無さと気の強さ・天邪鬼さに少しイラっとする事は多々ありましたが、シリーズ中では一番好きなカップルでした。でも、冬華の師匠である白夫人が作中で1番恰好良かったかな(笑)。冬華がちゃんと改心?して、白夫人の想いに気付けてホント良かったよ…。気になっていた、王サマの跡継ぎ問題も解決していて良かったです。中華後宮の教坊(唐時代がモデルとの事)についてのアレコレも興味深く面白かったです。^^❤
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後宮錦華伝 (お勧めします)
はるおかりの先生の”後宮〇華伝”シリーズの中にあって、とっても面白い小説でした
小説は全巻購入しました。
そのコミック化とあって、とっても面白いし引き込まれていきます
絵も綺麗ですし、是非お勧めします -
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番外編②
これで本当に第一部の最終巻です。表紙は1話目主役な呉彩燕サマ。本編で、夫である仁啓帝・嵐快の彼女への態度が歳を重ねるごとに変化したなと思っていましたが、常に側で支えていたからなんですね。宦官の同期3人組、烈陽(四欲)・石鼠・鈍虚の会合で1つ納得。烈陽の恋愛話は余計かな?と4作目番外編を読んだ時に思ったのですが、物語の展開上彼が緋燕の側を離れる理由が必要だったのかなと。彼が居たら彼女は毒を飲む事無く皇子が誕生し直系が続いて、翠蝶の孫が皇帝に…てな未来は無かったのかな…って曲解ですかね^^
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購入済み
番外編①
これって電子のみなんですね、勿体ない。本編の主役カップルがいちゃいちゃしているだけの短編もありますが(笑)本編の補足的な内容も多いので、紙書籍で購入していた人にも読んで貰いたい内容です。表紙の嬌月がとても綺麗ですが、名妓・向嬌月と宦官・角蛮述の話は、出逢いの頃と幸せ絶頂期の頃の話の2篇。本編でのその後を知っているだけに泣きました(脇カップル人気№1なのが解ります)。後は呉氏と士影、そして透雅の会話も素敵で涙しました(これは本編に入れて欲しかった!でも㌻数とか色々あるのでしょうね…)。
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購入済み
シリーズ10作目【剣】
[第一部完結編]時代は遡り聖楽帝より少し前の時代(シリーズ中によく出てきた聖楽帝の寵姫・憂妃、炭焼きの娘で弟と恋仲だったのに魚釣り中に兄帝に見初められて入宮ってな彼女の人生が気になりますが結末が悲惨なので本編では無理だったかな)。お互いどれだけ相手の顔を見ていなかったの?てな展開でしたが、元気な体育会系の2人が楽しかったです。皇帝・勇烈が荒れに荒れた時に殴り倒して最終的に部屋の後片付けまでさせた皇后・宝鱗が好きです(素直に聞く彼も)。あと、後書きにしか本名が出なかった仙姫様が素敵でした^^❤。
年齢を考えると高校生の恋愛みたいな感じなんですよね(いや、皇帝は中学生に近いかも…。中学生と女子高 -
ネタバレ 購入済み
禁断の花嫁三部作の3作目。
ヒロインがぶっとんだお姫様で面白かったです。同じ相手に49回告白してフラれても諦めず、盛大に妄想して心を潤している様子が…怖い(笑)。やっている事はストーカーに近いので相手が本気で彼女を嫌っていたら怖い以外の何物でもないですが、実は彼の方が先に彼女を見初めているので良いのでしょう。そのヒーローが終盤に『彼女が変態で良かった!』と言うシーンでは爆笑しましたよ…(相思相愛でなによりw)。そして巻末の番外編、2作目カップルの影で出来上がっていた恋人同士の話が良かったです(地味な2人ですが、2作目カップルのヒーローを好きになれなかった私はこっちの2人の物語の方が好みでした^^❤)。
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズもの中の一冊だということですが、分冊でも読めるということでした。
全くの新作だと思っていたので(;^_^A
縁があって施井の身分から後宮の皐貴妃になった李紫蓮。才がある彼女は後宮でうまくやっていたように見えたのだが。
廃妃になった丁黛玉の暗躍や別れた夫の悪だくみの中で、足掻き、もがくことになる。
最近、こういう後宮もの好きです。きちんと中華の身分制度を学んでいないところもあるので、わからないことも多いのですが、こちらは面白かったですね。
後宮ってハーレムでもなんでもなく、役所の一部で、そこを割り切れない女性は生きてはいけない場所だなぁとしみじみ。 -
ネタバレ 購入済み
今回も面白かった!
