Posted by ブクログ
2014年01月15日
実はロードス島戦記を読んだことはありませんでした。
なので新装版が文庫でも出ると知って、これは読まねば! と。
そして読んで「なぜもっと早くに読んでなかった、自分!」となりました。
すごくおもしろかったです。
王道ファンタジーを読んだのは初めてかもしれません。
小学校の頃は名作と呼ばれてい...続きを読むるものを読んでいて。
中学でラノベレーベルと出会ってどっぷり浸かって。
もちろんラノベにだってすてきなファンタジー作品はあるけれど、ロードス島戦記とはちと違う感じですし。
冒険があって、絶対的な敵がいて。
読んでいえ、すごく引き込まれてしまいました。
これで勝てるんだ! って思ったときの安堵感。
そしてその後に起こった悲劇。
読後の「……はあ」という寂寥感。
メインキャラたちは最後まで立っていると思っていたからなあ。
だから余計にショックでした。
それが悪いとかじゃなくて。
決していいことばかりじゃない。
悲しみを背負って生きていくこともあるってこと。
困難を乗り越えていく登場人物たちに心を寄せてしまっていました。
水野良先生の作品は「魔法戦士リウイ」シリーズを読んでいまして。
そのシリーズにロードス島が登場したことがあって。
今こうして新装版を読んでみて、ああ、やっぱりそれぞれにすてきな魅力が詰まっているなあ、と思いました。
第2巻も買わなくちゃ(*´▽`)