水野良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ完結編にふさわしい、まさに王道ファンタジーの締めくくりだった。これまで積み重ねられてきた物語や登場人物たちの歩みが一つに収束していき、読み終えたときの達成感と満足感は格別。派手な展開だけではなく、それぞれの信念がぶつかり合うドラマが丁寧に描かれており、「ロードス島戦記」という壮大な物語を最後まで見届けられて本当に良かったと思えた。
特に印象に残ったのは、パーンとアシュラムの関係性。敵味方でありながら互いを認め合い、敬意を抱く姿は単純な善悪では語れない魅力にあふれていた。ライバルだからこそ生まれる熱さが物語全体を引き締め、二人の存在が作品の格をさらに高めていたように感じる。
王道ファ -
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ネタバレ『ロードスの聖騎士(上)』は主人公がパーンからスパークへと交代し、最初は少し戸惑ったものの、その不安はすぐに期待へと変わった。未熟で失敗も多いスパークだが、そのひたむきさや仲間とともに少しずつ成長していく姿は、かつてパーンを追いかけていた頃のワクワクを思い出させてくれる。まさに王道ファンタジーの醍醐味が詰まった展開だった。
また、新たに登場する仲間たちもそれぞれ個性があり、これからどんな冒険を繰り広げていくのか期待が膨らむ。前シリーズのキャラクターたちが「伝説の英雄」として存在感を放つ一方で、新しい世代が自分たちの物語を紡いでいく構図も実に魅力的。シリーズの新たなスタートとして非常に完成度が -
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ネタバレ『王たちの聖戦』というタイトルに違わず、それぞれの王が信念を懸けて決断し、戦う姿がとても熱かった。単なる善悪の戦いではなく、国を背負う者たちの覚悟や矜持が描かれていて、シリーズのスケールが一段と大きくなったと感じる。
また、これまでの冒険譚とは一味違い、国家同士の駆け引きや戦場全体を俯瞰した展開が増え、ファンタジーでありながら本格的な戦記物としての面白さも存分に味わえた。ロードスという世界そのものが動いていることを実感でき、ページをめくる手が止まらなかった。
そして何より驚かされたのがアシュラムの復活。前巻ではあまりにも呆気ない最期だっただけに、「これで終わりなのか」と寂しく思っていたが、 -
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ネタバレアシュラムの存在感がとにかく圧倒的だった。敵でありながら揺るぎない信念を持ち、自らの理想に向かって突き進む姿は非常に魅力的で、パーンとは異なる英雄像として強く印象に残った。だからこそ、互いの信念が交錯する物語に深みが生まれ、最後まで目が離せなかった。
一方で、パーンの成長もこの巻の大きな見どころだった。仲間との冒険や数々の試練を経て、一人の若者から頼れる騎士へと成長していく姿には胸が熱くなる。力だけではなく、覚悟や責任を背負う主人公へと変わっていく過程が丁寧に描かれていて、自然と応援したくなった。
そして何より、ドラゴンとの激闘や英雄たちの活躍など、王道ファンタジーの魅力がこれでもかと詰め -
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ネタバレ今回はアシュラムの存在感が特に印象的だった。単なる敵役ではなく、自らの信念を貫く姿には不思議な魅力があり、パーンとは異なる立場の主人公のようにも感じられる。敵でありながら思わず応援したくなる人物だと思った。
また、火竜討伐という王道ファンタジーらしい展開も大いに楽しめた。圧倒的な力を持つドラゴンに仲間たちが知恵と勇気で立ち向かう姿は、まさにロードス島戦記らしい熱さがあり、ページをめくる手が止まらなかった。Audibleだけど。
そして何よりうれしかったのは、前巻から時を経て成長した仲間たちの姿を見ることができたこと。経験を積み、それぞれが頼もしさを増している様子に感慨を覚えた。物語のスケー -
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ネタバレ王道ファンタジーの面白さがこれでもかと詰め込まれた一冊だった。
炎の魔神という強大な脅威を前に、仲間たちが力を合わせて立ち向かう展開は非常に熱い。特にパーンの成長が印象的で、未熟な若者だった彼が少しずつ英雄への道を歩んでいく姿に胸が躍った。決して最初から強いわけではなく、悩みながらも前へ進む姿が実に魅力的だ。
また、パーンだけでなく仲間たちもそれぞれに存在感があり、パーティ全体で冒険している感覚が楽しい。ディードリットの活躍や仲間との掛け合いも心地よく、王道ならではの安心感がある。
最近の作品にはないシンプルさがむしろ新鮮で、剣と魔法、友情と冒険というファンタジーの原点を存分に味わえた。 -
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途中がどれほどの試練に満ちていたとしても、最後は大団円になるのだろうと安心して読めるところが、ファンタジー古典の良い所だと思います。
最初にロードス島戦記(6)で登場した時には向こう見ずで無鉄砲な若者だったスパークが、マーモという島を統治する中で、島が抱える闇と同時に自分自身の闇をも自覚し、それを取り除くのではなく、受け入れて共存していく道を選ぶようになる姿に、改めて成長を感じました。
世界的な英雄「ロードスの騎士」パーンが戦場に立つとたちまち戦況が一変し、これまでマーモの人びとが苦心惨憺してきた魔物を一掃していく様子は、ちょっとチート過ぎるかな? という気もしました。ラストシーンにむけて -
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想像以上に敵が強大でびっくりしています。
スパークたちは苦戦を強いられましたが、それまでの遺恨には目をつぶって連合を組み、この世の破壊を目指すカーディス教団に打ち勝った、かと思いましたが大きな間違いでした。
辛くも収めた勝利は教団側の策略で、手薄になった王城を陥落され、奪還に向ったスパークたちでしたが大きな被害を受けます。長年にわたってスパークを支えてきた戦友にも戦死者が出ましたし、許嫁のニースも教団に囚われることになりました。
頼れる仲間を失い、大きくその勢力を減じたスパークたちマーモ公国が、次の最終巻でロードスに平和をどのようにしてもたらすのか、期待したいと思います。 -
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久しぶりにパーンとディードリットが登場してくれたのはうれしい喜びでしたが、想像していたよりも活躍が控えめだったのが少し残念でした。
本作の主人公はパーンではないので致し方ない所ではありますが。
暗黒の島・マーモをめぐる内乱(攻防)はなかなか終息の気配が見えていませんでしたが、ここにきて新生マーモ帝国の衰退が描かれました。いよいよ暗黒教団とマーモ公国の二つの勢力が雌雄を決することになっていくのだろうと思います。とはいえ、これまでマーモ公国側を苦しめてきた新生帝国が、こうもあっさりと失脚してしまうのを見ると、もう少し詰め跡を残してほしかったな、という気もします。 -
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ネタバレ「ふたりのラビリンス」水野良
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