水野良のレビュー一覧
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ヒエンの母であるセラを帝都に送り届ける旅も終えたが童子と呼ぶ新たな強敵が間髪入れずに登場。ヒエンの父クオンの死については読者のほとんどが鵜呑みにはしてなかったと思うが、ずばり再登場はしないがこの童子に明らかにクオンの影があることにヒエンは気づき、父は死んでいないと思うようになる。
さて、この巻の目玉は帝都の神域を守る武使たちの戦いであるはずだが、思ったよりワクワクしなかった。奥義のような派手な技が簡単に登場しすぎると奥深さがないというのはひねくれすぎか。強い者同士が最強の技と技を繰り出した結果、奥義対奥義になったという理屈はわかりやすいが戦いってそれで終わりだと味気ない。 -
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リウイ一行 海に出る。
今回は海の民・バイカルが中心のお話。古の海賊王が残せし財宝を求めての冒険。
目指すヴァンが鍛えし武具の名称は「"蛮勇を与えし"魔剣」インビシブルブレード
表紙絵にも見られるヴァルキリーを封じた魔剣。
今回リウイ一行の聖剣探索はお休み。任務は前巻のラストでも登場したオランの聖剣捜索隊シヴィル一行が受け持ちます。
もともと今回の旅は2手に分かれた探索の結果ですので、当然、使命も手柄も彼女たちパーティのものです。
とは言え劇中で本人も言っていますが、トラブルは向こうからやってきますから、傍観者に徹しようとしても、そうはいきません。
出発を前に荷物の酒樽から毒が発見され、出港が3日も遅れることに。
それだけではありません。
以前から次代を担う予定のリッケや彼の婚約者ルーシアが狙われたりと、どうやら内部に敵がいるような雰囲気・・・
陸のムディール王国も虎視眈々と海の民とその交易路を狙っていますし、リウイ一向が訪れるところは、やっぱり戦乱が待ち受けています。
そんな陸での不安を抱きながら、財宝探索の船は嵐の海へと漕ぎ出します。
嵐を抜けた船を待つのは、打って変って気候穏やかな楽園のような島々。
後に解かることですが、魔法王国時代に王族の避暑地として「創られた」ところ。
加えるなら、ヴァンが鍛えし武具がココにあるのは、ある偶然が重なった結果でした。
リウイたちは無事、聖剣を(そして海賊王の財宝を)見つけることが出来るのか?
そして「ある偶然」とは何を指すのか?
フォーセリアの民がよく聞いた、海賊王の財宝の謎が明かされる1冊です。
ドラゴンマガジン掲載時とは次巻書き下ろしにつながる話の展開上、特にエピローグが修正されています。
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ロードス島南西部に位置するモス公国。そこは小国がひしめき合い、長年に渡って王国間の外交交渉、対立や動乱などが絶えず行なわれていた。
そのモス最南端の弱小国スカードの王子ナシェルは、国の各地で聞かれる不気味な噂と父王の不在に心を痛めていた。意を決して騎士団とともに調査に向かった南のドワーフの「石の王国」で、奇怪な生き物と戦うドワーフの「鉄の王」フレーベを辛くも救出する。そして意識を回復した「鉄の王」の口から、強大な同盟国「石の王国」の最後と共に、奇怪な生き物が魔神であることを告げられる。モスには対外共闘連合「竜の盟約」があるが、スカードはそれに名を連ねていない。この未曾有の危機に、国の民を守る為にナシェルが下した決断とは……。
ナシェル!!
本編には収録されなかった番外編集でもあります。