水野良のレビュー一覧

  • ロードス島戦記 誓約の宝冠1

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    かつての大戦から100年後くらいのロードスが舞台。ディードやリーフが生きていますが、ほぼキャラは総入れ替え。とは言え歴史は続いてるし、国は変わらないのですんなり物語には入れました。今作も長くなりそうな感じです。

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    2019年08月21日
  • ロードス島伝説 永遠の帰還者

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    中学・高校の頃、『ロードス島シリーズ』はもう純粋に面白く、RPGの世界を独力で何か形として残したいという願望を理想的に具現化したものとしてワクワクしながら読んでいた。
    しかし大学、そしてつい最近になっては読書遍歴を重ねて目が肥えたせいか、過去の遺産にしがみついて書かれた付録として捉えていた。

    しかし、今回、そういった自分の不明を恥じる。
    一見、竜騎士、魔神、魔法など、典型的なモチーフを取り扱った作品と思われていたこのシリーズは、実は単なるファンタジー物ではなく、作者なりに、濃度はどうあれ、リアリティー、根拠付け、動機付けを持たせようと腐心していることがわかった。
    というのも、この『ロードス島伝説シリーズ』を完成品とすべく、編まれた本作は、短編集というよりも、エピソードの集積と代言してもいいほど、地味な内容なのだ。主人公のナシェル自体、ストイックなものだから、自然に話の色も地味になるのだろう。
    だがその内容に込められた情報、描写は非常に味わい深い。今まで竜騎士が竜を操る事に対してこれほどまで深く理論付けた作品があっただろうか?

    こうして考えてみると今までスカスカだとしか思えなかった文体は、実は極力情報量を切り詰め、冗漫になりがちな贅肉を削ぎ落とした洗練されたものだったのではなかろうか?
    ・・・まだまだ未熟である。平伏。

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    2019年01月27日
  • グランクレスト戦記DO 英雄の系譜

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    グランクレストの外伝。作者があとがきで書いてるとおり、世界観の理解が深まる1冊でした。キャラはたくさんいるシリーズだから外伝は書こうと思えばどこからでも書けるんだろうが、外伝は続けるのかな?

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    2018年09月24日
  • 黒衣の騎士

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    久々の水野良氏の力作。実にアシュラムという男を魅力的に描いている。
    特にアシュラムの苦い頃を描いた「暗黒の覇者」が出色。従来のアシュラムのイメージを180度反転させるストーリーが面白かった。

    が、しかし、本編よりもこういった外伝物の方が面白いというのは、皮肉というよりも大問題だぞ!
    田中芳樹氏の『銀英伝』も本編があれだけ面白いからこそ外伝が引立つのだ。その点を履き違えては困るぞ!

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    2018年09月11日
  • ロードス島伝説4 伝説の英雄

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    ロードスを描く時の水野良氏の筆致は、クリスタニアを描いた時のそれとは全く以って異なる。後者のそれは暗中を模索しているような危なげな様子であるのに対し、前者のそれは、湧き出る物語を紙面へと落としていくようで淀みが無い。

    今回の結末に是非はあろう。密を省き、抄に徹したその物語は読者を満ち足りた気分にさせるとは思えないからだ。
    だからこそ私はこの物語の続きを渇望する。ロードスは今なお息づいている。

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    2018年06月07日
  • ロードス島戦記 ファリスの聖女 電子版(上)

    購入済み

    スマホだと見にくい

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    2018年04月23日
  • グランクレスト戦記 10 始祖皇帝テオ

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    少し駆け足な感じもしましたが、きれいに終わりましたね。これだけキャラが多いと憶えてるのも大変。エピローグに後日談が色々書かれてるけど、正直わからない名前もあった。

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    2018年03月23日
  • 魔法戦士リウイ ファーラムの剣2 呪縛の島の魔法戦士

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    いい感じのクロスオーバー。
    リウイ、ロードス島の冒険です。

    この冒険で、英雄ポイント貯められたかな?

