魔神戦争から30年、呪われた島ロードスに再び戦火の影が落ちる。武者修行の旅に出たパーンは、エルフのディードリット、魔術師スレインら仲間たちと試練を乗り越えていく。いつしか戦争を操る魔女の存在を知る。日本ファンタジーの金字塔が、25年の時を経て、大幅加筆原稿と新カバーで生まれ変わる! さらに原案の安田均による解説を収録!!
Posted by ブクログ 2014年01月15日
実はロードス島戦記を読んだことはありませんでした。
なので新装版が文庫でも出ると知って、これは読まねば! と。
そして読んで「なぜもっと早くに読んでなかった、自分!」となりました。
すごくおもしろかったです。
王道ファンタジーを読んだのは初めてかもしれません。
小学校の頃は名作と呼ばれてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月17日
現在のライトノベル隆盛の幕を開いた重要作品をやっと読みました。
TRPGが主体というこの作品。今読むと当たり前で驚きの少ない作品に感じるかもしれないけど、トールキン的なファンタジーとそこから影響を受けた日本のさまざまなコンテンツの流れを汲んで出来上がった作品で、その後の世代にとっては当たり前となった...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月03日
風景描写やキャラの行動一つ一つにキャラクターの心理が重ねられており、一緒に旅をしてる様な臨場感が感じられた。
設定等あまり細かく説明されていないけどその分さらさらと読めてしまう。
中立をあえて否定するストーリーテリングは斬新に思えたし、ラストシーンはあるキャラの名前の伏線回収も相まってかなり好きだっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月22日
その昔、ディードリットという魅力あふれるヒロインがいると聞いたことがある。
「あぁロードスね、ロードス」と何となく敬遠して四半世紀……新装版で復活したのを機に一気読み。
読んでみるとこれが王道ファンタジーの金字塔なんだと改めて実感させられます。パーンとその仲間たちの冒険はRPGみたいでワクワク。
ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月02日
名作ロードス島戦記に加筆修正が加えられた新装版。
25年前の作品故古臭さはどうしても否めないんだけど、それが読みづらさには繋がっていないのがすごい。
加筆されたのは、終盤のカシューとベルドの一騎打ちの部分。
カシューの過去を臭わせるようなやり取りで、知っている人にはニヤリとできるかと。
神々が作り...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月02日
新装版が出たので、ものすごく久しぶりに読んだ。
なつかしいなぁこれ初めて読んだの小学生とかじゃなかったかな…と思いながら読んでいて、気付けば自分がスレインどころかカシューより年上になってたことに驚きを隠せなかった。
元がTRPGだけに、イベントごとにレベルアップしていくなあというのが分かりやすい構成...続きを読む
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