水野良のレビュー一覧

  • 魔法戦士リウイ7

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    ジーニの過去の話を絡めてリウイとの関係を(笑)酒場でのリウイとジーニ(笑)ジーニの元恋人の傭兵隊長の陰謀、ジーニの元仲間の近衛騎士の結婚など(笑)


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    2009年10月07日
  • ロードス島戦記 灰色の魔女 ORIGINAL EDITION

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    私がテーブルトークRPGを知るきっかけとなった作品です。最初は、闘うゲームマガジン「コンプティーク」に「リプレイ」という形で連載されていました。「リプレイ」とはゲームを行なったやり取りを、文章として起こしたものです。そのストーリーが小説になったものが、これです。日本のファンタジーの源泉ともいえる作品です。ロードス島戦記、ロードス島伝説、新ロードス島戦記、その他の外伝と続いています。

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    2009年11月15日
  • ロードス島伝説 永遠の帰還者

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    ロードス島南西部に位置するモス公国。そこは小国がひしめき合い、長年に渡って王国間の外交交渉、対立や動乱などが絶えず行なわれていた。
    そのモス最南端の弱小国スカードの王子ナシェルは、国の各地で聞かれる不気味な噂と父王の不在に心を痛めていた。意を決して騎士団とともに調査に向かった南のドワーフの「石の王国」で、奇怪な生き物と戦うドワーフの「鉄の王」フレーベを辛くも救出する。そして意識を回復した「鉄の王」の口から、強大な同盟国「石の王国」の最後と共に、奇怪な生き物が魔神であることを告げられる。モスには対外共闘連合「竜の盟約」があるが、スカードはそれに名を連ねていない。この未曾有の危機に、国の民を守る為

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    2009年10月04日
  • ロードス島伝説 永遠の帰還者

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    完全ナシェルメインなので、愛読しまくってますが。
    本編の序章と終章が一冊にぶっこまれてるので、本編と併せて時間軸を追って読むと分り易いんでしょうけど、個人的には本編全巻読破してから、コレを読んで欲しい本。

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    2009年10月04日
  • ギャラクシーエンジェル 廃太子の帰還

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    お気楽スペースオペラギャラクシーエンジェル本編完全版。(外伝は入っていません)

    富士見ファンタジア文庫で1巻を読んだ後、続きが出ないな〜と思ったら単行本で出されているとはw
    ゲームの小説化とのことですが、ゲームをしていなくても楽しめます。

    軽いのが読みたいときに安心して読める1冊です。

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    2009年10月04日
  • ロードス島伝説5 至高神の聖女

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    「ロードス島伝説」の外伝的話。元々、伝説シリーズは「ナシェル」と言う人物が主人公であったが、この5巻ではその主人公が「フラウス」と言う女性に変わっている。物語的には4巻で一応は終わりとなっているので、あくまでその後の話を補足的に読んでみたいと言う方達向けだろうか。最も「ロードス島戦記」を読んだ人達にとってはその結末もわかっている事であるが…。5年振り(?)ぐらいに、最初で最後のファンタジー小説である「ロードス島」シリーズを久々に読んだので結構おもしろかった&フラウスと言うキャラクターが結構好きだったもので星4つ。

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    2009年10月04日
  • 魔法戦士リウイ ファーラムの剣3 牧歌の国の魔法戦士

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     まず表紙を見て思ったのは、新キャラが某格闘ゲームのナ○ルルかと見間違えました。イラストを描いている横田守さんが以前たしかインタヴューで、「時間が無い仕事が多いから速攻で仕上げる事が多い」と答えていましたが、これもそういった過程で出来たのでしょうか?
     魔精霊アトンと巫女マウラが操る巨人像との戦いが、クライマックスとなっていますが、やはりこの巻の見所は、草原の国ミラルゴ内部での権力闘争でしょう。その中心人物のミラルゴ王は、武断的な人物というより、喰えない人物ですがそれほどいやらしい人物に描かれていないのがいいです。
     しかし、ご都合主義的な事件への絡み方がちょっと気になります。そういう展開で無

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    2009年10月04日
  • 魔法戦士リウイ7

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    ネタバレ

    新たに領主になったオーファンの近衛騎士でジーニの友人バーブ。彼の依頼で領地の視察に同行するリウイたち。辿り着いたのは野盗集団に襲われ燃える村。野盗討伐に向かう一向。そこにはかつてジーニとバーブの傭兵隊長だった男が…。「龍の棲む祠」