    まあ、リウイたち視点ということもあって、パーンのおもろなさが目立った感じがありますが。
    まあでも、リウイだって、別の視点からみたら、そう見えるかもしれないと思ったりします。
    それに、パーンのおもろなさは、別に欠点ではないからなぁ。

    ロードス島の最大の英雄ナシェルについては語られることはないし、おそらく島統一を果たすのはスパークだと思うのだが、これから先のこの島のことは語られないのかなぁ。

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    2017年12月27日
  • グランクレスト戦記 8 決意の戦場

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    前巻で戦乱に一区切りが打たれ、ここから第2部に突入となる8巻目ですが。

    「連合」と「同盟」と「条約」という三勢力の均衡による安定を目指すとか、なんとまあ三国志めいてきたものですね。
    条約軍は大きな戦いに勝利した勢いがあるからもっと盤石なものだと思っていたのですが、実情はそうではなかったみたいで。オイゲンが戦死した時のように、この巻でも尊い犠牲が出てしまったのが残念でならないですね。好きなキャラだったのですが。

    にしても。アレクシス覚醒には驚かされました。今の今まで無能君主だとばかり思っておりましたのに…。あんまり彼が有能だと、主人公チームの出番とか存在感の問題以前に、あっさりと戦争が終わってしまいそうで不安になりますね。いったいどうなることやら。

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    2017年11月20日
  • グランクレスト戦記 7 ふたつの道

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    ネタバレ

    システィナから大陸に舞台を移して、とうとう因縁の敵であるミルザーとの決戦に挑むことになる7巻目ですが。

    しかしミルザーはアレですね。単騎で戦況を覆すほどの武力もちとか。完全に「一人戦国無双」状態ですか。グランクレストには稀有なキャラクターですよね。

    ただまあ、やはり現実でもそうあるように、ただ一人の武力で「戦場の現実」をどうにかできるわけがなく。戦いの勝敗は始まる前に決しているとはよく言ったもので、戦争とは戦端が開かれる前の段階でどれだけ策をめぐらし準備を積み上げたかできまるのでしょう。

    テオとミルザーの勝敗を決したのは、それぞれについた軍師の力量差であったと考えられますか。

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    2017年11月20日
  • グランクレスト戦記 5 システィナの解放者(上)〈電子特別版〉

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    戦争パートはラシックに任せて、主人公テオが圧政下にある故郷の解放に向かう5巻目ですが。

    いやしかし、ほんとラシックはいい奴だしいいキャラだと思います。グランクレストで一番好きなキャラですね。テオに対する武将忠誠度は100を振り切っているんじゃないでしょうか。モレルのようにいい味出しているキャラが相棒にいるのもポイント高いです。

    故郷解放については、最近流行の主人公無双で解決するのではなく、地道に行動と説得で味方を増やしていくテオのやり方には好感が持てます。戦いは数ですよ兄貴。

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    2017年11月20日
  • グランクレスト戦記 9 決戦の刻

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    状況が煮詰まってきましたね。あと1冊で完結のようですが、ボリューム的には上下巻になるかもしれないですね。

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    2017年11月01日
  • グランクレスト戦記 8 決意の戦場

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    条約盟主となったテオは連合と同盟の和平を誓う。
    決戦の気配が大陸を包む!

    黒太守ミルザーを倒しアルトゥークを奪還したテオは連合と同盟の戦争を止めるべく条約盟主として動き出す。
    だが、大陸北部では連合と同盟の戦いが本格化していく。
    連合を覚醒させるべく、テオがとった選択とは?

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    2017年09月03日
  • グランクレスト戦記 7 ふたつの道

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    故郷システィナを治め新たな理想を追うテオとシルーカ。
    だが、彼らの行く手に大陸最強の剣士、黒衣の太守ミルザーが立ち塞がる。
    王道を行くテオと覇道を進むミルザー。
    相容れぬふたつの道がついに戦場で重なる!

