あらすじ
忌まわしき邪神戦争から一年。“呪われた島”ロードスにもようやく平和が訪れようとしていた。だが、その南に浮かぶマーモ島だけは、未だ邪悪な炎が……。若き騎士スパークはこの闇を払うために、マーモ公王に即位した。だが、彼の前には数多の困難がたちはだかる。内紛の兆し、魔獣の出現、旧帝国残党の暗躍。スパークはこの危機をどう切り抜けるのか? 壮大なスケールで贈る、愛と冒険の物語! 待望の新シリーズ、ここに堂々の開幕。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
マーモ公国の公王となったスパーク。風の部族と炎の部族との対立に頭を悩ませるスパーク。風の部族の騎士アファッド、ウッディンの反乱。単身乗り込み説得するスパーク。妖魔の銀の鉱脈を求めての捜索。ダークエルフの兄弟との出会い。闇の森から現れる魔獣たちに対抗するためアラニアの森に住む魔獣使いエレーナの説得にあたるスパーク。セシルの同行。マーモの人間と自分の笑顔のために同行を承諾するエレーナ。エレーナの活躍により徐々に成果を上げる魔獣狩り。ヒュドラとの戦い。マーモ皇帝ベルドの遺児レイエスを皇帝としてマーモ帝国を復活させようとするヴェイル。
Posted by ブクログ
「暗黒の島」マーモの新しき公王となったスパークと、小ニースが中心となる、若い二人の建国奮闘記、という印象です。
これまで、諸悪の根源のように描かれてきていた不毛の土地で、根強く残る「闇」との共存方法を模索ことで成長してゆくスパークの姿は、かつて冒険での出会いと別れを通して成長していったパーンを彷彿とさせます。
むしろ、自分の目の届く範囲のことで一喜一憂していたパーンよりも、君主(領主)として民や領地の事を考えながら自身の行動や決定の一つひとつに思い悩むスパークの方が、ずっと大人びているかもしれません。
かつて暗黒の島を統治していた帝国の復活を目指す勢力との戦いが、このシリーズの軸になるでしょうか。
スパークも領民も、納得のできる国づくりができることを祈りたいと思います。
Posted by ブクログ
ロードス島戦記、全7巻。
ロードス島伝説、全5巻。
新ロードス島戦記、全6巻。
中学生の頃から読んでるファンタジー。何故か今になっても惰性で読んでます。
Posted by ブクログ
新ロードス島戦記全7巻(序章を含む。そしてまだ最終巻が発売されていないですが・・)
「戦記」で登場していたスパークが主人公。
新しい衝撃というのはさほどありませんが「ロードス」が平和を迎えることが出来るのかどうか、どういう決着が付くのか。一読者としては気になるところ。