後宮戯華伝 宿命の太子妃と仮面劇の宴

後宮戯華伝 宿命の太子妃と仮面劇の宴

869円 (税込)

4pt

4.6

絢爛華麗な後宮で、血塗られた陰謀劇の幕が開く。凱王朝を舞台に贈る中華寵愛史伝。栄華を誇る凱帝国では、皇太子・高礼駿の花嫁の位階を定める東宮選妃が行われていた。汪家の当主とお抱え劇団の女優との間に生まれた梨艶は、兄の勧めで礼駿に嫁ぐことに。華やかな皇宮に気後れする梨艶は、家名に傷をつけない程度に目立たず平穏に過ごすことを望んでいたが、ある時、品行方正な青年と思われていた礼駿の隠された素顔を見てしまう。礼駿は幼いころに生母を火事で亡くし、その事故が何者かによる陰謀ではないかと疑っていた。母を殺めた犯人を探し出すと決意した礼駿は、血の気が多く喧嘩っ早い本性を隠し、理想の皇子を演じていたのだ。その場面を梨艶に見られた礼駿は、梨艶を警戒し、彼女の真意を探るように。はからずも接近する二人をめぐって、新たなる事件が忍び寄り……。

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後宮史華伝シリーズ のシリーズ作品

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 後宮染華伝 黒の罪妃と紫の寵妃
    682円 (税込)
    栄華を極める凱帝国に、新たな皇貴妃が誕生した。名は李紫蓮。そのつとめは、偽りの寵妃として後宮を統治すること。職務上の夫でしかない皇帝・高隆青にはかつて深く愛した妃がいた。かの女は大罪を犯して冷宮送りになったが、いまだに天子の心をとらえて離さない。絢爛たる皇宮の奥深くで妃たちの野心と嫉妬が交錯し、寵愛は流転する。すべては後宮が見せる泡沫の夢…。
  • 後宮戯華伝 宿命の太子妃と仮面劇の宴
    869円 (税込)
    絢爛華麗な後宮で、血塗られた陰謀劇の幕が開く。凱王朝を舞台に贈る中華寵愛史伝。栄華を誇る凱帝国では、皇太子・高礼駿の花嫁の位階を定める東宮選妃が行われていた。汪家の当主とお抱え劇団の女優との間に生まれた梨艶は、兄の勧めで礼駿に嫁ぐことに。華やかな皇宮に気後れする梨艶は、家名に傷をつけない程度に目立たず平穏に過ごすことを望んでいたが、ある時、品行方正な青年と思われていた礼駿の隠された素顔を見てしまう。礼駿は幼いころに生母を火事で亡くし、その事故が何者かによる陰謀ではないかと疑っていた。母を殺めた犯人を探し出すと決意した礼駿は、血の気が多く喧嘩っ早い本性を隠し、理想の皇子を演じていたのだ。その場面を梨艶に見られた礼駿は、梨艶を警戒し、彼女の真意を探るように。はからずも接近する二人をめぐって、新たなる事件が忍び寄り……。
  • 後宮茶華伝 仮初めの王妃と邪神の婚礼
    957円 (税込)
    都のはずれの小廟で女道士として暮らす孫月娥は、かつて暴漢から救ってくれた整斗王・高秋霆に密かに恋をしていた。女道士として仕事に追われつつ、茶を喫し茶菓を楽しむ。そんな月娥の慎ましい生活はある日一変する。突然くだされた勅命により、月娥は還俗し宗室に嫁ぐことに。しかもその相手は、月娥が焦がれてやまぬ秋霆その人であった。栄華を極める大凱帝国に、王朝転覆をもくろむ邪教の魔の手が迫るなか、胸を轟かせて想い人に嫁ぐ月娥の運命は? 華麗にして重厚。爛熟期の王朝を舞台に描かれる本格的中華寵愛史劇、第三弾!
  • 後宮史華伝 すべて夢の如し
    847円 (税込)
    後宮――それは、誰もが愛を求め欲に惑う、この世で最も豪華な牢獄。『後宮史華伝』シリーズ本編では語られることのなかった、大凱帝国の後宮に生きる皇族や美姫、宦官たちの秘話が今明かされる。入朝した鬼淵国王太子・凌炎鷲に、宣祐帝の皇后として「再会」した尹白シュは――。(昔日)ある年老いた宦官が語るのは、紹景帝を廃位に追い込んだ「賊龍の案」の真実だった。(日月を双べ懸けて乾坤を照らす)ほか、珠玉の逸話全15編を収録。
  • 後宮彩華伝 復讐の寵姫と皇子たちの謀略戦
    990円 (税込)
    怨憎という絆で結ばれた妓女と皇子。 花婿の策謀に導かれ、花嫁は血塗られた復讐劇を描き出す。 中原に長く栄華を誇る凱(がい)王朝。だがその天下には翳りの色が濃くなりつつあった。邪教集団・怨天教が王朝転覆を目論み起こした「燃灯の変」によって、寵愛する汪(おう)皇后が命を落としてから、嘉明帝(かめいてい)は怨天教を根絶やしにしようと血眼になっていた。特務機関・東廠が暗躍し、邪教徒であると疑いをかけられた無実の人々が次々に処刑されていく。かつて仁君として民に敬われた嘉明帝は苛烈な暴君となって民を虐げ、天下には怨嗟の声が満ちていた。 そんな時代に、ある恋愛事件が世を賑わせる。 嘉明帝の第八皇子・高才堅(こうさいけん)が、妓女・柳碧蘭(りゅうへきらん)と激しい恋に落ち、妃に迎えようとしたのだ。皇族と妓女の結婚は御法度。だが才堅は父帝の許しを得て、碧蘭を身請けし結婚にこぎつける。 しかし、実のところ碧蘭は、才堅を愛してなどいなかった。 彼女の願いはただ一つ、天才絵師と名高かった父を処刑した嘉明帝に復讐すること。皇子に嫁ぐことは、皇宮に入り父の仇を討つための手段でしかなかった。 そして、才堅もまた、愛ではなく復讐のために碧蘭を妃に迎えていた。 才堅は、敬慕していた兄、第四皇子・高文耀(こうぶんよう)が無実の罪で獄死したことから、文耀を疑った父・嘉明帝に復讐心を燃やしていたのだ。 相思相愛の夫婦を装う碧蘭と才堅は、互いの画才と知謀を、共通の敵を倒すために利用し合おうとして――。