    バーブとアンジェラとの結婚式帰り。酒場に寄り語るリウイとジーニ。「酒場にて」

    かつてジーニの村の氷室で眠らせた氷の巨人の復活。助けられた巨人が一向にお礼として、紹介した氷の中で眠る女性。目覚めた彼女は火山を噴火させようとするが…。「世界でもっとも美しきー」

    アイラと魔法のアイテムであるミニチュアの家に入り込んだジーニ、メリッサ、ミレル。そこへゴキブリが侵入し…

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    2025年12月03日
  • 魔法戦士リウイ3

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    ネタバレ

    親の決めた結婚に反発し、マイリーの司祭に「断固戦うべき」と言われた為、家出した少女ミュリエルを助けたリウイ。下手な小細工をしたばからにリウイは彼女と結婚することに…。「女戦士の休日に」

    ジーニの元に助けを求めてやってきたのは、ジーニが追放された部族の少女ルダ。彼女の村が異常気象に見舞われている。「遥な呼び声」

    ジーニを切り付けた少女。その少女を繁華街で助けたリウイはジーニに対する復讐の依頼を承諾してしまう。少女はジーニの傭兵時代、仲間だった男の妹。その男はジーニや仲間を助ける為に自ら犠牲になっていた。「復讐の代理人」

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    2025年11月25日
  • 魔法戦士リウイ2

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    ネタバレ

    異常気象に見舞われたオーファン。リウイの同僚の女性魔術師アイラの元にかつての師匠バナールから手紙が届く。内容は「研究成果のすべてを譲る」。ここ数日の異常気象はバナールの研究が原因と気付いたアイラはリウイに調査を依頼する。そこにかつてリウイたちを騙し監禁したエルフ・セレシアが現れ、仲間になる。

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    2025年11月24日
  • 魔法戦士リウイ1

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    ネタバレ

    英雄王リジャールが納める“剣の王国”オーファンの首都ファン。リジャールの側近カーウェスの養子リウイは3人の女性冒険者に声をかけられる。マイリーの司祭メリッサが彼を「勇者」とする啓示を受けたと言う。戦士ジーニ、盗賊ミレルと共に古代遺跡での
    ゴブリンとの戦闘。折れた杖の修理の為に向かったターシャスの森でエルフに囚われ、ラムリアースから来たメリッサの婚約者との決闘。

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    2025年11月23日
  • ソード・ワールド短編集 レプラコーンの涙

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    「一角獣の乙女」水野良
    ・ジュディス・ケニー
    ラムリアース王国の森林衛士ジュディスは相棒の一角獣アンウェイとパトロール中殺された一角獣を発見。ドルイドのケニーに容疑をかけるが…。

    「レプラコーンの涙」水野良
    ・フレア
    オーファン王国の王城に現れるレプラコーン。レプラコーンを退治するために雇われた精霊使いフレア。

    「契約の代償」下村家恵子
    ・ダイン・リック・ライク・アラミア
    ティルク島に侵攻してきた敵を倒すため、迷宮に封印された魔物と契約を結んだアラミア。魔物に取り憑かれ敵を撃退した後も別の島へ攻め込もうとするアラミアの変貌。アラミアを救うため迷宮に向かうグラスランナーのリック。

    「ジェイ

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    2025年11月18日
  • 新ロードス島戦記3 黒翼の邪竜

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    一難去ってまた一難とはまさにこのことで、暗黒の島マーモを治めるスパークの苦労はとどまるところを知りません。

    不治の病「竜熱」」をもたらす暗黒竜の復活をとめるため、公王自ら戦陣に立って奮闘します。
    攻撃の効かない無敵の暗黒司祭という強敵も現れますが、どんな状況でもあきらめずに解決策を探るスパークの姿には勇気づけられます。

    エンディングではまた新たな問題が出来し、スパークには休まる暇もありませんが、残りの3巻でハッピーエンドを迎えることができることを祈るばかりです。

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    2025年10月21日
  • ロードス島戦記 灰色の魔女 ORIGINAL EDITION

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    読書好きになった原体験の本を再読してみようと思い立ち手に取ったら、まず文字の小ささに衝撃を受けた。老眼が始まってるから、だいぶ遠くに離さないとと読めない。
    あと、懐かしかったけど、やはり大人が楽しめる内容ではなかったな。

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    2025年10月15日
  • 新ロードス島戦記1 闇の森の魔獣 新装版