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    2017年09月03日
  • グランクレスト戦記 6 システィナの解放者(下)〈電子特別版〉

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    ロッシー二家の圧政からシスティナを解放するためシルーカはテオに前代未聞の危険な献策をする。
    一方、大陸ではアルトゥーク解放戦が成果を上げていた。
    だがそれは黒衣の太子に逆襲を決意させることとなり――。

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    2017年09月03日
  • グランクレスト戦記 5 システィナの解放者(上)〈電子特別版〉

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    ヴィラールの遺志を継ぎ新陣営“アルトゥーク条約”が連合・同盟から独立。
    一方、テオとシルーカは、故郷をロッシーニ家の圧政から解放すべく“魔境の島”システィナに上陸する。
    大陸は新たな戦乱へと突入する――

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    2017年09月03日
  • グランクレスト戦記 1 虹の魔女シルーカ

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    孤高の天才魔法師・シルーカ、孤独な戦いに身を投じる騎士・テオ。
    ふたりが交わした主従の誓いは、戦乱の大陸に変革の風をもたらす!
    秩序の象徴“皇帝聖印"を求め繰り広げられる一大戦記ファンタジーが始動する!

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    2017年09月03日
  • グランクレスト戦記 1 虹の魔女シルーカ

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    水野良作品として手に取るのはロードス島伝説以来となる戦記物ですね。

    最近はなろう系の新人作家作品を多く読むようになっていたため、こういうベテラン作家の物語を読むのは逆に新鮮な気分になります。読んでいて安心感がありますよね。

    クレストや戦旗など、巷に溢れているファンタジー作品には見られない設定に心踊らされます。
    また、戦記物であるにもかかわらずテンポがよく、サクサク読み進められるのもよかったですね。国獲りSLGチックな面白味のある物語を、ゲームではなく小説で表現してある作品を読むのは久々でした。

    主人公はテオではなくシルーカなのですかね。女性主人公の作品もまた珍しいものですか。
    とはいえ、この二人のみならず、他の魅力あふれる登場人物たちの視点で語られる部分も多く、群像劇といっても差し支えないですかね。

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    2017年06月03日
  • グランクレスト戦記 8 決意の戦場

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    大きな戦いが始まる前の状況整理の巻でした。だいぶ状況が煮詰まってきて、否応もなく大戦になだれ込んでいきそうな感じ。主人公は三つどもえによる和平を目指しているわけですが、そうは簡単に決着はしないんでしょうね。

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    2016年11月26日
  • ソード・ワールド短編集 ただひとたびの奇跡

    ネタバレ

    感想の感想になってしまいますが、ルール覚えてから読んだので、
    ソード・ワールドRPGのルールを知らないと話の細かい所が解らない事があるのかと驚きました。
    知っていても知らなくても面白いという方がいいですよね。
    割と昔の作品だからその辺りが試行錯誤の最中であったのでしょうか?

    ゲームルールでは、精霊魔法はレベルに応じて、その場に精霊がいさえすれば、性別で違いがでる2種類の精霊以外、なんでも使えます。いないと全く使えません。
    同一世界内でも別ゲームの「ロードス島戦記」や「クリスタニア」では、魔法のルールもいくらか違いますが。
    精霊を品物に封じて連れ歩いて(持ち歩いて?)本来はいない場所へ連れていき魔法の使用を可能にする精霊魔法があります。これが「契約」といえば契約かも知れません。

    ドルティ高司祭に関しては、奇跡(神聖魔法)を使えないと思い込んでいた今までの経験も踏まえて、最終的に本人が今後も一切使わないと決断したので、結果的に一度限りの神聖魔法の使用に。この短編によると歴史上では 奇跡の使えない法王 となるらしいですね。
    「魔法戦士リウイ」の最後からすると、大陸中が戦争で大変なのに...?負傷者病人大勢出て、自分が神聖魔法を使いたいと、使うことが可能なだけに悩むでしょうね。
    魔法能力無しの法王なんて、弱そうで馬鹿にされそうで国家的・宗教的に不利益な気がしますが、むしろ世間で魔法使い嫌いが増えたから信者の獲得と安心の為に是非とも即位していただくのでしょうか?人格的には元々優れているのですし。←他の作品の感想混ざりました。この短編執筆当時は大陸の未来をどう想定していたのでしょうか。

    小説なのでルールがどうの言うのはうざったいですが、ルールではこんな感じ?と考えながら読んでいました。
    読んだのが昔の事で覚えが怪しいですが、こんな感じだったと思います。

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    2016年10月14日