後宮シリーズにハマっています。
華やかな後宮のあれこれが面白いだけでなく、毎回テーマに沿ったディープな世界が面白いです。時々出てくる美しい挿絵も素晴らしいです。
シリーズの他の本で登場した主役や脇役もさりげなく出てきて、後日談が書かれていたりするので、気になってついつい芋づる式にシリーズ全部買ってしまいます!
今回の主役の巴享王と妃のお話も、はじめはうまくいかなかった夫婦関係が、最後は仲睦まじくなるという流れはいつものとおりです。性格に難有りのイケメン夫が妻に激甘に変貌するところも、もはや安心のお約束といった感じです。笑
しかし、今回テーマの出版もディープな世界で、皇帝の名前の漢字の使 -
ネタバレ 購入済み
禁断の花嫁三部作の1作目。
中華後宮シリーズが好きなので、他も読んでみたいと手に取りました。中華の豪華絢爛な衣装も素敵ですが、煌びやかな西洋のドレスも良いですね。扇言葉とか、楽しかったです。そして身代わり花嫁、中華でもありましたが楽しいです♪。しかし、身代わりを立てた後にもう一度入替えるなんてバレないと思うもんかねぇ?。まぁ、中華の方も今回も実はのっけからバレてるんですけれどね(笑)。あとは、主役カップル(&兄夫婦)の甘々でごまかされた、背景設定のエグさと血生臭さはこの著者さんらしいです。面白いから良いですけれどもね^^;
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購入済み
シリーズ8作目【麗】
5作目から続いていた崇成帝から代替わりした時代の物語ですが、太上皇になっていても遊宵が実権を持っている状態。跡継ぎが、頼りない感じだからでしょうか。現在の豊始帝はおおらかで良いお人柄の皇帝でしたが、腹黒くないと皇帝は務まらないんだろうなと思います。…なので、皇帝の後宮はシリーズで一番荒れています(御子が全滅とか怖すぎる)。主役夫婦は、遊宵の第五皇子(呉氏の養子)と纏足の異国姫。纏足についてのアレコレが興味深かったです。透雅(夫)を一途に恋い慕う露珠(妻)、可愛くて良かったです^^❤
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ネタバレ 購入済み
シリーズ7作目【刷】
前巻で母親に害された第六皇子・秀麒の物語。序盤めっちゃ荒んでます(あたりまえだw)。嫁いできた玉兎の嘘もそんな彼には酷い話。最初はどうなるかと思いましたが(このシリーズの序盤はいつもそうですが)、鬼編集者(妻)と作家(夫)な関係になった辺りから楽しくなってきました。前巻の事件がかなり後を引いていましたが、大事件で族滅までしちゃったので逆恨みが増えても仕方無いかもですね^^;
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シリーズ6作目【樂】
3作目夫婦(氷希×翠蝶)の息子・元炯と、彼に下賜された宮妓・彩媚の物語。彼らの子が皇帝になって、3作目での翠蝶への予言が現実になるのね~と感慨深い1冊。シリーズが進むごと、色んな繋がりが複雑化していくのが楽しいです(メインキャラだけでなく、脇キャラ・モブキャラも結構繋がりがありって面白いです)。前作迄のキャラ達が顔を出すのも嬉しいですが、1作目から半世紀以上…と言うか一世紀近く経っているのでお亡くなりな方もいて寂しくもあります。さて、メイン夫婦ですが、今回は純朴な夫と貧乏性な妻で今迄に無い感じが良かったです^^❤
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中華ファンタジー
お互いになかなか素直になれずにすれ違っていくのがもどかしかったです。
ライトノベルを先に読んでいるのでお話の結末は分かるのですが、絵があるからより一層楽しめます!
続きのきれいな絵を早く見たいです。 -
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シリーズ5作目【幻】
シリーズ5作目にして、初の皇帝その人と妃の物語です(2作目も皇帝と妃の話ではあるけれど皇太子時代の物語なので、やっぱり覚悟やら辛さはちょっと違うかな)。後宮物なのにここまで無かったのは、完璧なハッピーエンドになり辛いからかなと思います。後宮に12人も妃嬪を迎えなければいけない皇帝は気の毒です(この物語には美姫ハーレムを喜ぶヒーローは居ませんからね)。…てなワケで、ヒーローである皇帝は前作で不憫だったけれど終盤で男を上げた遊宵。彼が選んだ寵姫・緋燕が、綺麗だけれど十人並みの容姿ってのがツボでした。賢く強く、内面の美しさが外に滲み出る女性って素敵ですね。彼女の弱い面を酌んだ遊宵も素敵でした。既刊分