【感想・ネタバレ】新ロードス島戦記3 黒翼の邪竜のレビュー

あらすじ

突然、マーモ公国を襲う不治の病“竜熱(ドラゴンフィーバー)”。それは、赤毛の少年の皇帝レイエスを戴く、新生マーモ帝国が張りめぐらせた狡猾な罠だった。公国を揺さぶる竜熱の恐怖。公王スパークは、竜を追って来島したリザードマンとともに、帝国の力の源たる邪竜ナースを見つけだそうとするが……そこには帝国最強の戦士が待ち受けていたのだ! 暗黒の島マーモを舞台に、熱い希望と昏きたくらみが激しく交錯する、ファンタジー巨編、激動の第3巻。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

次から次へと不幸が押し寄せてくる(笑)、スパークくんのロードス島です。
今回も、これでもかというように、不幸が押し寄せてきます。そして、一難去ったと思ったら……。

でも、歴代の主人公のうちで、1番人にめぐまれてもいるかも……。

まあでも、そうしないと、灰色の人がいない今、あんまり安定するとロードス島自体が滅びかねないですからねぇ。

この人がいつの日か、ロードスの統一王になると思っていたのですが、そうでも、ないのかなぁ。

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2014年05月30日

Posted by ブクログ

一難去ってまた一難とはまさにこのことで、暗黒の島マーモを治めるスパークの苦労はとどまるところを知りません。

不治の病「竜熱」」をもたらす暗黒竜の復活をとめるため、公王自ら戦陣に立って奮闘します。
攻撃の効かない無敵の暗黒司祭という強敵も現れますが、どんな状況でもあきらめずに解決策を探るスパークの姿には勇気づけられます。

エンディングではまた新たな問題が出来し、スパークには休まる暇もありませんが、残りの3巻でハッピーエンドを迎えることができることを祈るばかりです。

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2025年10月21日

Posted by ブクログ

新しいキャラは元より懐かしい面々が頻出してさながら同窓会めいている。つまり、物語の骨格がしっかりしているということだ。当初から設定されていた竜熱を効果的に活用し、マーモ公王スパークの試練と仕上げているのは評価に値する。

結局、このシリーズに関してはほとんど完成されていて実はこの新しいシリーズは作者のロードスから離れがたい名残を満たすものでしかないのだろう。
とはいえ、その筆力は当時のそれよりも衰える事なく、寧ろ文章は洗練されてきている。最後までとことん付き合ってあげよう。

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2025年02月04日

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