はるおかりののレビュー一覧
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ネタバレ面白かった。
後宮に美女三千人とは言うけれど、現代人の自分からは到底受け容れがたい、理解できない環境だ。
そんな中、妻妾と関係を持つことを「義務」としか見なさない皇帝と「男性と拘わらない余生を過ごすつもりでーつまり皇帝とは一切関係を持たないつもりで」入内した妃。そんな二人が出会い、少しずつ距離を縮め、激しく惹かれ合うようになりー。
そのプロセスが物語りのメインになっている。ありがちといえばありがちな展開ではあるが、読んでいて、健気で一生懸命、でも涙もろいヒロイン夕麗を自然と応援したい気持ちになった。
物語のブロローグとエピローグが脇役の宦官の視点で語られているのも良い。 -
Posted by ブクログ
再読
ハッピーエンドには程遠い物語ではあるものの、後宮ならば当然とも思える悲哀に満ちていながら、より良きようにと生き抜いていく人々の強さが胸に迫りました。
シリーズ一期の面々が登場したり、名前が出てきたりも嬉しかったです。
今回のヒロインの特技は染色。
地味だけど自身の役割を理解して立ち回り、皇帝の御世(後宮)を安寧に導いてゆく。
初読時より、奥深さや『後宮』での立ち回りの裏側に想いを馳せることが出来てかなり評価が上がった作品。
ヒロインとヒーローだけの話じゃなくて、複雑な後継問題や後宮維持、宦官の出世と師弟関係と暗躍、そして一つの王朝の隆盛と衰退をシリーズ通して本格的に描かれている。 -
ネタバレ 購入済み
シリーズ第1巻の主人公の恵兆王妃が天寿を全うして亡くなったということが話中で描かれていて、シリーズが長く続いていることを実感しました。番外編についていた短話で、老齢になったこれまでの登場人物が過去を振り返り、穏やかな日々を過ごしている様子が描かれていました。本編で波乱万丈の生活を送っている登場人物も、いつかはこのように穏やかな生活を送ることができるように、と願います。
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Posted by ブクログ
ネタバレ廃妃シリーズ2作目。
離宮に戻り心穏やかに暮らそうとしていた美凰は、
天凱の妃たちが懐妊し6日で黒い石を産んだことで、
後宮に呼び戻される。
天凱は発生した蝗の害を鎮めるため、
地方へ行かなければならず、
代理を務める異母兄の白遠は敵なのか味方なのか、善人なのか悪人なのか…。
母も母の親族という後ろ盾をなくし、
後宮の中だというのに貧しく生きていた白遠の笛の音に気づき、
おばの凶后にとりなしたのは美凰だった。
その美凰に複雑な思いと抱く白遠、と相変わらずどろどろしている。
さらには、
黒い石の正体は、凶后のそばに仕えた双子、
実のところの明器(使い魔)が体を取り戻そうとするものだったが、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ巻数は無いけど前作の続刊
またしても後宮での怪異と地方の蝗害が重なり奔走する皇帝天凱と皇太后美凰
不死の呪いを持つ美凰への加虐的な描写は健在……痛ましく残虐
美凰の腕が切り落とされるわ片足は妖魔に喰い千切られるわのスプラッター
でも生えてくる(不死なので)
刑罰の種類にも詳しくなれる
天凱の義兄も出てきて、動機もありそうに進むので惑わされましたが、やっぱり黒幕はあの人
血筋的には義兄弟、親戚同士の3人だけれど、美凰は先帝に嫁いだため伯母と甥(たち)という関係
また、天凱は既に後宮で妃嬪たちを妻にしているので、純粋な恋愛物語は皆無なのも特徴
全員救われなさが凄い
まだまだ黒幕が滅しない