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    「暗黒の島」マーモの新しき公王となったスパークと、小ニースが中心となる、若い二人の建国奮闘記、という印象です。

    これまで、諸悪の根源のように描かれてきていた不毛の土地で、根強く残る「闇」との共存方法を模索ことで成長してゆくスパークの姿は、かつて冒険での出会いと別れを通して成長していったパーンを彷彿とさせます。
    むしろ、自分の目の届く範囲のことで一喜一憂していたパーンよりも、君主(領主)として民や領地の事を考えながら自身の行動や決定の一つひとつに思い悩むスパークの方が、ずっと大人びているかもしれません。

    かつて暗黒の島を統治していた帝国の復活を目指す勢力との戦いが、このシリーズの軸になるでし

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    2025年09月30日
  • 新ロードス島戦記 序章 炎を継ぐ者 新装版

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    前作「ロードス島戦記」の続編となるシリーズの「序章」と位置付けられている短編集です。

    新シリーズでは、前作の最終巻で主人公をパーンから受け継いだスパークの物語が展開されてゆくようですが、その活躍譚の前提となる主要登場人物の来歴や秘密が明かされているように思います。

    これまでの作品群とこれからの物語をつなぐ架け橋的な存在でしょうか。ストーリーと全く関係がないスピンオフ、というわけではありませんが、変事の前触れは感じられるものの大きな事件が起こるわけではなく、冒険物語としてはやや物足りない印象がありました。

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    2025年09月27日
  • 新装版 ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)

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    シリーズの最終章として、上下巻に分かれていてボリュームがあります。

    これまで主人公として活躍が描かれていたパーンではなく、彼に憧れるフレイムの騎士見習い・スパークという青年が主人公に変わっているからか、シリーズ第1作のときのパーンのように、(精神的にも)未熟な主人公の奮闘、という側面が少し強いでしょうか。

    これまでに度々登場してきたマーモの黒魔術師がラスボスのような立ち位置で描かれていますが、悪の軍勢にパーン達の陣営が押し込まれている戦況をこの後覆すことができるのか、見守っていきたいと思います。

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    2025年06月18日
  • 新装版 ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)

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    ネタバレ

    3作目にして(上下巻なので4巻目ですが)、壮大な冒険譚でした。
    それぞれの目標に向かって旅の仲間がいくつかのパーティに分かれたり、最後の決戦の舞台で終結したり、互いに手に入れることをめざして競っていた宝物が火山の中に消えていったり…と、「指輪物語」のオマージュか? と思われるような場面が多々ありました。
    もっとも、だからといってこの作品が面白くなかったというわけではありませんが、トールキンの「名作」が長く読みつがれてきた意味や、その作品のもつ圧倒的な影響力を見せつけられたような気もします。

    シリーズが始まった時には「正義一直線」の熱血少年だったパーンが今回の冒険を経てまたひとつ大人になったよ

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    2025年04月26日
  • 新装版 ロードス島戦記 3 火竜山の魔竜(上)

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    第1作目で滅ぼされた「魔王」の部下が、その遺志を継ぐように活動を始める、というストーリー構成も決して珍しいものではありませんが、むしろこの作品が先駆けだったのではないか、とすると感慨深いです。

    今のファンタジーで描かれるドラゴンは短い命を持つ人間の愚かさにあきれながらも、意思疎通も可能で往々にして主人公に味方することが多いように思いますが、本作では「魔物」として問答無用で人類に敵対する存在として描かれています。敵役として登場する人間よりもはるかに邪悪で討伐すべき存在として描かれているのは新鮮でした。
    このあたりも「多様性(特に生物多様性)」を認めることが当たり前とされる現代と、30年以上前の

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    2025年04月24日
  • 新ロードス島戦記6 終末の邪教(下)

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    ネタバレ

    (5巻上巻の感想からの続き)
    そして下巻となる最終巻6巻では冒頭からかつての主人公パーンとディードリット、そしてシリーズを読んでいる人ならばよく知っているある老人が出てくる。そこからシリーズの出演者のオンパレードである。
    正に最後の物語に相応しいオールスターキャスト総出演である。これこそやはりシリーズを読み通した者が得られる醍醐味だろう。

    いやあ、堪らないね!
    パーン、ディードリット、スレインらの成長した姿と自分の成長とが重なるのだから。

    さて、私にとってもこのシリーズは長い旅路となり、20年以上親しんだこのシリーズの最終巻を読み終えた今、感慨ひとしおだ。

    しかし、これを機会にシリーズを

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    2025年02月04日