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後宮戯華伝 宿命の太子妃と仮面劇の宴 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ずっしりとした作品なのに、展開が多くて飽きずに一気に読み終えました。すっごく面白いです!!
    後宮染華伝のドライな感じとはまたちょっと違って、女ったらしの宦官のキャラクターもよいし、それぞれの恋話がコンパクトに埋め込まれているのもよいし、何より、主人公汪梨艶と皇太子殿下とのやり取りはハラハラきゅんきゅ

    0
    2022年02月09日

    Posted by ブクログ

    今回のテーマは劇でした。
    ちょうど清の時代の中国ドラマを立て続けに見ていたので、(本書は明の時代をベースにしているが、)難しい用語が出てきてもわかるわかるとすんなり読めました。

    冒頭数ページでハッピーエンドになると分かってしまったとはいえ、ラブロマンスよりになりすぎず「復讐」という暗い話もあってテ

    0
    2021年11月02日

    pon

    購入済み

    こちらのシリーズにはまり、以前は何度も読み返していましたが、久々に読んだら誰が誰だかわからなくなってしまっていて。
    もう一度、コバルト文庫の時からのを読み返さねばと思っています。
    内容は今回も、とても面白かったです。

    #胸キュン

    0
    2021年11月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    元々このシリーズはキャラクターたちが薄氷の上で物語を紡いでいるような危うさがある話なんだけど、今回はその傾向が顕著だなと感じた。

    黒幕及びさらにその奥にいた主犯、その動機については意外でゾワっとした…

    それでも最後は、あぁ、良かったと思える着地点が用意されている。例えこの先何があったとしても。

    0
    2022年12月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    後宮シリーズ二期二作目
    明代をモデルに、中華風を余すところなく堪能させてもらえるシリーズ
    今作は読みながら、楽しんで悲しんで懐かしんでと感情が忙しい、壮大な後宮ミステリーでした

    罠と駒とが入り乱れて、黒幕は遠いし、更に真の黒幕に裏切られ、最後まで気の抜けない展開にも大満足

    0
    2022年09月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は後宮の中で演劇をするということで女優の娘が後宮へ。

    この方の作品は私の好みなんですよね。きちんといろいろ調べられているし。

    面白かったです。

    0
    2021年10月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人は誰しも自分が生まれた意味があると思いたい。
    主役になりたいと思うものも多い。
    それが光り輝く存在が目の前にいる後宮ならなおさら。
    だから仮面を被り、自分を演じるのだ。

    黒幕はあんなに暗躍できるほど、存在感も後ろ楯もそんなに強くはなさそうに思えた。
    このシリーズは皇帝や皇太子がヒーロなので善政を

    0
    2022年10月01日

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