水野良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中学生の時から読み続けているシリーズのものすごく久し振りの最新刊♪
もうたまらない!
すごぉ〜く面白い!
相変わらず水野良さんの人間描写は素晴らしい♪
なので物語に深みがでて引き込まれる。
過去からのつながりが感慨深い。
ディードリットのとあるセリフでとある昔のシーンを思い出されてなんか涙が出た。
感無量。
あぁ、早く続きが読みたい!
そしてこのシリーズが終わったら(まだまだしばらく終わらないと思うし簡単に終わって欲しくもないけど)次はクリスタニアシリーズの新作も書いて欲しいなぁ、なんて事も思ってしまいました。
あと、今回一つだけ残念なのはイラストがちょっと僕好みではない、 -
Posted by ブクログ
まさか続編が出るとは思いもよらず。去年のスレイヤーズに続いて驚いています。
てっきり、スパークとニースのお話で終幕したと思っていました。
物語の舞台は、その時代から100年後。ロードス島の各王国が長く続けてきた平和。それが新たなフレイム王の即位によって、平和が脅かされる事態となったところから始まります。
呪われた島の異名を持つロードス。彼の地に恒久の平和が訪れることはやはりあり得ないのか?という思いですが、そもそも100年続いた平和というのも、過去に大賢者ウォートが用意したマジックアイテムに因るもの。各国が平和維持のために刻苦勉励してきたわけではないのです。
その平和が長続きせず、いずれこう -
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Posted by ブクログ
第2巻を読破。
前回の事件から2年が経過。
パーンはディートリットとともにロードス島中を旅していて。
彼が捜しているのは、前回のラストで姿を消してしまった仲間――ウッド・チャック。
彼はカーラの魂が入った飾りを持って行ってしまったため、第1巻の黒幕だったカーラはどこかで生きている。
カーラは世界のバランスを保つため、いろいろ画策しては戦争や争いの火種を仕込んで。
そしてなによりパーンの仲間・ドワーフのギムを殺した存在。
でも作中でパーンがウッド・チャックの時間について触れていて、あ、そういう考え方もあるのか……と目から鱗。
パーンはカーラの情報を得るために、いつくもの戦場を渡り -
Posted by ブクログ
実はロードス島戦記を読んだことはありませんでした。
なので新装版が文庫でも出ると知って、これは読まねば! と。
そして読んで「なぜもっと早くに読んでなかった、自分!」となりました。
すごくおもしろかったです。
王道ファンタジーを読んだのは初めてかもしれません。
小学校の頃は名作と呼ばれているものを読んでいて。
中学でラノベレーベルと出会ってどっぷり浸かって。
もちろんラノベにだってすてきなファンタジー作品はあるけれど、ロードス島戦記とはちと違う感じですし。
冒険があって、絶対的な敵がいて。
読んでいえ、すごく引き込まれてしまいました。
これで勝てるんだ! って思ったときの安 -
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Posted by ブクログ
ネタバレマーモ公国の公王となったスパーク。風の部族と炎の部族との対立に頭を悩ませるスパーク。風の部族の騎士アファッド、ウッディンの反乱。単身乗り込み説得するスパーク。妖魔の銀の鉱脈を求めての捜索。ダークエルフの兄弟との出会い。闇の森から現れる魔獣たちに対抗するためアラニアの森に住む魔獣使いエレーナの説得にあたるスパーク。セシルの同行。マーモの人間と自分の笑顔のために同行を承諾するエレーナ。エレーナの活躍により徐々に成果を上げる魔獣狩り。ヒュドラとの戦い。マーモ皇帝ベルドの遺児レイエスを皇帝としてマーモ帝国を復活させようとするヴェイル。
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Posted by ブクログ
ネタバレ『炎を継ぐ者』
炎の部族ダレスの死後、族長となったナルディア。邪教と手を組んだことで窮地に陥っていた炎の部族。邪教の神官戦士団を追放することを決めたナルディア。ナルディアの従兄弟スパークを誘拐した神官エズード。砂走りの巣に馬に乗せられ放たれたスパークの救出。
『魔獣の森』
ナダールの村へ説得に向かった帰り道に森に迷い込んだセシル。森で出会った魔獣を支配する謎の少女エレーナとの出会い。魔獣を操る術を会得した導師グージェルミンの娘エレーナ。グージェルミンの弟子ランディス。マーモのために魔獣を支配しようとするランディス。解放された魔獣。
『暗黒の島の領主』
太守シャダムが留守中に発見されたウィン -
Posted by ブクログ
ネタバレ長かった・・・作者もあとがきで語っているが、読者にとっても長かった作品でした。でも完結してよかった。すこし心残りなのは、英雄達と呼ばれていた者たちの最後がねぇ・・・もうすこし詳しく描写してほしかったな、剣姫の最後とか、案外誰かをかばって深手を負うが、それでも最後まで踊りながら剣を繰り出していたとか、まぁ妄想はふくれるわけで
最後の決戦のときの冒険者の中に昔ソードワールドで遊んでいたキャラクターがいたら、どんな活躍してたかな?それとも迷惑かけてたりして^^
ともあれ、完結おめでとうございます。
水野さん、おつかれさまでしたと言いたいですね。 -
Posted by ブクログ
ファンタジー小説の名作。ライトノベルの先駆けとなった作品と言えるけれども、メディアミックスされた展開や、そもそもが『ソードワールド』というTRPGの世界観を踏襲した小説として、この作品が切り開いた地平はかなり大きいと思う。
私が注目したいのは、巻頭の登場人物の紹介がイラスト付きで書かれているということ。この工夫によって、「ファンタジー」という当時は一般的ではなかったジャンルについて、ある程度のイメージが描ける作りになっている。たぶん、これはTRPGの方法論から導入されて、そこから一般化した方法だと思う。今はそこからもう一歩進んで、象徴的なシーンを描くという方法に変わっているけれど。
物語的