【感想・ネタバレ】秘密のチョコレート チョコレート小説アンソロジーのレビュー

あらすじ

憧れだった彼の無理難題に応えようとした少女の一大決心。雪の日助けられた少年が心を込めて作る贈り物。冬休みの宿題と大人の恋愛成就に奮闘する姉弟。新吉原の花魁・玉扇が見つけた本当の愛。秘かに想うショコラティエは姉の恋人……かけがえのない気持ちといつも一緒。チョコレートにまつわる愛と涙と笑顔に満ちた珠玉の短編集。甘くほろ苦い秘密の5粒をどうぞ。 【目次】プラリネ(櫻川さなぎ)/かぐや姫のチョコレート(今野緒雪)/ちょこれいと六区~うちの悪魔で天使な弟が~(我鳥彩子)/花わずらい(はるおかりの)/2/14(岩本薫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

失恋のほろ苦さと新たな恋を予感させる甘さの組み合わせがなんとも言えない『プラリネ』
あまりに理想が高すぎたが故に当たり前の幸せが届かなかったビターな『かぐや姫のチョコレート』
秘めた恋の甘いながらもどこか柑橘の甘酸っぱさも感じられる『ちょこれいと六区』
最後は思わず声を上げてしまいました。悲しさと甘さを混ぜ合わせた『花わずらい』
家族とは、縁とは何かを改めて考えさせてくれたホットチョコを思わせる『2/14』
どれも素晴らしい作品でした。

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2023年04月04日

Posted by ブクログ

アンソロジーは苦手な時も多いのだが、これはすべて楽しく読めた。
いろんな話が読め、いいように思えたのは、チョコレートのせいかも(笑)。

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2019年02月06日

Posted by ブクログ

チョコレートに関する、アンソロジー。

2話目の、チョコレートは手作りで、に
本当にこの台詞言うのがいるのか! と。
現実でやっても、反感以上のものはないですが
本当に作りに行く女の子がすごい。
落ちには笑いましたが。
そいつにやるのは、確実にもったいない!

江戸時代にもチョコあったのか、の驚きもありますが
当時の人達が食べるには、ちょっと濃いような??

甘酸っぱい話ばかりかと思ったら
別方向のものもあって、面白かったです。

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2022年03月11日

Posted by ブクログ

そうか、チョコレートだバレンタインだ、と、お話を恋愛に持っていかなくてもいいのか。という、「2/14」がとても好きでした。
「花わずらい」も良かったです。遊郭ものは好み。
存じ上げない作家さんばかりのアンソロジー、しかもいただきものでしたが、楽しみました。
上質でうっとりするチョコレートが食べたくなります。

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2021年03月10日